JPH0560995A - 回転多面鏡とその製造方法 - Google Patents

回転多面鏡とその製造方法

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JPH0560995A
JPH0560995A JP31462191A JP31462191A JPH0560995A JP H0560995 A JPH0560995 A JP H0560995A JP 31462191 A JP31462191 A JP 31462191A JP 31462191 A JP31462191 A JP 31462191A JP H0560995 A JPH0560995 A JP H0560995A
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mirror
mirror surface
resin material
resin
manufacturing
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JP31462191A
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English (en)
Inventor
Shingo Asai
真吾 浅井
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製の回転多面鏡において、鏡面精度の向
上を図ること。 【構成】 回転多面鏡(ポリゴンミラー)20の各鏡面
部分23a,23b,23c,23dを複数個のピンポ
イントゲート30あるいはフィルムゲートから射出され
た樹脂材にて形成する。また、コア部分21と鏡面部分
23a〜23dは異なる樹脂材にて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転多面鏡、詳しくは
レーザプリンタやファクシミリ等の画像形成装置に組み
込まれるレーザビーム走査光学系のビーム偏向手段とし
て使用される回転多面鏡とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビーム偏向走査手段として使用されてい
る回転多面鏡(ポリゴンミラー)は、鏡面(ビーム反射
面)の平滑性や鏡面相互の分割精度、面倒れ精度に高水
準を要求されている。従来、回転多面鏡は、アルミニウ
ム合金、ガラスを材料として、成形工程、切削工程を経
て製造されていた。しかし、前記材料は精度良く加工す
ることが極めて困難であり、コストが上昇するという問
題点を有していた。
【0003】そこで、最近では樹脂を材料として射出成
形法により回転多面鏡を製造することが種々試みられて
いる(例えば、特開昭63−304223号公報参
照)。しかし、十分な鏡面精度を達成することができて
いないのが現状である。
【0004】
【発明の目的、構成、作用】そこで、本発明の目的は、
鏡面精度の良好な樹脂製の回転多面鏡を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、鏡面を高精度に形成
できる樹脂製の回転多面鏡の製造方法を提供することに
ある。
【0005】以上の目的を達成するため、本発明に係る
回転多面鏡は、各鏡面部分を複数個のピンポイントゲー
トから射出された樹脂材にて形成した。複数のピンポイ
ントゲートから樹脂材を射出することにより、各鏡面部
分において鏡面全体に樹脂圧が略均等に作用し、鏡面精
度、特に平滑性、平面性が向上する。さらに、本発明に
係る回転多面鏡は、各鏡面部分をそれぞれ一つのフィル
ムゲートから射出された樹脂材にて形成した。フィルム
ゲートとは線状に樹脂材を射出するゲートであり、各鏡
面にウェルドラインが発生することなく、鏡面精度が良
好となる。
【0006】さらに、本発明に係る回転多面鏡は、各鏡
面部分とそれ以外のコア部分とを異なる種類の樹脂材に
て形成した。即ち、コア部分と鏡面部分とで樹脂材の種
類をそれぞれの部分に最も適合したものを使用すること
により、例えば鏡面部分には鏡面性の良好な材料を使用
することにより、鏡面精度が容易に向上する。コア部分
には、強度が高いこと、線膨張係数が小さいこと、耐吸
湿性を有することの少なくともいずれかの特性を有する
樹脂材を使用することが好ましい。
【0007】さらに、本発明に係る回転多面鏡の製造方
法は、各鏡面部分に対して複数個のピンポイントゲート
から樹脂材を射出する。良好な鏡面精度を得るには、ピ
ンポイントゲートの数は各鏡面部分ごとに同数であるこ
とが好ましい。また、各鏡面部分におけるピンポイント
ゲートの間隔は略均等であることが好ましい。また、鏡
