JPH0560936B2 - - Google Patents

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JPH0560936B2
JPH0560936B2 JP2241924A JP24192490A JPH0560936B2 JP H0560936 B2 JPH0560936 B2 JP H0560936B2 JP 2241924 A JP2241924 A JP 2241924A JP 24192490 A JP24192490 A JP 24192490A JP H0560936 B2 JPH0560936 B2 JP H0560936B2
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Hiroshi Watanabe
Ryuichiro Niizeki
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Hosoya Fireworks Co Ltd
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
J Morita Manufaturing Corp
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Hosoya Fireworks Co Ltd
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
J Morita Manufaturing Corp
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主に泌尿器科系すなわち膀胱内或は
膀胱と腎臓との間の尿管等に生じた結石を破壊す
るための結石破砕装置に関するものである。
(従来の技術) 膀胱や尿管内に生じた結石の爆薬の爆発衝撃に
より破壊する結石破砕装置について本願の出願人
等は特願平1−25482号(特開平1−308543号)
の特許出願を行つている。この特許出願に係る結
石破砕装置は結石破砕用飛翔体と、該飛翔体に爆
発衝撃を与える爆薬充填部と、電熱着火源を内蔵
した先端操作部を誘導チユーブ部の先端に連結す
ると共に、誘導チユーブ部の後端に把持操作部を
連結し、更に上記着火源の作動電源ボクスを具備
して成るものである。先端作動部は爆薬の爆発に
よる結石破砕操作1回毎に取替え、交換する必要
があるので、先端作動部は誘導チユーブの先端に
螺合により容易に着脱できるようになされてお
り、またこれらの螺合と同時に先端作動部の電熱
着火源のリード電極が誘導チユーブ内の電気脚線
に接続するようになされている。
体内に挿入される誘導チユーブは、尿管に沿う
ように彎曲させ先端作動部の先端を結石に適確に
当接させることができるように、誘導チユーブの
先端部内に先端が固着された4本の操作ワイヤー
の操作により少なくとも先端部を屈曲制御可能に
構成されている。この誘導チユーブは、先端の把
持部と基部側の操作部とに着脱自在に分割されて
いる把持操作部の先側すなわち把持部の内部の保
持部材により保持固定される。
一方、上記操作ワイヤーを操作するワイヤー操
作部並びに電熱着火源用の作動電源ボクスは把持
操作部の基部側の操作部に設けるか或はこれに接
続されているので、把持部と操作部とを着脱する
に当り操作ワイヤー並びに電気脚線をそれぞれ接
続、離脱させるための接続部が把持部および操作
部に設けられている。把持操作部が上述のように
把持部と操作部とに着脱自在に分割されている理
由は、誘導チユーブとこれを保持し、かつこれと
一体化されている把持部とは爆発による結石破砕
操作1回毎に取替え、交換する訳ではないが、誘
導チユーブが尿路内に挿入されることから高頻度
で交換する必要があり、これらを消耗品、使い捨
て部品として取扱う必要があるからである。本明
細書においてはこれらの消耗品として取扱われ、
かつ一体化される誘導チユーブと把持部とを総称
する場合は誘導チユーブ部と指称する。
誘導チユーブ部と操作部とを着脱するに当つて
の電気脚線の接続、離脱は差込プラグとソケトの
方式より容易に行うことができ、またその構成も
簡単であるが、操作ワイヤーの接続、離脱のため
の構造は操作ワイヤーが緊線状態で接続され、し
かも操作ワイヤーの操作状態すなわちワイヤーの
動きが伝達されることが必要であるからさほど簡
単ではなく、前記特許出願の明細書、図面に記載
している従来の接続装置においては、4本の操作
ワイヤー端が結着され、かつスプリングにより支
承されている把持部側の作動板と、同じく4本の
操作ワイヤー端が結着され、かつ結合支点にユニ
バーサルジヨイント式に支承された操作部側の作
動板との連結、離脱によつている。その詳細を述
