JPH0561726A - 故障検出装置 - Google Patents

故障検出装置

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JPH0561726A
JPH0561726A JP3040445A JP4044591A JPH0561726A JP H0561726 A JPH0561726 A JP H0561726A JP 3040445 A JP3040445 A JP 3040445A JP 4044591 A JP4044591 A JP 4044591A JP H0561726 A JPH0561726 A JP H0561726A
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JP
Japan
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cpu
signal
controller
clock signal
operation mode
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Pending
Application number
JP3040445A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tono
安広 遠野
Seiji Hirano
誠治 平野
Tomomi Izumi
知示 和泉
Harunori Tanida
晴紀 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH0561726A publication Critical patent/JPH0561726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレーションモードとスタンバイモードと
の2モードの切換が可能なCPUを備えたコントローラ
のための故障検出装置において、オペレーションモード
のCPUについては故障検出を行い、しかもスタンバイ
モードのCPUについて故障誤判定を行わないようにす
る。 【構成】 CPU11は、オペレーションモードではク
ロック信号15を出力するだけでなく正常作動中である
ことを示すようにクリア信号16を周期的に出力する一
方、スタンバイモードではクロック信号15及びクリア
信号16の出力をいずれも停止する。カウンタ21は、
クロック信号15を計数し、該計数の値がクリア信号1
6によってクリアされることなく変化して所定値を越え
た場合にかぎりワンショットマルチバイブレータ22を
通してCPU11に対してリセット信号24を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムを実行する
コントローラの暴走等の故障を検出するための故障検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−70948号公報に示され
るように、コントローラの暴走等の故障検出には従来ウ
ォッチドグタイマが用いられてきた。コントローラ中に
おいてプログラムを実行するCPUは、正常状態ではウ
ォッチドグタイマに対して信号を周期的に出力する。ウ
ォッチドグタイマは、この信号がCPUから来なくなっ
たときに、CPUの暴走が発生したと判断して該CPU
にリセットをかけるのである。
【0003】さて、例えば自動車の分野では最近のエレ
クトロニクス化にともなってエンジン制御(EGI)、
四輪操舵制御(4WS)、アンチロックブレーキ制御
(ABS)等の各種制御のために多数のCPUが使用さ
れるようになっているため、特にイグニッション・オフ
状態での低消費電力化を図るためにオペレーションモー
ドとスタンバイモードとの2モードの切換が可能なCP
Uが使用されるようになってきている。この種のCPU
は、オペレーションモードでは従来どおりプログラムを
実行するが、スタンバイモードでは、プログラムの実行
を停止するのでオペレーションモードに比べて消費電力
が小さくなる。イグニッション・オン状態ではCPUを
オペレーションモードにして該CPUに制御用のプログ
ラムを実行させるが、イグニッション・オフ状態ではC
PUをスタンバイモードにすることによって該CPUに
無駄な電力を消費させないようにするのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記2モードの切換が
可能なCPUを備えたコントローラの故障検出に上記従
来のウォッチドグタイマを使用した場合は、CPUのス
タンバイモード時にウォッチドグタイマが誤ってCPU
にリセットをかけてしまう問題があった。ウォッチドグ
タイマ側ではCPUが故障して暴走が始まったために正
常作動中であることを示す周期的な信号が来なくなった
のか、あるいはCPUがスタンバイモードに入ったため
に該信号が来なくなったのかが区別できないからであ
る。
【0005】本発明の目的は、オペレーションモードと
スタンバイモードとの2モードの切換が可能なCPUを
備えたコントローラのための故障検出装置において、オ
ペレーションモードでは従来どおりコントローラの故障
検出を行うと同時に、スタンバイモードではコントロー
ラに故障が発生したとの誤判定を行わないようにするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、コントローラが作動するオペ
レーションモードにかぎって該コントローラの故障を検
出するようにしたものである。具体的には、オペレーシ
ョンモードとスタンバイモードとの2モードの切換が可
能であって、しかもオペレーションモードではクロック
信号を出力するだけでなく正常作動中であることを示す
ようにクリア信号を周期的に出力する一方、スタンバイ
モードではクロック信号及びクリア信号の出力をいずれ
も停止するコントローラと、クロック信号を計数し、該
計数の値がクリア信号によってクリアされることなく変
化して所定値を越えた場合にかぎりコントローラに対し
てリセット信号を出力する計数手段とを備えた構成を採
用したものである。
【0007】
【作用】上記本発明の解決手段によれば、コントローラ
は、スタンバイモードではクリア信号だけでなくクロッ