面と各ピンポイントゲートとの距離はピンポイントゲー
トの間隔よりも小さく、かつ、それぞれ同じ距離である
ことが好ましい。
【0008】さらに、本発明に係る回転多面鏡は、各鏡
面部分に対してそれぞれ一つのフィルムゲートから樹脂
材を射出する。フィルムゲートは各鏡面部分に対して一
つであり、回転多面鏡の上面又は下面から樹脂材を射出
する。フィルムゲートは各鏡面部分の有効反射領域を外
れた上部又は下部から樹脂材を射出する。この場合、フ
ィルムゲートは各鏡面部分に対して平行に配置されてい
ること、あるいは各鏡面部分に対して同じ方向から樹脂
材を射出することが好ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る回転多面鏡及びその製造
方法の実施例につき添付図面に従って説明する。 [第1実施例、図1〜図3参照]本第1実施例は1種類
の樹脂材を用いて射出成形法にて製造した回転多面鏡を
示す。この回転多面鏡1は、図1に示されているよう
に、四つの側面を鏡面とした鏡面部分1a,1b,1
c,1dからなり、中心部の孔2は回転駆動軸を挿入、
固定するためのものである。10は樹脂成形時における
ピンポイントゲートの位置を示し、ピンポイントゲート
10は各鏡面に沿って3個ずつ等間隔に位置している。
aはゲート間隔を示し、bは鏡面からゲート10までの
距離を示し、cは鏡面端部(コーナー部)からゲート1
0までの距離を示す。
【0010】図2、図3は樹脂成形された回転多面鏡1
とスプル11及びランナ12との位置関係を示す。スプ
ル11は中央部に位置し、ランナ12はスプル11から
ゲート10へ放射線状に延びている。成形時において、
各鏡面部分1a〜1dに樹脂圧が十分にゆき渡り、かつ
ウエルドラインが目立たない程度の樹脂温度で各ゲート
10から射出された樹脂が合流するには、b<a、b<
cであることが好ましい。bはa/2程度であることが
さらに好ましい。ゲート間隔aは均等であることが好ま
しいが、約30%までの差であれば許容される。ここ
で、ゲート間隔が均等であるとは、各鏡面部分1a〜1
dに対して設けられたゲート間隔が略同一寸法であるこ
と、各鏡面部分1a〜1dに対してゲート10を3個以
上設けた場合には、そのゲート間隔が略同一寸法である
ことをいう。
【0011】成形条件の一例を示すと、樹脂材としてポ
リカーボネートを使用した場合、ゲート径は1.2m
m、金型温度は130℃、射出速度は10mm/s、射
出圧は500kg/cm2、保圧は1000kg/cm2
にそれぞれ設定した。以上の如く、本第1実施例におい
ては各鏡面部分1a〜1dに対して複数個(好ましくは
同数)のピンポイントゲート10から樹脂を射出し、回
転多面鏡1を成形したため、一つの鏡面部分に対して1
個のピンポイントゲートで樹脂を射出する場合に比べ
て、鏡面全体にわたって略均等に樹脂圧が作用し、面精
度が向上する。本発明者らの実験によれば、ニュートン
リングを用いて面精度を測定したところ、各鏡面部分に
対してピンポイントゲートを1個設けた場合はλ/4
(λ:レーザの波長、780nm)であった。一方、各
鏡面部分に対してピンポイントゲートを3個設けた第1
実施例にあっては、λ/8の精度が得られた。
【0012】また、第1実施例において、隣接する鏡面
の交線部分(コーナー部)にはゲートが設定されていな
い。従って、射出された樹脂は最後にコーナー部に到達
し、コーナー部にウエルドラインが発生し、高い面精度
が要求される鏡面におけるウエルドラインの発生を防止
することができる。ところで、各ランナ12の断面積
は、溶融樹脂がスプル11からランナ12を通じて各ゲ
ート10に至る時間(ゲート10からの射出タイミン
グ)が一定となるように調節されている。また、各ラン
ナ12の断面積を変えられない場合には、各ゲート10
の内径を異ならしめることで樹脂の流動状態を調節する
ことも可能である。
【0013】[第2実施例、図4〜図6参照]本第2実
施例は2種類の樹脂材を用いて射出成形法にて製造した
回転多面鏡を示す。この回転多面鏡20は、図4に示す
ように中心孔22を有するコア部分21と、コア部分の
4側面に位置する鏡面部分23a,23b,23c,2
3dとで構成され、インサート成形又は多重成形等の手
法により製作される。各鏡面部分23a〜23dに樹脂
材を射出するピンポイントゲート30の設定に関しては
前記第1実施例での説明が妥当する。回転多面鏡20と
スプル31及びランナ32との位置関係は図5、図6に
示すとおりである。なお、コア部分21に対するゲート
の設定は任意である。
【0014】回転多面鏡は8,000rpmあるいはそ
れ以上の高速で回転駆動され、各鏡面で波長が780n
m程度のレーザビームを一直線上に偏向走査する。その
