JPH0561146B2 - - Google Patents

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JPH0561146B2
JPH0561146B2 JP60270455A JP27045585A JPH0561146B2 JP H0561146 B2 JPH0561146 B2 JP H0561146B2 JP 60270455 A JP60270455 A JP 60270455A JP 27045585 A JP27045585 A JP 27045585A JP H0561146 B2 JPH0561146 B2 JP H0561146B2
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JP
Japan
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reaction pressure
reaction
booster
pressure relief
main
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Application number
JP60270455A
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English (en)
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JPS62131870A (ja
Inventor
Fujio Momyama
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP60270455A priority Critical patent/JPS62131870A/ja
Priority to US06/935,304 priority patent/US4796714A/en
Publication of JPS62131870A publication Critical patent/JPS62131870A/ja
Publication of JPH0561146B2 publication Critical patent/JPH0561146B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/09Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by means for actuating valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、速度および負荷感応型になるとこ
ろの大型車両に使用されるパワー・ステアリング
に関する。
背景技術 この種の大型車両、すなわち、操舵軸軸重が特
別に大きな車両では、パワー・ステアリングは、
油圧ポンプおよびパワー・シリンダを大型にな
し、その車両の停止時における据切り能力および
その車両の極低速走行時に要求される操舵力を確
保してきている。
しかし、その反面、その油圧ポンプを駆動する
エンジンの負荷が極めて大きくなり、その油圧ポ
ンプによる大きな供給能力を必要としない高速走
行時にも、そのエンジンに大きな負荷が加わり、
燃料消費率が低下する傾向にあつた。
発明の目的・課題 この発明の目的・課題は、油圧ポンプの大型化
やパワー・シリンダにおけるピストンの受圧面積
を大きくすることを抑え、エンジン発生動力の無
駄な消費を抑制し、エンジンの燃料消費率を向上
させ、停車時における据切り操舵力を軽くし、か
つ、走行時、速度および負荷に応じて操舵力を適
宜に変化させ、操舵による疲労を軽減するところ
の大型車両に使用されるパワー・ステアリングの
提供にある。
目的・課題に係る構成上の発明の概要: 請求する発明の内容 上記の目的・課題に関連して、この発明の大型
車両に使用されるパワー・ステアリングは、車軸
の両端に揺動可能に連結された一対の車輪軸を操
舵する主ブースタと、その主ブースタの操舵力を
補う補助ブースタと、油圧ポンプと、その油圧ポ
ンプにその主ブースタを接続する主油圧配管と、
その主油圧配管から分岐され、その油圧ポンプに
その補助ブースタを接続する補助油圧配管と、バ
ルブ・ボア、および所定の位置において、そのバ
ルブ・ボアに開口されたポンプ・ポート、一対の
パワー・シリンダ・ポート、一対のタンク・ポー
ト、リアクシヨン圧供給ポート、およびリアクシ
ヨン圧逃しポートを備えるバルブ・ボデイ、その
バルブ・ボデイのバルブ・ボアに往復摺動可能に
配置され、かつ、内側に形成されたリアクシヨ
ン・チヤンバ、そのリアクシヨン・チヤンバの両
端に形成された一対のピストン・ボア、そのリア
クシヨン・チヤンバにそのリアクシヨン圧供給ポ
ートを連絡するリアクシヨン圧供給側連通ポー
ト、およびそのリアクシヨン・チヤンバにそのリ
アクシヨン圧逃しポートを連絡するリアクシヨン
圧逃し側連通ポートを備える中空スプールと、そ
の中空スプールを貫通し、そのスプールをそのバ
ルブ・ボア内に往復動させるように、そのスプー
ルの両端に配置され、そのスプールを固定的に連
結する一対のスプール・ストツパを備えたスプー
ル・シヤフト、そのスプール・シヤフトの動きに
応じて、そのスプール・ストツパで駆動されるよ
うに、その一対のピストン・ボアおよびスプー
ル・シヤフトに往復摺動可能に嵌め合わせられる
一対のリアクシヨン・ピストン、そのバルブ・ボ
アのボア端に向かうそのリアクシヨン・ピストン
の動きを規制する一対のリアクシヨン・ピスト
ン・ストツパ、およびそれらリアクシヨン・ピス
トン間に配置されるリアクシヨン・スプリングよ
りなり、かつ、その油圧ポンプにその主ブースタ
および補助ブースタを接続する主油圧配管に配置
されるコントロール・バルブと、そのコントロー
ル・バルブのリアクシヨン圧供給ポートにその油
圧ポンプの吐出し側を接続するリアクシヨン圧供
給通路と、そのリアクシヨン圧供給通路に配置さ
れるリアクシヨン圧供給側可変絞りと、そのコン
トロール・バルブのリアクシヨン圧逃しポートに
その油圧ポンプの吸込み側を接続するリアクシヨ
ン圧逃し通路と、そのリアクシヨン圧逃し通路に
配置されるリアクシヨン圧逃し側可変絞りと、車
速センサからの信号に応じてそのリアクシヨン圧
供給側およびリアクシヨン圧逃し側可変絞りを開
閉するコントローラと、その補助油圧配管に配置
され、その主ブースタの油圧に応じて、切換え動
作されるロード・センシング・バルブとを含んで
構成し、車速に応じて、そのコントローラにその
可変絞りを開閉させ、油圧反力のためにそのコン
トロール・バルブに流れる圧油の流量を制御し、
また、その主ブースタの油圧に応じてそのロー
ド・センシング・バルブでその主ブースタによる
操舵力にその補助ブースタの操舵力を補わせ、速
度感応型および負荷感応型特性を備えるものであ
る。