ク信号をも出力しない。一方、計数手段は、コントロー
ラからのクロック信号の入力がないために計数動作が停
止しているから、計数値が所定値を越えることはない。
したがって、計数手段がスタンバイモードのコントロー
ラに対してリセット信号を出力することはない。つま
り、スタンバイモードのコントローラは、クリア信号を
出力しないけれどもリセットされることがない。
【0008】オペレーションモードのコントローラは、
正常である間はクロック信号を出力するだけでなくクリ
ア信号を周期的に出力する。一方、計数手段はコントロ
ーラからのクロック信号を計数する。該計数の値は、所
定値を越える前にコントローラからのクリア信号によっ
てクリアされる。計数値がクリアされた計数手段はクロ
ック信号の計数を再開するが、所定値を越える前に再び
コントローラからのクリア信号によってクリアされる。
したがって、コントローラが正常である間は計数手段が
コントローラに対してリセット信号を出力することはな
い。つまり、正常なコントローラは、オペレーションモ
ードにおいてクリア信号を周期的に出力することによっ
てリセットを免れるのである。
【0009】一方、コントローラに故障が発生すると、
オペレーションモードにおける上記クリア信号の周期的
出力がなくなる。したがって、計数手段でのクロック信
号の計数値は、クリア信号によってクリアされることな
く変化し、この結果所定値を越えてしまう。計数値がこ
のようにして所定値を越えると、計数手段からコントロ
ーラに対してリセット信号が出力される。つまり、コン
トローラに故障が発生すると、該故障が計数手段によっ
て検出され、さらに該計数手段によってコントローラに
リセットがかけられるのである。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の故障検出装置の実施例を示
すブロック図である。同図に示すように、コントローラ
10はCPU11を有する。このCPU11は、オペレ
ーションモードとスタンバイモードとの2モードの切換
が可能なCPUであって、オペレーションモードではプ
ログラムを実行するが、スタンバイモードでは、プログ
ラムの実行を停止するのでオペレーションモードに比べ
て消費電力が小さくなるものである。CPU11には水
晶発振子12及びコンデンサ13,14からなる発振回
路が結合されており、この回路の発振に基いてオペレー
ションモードでクロック信号CK15を出力する。オペ
レーションモードでは、さらにプログラム実行中に正常
作動中であることを示すようにクリア信号CLR16を
周期的に出力する。ただし、スタンバイモードではクロ
ック信号CK15及びクリア信号CLR16の出力をい
ずれも停止する。
【0011】一方、計数手段20は、カウンタ21とワ
ンショットマルチバイブレータ22とを備える。カウン
タ21は、クロック信号CK15をカウントし、かつク
リア信号CLR16の入力によってカウント値(計数
値)がクリアされるものであって、該カウント値がクリ
ア信号CLR16によってクリアされることなく変化し
て所定値を越えた場合にかぎりワンショットマルチバイ
ブレータ22に対してオーバーフロー信号RST23を
与える。ワンショットマルチバイブレータ22は、オー
バーフロー信号RST23を受けたときに一定パルス幅
のリセット信号24をCPU11に与えるものである。
【0012】図2は、カウンタ21からみた上記実施例
に係る故障検出装置の動作を示すフローチャート図であ
る。まず、同図に基いて動作の概要を説明する。ステッ
プS1では、クリア信号CLR16の入力があるかどう
かを調べる。クリア信号CLR16の入力がない場合
は、ステップS2においてクロック信号CK15を受け
てカウント値Nをインクリメントする。ステップS3で
は、カウント値Nが所定値Noより大きくなったかどう
かを調べる。カウント値Nが所定値Noより大きくなっ
た場合はステップS4でオーバーフロー信号RST23
をワンショットマルチバイブレータ22に対して出力す
るが、カウント値Nが所定値Noより大きくなっていな
い場合はオーバーフロー信号RST23の出力を行わな
い。また、ステップS1においてクリア信号CLR16
の入力が確認されたときには、ステップS5においてカ
ウント値Nが0にクリアされる。
【0013】上記のとおりオペレーションモードのCP
U11は、正常である間はクロック信号CK15を出力
するだけでなくクリア信号CLR16を周期的に出力す
る。一方、カウンタ21はCPU11からのクロック信
号CK15をステップS2においてカウントする。ただ
し、カウント値Nは、所定値Noを越える前にステップ
S5においてCPU11からのクリア信号CLR16に
よって0にクリアされる。クリアされたカウンタ21は
クロック信号CK15のカウントを再開するが、所定値
Noを越える前に再びステップS5においてCPU11
からのクリア信号CLR16によってクリアされる。し
たがって、CPU11が正常である間はカウンタ21が
オーバーフロー信号RST23を出力することはなく、
ワンショットマルチバイブレータ22がCPU11に対
してリセット信号24を出力することもない。つまり、
クリア信号CLR16を周期的に出力する正常なCPU
11は、オペレーションモードでリセットされないので
ある。
【0014】一方、CPU11が故障してプログラム実
行中に暴走が発生すると、オペレーションモードにおけ
るクリア信号CLR16の周期的出力がなくなる。した
がって、カウンタ21でのクロック信号CK15のカウ
ント値Nは、クリア信号CLR16によってクリアされ
ることなくステップS2で次々にインクリメントされ、
この結果所定値Noを越えてしまう。カウント値Nがこ
のようにして所定値Noを越えると、ステップS4でカ
ウンタ21からオーバーフロー信号RST23が出力さ
れ、これを受けてワンショットマルチバイブレータ22
がCPU11に対してリセット信号24を出力する。つ
まり、CPU11に故障が発生すると、該故障がカウン
タ21によって検出され、さらに該カウンタ21によっ
てワンショットマルチバイブレータ22を通してCPU
11にリセットがかけられるのである。
【0015】以上のオペレーションモードの動作に対し
てスタンバイモードでは、CPU11はクリア信号CL