ため、素材としては、強度が高いこと(高速回転時の
変形防止)、線膨張係数が小さいこと(精度の確
保)、耐吸湿性が良好なこと(環境条件に対する信頼
性の確保)、鏡面性(成形性)が良好なこと(鏡面の
精度確保)、が要求される。現状では〜の特性を1
種類の樹脂で満足することは困難である。
【0015】本第2実施例ではコア部分21に前記,
,の少なくともいずれか一つの特性を満足する樹脂
材を使用し、鏡面部分23a〜23dに前記の特性を
満足する樹脂材を使用し、全体的に性能のよい回転多面
鏡とした。具体的には、コア部分21には、グラスファ
イバー等のフィラーを混入した剛性の高い樹脂材(例え
ば、ポリフェニレンサルファイド:PPS:グラスファ
イバー40%、又は、液晶ポリマー:LCP:グラスフ
ァイバー30%等)を使用し、鏡面部分23a〜23d
には成形性が良好で鏡面精度を高く成形できる樹脂材
(例えば、ポリカーボネート:PC、又は、アクリル樹
脂:PMMA等)を使用する。
【0016】[第3実施例、図7参照]本第3実施例と
して示す回転多面鏡40は、前記第2実施例と同様に、
中心孔42を有するコア部分41と鏡面部分43a,4
3b,43c,43dを2種類の樹脂材で成形したもの
でコア部分42の4隅が各鏡面部分43a〜43dの端
部に張り出している。ピンポイントゲート30の設定あ
るいは樹脂材の選択等に関しては前記第1実施例、第2
実施例で説明したとおりである。
【0017】[第4実施例、図8〜図10参照]本第4
実施例はフィルムゲート55から1種類の樹脂材を射出
して製造した回転多面鏡を示す。フィルムゲートとは線
状に樹脂材を射出するゲートであり、各鏡面部分50
a,50b,50c,50dに対して一つずつ、それら
と平行に、かつ、回転多面鏡50の上面から樹脂材を同
一方向に射出する。樹脂材の種類は前記第1実施例と同
様にポリカーボネート、アクリル等が使用される。ま
た、回転多面鏡50の中心には回転駆動軸に取り付ける
ための中心孔51が形成される。
【0018】図9、図10は回転多面鏡50とスプル5
6及びランナ57との位置関係を示す。ランナ57はス
プル56から四方へ広がっており、各ランナ57の断面
積を中央部と両端部とで変化させることで各フィルムゲ
ート55の中央部と両端部とで樹脂の到達時間を一定と
している。フィルムゲート55は各鏡面部分50a〜5
0dに対してそれぞれ一つずつ配置され、ランナ57を
フィルムゲート55に対して対称形に配置することによ
り、各鏡面に対して成形機からの圧力が均一に伝わり、
鏡面の面精度が良好となる。
【0019】フィルムゲート方式において、各フィルム
ゲート55から射出された樹脂は四方へ流出し、それら
が合流するのは各鏡面部分50a〜50dの両端部(コ
ーナー部)であり、有効反射領域での樹脂の合流はな
い。従って、鏡面でウェルドラインが発生するおそれは
なく、樹脂圧、温度の調整が前述のピンポイントゲート
方式よりも管理しやすい。面精度に関しては、前記第1
実施例と同様にλ/8の精度が得られた。
【0020】[第5実施例、図11〜図14参照]本第
5実施例として示す回転多面鏡60は、図11、図12
に示すように、六面体としたもので、各鏡面部分60
a,60b,60c,60d,60e,60fに対して
はそれらと平行に、かつ、回転多面鏡60の上面に設置
した六つのフィルムゲート65から1種類の樹脂材を射
出する。回転多面鏡60とスプル66及びランナ67と
の位置関係は図13、図14に示すとおりである。フィ
ルムゲート65が各鏡面部分60a〜60fに対して平
行に設置され、樹脂材を同一方向に、かつ、各鏡面への
樹脂の到達時間を一定とするように配慮されていること
は前記第4実施例と同様である。
【0021】[第6実施例、図15〜図17参照]本第
6実施例として示す回転多面鏡70は、図15に示すよ
うに、4面の各鏡面部分70a,70b,70c,70
dの上部にフィルムゲート75を設け、1種類の樹脂材
を側方から射出したものである。フィルムゲート75は
各鏡面の有効反射領域を外れていることは勿論である。
【0022】回転多面鏡70とスプル76及びランナ7
7との位置関係は図16、図17に示すとおりである。
各ランナ77は同じ形状とされ、フィルムゲート75の
各部分に対して樹脂の到達時間が等しいように配慮され
ている。フィルムゲート75は各鏡面に対して平行で、
かつ、同一方向に樹脂を射出し、ランナ77をフィルム
ゲート75に対して対称形に配置することと相まって各
鏡面に対して成形機からの圧力が均一に伝わり、鏡面の
面精度が良好となる。
【0023】[第7実施例、図18〜図21参照]本第
7実施例として示す回転多面鏡80は、図18、図19
に示すように、六面体としたもので、前記第6実施例と