具体例の説明 以下、この発明に係る大型車両に使用されるパ
ワー・ステアリングの望ましい具体例について、
図面を参照して説明する。
第1ないし4図は、前二軸型トラツク130に
適用されたこの発明の大型車両に使用されるパワ
ー・ステアリングの具体例10を示している。
このパワー・ステアリング10は、その前二軸
型トラツク130において、最前車軸(図示せ
ず)および前後車軸(図示せず)の両端に対応し
て振動可能に連結され、互いに連動して舵角が変
えられる一対の最前車輪軸132および一対の前
後車輪軸133を操舵している。
そのパワー・ステアリング10は、その最前車
輪軸132を操舵する主ブースタ11と、その主
ブースタ11の操舵力を補うように、その前後車
輪軸133側に連結された補助ブースタ12と、
油圧ポンプ13と、その油圧ポンプ13にその主
ブースタ11を接続する主油圧配管14,15
と、その主油圧配管14,15から分岐され、そ
の油圧ポンプ13にその補助ブースタ12を接続
する補助油圧配管16,17と、その主油圧配管
14,15に配置され、操舵入力に応じて制御さ
れ、すなわち、ステアリング・ホイール74でバ
ルブ操作され、その油圧ポンプ13からその主お
よび補助ブースタ11,12に供給される圧油の
流れを切り換え、また、その圧油の流量を変える
コントロール・バルブ18と、そのコントロー
ル・バルブ18のためのリアクシヨン圧供給通路
19と、そのリアクシヨン圧供給通路19に配置
されたリアクシヨン圧供給側可変絞り20と、そ
のコントロール・バルブ18のためのリアクシヨ
ン圧逃し通路21と、そのリアクシヨン圧逃し通
路21に配置されたリアクシヨン圧逃し側可変絞
り22と、車速に応じてそのリアクシヨン圧供給
側およびリアクシヨン圧逃し側可変絞り20,2
2を開閉するコントローラ23と、その補助油圧
配管16,17に配置され、その主ブースタ11
の油圧に応じて切換え動作されるロード・センシ
ング・バルブ24とを含んで構成され、そのトラ
ツク130が停車されたり、また、低速で走行さ
れたり、さらには、負荷が所定の値以上になる
と、そのロード・センシング・バルブ24が開か
れ、その補助ブースタ12をその主ブースタ11
に連動させ、その主ブースタ11の操舵力をその
補助ブースタ12に補わせ、操舵力を軽くし、ま
た、そのトラツク130が上述以外の条件下で走
行する際には、そのロード・センシング・バルブ
24が閉じられ、その補助ブースタ12をその主
ブースタ11から切り離し、その補助ブースタ1
2に供給された圧油をオイル・リザーバ25に逃
し、その主ブースタ11に連動されたその補助ブ
ースタ12を解き、その主ブースタ11のみを駆
動し、操舵力を重くしている。
その主ブースタ11は、油圧シリンダで、シリ
ンダ30と、そのシリンダ30内に往復摺動可能
に嵌め合わせられそのシリンダ30内をシリンダ
室33,34に区画するピストン31と、一端を
そのピストン31に固定し、他端側をシリンダ3
0から出し入れ可能にして、その他端をシヤシ1
31にピボツト連結したピストン・ロツド32と
より構成され、そのシリンダ30のボデイにその
コントロール・バルブ18を内蔵した構造に製作
されている。
その主ブースタ11は、また、その最前車輪軸
132のためのアイドル・アーム117にそのシ
リンダ30をピボツト連結し、また、前後車輪軸
133のためのアイドル・アーム119にリレ
ー・ロツド121を介して連結されている。
勿論、その前方のアイドル・アーム117は、
上端にそのシリンダ131に回転可能に連結し、
また、下端をドラツク・リンク118に回転可能
に連結し、しかも、その前方のドラツク・リンク
118が最前車輪軸132を最前車軸に回転可能
に連結するナツクル(図示せず)のナツクル・ア
ーム(図示せず)に回転可能に連結されているの
で、その主ブースタ11によつて、その前方のア
イドル・アーム117は、その上端のピボツト連
結箇所を支点として、そのシヤシ131に対して
そのトラツク130の前後方向に回転され、その
最前車輪軸132、すなわち、その最前車輪軸1
32に回転可能に支持された最前車輪134の舵
角を変える。
その最前車輪軸132を備え、そして、それを
その最前車軸に回転可能に連結したそのナツクル
は、勿論、既存の前二軸型トラツクに使用される
ナツクルと同様で、ナツクル・アームおよびタ
イ・ロツド・アーム(図示せず)を備えた略L字
状に構成され、その最前車輪の両端にキング・ピ
ン(図示せず)を介してそれぞれ回転可能に連結
されている。
また、その最前車軸の両端に回転可能に連結さ
れた一対のナツクルのタイ・ロツド・アーム間に
は、タイ・ロツド(図示せず)が回転可能に連結
されている。
他方、その後方のアイドル・アーム119は、
上端をそのシヤシ131に回転可能に連結し、ま
た、下端をドラツク・リンク120に回転可能に
連結し、しかも、その後方のドラツク・リンク1
20がその前方のアイドル・アーム117の場合
と同様に前後車輪軸133を前後車軸に回転可能
に連結するナツクル(図示せず)のナツクル・ア
ーム(図示せず)に回転可能に連結されているの
で、その前方のアイドル・アーム117およびリ
レー・ロツド121を介して、その主ブースタ1
1によつて、その後方のアイドル・アーム119
は、その上端のピボツト連結箇所を支点として、
そのシヤシ131に対してそのトラツク130の
前後方向に回転され、その前後車輪軸133、す
なわち、その前後車輪軸133に回転可能に支持
された前後車輪135の舵角を変える。
そのナツクルはまた、前述の最前車輪軸132
のためのナツクルと同様に、ナツクル・アームお
よびタイ・ロツド・アーム(図示せず)を備えた
略L字状に構成され、その前後車軸の両端にキン
グ・ピン(図示せず)を介してそれぞれ回転可能
に連結されている。
また、その前後車軸の両端に回転可能に連結さ
れた一対のナツクルのタイ・ロツド・アーム間に
は、タイ・ロツド(図示せず)が回転可能に連結
されている。
従つて、その主ブースタ11が駆動され、その
前方および後方のアイドル・アーム117,11
9がそのリレー・ロツド121で連動れて、その
前方および後方のドラツク・リンク118,12
0を介して、そのシヤシ131に対して前後方向
に揺動されるならば、その前方および後方のナツ
クルが対応する最前車軸および前後車軸のキン
グ・ピンのまわりに回転させられ、その最前車輪
軸132、および前後車輪軸133、すなわち、
最前車輪134、および前後車輪135が同期的
に操舵される。
その補助ブースタ12は、その主ブースタ11
による操舵力を補うように、その前後車軸の前後
車輪軸133側に連結され、そのロード・センシ
ング・バルブ24の動作に伴つて、そのコントロ
ール・バルブ18を経由してその油圧ポンプ13
から送られる油圧で駆動され、その主ブースタ1
1に連動するように構成されている。
その補助ブースタ12は、その主ブースタ11
と同様の油圧シリンダで、シリンダ37と、その