R16だけでなくクロック信号CK15をも出力しな
い。一方、CPU11からのクロック信号CK15の入
力がないためにカウンタ21はカウント動作が停止して
おり、カウント値Nが変化しない。つまり、該カウント
値Nが所定値Noを越えることはなく、ワンショットマ
ルチバイブレータ22に対してカウンタ21がオーバー
フロー信号RST23を出力することもない。したがっ
て、ワンショットマルチバイブレータ22がスタンバイ
モードのCPU11に対してリセット信号24を出力す
ることもない。つまり、スタンバイモードのCPU11
は、クリア信号CLR16を出力しないけれどもリセッ
トされることがないのである。
【0016】さて、以上に説明した本実施例に係る故障
検出装置を自動車に適用する場合には、イグニッション
・オン状態ではCPU11をオペレーションモードにし
て該CPU11にプログラムを実行させ、しかも計数手
段20によって従来どおりCPU11の故障検出を行う
ことができる。また、イグニッション・オフ状態では、
CPU11をスタンバイモードにして該CPU11に無
駄な電力を消費させないようにすることができるだけで
なく、該CPU11に故障が発生したとの誤判定が行わ
れないようにすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、クロック信号を計数して得た値がクリア信号によっ
てクリアされることなく変化して所定値を越えた場合に
かぎりコントローラに対してリセット信号を出力する計
数手段を採用し、該コントローラにオペレーションモー
ドにかぎりクロック信号と正常作動中であることを示す
周期的なクリア信号とを出力させる構成を採用したの
で、コントローラが作動するオペレーションモードでは
該コントローラの故障検出が行われると同時に、コント
ローラが作動しないスタンバイモードではコントローラ
に故障が発生したとの誤判定が行われないようになる。
つまり、本発明によれば、スタンバイモードと故障検出
機能との両立が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の故障検出装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1の故障検出装置の動作を示すフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
10…コントローラ 11…CPU 12…水晶発振子 15…クロック信号(CK) 16…クリア信号(CLR) 20…計数手段 21…カウンタ 22…ワンショットマルチバイブレータ 23…オーバーフロー信号(RST) 24…リセット信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷田 晴紀 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーションモードとスタンバイモー
    ドとの2モードの切換が可能であって、前記オペレーシ
    ョンモードではクロック信号を出力するだけでなく正常
    作動中であることを示すようにクリア信号を周期的に出
    力する一方、前記スタンバイモードでは前記クロック信
    号及び前記クリア信号の出力をいずれも停止するコント
    ローラと、前記クロック信号を計数し、該計数の値が前
    記クリア信号によってクリアされることなく変化して所
    定値を越えた場合にかぎり前記コントローラに対してリ
    セット信号を出力する計数手段とを備えたことを特徴と
    する故障検出装置。
JP3040445A 1991-03-07 1991-03-07 故障検出装置 Pending JPH0561726A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3040445A JPH0561726A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 故障検出装置

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JP3040445A JPH0561726A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 故障検出装置

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ID=12580847

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JP3040445A Pending JPH0561726A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 故障検出装置

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JP (1) JPH0561726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025206A1 (fr) * 1996-12-02 1998-06-11 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Dispositif de controle pour ordinateur
WO1998025207A1 (fr) * 1996-12-02 1998-06-11 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Dispositif de controle pour ordinateur

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US6385733B1 (en) 1996-12-02 2002-05-07 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika Denki-Seisakusho Computer monitor device
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