同様に、各鏡面部分80a,80b,80c,80d,
80e,80fに対してそれらの上部に設けたフィルム
ゲート85から1種類の樹脂材を射出したものである。
回転多面鏡80とスプル86及びランナ87の位置関係
は図20、図21に示すとおりである。
【0024】[第8実施例、図22〜図24参照]本第
8実施例は前記第2実施例と同様に2種類の樹脂材を用
いて、インサート成形あるいは多重成形したものであ
る。中心孔92を有するコア部分91は通常のゲート方
式で成形され、四つの鏡面部分93a,93b,93
c,93dはフィルムゲート方式で成形される。フィル
ムゲート95は各鏡面部分93a〜93dの上面に配置
されている。
【0025】回転多面鏡90とスプル96及びランナ9
7の位置関係は図23、図24に示すとおりであり、ス
プル96及びランナ97の配置、形状は基本的には図
9、図10に示した第4実施例と同様である。また、コ
ア部分91と鏡面部分93a〜93dとで2種類の樹脂
材を異ならせた理由は前記第2実施例で説明したとおり
である。
【0026】[第9実施例、図25参照]本第9実施例
として示す回転多面鏡100は、前記第3実施例と同様
に、中心孔102を有するコア部分101と鏡面部分1
03a,103b,103c,103dを2種類の樹脂
材で成形したものである。鏡面部分103a〜103d
はそれぞれ上面に設けたフィルムゲート105から樹脂
材が射出される。スプル及びランナに関しては図9、図
10に示したものと同様であり、樹脂材の選択に関して
は第2実施例と同様である。
【0027】[第10実施例、図26参照]本第10実
施例として示す回転多面鏡110は、六面体を2種類の
樹脂でインサート成形又は多重成形したものである。鏡
面部分113a,113b,113c,113d,11
3e,113fはコア部分111の側面にそれぞれのフ
ィルムゲート115から射出された樹脂にて形成され
る。スプル及びランナに関しては図13、図14に示し
たものと同様であり、樹脂材の選択に関しても前述の第
2実施例と同様である。
【0028】[他の実施例]なお、本発明に係る回転多
面鏡及びその製造方法は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲内で種々に変形することができ
る。例えば、4面又は6面の多角面体以外に、8面等の
多角面体であってもよい。また、鏡面は平面ではなく一
定の曲率を有する曲面あるいは非球面であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、各鏡面部分を複数個のピンポイントゲートから
射出される樹脂材にて形成したため、樹脂圧が各鏡面に
略均等に作用し、鏡面精度の向上を図ることができる。
また、各鏡面部分をそれぞれ一つのフィルムゲートから
射出される樹脂材にて形成したため、鏡面にウェルドラ
インが発生するおそれはなく、鏡面精度の向上を図るこ
とができる。さらに、各鏡面部分とそれ以外のコア部分
とを異なる種類の樹脂材にて形成したため、鏡面部分と
コア部分にそれぞれ最適な特性を有する樹脂材を選択す
ることができ、ひいては鏡面精度の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例としての回転多面鏡を示す斜視図。
【図2】図1に示した回転多面鏡とスプル、ランナとの
関係を示す平面図。
【図3】図2の正面図。
【図4】第2実施例としての回転多面鏡を示す斜視図。
【図5】図4に示した回転多面鏡とスプル、ランナとの
関係を示す平面図。
【図6】図5の正面図。
【図7】第3実施例としての回転多面鏡を示す斜視図。
【図8】第4実施例としての回転多面鏡を示す斜視図。
【図9】図8に示した回転多面鏡とスプル、ランナとの
関係を示す平面図。
【図10】図9の断面図。
【図11】第5実施例としての回転多面鏡を示す平面
図。
【図12】図11の側面図。
【図13】図11、図12に示した回転多面鏡とスプ
ル、ランナとの関係を示す平面図。
【図14】図13の正面図。
【図15】第6実施例としての回転多面鏡を示す斜視
図。
【図16】図15に示した回転多面鏡とスプル、ランナ
との関係を示す平面図。
【図17】図16の断面図。
【図18】第7実施例としての回転多面鏡を示す平面
図。
【図19】図18の側面図。
【図20】図18、図19に示した回転多面鏡とスプ
ル、ランナとの関係を示す平面図。
【図21】図20の断面図。
【図22】第8実施例としての回転多面鏡を示す斜視
図。
【図23】図22に示した回転多面鏡とスプル、ランナ
との関係を示す平面図。
【図24】図23の正面図。
【図25】第9実施例としての回転多面鏡を示す斜視
図。