シリンダ37内に往復摺動可能に嵌め合わせられ
そのシリンダ37内をシリンダ室40,41に区
画するピストン38と、一端をそのピストン38
に固定し、他端側をそのシリンダ37から出し入
れ可能にしたピストン・ロツド39とより構成さ
れ、そのシリンダ37をそのアイドル・アーム1
19に、そのピストン・ロツド39の他端をその
シヤシ131にそれぞれピボツト連結している。
従つて、その補助ブースタ12が駆動され、そ
の後方のアイドル・アーム119が後方のドラツ
ク・リンク120を介して、そのシヤシ131に
対して前後方向に揺動されるならば、ナツクルが
前後車軸のキング・ピンのまわりに回転させら
れ、その前後車輪軸133、すなわち、前後車輪
135が操舵される。勿論、その際には、その補
助ブースタ12の操舵力は、そのリレー・ロツド
121を介してその前方のアイドル・アーム11
7に伝達され、そのアイドル・アーム117をそ
の前方のドラツク・リンク118を介して、その
シヤシ131に対して前後方向に揺動させ、その
前方のナツクルをその最前車軸のキング・ピンの
まわりに回転させ、その最前車輪軸132、すな
わち、最前車輪134を操舵する。
そのようにして、その補助ブースタ12はその
主ブースタ11の操舵力を同期的に補う。
その油圧ポンプ13は、そのトラツク130に
搭載されたエンジン(図示せず)で駆動され、そ
の主および補助ブースタ11,12を駆動するた
めの油圧を発生するもので、その油圧ポンプ13
は、既存のオイル・ポンプの供給能力がブースタ
の出力に基づいて設定されるように、供給能力が
その主ブースタ11のみの出力に基づいて設定さ
れている。勿論、その油圧ポンプ13は、既存の
パワー・ステアリングに使用される油圧ポンプと
実質的に同一の製造に製作されているので、それ
の構成の説明は省略する。
その主油圧配管14,15は、その主ブースタ
11、油圧ポンプ13、コントロール・、バルブ
18およびオイル・リザーバ25を主油圧回路に
接続するもので、その主油圧配管14は、供給側
油圧配管であつて、その主油圧配管14の一部分
をなす連通路44,45でその主ブースタ11に
接続されたそのコントロール・バルブ18にその
油圧ポンプ13を接続し、また、その油圧ポンプ
13にそのオイル・リザーバ25を接続して、そ
の油圧ポンプ13から送られ、そして、そのコン
トロール・バルブ18で流量制御された圧油をそ
の主ブースタ11に供給可能にしている。
他方、その主油圧配管15は、戻り側油圧配管
であつて、そのコントロール・バルブ18にその
オイル・リザーバ25を接続し、その主ブースタ
11からそのオイル・リザーバ25に圧油を戻す
に加えて、途中にそのロード・センシング・、バ
ルブ24を配置し、その補助ブースタ12の圧油
をそのオイル・リザーバ25に戻し得るようにし
ている。
その補助油圧配管16,17は、その主油圧配
管14,15から分岐され、その主ブースタ11
にその補助ブースタ12を補助油圧回路に接続す
るもので、その主ブースタ11にその補助ブース
タ12を同期させるところの左折および右折油圧
配管である。
その補助油圧配管16,17は、その主油圧配
管14,15であるところの連通路44,45か
ら分岐され、その油圧ポンプ13にその補助ブー
スタ12を接続し、その油圧ポンプ13から送り
出され、そして、そのコントロール・バルブ18
で方向および流量が制御された油圧をその補助ブ
ースタ12に供給し、その補助ブースタ12をそ
の主ブースタ11に同期的に駆動可能にし、ま
た、その補助ブースタ12からそのオイル・リザ
ーバ25に圧油を戻す。
そのコントロール・バルブ18は、油圧反力型
のスプール・バルブ構造に製作されその主ブース
タ11のシリンダ30のボデイに組み込まれ、ス
テアリング・ホイール74でバルブ操作されるよ
うに構成されている。勿論、そのコントロール・
バルブ18は、その主油圧回路において、その主
ブースタ11にその油圧ポンプ13およびオイ
ル・リザーバ25を接続するその主油圧配管1
4,15および連通路44,45に配置され、そ
の油圧ポンプ13から送られる圧油を方向制御
し、その主ブースタ11に供給し、また、その主
ブースタ11で作業した圧油を方向制御し、その
油圧ポンプ13の吸込み側であるそのオイル・リ
ザーバ25にその圧油を戻し、さらに、その油圧
ポンプ13から送られる圧油をその補助ブースタ
12に供給する。
そのコントロール・バルブ18は、第2図から
理解されるように、バルブ・ボデイ46と、中空
のスプール47と、スプール・シヤフト48と、
一対のリアクシヨン・ピストン49,50と、一
対のリアクシヨン・ピストン・ストツパ51,5
2と、リアクシヨン・スプリング53とを含んで
構成されている。
そのバルブ・ボデイ46は、バルブ・ボア54
が形成されて、その主ブースタ11のシリンダ3
0のボデイに組み込まれ、そして、所定の位置に
おいて、そのバルブ・ボア54に開口されたポン
プ・ポート55、一対のシリンダ・ポート56,
57、一対のタンク・ポート58,59、リアク
シヨン圧供給ポート60、およびリアクシヨン圧
逃しポート61を備えている。
それらポンプ・ポート55、シリンダ・ポート
56,57、タンク・ポート58,59、リアク
シヨン圧供給ポート60およびリアクシヨン圧逃
しポート61は、また、そのバルブ・ボア54の
内周面における開口をリング溝にそれぞれ形成し
ている。
また、このコトロール・バルブ18では、その
油圧ポンプ13から送られる圧油をその主ブース
タ11のシリンダ室33,34および補助ブース
タ12のシリンダ室40,41に供給するため
に、そのポンプ・ポート55がその主油圧配管1
4でその油圧ポンプ13の吐出し口に接続され、
そして、そのシリンダ・ポート56,57がその
連通路44,45でその主ブースタ11のオイ
ル・ポート35,36に、その連通路44,45
から分岐された補助油圧配管16,17でその補
助ブースタ12のオイル・ポート42,43にそ
れぞれ接続され、さらに、そのタンク・ポート5
8,59がその主油圧配管15でそのオイル・リ
ザーバ25に接続されている。
さらに、このコントロール・バルブ18では、
油圧反力を調整するために、そのリアクシヨン圧
供給ポート60が、そのリアクシヨン圧供給通路
19でその主油圧配管14に接続され、そして、
そのリアクシヨン圧逃しポート61が、そのリア
クシヨン圧逃し通路21でその主油圧配管15に
接続されている。勿論、そのリアクシヨン圧供給
通路19は、その油圧ポンプ13の吐出し口側に
おいて、その主油圧配管14に接続され、また、
そのリアクシヨン圧逃し通路21はそのオイル・
リザーバ25側において、その主油圧配管15に
接続されている。
その中空のスプール47は、そのバルブ・ボデ
イ46に形成されたバルブ・ボア54に往復摺動
可能に配置され、内側をリアクシヨン・チヤンバ
62にしている。
また、その中空スプール47は、内周面を半径
