JPH056130Y2 - - Google Patents

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JPH056130Y2
JPH056130Y2 JP12681486U JP12681486U JPH056130Y2 JP H056130 Y2 JPH056130 Y2 JP H056130Y2 JP 12681486 U JP12681486 U JP 12681486U JP 12681486 U JP12681486 U JP 12681486U JP H056130 Y2 JPH056130 Y2 JP H056130Y2
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thermal head
thermal
platen roller
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time
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は消費電力の増加を抑えてサーマルヘツ
ドのセツト操作時間の短縮を行う多色転写型感熱
記録装置におけるサーマルヘツドの開閉制御装置
に関する。
〔従来の技術〕 多色転写型感熱記録装置として、例えば、カラ
ー数に応じた複数のサーマルヘツドを有し、カラ
ー信号に応じて各サーマルヘツドを所定のタイミ
ングで駆動し、記録紙をシリアルに通過させるこ
とによつてカラー記録を行うものがある。
この記録装置において、サーマルヘツドはリン
ク機構を介して直流モーターによつて枢軸回転さ
せられるスウイング部に支持されており、印字状
態ではスウイング部をラツチ部にラツチさせるこ
とによりサーマルヘツドとプラテンローラとの間
に圧接部(以下、「ニツプ」という)を形成し、
インクドナーフイルム交換時には、ラツチを外し
た後スウイング部をニツプを解除する方向に回転
させてサーマルヘツドをプラテンローラからリリ
ースし、サーマルヘツドとプラテンローラの間に
所定の間隔を形成してインクドナーフイルムの挿
入および通過ができるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の多色転写型感熱記録装置によれ
ば、各カラー、例えば、イエロー、マゼンタ、シ
アン、黒のインクドナーフイルムを交換するとき
各サーマルヘツドに同時にセツト運動を与えると
それぞれの直流モータが同時に駆動されるため、
消費電力が増加して電源容量を大きくしなければ
ならないという不都合が生じ、これを避けるため
にそれぞれの直流モータを時間的にシアリルに駆
動して各サーマルヘツドに順々にセツト運動を与
えると、操作時間が大になるという不都合があ
る。
〔問題点を解決しようとする手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、消
費電力の増加を抑えてサーマルヘツドのセツト操
作時間の短縮を図るため、サーマルヘツドのセツ
ト操作の終了近くの時間においてサーマルヘツド
がプラテンローラに接触して負荷が増加する時間
だけタイミングをずらして各サーマルヘツドのセ
ツト操作を行うようにした多色転写型感熱記録装
置におけるサーマルヘツドの開閉制御装置を提供
するものである。
以下、本考案による多色転写型感熱記録装置に
おけるサーマルヘツドの開閉制御装置を詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図より第3図は本考案の一実施例を示す。
第1図は多色転写型感熱記録装置を示し、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、および黒の印字部Y,
M,C,BKを有する。イエローの印字部Yはイ
エローのインクドナーフイルム1を提供する供給
ロール2およびそれを巻き取る巻き取りローラ3
と、イエローの印字信号に応じて駆動されるサー
マルヘツド4と、サーマルヘツド4との間に印字
用のニツプを形成し、モータ5によつて駆動され
るプラテンローラ6と、インクドナーフイルム1
をガイドするアイドラローラ7,8を有する。マ
ゼンタ、シアンおよび黒の印字部M,C,BK
インクドナーフイルムのカラーが相違するだけ
で、同じ構成を有するので説明を省略する。
以上の構成において、記録紙9が提供される
と、各サーマルヘツドY,M,C,BKの印字部
において各カラーに応じた印字を受けて排出トレ
イ10に排出される。
第2図イ,ロは以上述べた印字部を示し、メイ
ンフレーム11に直流モータ12とプラテンロー
ラ6の軸が支持され、直流モータ12にギヤ13
を介してメインフレーム11に支持された駆動軸
14が接続されている。駆動軸14にはリンク機
構15の一端が接続され、その他端がスウイング
部Sを構成するサブフレーム16の底面に接続さ
れている。スウイング部Sにはメインフレーム1
1に支持されたヘツド回転軸17に枢軸的に固定
されたサーマルヘツド4(放熱フイン4aを有す
る)と、アイドローラ7,8が設けられている。
サブフレーム16とサーマルヘツド4の間にはば
ね18が設けられてサーマルヘツド4を上方に引
つ張つており、サブフレーム16には開放時にサ
ーマルヘツド4が上方に行き過ぎるのを防ぐスト
ツパー19と、後述するラツチ手段とラツチする
ラツチピン20が設けられている。ラツチ手段は
ソレノイド21のオンによつて軸22を中心にし
て反時計方向に回転するラツチ部材23を有し、
ラツチ部材23はソレノイド21がオフになると
ばね24によつて時計方向に回転するように付勢
されている。
第3図は直流電圧24Vの電源回路30によつて
モータを駆動する駆動回路を示し、イエロー、マ
ゼンタ、シアンおよび黒の印字部Y,M,C,
BKにそれぞれ設けられるモータ12Y,12M
12C,12K(前述のモータ12に対応するもの
で電源回路30に並列に接続されている)と、モ
ータ12Y,12M,12C、12Kに直列に挿入さ
れたスイツチ31Y,31M,31C,31Kと、ス
イツチ31Y,31M,31C,31Kのオン・オフ
を制御する制御部32を有する。電源回路30は
スイツチ30a,30bを有し、実線と点線の位
置をとつて極性の異なる電圧を出力する。
以上の構成において、サーマルヘツド4の開閉
操作を説明する。制御部31に開放(リリース)