【図26】第10実施例としての回転多面鏡を示す平面
図。
【符号の説明】
1,20,40,50,60,70,80,90,10
0,110…回転多面鏡 1a〜1d,23a〜23d,43a〜43d,50a
〜50d,60a〜60f,70a〜70d,80a〜
80f,93a〜93d,103a〜103d,113
a〜113f…鏡面部分 21,41,91,101,111…コア部分 10,30…ピンポイントゲート 55,65,75,85,95,105,115…フィ
ルムゲート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角面体の各面を鏡面とした樹脂製の回
    転多面鏡において、 各鏡面部分が複数個のピンポイントゲートから射出され
    た樹脂材にて形成されていること、 を特徴とする回転多面鏡。
  2. 【請求項2】 多角面体の各面を鏡面とした樹脂製の回
    転多面鏡において、 各鏡面部分がそれぞれ一つのフィルムゲートから射出さ
    れた樹脂材にて形成されていること、 を特徴とする回転多面鏡。
  3. 【請求項3】 多角面体の各面を鏡面とした樹脂製の回
    転多面鏡において、 各鏡面部分とそれ以外のコア部分とが異なる種類の樹脂
    材にて形成されていること、 を特徴とする回転多面鏡。
  4. 【請求項4】 前記コア部分が、強度の高い樹脂材又は
    線膨張係数の小さい樹脂材又は耐吸湿性を有する樹脂材
    の少なくとも一つの特性を備えた樹脂材からなり、 前記鏡面部分が、鏡面性の良好な樹脂材からなること、 を特徴とする請求項3記載の回転多面鏡。
  5. 【請求項5】 多角面体の各面を鏡面とした樹脂製の回
    転多面鏡の製造方法において、 各鏡面部分を除くコア部分を樹脂材にて形成する工程
    と、 前記コア部分の周囲に樹脂材を射出して鏡面部分を成形
    する工程と、 からなることを特徴とする回転多面鏡の製造方法。
  6. 【請求項6】 多角面体の各面を鏡面とした樹脂製の回
    転多面鏡の製造方法において、 各鏡面部分に対して複数個のピンポイントゲートから樹
    脂材を射出すること、 を特徴とする回転多面鏡の製造方法。
  7. 【請求項7】 各鏡面部分ごとに同数のピンポイントゲ
    ートから樹脂材を射出することを特徴とする請求項6記
    載の回転多面鏡の製造方法。
  8. 【請求項8】 各鏡面部分に対するピンポイントゲート
    の間隔が略均等であることを特徴とする請求項6又は7
    記載の回転多面鏡の製造方法。
  9. 【請求項9】 鏡面と各ピンポイントゲートとの距離
    は、ピンポイントゲートの間隔よりも小さく、かつ、そ
    れぞれ同じ距離であることを特徴とする請求項6又は7
    又は8記載の回転多面鏡の製造方法。
  10. 【請求項10】 多角面体の各面を鏡面とした樹脂製の
    回転多面鏡の製造方法において、 各鏡面部分に対してそれぞれ一つのフィルムゲートから
    樹脂材を射出すること、 を特徴とする回転多面鏡の製造方法。
  11. 【請求項11】 回転多面鏡の上面又は下面に設けたフ
    ィルムゲートから樹脂材を射出することを特徴とする請
    求項10記載の回転多面鏡の製造方法。
  12. 【請求項12】 各鏡面部分の有効反射領域を外れた上
    部又は下部に設けたフィルムゲートから樹脂材を射出す
    ることを特徴とする請求項10記載の回転多面鏡の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 フィルムゲートが各鏡面部分に対して
    平行に配置されていることを特徴とする請求項10又は
    11又は12記載の回転多面鏡の製造方法。
  14. 【請求項14】 フィルムゲートが各鏡面部分に対して
    同じ方向から樹脂材を射出することを特徴とする請求項
    10又は11又は12記載の回転多面鏡の製造方法。
JP31462191A 1991-01-30 1991-11-28 回転多面鏡とその製造方法 Pending JPH0560995A (ja)

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US07/827,075 US5296959A (en) 1991-01-30 1992-01-28 Polygonal mirror, and manufacturing process and mold thereof
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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