方向に広げるようにして、そのリアクシヨン・チ
ヤンバ62の両端にピストン・ボア63,64を
それぞれ形成し、そのバルブ・ボデイ54に形成
されたポンプ・ポート55およびタンク・ポート
58,59をそのシリンダ・ポート56,57に
切り換え接続するスプール油室を形成するリング
溝65,66を外周面に備えている。
さらに、その中空スプール47は、そのリアク
シヨン圧供給ポート60にそのリアクシヨン・チ
ヤンバ62を接続するリアクシヨン圧供給側連通
ポート67、およびそのリアクシヨン圧逃しポー
ト61にそのリアクシヨン・チヤンバ62を接続
するリアクシヨン圧逃し側連通ポート68を備え
ている。
そのスプール・シヤフト48、一端側をその中
空スプール47内に貫通させ、そのスプール47
をそのバルブ・ボア54内に往復摺動させるよう
に、そのスプール47の両端に位置され、そのス
プール47を固定する一対のスプール・ストツパ
69,70を備え、また、他端をインプツト・シ
ヤフト80に結合している。
さらに、そのスプール47の固定構造について
詳述するならば、そのスプール・シヤフト48
は、それらスプール・ストツパ69,70間に位
置されるように、そのスプール・シヤフト48の
一端側に嵌め合わせられたスリーブ状スペーサ7
1と、そのスプール・シヤフト48の一端にねじ
結合されたナツト72とによつて、そのスプー
ル・シヤフト48の一端側に固定される一対のス
プール・ストツパ69,70にそのスプール47
を挟み付け、そのスプール47を固定する。
そのスプール・ストツパ69,70は、プレー
ト状に形成されたもので、互いに所定の間隔を置
いて、所定の位置に2個の小穴73をストツパ面
に開口させている。
そのリアクシヨン・ピストン49,50は、そ
のピストン・ボア63,64およびスプール・シ
ヤフト48上のそのスペーサ71に往復摺動可能
に嵌め合わせられ、その中空スプール47の内側
に形成されたリアクシヨン・チヤンバ62を閉じ
ている。
そのリアクシヨン・ピストン・ストツパ51,
52は、そのバルブ・ボア54の両内側端面にそ
れぞれ突出された2個のピンからなり、それらピ
ン51,52は、そのスプール・ストツパ69,
70の小穴73を貫通し、対応するリアクシヨ
ン・ピストン49,50の先端を突き当て、その
バルブ・ボア54の内側端面方向へのそれらリア
クシヨン・ピストン49,50の動きを規制し、
そのスプール・シヤフト48の動きに伴ない、そ
のリアクシヨン・スプリング53に協働されて、
それらリアクシヨン・ピストン49,50にポン
ピング動作を与え、そのリアクシヨン・チヤンバ
62に満された油を圧縮し、そのスプール・シヤ
フト48に感じられる油圧反力に変化を与える。
そのリアクシヨン・スプリング53は、そのリ
アクシヨン・ピストン49,50間において、そ
のスプール・シヤフト48上のそのスペーサ71
のまわりに配置され、そのリアクシヨン・ピスト
ン49,50にポンピング動作を付与し、また、
バルブのためのニユートラル・スプリングとして
機能している。
このコントロール・バルブ18は、そのステア
リング・ホイール74でバルブ操作されるため
に、そのステアリング・ホイール74を取り付け
たステアリング・シヤフト75、そのステアリン
グ・シヤフト75に連結されたステアリング・ギ
ア・ボツクス76、そのステアリング・ギア・ボ
ツクス76のセクタ・シヤフト77に固定された
ピツトマン・アーム78、およびそのピツトマ
ン・アーム78をそのインプツト・シヤフト80
に連結するコンペンセーテイング・ロツド79に
よつて、そのステアリング・ホイール74にその
スプール・シヤフト48を連結し、そのステアリ
ング・ホイール74の動きがそのスプール・シヤ
フト48に伝達可能にされ、そのステアリング・
ホイール74による操舵入力でその中空スプール
47がそのバルブ・ボア54内に往復摺動される
ようにしている。
そのリアクシヨン圧供給通路19は、そのコン
トロール・バルブ18のバルブ・ボデイ46に形
成され、その油圧ポンプ13の吐出し側における
その主油圧配管14に一端を、そのコントロー
ル・バルブ18のリアクシヨン圧供給ポート60
に他端をそれぞれ接続し、その油圧ポンプ13か
吐き出された油圧をそのコントロール・バルブ1
8のリアクシヨン・チヤンバ62に供給可能にし
ている。勿論、そのリアクシヨン圧供給通路19
は、配管で構成されてもよい。
そのリアクシヨン圧供給側可変絞り20は、電
気アクチユエータ(図示せず)で開閉されると同
時に、通路断面積を変えるように構成されたもの
で、そのリアクシヨン圧供給通路19に配置さ
れ、その油圧ポンプ13からそのコントロール・
バルブ18のリアクシヨン・チヤンバ62に流れ
る圧油を遮断し、また、その圧油の流量を調節可
能にしている。
そのリアクシヨン圧逃し通路21は、そのコン
トロール・バルブ18のバルブ・ボデイ46に形
成され、そのコントロール・バルブ18のリアク
シヨン圧逃しポート61に一端を、そのオイル・
リザーバ25側におけるその主油圧配管15に他
端をそれぞれ接続し、そのコントロール・バルブ
18のリアクシヨン・チヤンバ62内の圧油をそ
のオイル・リザーバ25に逃し得るようにしてい
る。勿論、そのリアクシヨン圧逃し通路21は、
そのリアクシヨン圧供給通路19の場合と同様
に、配管で構成されてもよい。
そのリアクシヨン圧逃し側可変絞り22は、そ
のリアクシヨン圧供給側可変絞り20と同じよう
に、電気アクチユエータ(図示せず)で開閉され
ると同時に、通路断面積を変えるように構成され
たもので、そのリアクシヨン圧逃し通路21に配
置され、そのコントロール・バルブ18のリアク
シヨン・チヤンバ62からそのオイル・リザーバ
25に流れる圧油を遮断し、また、その圧油の流
量を調節可能にしている。
そのコントローラ23は、車速センサ81に入
力側を電気的に接続し、また、その可変絞り2
0,22の電気アクチユエータに出力側を電気的
に接続し、その車速センサ81からの信号、すな
わち、それらセンサ81で感知された車速に応じ
て、その電気アクチユエータに流れる電流を制御
し、その可変絞り20,22を開閉し、また、通
路断面積を変えるもので、主として、入力および
出力回路、記憶回路、演算回路、制御回路および
電源回路より構成され、その電源回路はそのトラ
ツクのバツテリー136を共用している。
その車速センサ81は、そのトラツク130の
走行速度を検出するもので、そのトラツク130
に搭載されたトランスミツシヨン(図示せず)の
出力軸に配置されている。
そのロード・センシング・バルブ24は、その
主油圧配管14,15の一部であり、また、その
主ブースタ11にそのコントロール・バルブ18
を接続する連通路44,45から分岐された補助
油圧配管16,17と、そのコントロール・バル
ブ18およびオイル・リザーバ25間のその主油
圧配管15とに配置され、第3および4図に示さ
れる構造、すなわち、その主ブースタ11のシリ
ンダ油圧に応じて開閉されるように構成されてい