指令が入力すると、ソレノイド21が作動してラ
ツチ部材23を反時計方向(第2図イ)に引張つ
てラツチ部材19とラツチピン20の係合を解
く。次に、電源回路30のスイツチ30a,30
bに実線の位置を取らせ、スイツチ31Y,31
,31C,31Kをオンしてモータ12Y、12M
12C,12Kを駆動する(第2図イにおいて反時
計方向の回転駆動)。この駆動によつて駆動軸1
4が時計方向(第2図イ)に回転してリンク機構
15が収縮運動をしてスウイング部Sを回転軸1
7を中心にして反時計方向に回転させ、所定の角
度だけ回転したときスイツチ31Y,31M,31
,31Kをオフにしてモータ12Y,12M,12
,12Kを停止させる。これによつてサーマルヘ
ツド4がプラテンローラ6からリリースされ、イ
ンクドナーフイルムの交換を可能にする。このと
き、サーマルヘツド4はばね18によつて上方に
付勢されるが、ストツパー19によつて係止させ
られる。
一方、制御部32にセツト指令が入力すると、
電源回路30のスイツチ30a,30bに点線の
位置を取らせ、時間t1(第4図)においてスイツ
チ31Yをオンしてモータ12Yを時計方向(第2
図イ)に駆動する。この駆動によつて駆動軸14
が反時計方向(第2図イに回転してリンク機構1
5を伸張させ、スウイング部Sを回転軸17を中
心にして時計方向に回転させる。スウイング部S
はサーマルヘツド4がプラテンローラ4に接触す
るまでは軽い負荷で回転する。即ち、第5図に示
すように、負荷は50g・cm程度であり、駆動電流
は0.2A程度である。時間t2(t1より0.2秒後)にお
いて、スイツチ31Mをオンしてモータ12Mを駆
動し、更に、時間t3およびt4(それぞれ0.2秒後)
において、スイツチ31C、スイツチ31Kをオン
してモータ12C,12Kを駆動する。このとき、
印字部Yのサーマルヘツド4は回転軸17を中心
にて時計方向(第2図イの回転を行つており、プ
ラテンローラ8に接触した後(時間t1より約2秒
後)、所定のニツプ圧になるまでばね18に抗し
てその運動を継続する。このため、第5図に示す
ように、負荷が200g・cmまで増加し、駆動電流
も0.8A程度に増加する。時間t5(時間t1より2.2秒
後)において所定のニツプを形成して印字部Yの
サーマルヘツド4のセツト操作が終了する。この
とき、印字部Mのモータ軸12Mの負荷が増加し、
時間t6においてセツト操作が終了する。他の印字
部C,BKについても、同じように第4図に示す
タイミングに基ついてセツト操作が終了する。そ
れぞれのセツト操作の終了は制御部32のモータ
12Y,12M,12C,12Kのオフによつて行わ
れる。
以上の実施例から明らかなように、サーマルヘ
ツドの操作時間t1〜t8は、2.2+0.2×3=2.8秒で
あり、駆動電流の最大値は、0.8+0.2×3=1.4A
である。
これに対して、印字部Y,M,C,BKのサー
マルヘツド4を時間的にシリアルにセツトする
と、負荷電流は0.8Aに抑えることができるが、
2.2×4=8.8秒のセツト時間を要することにな
り、4つのサーマルヘツド4を同時にセツトする
と、セツト時間は2.2秒で済むが、0.8×4=3.2A
の負荷電流を要することになる。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案の多色転写型感熱記
録装置におけるサーマルヘツド開閉制御装置によ
れば、サーマルヘツドのセツト操作の終了近くの
時間においてサーマルヘツドがプラテンローラに
接触して負荷が増加する時間のタイミングだけず
らして各サーマルヘツドのセツト操作を行うよう
にしたため、消費電力の増加を抑えてサーマルヘ
ツドのセツト操作時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図より第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は多色転写型感熱記録装置を示す説明図、
第2図イ,ロは印字部の正面図および側面図、第
3図はモータの駆動回路を示す説明図。第4図は
本考案の一実施例を示すタイミングチヤート図。
第5図はモータの負荷変化を示す説明図。 符号の説明、4……サーマルヘツド、6……プ
ラテンローラ、12……モータ、14……駆動
軸、15……リンク機構、17……サーマルヘツ
ド回転軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カラー数に応じた複数のサーマルヘツドを有し
    た多色転写型感熱記録装置において、 プラテンローラからリリースする開放運動、お
    よびプラテンローラに対向させて印字用圧接部を
    形成するセツト運動をそれぞれ前記サーマルヘツ
    ドに与える駆動手段と、 前記サーマルヘツドの前記セツト運動の終了近
    くにおいて前記駆動手段の負荷が増加している時
    間だけタイミングをずらして前記駆動手段を駆動
    して前記複数のサーマルヘツドに順次前記セツト
    運動を行わせる制御手段を備えたことを特徴とす
    る多色転写型感熱記録装置におけるサーマルヘツ
    ドの開閉制御装置。
JP12681486U 1986-08-20 1986-08-20 Expired - Lifetime JPH056130Y2 (ja)

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JP12681486U JPH056130Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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JP12681486U JPH056130Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6333954U JPS6333954U (ja) 1988-03-04
JPH056130Y2 true JPH056130Y2 (ja) 1993-02-17

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ID=31020979

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