べることは省略する接続装置の構成が複雑であ
り、構成部品の数も多い。
(発明の解決しようとする問題点) 従来の誘導チユーブ部操作部との操作ワイヤー
の接続装置は上記の通り構成が複雑であり構成部
品数も多く、誘導チユーブを取替え、交換するに
当つて操作ワイヤーの接続に要する手順が多いた
めに誘導チユーブを簡易に交換することができな
い。しかも狭いスペーースの中で接続、離脱の作
業を行わねばならないので作業性も悪く、交換の
困難さが更に助長される。また、操作ワイヤーの
接続部の構成が複雑で構成部品数が多いことは消
耗品、使い捨て部品である誘導チユーブ部のコス
トを高める難点がある。更に、臨床での使用の経
験から把持部および操作部の外径を小さくし、全
体重量を軽減することが要望されているが、従来
の作動板を用いた操作ワイヤー接続装置を採用す
る限り、操作ワイヤーの操作状態すなわちワイヤ
ーの動きを伝達するための作動板の揺動のスペー
スが必要であり、把持部および操作部の外径を縮
少することが難しいという問題点がある。
本発明は結石破砕装置における従来の操作ワイ
ヤー接続部の上記難点を解消し、誘導チユーブ部
の交換を容易かつ簡単に行うことができるような
操作ワイヤー接続部を提案すること、操作ワイヤ
ー接続部の構成を簡単化し消耗品、使い捨て部品
となる誘導チユーブ部のコストを低減すること、
把持部および操作部の外径を縮少し、全体重量を
軽減できる操作ワイヤー接続部を提案することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、結石破砕用飛翔体と該飛翔体に爆発
衝撃を与える電熱着火の爆薬充填部とを内蔵した
先端作動部と該作動部に連結され少なくとも先端
部が操作ワイヤーの操作により屈曲制御可能な誘
導チユーブを備えた誘導チユーブ部と、該誘導チ
ユーブ部の基端側の把持部に連結された操作部
と、電熱着火用の電源ボクスとより成る結石破砕
装置の操作ワイヤー接続部であつて、雄側部が操
作ワイヤー端と結着され、軸方向に移動可能な連
結プラグより成り、雌側部が上記連結プラグおよ
び後記チヤツク体の先端部を挿通し得る孔を有し
雌側部の前端に位置するキヤツチ解除リングと、
該解除リングに向つて前進後退させられるキヤツ
チ軸収容体と、該収容体の軸方向の孔内に軸方向
移動可能に収容され先端部が縮径可能なチヤツク
体を備えかつ操作ワイヤー端と結着されているキ
ヤツチ軸と、チヤツク体の先端部に係合し、これ
を縮径するように押圧するキヤツチリングとから
成ることを特徴とする結石破砕装置の操作ワイヤ
ー接続部である。
(実施例) 第1図は本発明の操作線接続部を備えた結石破
砕装置の一例の側面図を示している。図において
1は先端作動部であり、2は誘導チユーブ部3と
把持部4とより成る誘導チユーブ部であり、5は
操作部である。6は把持部4と操作部5とを連結
する袋ナトであり、7は操作部5の操作レバーで
あり、8は作動電源ボクス用の端子である。電
池、点火スイツチ等を備えた作動電源ボクスは該
端子8により操作部5に直結装着してもよく或は
該端子8と接続するリード線を介して別置し操作
するようにしてもよい。
先端作動部1は第2図にその一例の縦断面図を
示す通り、筒体10の先端側に挿入装着されてい
る飛翔体11と、飛翔体収納部に隣接する爆薬充
填室12と、この中に充填された爆薬13と、爆
薬に埋没するように設置された電熱着火源14と
を具備している。飛翔体11はその後端部に径大
部110を有し、爆薬の爆発時においても筒体1
0の断付部100に阻止されて筒体10から抜け
出ることがないようにされている。電熱着火源1
4は絶縁被覆を有するリード電極141および1
42に接続され、電極141は筒体10の後端部
に螺合されている導電体より成る結合部材15に
接続され、電極142は該結合部材15に絶縁体
16を介して固着さたピンプラグ17と接続され
ている。150は結合部材15外周のねじであ
る。
誘導チユーブ部3の先端側の一例を第3図の縦
断面図に示す。誘導チユーブはその先端に結合部
材30を有し、その後部に互いに球面摺接する一
対のユニバーサル型連結部材31,32を設け、
更にこれに後続してチユーブ本体33を設けてこ
れらが順次連結されている。結合部材30はその
ねじ301により先端作動部1の結合部材15と
螺合接続される。導電体より成る結合部材30の
内部には絶縁リング302を介してソケツト30
3が装着され、絶縁被覆を有する電気脚線lが上
記結合部材30およびソケツト303にそれぞれ
接続されている。従つて、先端作動部1の接合部
材15と、誘導チユーブの接合部材30とを螺合
接続すれば、電熱着火源14と脚線lとの電気的
接続が自動的に確立される。電気脚線lは連結部
材31,32の中空部およびチユーブ本体33内