る。
そのロード・センシング・バルブ24は、第3
および4図から理解されるように、内部にバル
ブ・ボア84を形成したバルブ・ボデイ83と、
そのバルブ・ボア84に往復摺動可能に配置され
たスプール85と、設定圧力スプリング86とを
含んで構成されている。
そのバルブ・ボデイ83は、内部にそのバル
ブ・ボア84を形成し、そのバルブ・ボア84の
一端側部分には、左折および右折制御圧力室8
7,88がそのスプール85に協働されて形成さ
れ、また、そのバルブ・ボア84の他端側部分に
は、油溜り室89がそのスプール85に協働され
て形成されている。
また、そのバルブ・ボデイ83は所定の位置に
おいて、そのバルブ・ボア84に開口された一対
のコントロール・バルブ・ポート90,91、一
対のシリンダ・ポート92,93および一対のタ
ンク・リード・ポート94,95を備え、さら
に、その左折および右折制御圧力室87,88に
開口された圧力リード・ポート96,97を備
え、さらにまた、その油溜り室89に開口された
一対のタンク・ポート98,99を備えている。
勿論、そのコントロール・バルブ・ポート9
0,91は、その補助油圧配管16,17を接続
し、その補助油圧配管16,17でそのコントロ
ール・バルブ18のシリンダ・ポート56,57
に対応して接続され、そして、そのシリンダ・ポ
ート56,57はその補助油圧配管16,17を
接続し、その補助油圧配管16,17でその補助
ブースタ12のオイル・ポート42,43に対応
して接続され、そのスプール85がその主ブース
タ11の油圧で駆動されると、そのコントロー
ル・バルブ18で制御された圧油をその補助ブー
スタ12のシリンダ室40,41に選択的に供給
可能にする。
また、タンク・リード・ポート94,95は、
その補助ブースタ12側において、その補助油圧
配管16,17から分岐された戻り配管100,
101を接続し、その戻り配管100,101で
その補助ブースタ12のオイル・ポート42,4
3に対応して接続され、そのスプール85がその
主ブースタ11の油圧で駆動されると、その補助
ブースタ12のシリンダ室40,41内の圧油を
そのオイル・リザーバ25に選択的に戻し得るよ
うにしている。
さらに、その圧力リード・ポート96,97は
その主ブースタ11およびコントロール・バルブ
18側において、その補助油圧配管16,17か
ら分岐された制御圧力リード配管102,103
を接続し、その制御圧力リード配管102,10
3でその主ブースタ11のオイル・ポート35,
36およびコントロール・バルブ18のシリン
ダ・ポート56,57に対応して接続され、その
主ブースタ11の圧油をその対応する左折および
右折制御圧力室87,88に導き得るようにして
いる。
また、そのタンク・ポート98,99は、その
主油圧配管15を接続し、その主油圧配管15
で、その主ブースタ11および補助ブースタ12
から流出される圧油をその油溜り室89を経てそ
のオイル・リザーバ25に戻し得るようにしてい
る。
それらシリンダ・ポート92,93およびタン
ク・リード・ポート94,95は、そのバルブ・
ボア84の内周面に開口されたリング溝104,
105,106,107をそれぞれ備えている。
そのスプール85は、その左折および右折制御
圧力室87,88に対応された左折および右折受
圧面108,109を一端側部分に形成し、ま
た、ドリルで穴ぐりされ、他端の端面に開口され
た連通穴110を備えている。
また、そのスプール85は、自身の動きに応じ
て、その連通穴110をそのタンク・リード・ボ
ート94,95に連絡および遮断させるための連
通ポート111,112を備えている。
さらに、このスプール85には、そのバルブ・
ボア84の内周面におけるそのシリンダ・ポート
92,93およびタンク・ポート98,99の開
口であるそのリング溝104,105,106,
107に関連したスプール溝113,114,1
15,116が外周面に所定の間隔で形成され、
特に、そのスプール溝115,116はその連通
穴110に連絡されている。
その設定圧力スプリング86は、コイル・スプ
リングからなり、その油溜り室89に配置され
て、そのスプール85をそのバルブ・ボア84の
一端側に押している。
次に、上述されたパワー・ステアリング10の
動作をその前二軸型トラツク130の走行状態に
対応して述べるに、そのデイーゼル・エンジンが
運転されているので、その油圧ポンプ13が駆動
され、その油圧ポンプ13から吐き出された圧油
は、その主油圧配管14を流れて、そのコントロ
ール・バルブ18のポンプ・ポート55に送られ
る。
そのポンプ・ポート55に送られた圧油は、そ
の中空スプール47が第2図に示された中立位置
に置かれているならば、そのポンプ・ポート55
からそのタンク・ポート58,59に流れ、その
主油圧配管15を経て、しかも、その主油圧配管
15の途中に接続されたそのシーケンス・バルブ
24の油溜り室89を経由して、そのオイリ・リ
ザーバ25に戻されるが、そのステアリング・ホ
イール74が操舵され、そのステアリング・シヤ
フト75、ステアリング・ギア・ボツクス76、
ピツトマン・アーム78、コンペンセーテイン
グ・ロツド79、インプツト・シヤフト80を介
して、そのスプール・シヤフト48が何れかの方
向に押し引きされ、その中空スプール47がその
スプール・シヤフト48の動きの方向に摺動され
るならば、その中空スプール47の動きに応じ
て、その圧油がその連通路44,45の何れか一
方を経て、その主ブースタ11のシリンダ室4
0,41の何れか一方に送られ、同時に、その圧
油は、その連通路44,45に対応したその補助
油圧配管16,17の何れか一方にも流れ、その
シーケンス・バルブ24の開放動作に応じて、そ
の主ブースタ11のシリンダ室33,34に対応
したその補助ブースタ12のシリンダ室40,4
1の何れか一方にも送られ得る状態に置かれる。
また、それと同時に、そのコントロール・バル
ブ18は、その車速センサ81からの信号を入力
し、その可変絞り20,22の電気アクチユエー
タに流れる電流を制御し、そのコントロール・バ
ルブ18のリアクシヨン・チヤンバ62内の圧力
を変え、車速に適合した油圧反力を得る態勢にあ
る。
そこで、そのトラツク130が荷物を積んで停
止された状態で、据切り、幅寄せ、および切返し
される場合について述べる。
今、そのトラツク130が停止されているの
で、そのコントローラ23は、その車速センサ8
1からの信号を入力し、その入力信号に応じて比
較演算し、出力信号、すなわち、出力電流を決定
し、その出力電流をそのリアクシヨン圧供給側可
変絞り20およびリアクシヨン圧逃し側可変絞り
22の電気アクチユエータに与えるので、そのリ
アクシヨン圧逃し側可変絞り22は開かれ、その
リアクシヨン圧供給側可変絞り20は閉じられ、
油圧圧力が生じない状態、すなわち、操舵力が軽
くなる状態になつている。
従つて、そのコントロール・バルブ8のリアク
シヨン・チヤンバ62内の圧油は、そのリアクシ
ヨン圧逃し側連通ポート68、リアクシヨン圧逃
しポート61、リアクシヨン圧逃し通路21、お
よび主油圧配管15を経てそのオイル・リザーバ
25に戻され、また、同時に、そのコントロー
ル・バルブ18のリアクシヨン・チヤンバ62に
は、その油圧ポンプ13から吐き出された圧油の
一部は、その主油圧配管14、そのリアクシヨン
圧供給通路19、リアクシヨン圧供給ポート6
0、およびリアクシヨン圧供給側連通ポート67
を経て供給されないので、そのリアクシヨン・チ
ヤンバ62内の油圧は、停車時において軽く操舵
できる状態になつている。
その状態で、そのステアリング・ホイール74
が操作され、そのステアリング・ホイール74の
操作力がそのステアリング・シヤフト75、ステ
アリング・ギア・ボツクス76、ピツトマン・ア
ーム78、コンペンセーテイング・ロツド79、
インプツト・シヤフト80を経て、そのコントロ
ール・バルブ18のスプール・シヤフト48に伝
達され、そのコントロール・バルブ18におい
て、その中空スプール47が何れか一方に摺動さ
れるならば、そのコントロール・バルブ18にお
いて、そのポンプ・ポート55がそのシリンダ・
ポート56,57の何れか一方に連絡され、その
結果、その油圧ポート13から送られた圧油は、
連通路44,45の何れか一方に流れ、対応した
主ブースタ11のシリンダ30のシリンダ室3
3,34の何れか一方に供給され、また、同時的
に、そのロード・センシング・バルブ24におい
ては、その補助油圧配管16,17の何れか一方
に流れたその圧油が、その制御圧力リード配管1
02,103の何れか一方を経て、対応した左折
および右折制御圧力室87,88の何れか一方に
供給され、第4図に示されるように、その設定圧
力スプリング86に抗して、そのバルブ・ボア8
4内にそのスプール85を下方に押し下げ、その
コントロール・バルブ・ポート90,91はその
シリンダ・ポート92,93に連絡され、その
際、そのタンク・リード・ポート94,95はそ
のスプール85によつて閉じられる。その結果、
その圧油は、その補助ブースタ12においても、
その主ブースタ11に対応して、シリンダ37の
シリンダ室40,41の何れか一方に供給され
る。
勿論、その主および補助ブースタ11,12の
シリンダ30,37のシリンダ室33,34およ
び40,41の他方内の圧油は、そのシーケン
ス・バルブ24の油溜り室89を経て、その主油
圧配管15からそのオイル・リザーバ25に戻さ
れる。
従つて、その主および補助ブースタ11,12
はその油圧ポンプ13からの圧油で互いに同期し
て駆動され、最前車輪134および前後車輪13
5が同期的に操舵され、その際そのコントロー
ル・バルブ18のリアクシヨン・チヤンバ62に
は適正の油圧反力が得られるので、据切り、幅寄
せ、および切返しが適正の操作力、すなわち、極
めて小さな操作力で円滑に行なわれる。所謂、そ
れら据切り、幅寄せ、および切返しが軽く行なわ
れる。
また、そのトラツク130が微速度で走行され
る場合にも、上述と同様に、その油圧ポンプ13
から送られた圧油でその主および補助ブースタ1
1,12が同期的に駆動され、操舵が極めて小さ
な操作力で可能になる。
そのような停車時および微速度走行時には、一
般的に、急激な操舵は要求されず、その油圧ポン
プ13の圧油の吐出し量が比較的に少なくても、
その主および補助ブースタ11,12は十分に駆
動され、従つて、その油圧ポンプ13を大型化す
ることなく、その主および補助ブースタ11,1
2で操舵が可能になり、その圧油ポンプ13を駆
動するエンジンの負荷が極力小さくでき、そのエ
ンジンの燃料消費率が向上される。
次には、そのトラツク130が微速度から上昇
され、通常の走行をする場合について述べる。
そのコントローラ23が、その車速センサ81
から信号を入力し、その入力信号に応じて比較演
算し、出力電流を決定し、その出力電流をそのリ
アクシヨン圧供給側可変絞り20およびリアクシ
ヨン圧逃し側可変絞り22の電気アクチユエータ
に与えるので、そのリアクシヨン圧供給側可変絞
り20が開かれ、そのリアクシヨン圧逃し側可変
絞り22は閉じられ、しかも、そのリアクシヨン
圧供給側可変絞り20はその際の車速に応じた通
路断面積に調整される。
従つて、そのリアクシヨン圧逃し側連通ポート
68、リアクシヨン圧逃しポート61、リアクシ
ヨン圧逃し通路21および主油圧配管15を経
て、そのコントロール・バルブ18のリアクシヨ
ン・チヤンバ62からそのそのオイル・リザーバ
25に圧油がリークされ、そのトラツク130の
車速が上昇されるにつれて、その圧油の逃し量を
減少させ、また、同時に、そのコントロール・バ
ルブ18のリアクシヨン・チヤンバ62にはその
油圧ポンプ13から送り出された圧油が供給さ
れ、その圧油の供給量が増加されて行くので、そ
のリアクシヨン・チヤンバ62内の油圧反力が漸
次増加され、高速走行時には、そのリアクシヨ
ン・チヤンバ62に油圧反力が得られ、その際の
操舵は、車速の増加に応じて重くなつて行く。
その状態で、そのステアリング・ホイール74
が操作されるならば、前述の場合と同じようにし
て、そのステアリング・ホイール74の操作力が
そのコントロール・バルブ18のスプール・シヤ
フト48に伝達され、そのコントロール・バルブ
18において、その中空スプール47が何れか一
方に摺動されると、そのコントロール・バルブ1
8において、そのポンプ・ポート55がそのシリ
ンダ・ポート56,57の何れか一方に連絡さ
れ、その結果、その油圧ポンプ13から送り出さ
れた圧油は、連通路44,45の何れか一方に流
れ、対応した主ブースタ11のシリンダ30のシ
リンダ室33,34の何れか一方に供給され、ま
た、同時的に、そのロード・センシング・バルブ
24においては、その補助油圧配管16,17の
何れかに流れたその圧油が、その制御圧力リード
配管102,103の何れか一方を経て、対応し
た左折および右折制御圧力室87,88の何れか
一方に供給されるが、負荷が小さいためにその圧
油の圧力が低いので、そのロード・センシング・
バルブ24において、そのスプール85はそのバ
ルブ・ボア84内において、下方に押し下げられ
ずに、第3図に示されるように、その設定圧力ス
プリング86によつて、そのバルブ・ボア84内
において、上方に押し上げられた状態に保持さ
れ、そのコントロール・バルブ・ポート90,9
1とそのシリンダ・ポート92,93との連絡は
そのスプール85によつて断れ、他方、そのタン
ク・ポート94,95はそのスプール85の連通
穴110によつて油溜り室89に連絡される。そ
の結果、その圧油は、その補助ブースタ12には
供給されなくなる。一方、その補助ブースタ12
はそのオイル・リザーバ25に連絡される。
そのようにして、その油圧ポンプ13から送り
出された圧油はその主ブースタ11のみに送ら
れ、その補助ブースタ12はフリー状態になる。