を通つて誘導チユーブ後端に至り、更に把持部4
内を通り把持部後端の電気接続部を介して操作部
の電気脚線に接続され、前記の作動電源ボスクス
用の端子8に接続される。
連結部材31の外周には外周を4等分するよう
4分の操作ワイヤーWの先端がかしめリング34
により固着され、操作ワイヤーWはガイドチユー
ブ35に挿入さて連結部材31,32の外周に沿
い、次いでチユーブ本体33内に挿通されて把持
部4内へ延長し、更に接続部を介して操作部の操
作ワイヤーと連結されている。従つて、操作部5
の操作レバー7によりワイヤー操作部を操作すれ
ば、その操作に応じた操作ワイヤーWの動きが誘
導チユーブの先端迄伝達され、操作ワイヤーWの
動きに応じて球面摺接している連結部材31,3
2が相互に摺動し、誘動チユーブの先端を任意な
角度屈折させることができる。36は4本の操作
ワイヤーWの相互位置関係を維持するためのガイ
ドであり、37は可撓性のチユーブである。誘導
チユーブ3の後端の基端部は把持部4の先端側の
保持部材(図示せず)により同心的に把持固定さ
れる。
本発明の特徴をなす操作ワイヤーWの接続部を
第4図ロに示す。第4図ロは第4図イに示す結石
破砕装置の側面図のA−A線とB−B線との間の
縦断面図すなわち互いに連結された把持部4の後
端部側と、操作部5の前端側との縦断面図であ
る。図では図の複雑化を避けるために電気脚線お
よびその接続部等の図示を省略している。誘導チ
ユーブから導出された操作ワイヤーWは図に示す
ように把持部4の套体40に固定されているワイ
ヤ分岐体41のガイド410を経てワイヤ止め具
433にかしめ結着される。該止め具433はス
ライド軸43の前部側のねじ穴430に螺合する
受け具432に嵌合され受け止められている。ス
ライド軸43はスライド軸収容体42の軸方向の
貫通孔420内に摺動可能に収容されている。ス
ライド軸43の反対側すなわち操作部5側のねじ
穴431には連結プラグ45が螺合されている。
従つて、操作ワイヤーWはワイヤ止め具433、
受け具432、スライド軸43を介して連結プラ
グ45に結着されていることになる。スライド軸
43とワイヤ分岐体41との間にはスプリング4
4が介挿され、スライド軸43を操作部5側に向
つて押圧し、操作ワイヤーWを緊線している。
以上が接続部の雄側部の構成である。6はスラ
イド軸収容体42の外周の段部に係合する袋ナト
で操作部5のロツキングシース50の外周のねじ
501と螺合し、把持部4と操作部5とを連結固
定する。
操作部5のロキングシース50の前端内側には
チヤツチ解除リング51が互いに回動可能に嵌め
合わされている。解除リング51には後述する大
きさの孔510が設けられている。511は解除
リング51を留めるスナプリングである。ロキン
グシース50内にはチヤツチ軸収容体52があ
り、該収容体52はその外周の螺旋溝520にロ
ツキングシースのガイドねじ502が係合され、
また廻り止めガイドピン(図示せず)により回転
が抑止されている。従つて、ロツキングシースを
回動することによりキヤツチ軸収容体52はロツ
キングシース内を軸方向にすなわちキヤツチ解除
リング51に向つて前進後退する。キヤツチ軸収
容体52には軸方向の貫通孔521が設けられ、
該孔521の後端にはスプリング53を受ける受
け筒522が螺合さている。スプリング53の前
端にはキヤツチリング54が結着されている。キ
ヤツチリング54、スプリング53および受ける
受け筒522の内側の筒状空間にキヤツチ軸55
が軸方向移動可能に収容されている。キヤツチ軸
55の先端側にはチヤツク体550が形成さ、チ
ヤツク体550の先端は先太りテーパー部551
を形成すると共に割溝を設け口径を縮径可能とし
ている。キヤツチリング54はこのテーパー部5
51に係合合し、スプリング53により押圧され
て常時はテーパー部551を縮径するように押圧
してる。すなわちチヤツク体550とキヤツチリ
ング54とはいわゆるコレツトチヤツクを形成し
ている。キヤツチ軸55の後端側のねじ穴552
にはワイヤ操作部に連なる操作ワイヤーの端末が
かしめ結着さた止め具554と嵌合し、こを支承
する受け具553が螺合している。56はスプリ
ングでキヤツチ軸55を把持部4側に向つて押圧
すると共に操作ワイヤーWを緊線してる。接続部
の雌側部は以上のように構成される。
上述のキヤツチ解除リング51の孔510は把
持部4の連結プラグが挿通自在であり、またキヤ
ツチ軸55のチヤツク体550の先端のテーパー
部551が縮径状態において挿通可能であるが、
テーパー部外周に係合するキヤツチリング54は
挿通し得るキヤツチ解除リングの側面に当接する
ような大きさに設定さている。従つて、ロツキン
グシース50を回動してキヤツチ軸収容体52を
キヤツチ解除リング51に向て前進させると、キ