従つて、通常走行時の操舵は、その主ブースタ
11にのみによつて行なわれ、その補助ブースタ
12はその主ブースタ11による操舵に実質的に
抵抗することなく、その主ブースタ11の操舵に
自由に追従する。
前述のパワー・ステアリング10では、油圧回
路に備えられたフロー・コントロール・バルブお
よびレリーフ・バルブが説明から省かれ、簡略的
に説明された。
また、前述されたパワー・ステアリング10で
は、そのロード・センシング・バルブ24が油圧
反力型のコントロール・バルブ18に組み合わせ
て使用されたが、そのロード・センシング・バル
ブ24は、ばね反力型のコントロール・バルブに
組み合わせて使用することも可能である。
第5ないし12図は、発明の大型車両に使用さ
れるパワー・ステアリングの他の具体例140,
150,160,170,180,190,20
0,210を示すもので、第5図に示されたパワ
ー・ステアリング140は、前一軸の大型トラツ
ク220に適用されている。
このパワー・ステアリング140では、補助ブ
ースタ12が、前車輪141のためにそのアイド
ル・アーム117にピボツト連結されている。
第6図に示されたパワー・ステアリング150
は、前二軸型トラツク130に適用されている。
このパワー・ステアリング150では、主ブー
スタ151がインテグラル型に構成され、その主
ブースタ151のセクタ・シヤフト152に固定
されたピツトマン・アーム153をアイドル・ア
ーム117にコンペンセーテイング・ロツド15
4を介して連結している。
第7図に示されたパワー・ステアリング160
は、前一軸の大型トラツク220に適用されてい
る。
このパワー・ステアリング160は、第6図に
示されたパワー・ステアリング150をその大型
トラツク220に適用すべく変形されたもので、
補助ブースタ12がそのアイドル・アーム117
にピボツト連結されている。
第8図に示されたパワー・ステアリング170
は、前二軸型トラツク230に適用されている。
このパワー・ステアリング170は、第6図に
示されたパワー・ステアリング150をそのトラ
ツク230に対応させて変形したもので、最前車
輪134のためのトラツク・リンク171および
前後車輪135のためのリレー・ロツド172が
主ブースタ151のセクタ・シヤフト152に固
定されたピツトマン・アーム153に連結されて
いる。
第9図に示されたパワー・ステアリング180
は、前一軸の大型トラツク240に適用されてい
る。
このパワー・ステアリング180は、第8図に
示されたパワー・ステアリング170をその大型
トラツク240に適用すべく変形されたもので、
補助ブースタ12が主ブースタ151のセクタ・
シヤフト152に固定されたピツトマン・アーム
153に連結されている。
第10図に示されたパワー・ステアリング19
0は、前二軸型トラツク130に適用されてい
る。
このパワー・ステアリング190は、デユアル
シリンダ型、すなわち、パワー・シリンダを二分
割して、主ブースタ191および補助ブースタ1
92になしたもので、そのコントロール、バルブ
18をその主ブースタ191に組み込み、また、
そのシーケンス・バルブ24をその主ブースタ1
91とその補助ブースタ192との間に配置し、
前述のパワー・ステアリング10における補助油
圧配管16,17をその主および補助ブースタ1
91,192のシリンダ・ボデイに組み込んでい
る。
また、このパワー・ステアリング190は、そ
の主ブースタ191および補助ブースタ192に
共用されたセクタ・ギア193のセクタ・シヤフ
ト194に固定されたピツトマン・アーム195
をアイドル・アーム117にコンペンセーテイン
グ・ロツド196を介して連結している。
第11図に示されたパワー・ステアリング20
0は、前一軸の大型トラツク240に適用されて
いる。
このパワー・ステアリング200は、第10図
に示されたパワー・ステアリング190をそのト
ラツク240に対応させて変形されたもので、前
車輪241のためのドラツク・リンク201をそ
のピツトマン・アーム195に連結している。
第12図に示されたパワー・ステアリング21
0は、前二軸型トラツク230に適用されてい
る。
このパワー・ステアリング210は、第10図
に示されたパワー・ステアリング190をそのト
ラツク230に対応させて変形したもので、最前
車輪134のためのドラツク・リンク171およ
び前後車輪135のためのリレー・ロツド172
がその主ブースタ191および補助ブースタ19
2に共用されたセクタ・ギア193のセクタ・シ
ヤフト194に固定されたピツトマン・アーム1
95に連結されている。
上述されたそれらパワー・ステアリング14
0,150,160,170,180,190,
200,210は、互いに同じ構成については、
同符号を付し、また、前述のパワー・ステアリン
グ10の構成に相当する構成には、そのパワー・
ステアリング10の構成の符号を付し、それらの
説明を省いた。
発明の利便・利益 上述よりして、既に提案され、使用されてきて
いるところの車両に使用されるパワー・ステアリ
ングに比較していえば、この発明の大型車両に使
用されるパワー・ステアリングは、主ブースタお
よび補助ブースタが備えられ、コントロール・バ
ルブが油圧反力型に構成され、そのコントロー
ル・バルブのリアクシヨン・チヤンバに圧油を供
給するリアクシヨン圧供給通路にリアクシヨン圧
供給側可変絞りが配置され、そのコントロール・
バルブにリアクシヨン・チヤンバから圧油を排出
するリアクシヨン圧逃し通路にリアクシヨン圧逃
し側可変絞りが配置され、コントローラが車速セ
ンサからの信号に応じてそのリアクシヨン圧供給
側およびリアクシヨン圧逃し側可変絞りを開閉
し、そして、ロード・センシング・バルブがその
主ブースタの油圧に応じて切換え動作され、その
補助ブースタに圧油を供給可能にする構成からな
るので、この発明の大型車両に使用されるパワ
ー・ステアリングでは、その可変絞りが車速に応
じてそのコントローラで開閉され、通路断面積が
調整され、そのコントロール・バルブのリアクシ
ヨン・チヤンバに流れ、また、そのリアクシヨ
ン・チヤンバから排出される圧油の流量が制御さ
れ、そのリアクシヨン・チヤンバに発生される油
圧反力が調整され、また、その主ブースタの油圧
すなわち、タイヤの負荷の大きさに応じて、その
ロード・センシング・バルブが動作され、その補
助ブースタが圧油でその主ブースタに同期的に駆
動され、負荷感応型として操作し、その主ブース
タによる操舵力がその補助ブースタで補われ、停
車時における据切り、幅寄せおよび切返しなどが
軽く行なわれ、そして、走行時には、車速に応じ
て操舵力が適宜に変えられ、速度感応特性を備え
ることによつて、ステアリング特性が向上され、
操舵による疲労が軽減され、さらに、そのコント
ロール・バルブでは、油圧反力を与える圧油がそ
のリアクシヨン・チヤンバからオイル・リザーバ
に実質的にリークされず、車速に応じて油圧反力
を変える圧油の必要流量が非常に少なくなり、油
圧ポンプの大型化が避けられ、また、パワー・ピ
ストンの受圧面積を大きくすることも抑えられ、
エンジ発生動力の無駄な消費が抑制され、エンジ
ンの燃料消費率が向上され、車両が前二軸型およ
び前一軸型の何れに構成される場合にも容易に適
用可能になり、大型車両にとつて非常に有用であ
り、実用的である。
発明と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこ
の発明の具体例からして、この発明の属する技術
の分野における通常の知識を有する者にとつて、
種々の設計的修正や変更は容易に行われることで
あり、さらには、この発明の内容が、その発明の
課題を充足し、その発明の効果を達成するところ
のその発明に本質的に同じである態様に容易に置
き換えられるでしよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、前二軸型トラツクに適用されたこの
発明の大型車両に使用されるパワー・ステアリン
グの具体例を示す概説図、第2図は、第1図に示
されたパワー・ステアリングの油圧回路をコント
ロール・バルブにおいて断面に示した概説図、第
3図は、第1図に示されたパワー・ステアリング
に使用されたロード・センシング・バルブで、そ
のパワー・ステアリングの主ブースタの圧油が低
い状態にある縦断面図、第4図は、第3図に示さ
れたロード・センシング・バルブで、そのパワ
ー・ステアリングの主ブースタの圧油が高い状態
にある縦断面図、および、第5ないし12図は、
この発明の大型車両に使用されるパワー・ステア
リングの他の具体例を示す概説図である。 11,151,191……主ブースタ、12,
192……補助ブースタ、13……油圧ポンプ、
14,15……主油圧配管、16,17……補助
油圧配管、18……コントロール・バルブ、19
……リアクシヨン圧供給通路、20……リアクシ
ヨン圧供給側可変絞り、21……リアクシヨン圧
逃し通路、22……リアクシヨン圧逃し側可変絞
り、23……コントローラ、24……ロード・セ
ンシング・バルブ、25……オイル・リザーバ、
30,37……シリンダ、31,38……ピスト
ン、32,39……ピストン・ロツド、44,4
5……連通路、46……バルブ・ボデイ、47…
…中空スプール、48……スプール・シヤフト、
49,50……リアクシヨン・ピストン、53…
…リアクシヨン・スプリング、60……リアクシ
ヨン圧供給ポート、61……リアクシヨン圧逃し
ポート、62……リアクシヨン・チヤンバ、67
……リアクシヨン圧供給側連通ポート、68……
リアクシヨン圧逃し側連通ポート、81……車速
センサ、83……バルブ・ボデイ、85……スプ
ール、86……設定圧力スプリング、87……左
折制御圧力室、88……右折制御圧力室、89…
…油溜り室、100,101……戻り配管、10
2,103……制御圧力リード配管、130……
前二軸型トラツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車軸の両端に振動可能に連結された一対の車
    輪軸を操舵する主ブースタと、 その主ブースタの操舵力を補う補助ブースタ
    と、 油圧ポンプと、 その油圧ポンプにその主ブースタを接続する主
    油圧配管と、 その主油圧配管から分岐され、その油圧ポンプ
    にその補助ブースタを接続する補助油圧配管と、 バルブ・ボア、および所定の位置において、そ
    のバルブ・ボアに開口されたポンプ・ポート、一
    対のパワー・シリンダ・ポート、一対のタンク・
    ポート、リアクシヨン圧供給ポート、およびリア
    クシヨン圧逃しポートを備えるバルブ・ボデイ、
    そのバルブ・ボデイのバルブ・ボアに往復摺動可
    能に配置され、かつ、内側に形成されたリアクシ
    ヨン・チヤンバ、そのリアクシヨン・チヤンバの
    両端に形成された一対のピストン・ボア、そのリ
    アクシヨン・チヤンバにそのリアクシヨン圧供給
    ポートを連絡するリアクシヨン圧供給側連通ポー
    ト、およびそのリアクシヨン・チヤンバにそのリ
    アクシヨン圧逃しポートを連絡するリアクシヨン
    圧逃し側連通ポートを備える中空スプールと、そ
    の中空スプールを貫通し、そのスプールをそのバ
    ルブ・ボア内に往復動させるように、そのスプー
    ルの両端に配置され、そのスプールを固定的に連
    結する一対のスプール・ストツパを備えたスプー
    ル・シヤフト、そのスプール・シヤフトの動きに
    応じて、そのスプール・ストツパで駆動されるよ
    うに、その一対のピストン・ボアおよびスプー
    ル・シヤフトに往復摺動可能に嵌め合わせられる
    一対のリアクシヨン・ピストン、そのバルブ・ボ
    アのボア端に向かうそのリアクシヨン・ピストン
    の動きを規制する一対のリアクシヨン・ピスト
    ン・ストツパ、およびそれらリアクシヨン・ピス
    トン間に配置されるリアクシヨン・スプリングよ
    りなり、かつ、その油圧ポンプにその主ブースタ
    および補助ブースタを接続する主油圧配管に配置
    されるコントロール・バルブと、 そのコントロール・バルブのリアクシヨン圧供
    給ポートにその油圧ポンプの吐出し側を接続する
    リアクシヨン圧供給通路と、 そのリアクシヨン圧供給通路に配置されるリア
    クシヨン圧供給側可変絞りと、 そのコントロール・バルブのリアクシヨン圧逃
    しポートにその油圧ポンプの吸込み側を接続する
    リアクシヨン圧逃し通路と、 そのリアクシヨン圧逃し通路に配置されるリア
    クシヨン圧逃し側可変絞りと、 車速センサからの信号に応じてそのリアクシヨ
    ン圧供給側およびリアクシヨン圧逃し側可変絞り
    を開閉するコントローラと、 その補助油圧配管に配置され、その主ブースタ
    の油圧に応じて、切換え動作されるロード・セン
    シング・バルブ とを含む大型車両に使用されるパワー・ステアリ
    ング。
JP60270455A 1985-11-30 1985-11-30 大型車両に使用されるパワ−・ステアリング Granted JPS62131870A (ja)

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US06/935,304 US4796714A (en) 1985-11-30 1986-11-26 Power steering system for use in large vehicle

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JPH0561146B2 true JPH0561146B2 (ja) 1993-09-03

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