ヤツク体550の先端のテーパー部551はキヤ
ツチ解除リング51の孔510に挿通さるがキヤ
ツチリング54は解除リング51の側面に当り前
進を阻まれ、テーパー部551に縮径するように
押圧していた力が解除されるので、テーパー部5
51は拡開し、該テーパー部による連結プラグの
把持が解放される。ロキングシース50を逆に回
動してキヤツチ軸収容体52を後退させるとチヤ
ツク体550のテーパー部551は再びキヤツチ
リングにより押圧され縮径するので、連結プラグ
45を把持することができる。テーパー部551
の内面および連結プラグ45の把持面には第7図
に示すように把持力を高めるために互いに噛み合
凹凸噛み合い歯を設けることが望ましい。キヤツ
チ軸収容体52を前進後退せる手段としては、前
述し収容体52の外周の螺旋溝とロツキングシー
ス50のガイドねじ502とを係合させロキング
シースの回動によりキヤツチ軸収容体を前進後退
させる手段のほかに種々の手段が採用可能であ
る。例えば第5図の縦断面図に示すようにキヤツ
チ軸収容体52を収納する套体580の段付部5
81とキヤツチ軸収容体の外周に螺合固定された
リング体582との間にスプリング583を装着
し、常時はこのスプリングにより収容体52が後
方へ押圧されるようにしておき、上記リング体5
82の後方にカム体584を設け、これの回動軸
585を軸受586を介して套体580の外部へ
延長しこれに回動ハンドル587を枢着する。回
動ハンドルを廻しカム体の長径部がリング体58
2に当接するようにすればスプリング583に抗
してリング体582を押圧し、チヤツチ軸収容体
をキヤツチ解除リングに向けて前進させることが
で、またカム体の短径部がリング体582に当接
するように回動ハンドルを廻せば、スプリング5
83によりキヤツチ軸収容体52は後退させられ
る。
第6図に示す他の例においては、同じく套体5
90の段付部591とキヤツチ軸収容体52の後
端外周に螺合固定されリング体594との間にス
プリング596を装着し、常時は該スプリングに
より収容体52が後方へ押圧されるようにしてお
き、リング体594の突条595を套体590の
長穴592を介して、套体の外周のねじ593と
螺合し前進後退自在に回転作動する作動体597
の段部598と係合させる。作動体を前進方向に
回転作動し、キヤツチ解除リングの方向へ前進さ
せれば段部598と係合する突条595が押圧さ
れ、キヤツチ軸収容体52はスプリング596に
抗してキヤツチ解除リングに向けて前進させら
れ、逆に作動体597を後進方向に回転作動すれ
ばキヤツチ軸収容体はスプリング596の押圧力
により後方へ後退する。なお、599はシールリ
ングである。
上記接続装置により操作ワイヤーが接続されて
いる状態においいては把持部4の操作ワイヤー端
末が結着されているスライド軸43と操作部5の
操作ワイヤー端末が結着されているキヤツチ軸5
5とが連結プラグ45とチヤツク前55との嵌
合、噛み合い結合により一体化されて、それぞれ
スライド軸収容体42の貫通孔420内を或はキ
ヤツチ軸収容体52の貫孔521内を前後進可能
で、操作部5に設けられているワイヤー操作部の
操作による操作ワイヤーの動きが操作部5から把
持部4へ従て誘導チユーブ部の先端がワイヤー操
作部における操作ワイヤーの操作により自在に制
御できる。この場合にキヤツチ軸55がキヤツチ
解除リング側に向つて過剰に移動し、そのテーパ
ー部がこを縮径させているキヤツチリングの押圧
から離脱して拡径して連結プラグとの噛み合いが
解除されることがないように、受け筒522の後
端部の径大部523の段部524とキヤツチ軸5
5の後端の径大部555の係合によるストツパー
手段が設けらている。
ワイヤー操作部の詳細は述べないが、例えば、
操作部5のメインボデイにユニバーサルジヨイン
トを介して結合された操作杆に作動円板を固着結
合し、該円板の周縁部に4本の操作ワイヤーを互
いに等間隔に結着もしくは引留めた基本構成を有
するものを使用し得る。ユニバーサルジヨイント
を支点とした操作杆の操作により作動円板が揺動
し、この揺動に応じて円板に結着もしくは引留め
られた操作ワイヤーが後方へ引張られ或は前方へ
動く。この場合に前記特願の明細書に記載してい
るような操作杆のブレーキ機構もしくはストプ機
構を設けておくことは誘導チユーブ部の尿路内挿
入操作の上で有利である。
なお、上記実施例においては操作ワイヤーの数
を4本として説明したが、操作ワイヤーの数は4
本に限られる訳ではなく、適宜な本数を選択する
ことができる。また、上記実施例においては雄側
部すなわち連結プラグを把持部4側に設け、雌側
部すなわちチヤツ体を操作部5側に設けている
が、逆に雄側部を操作部側に、雌側部を把持部側
に設けるようにしても勿論差し支えはない。しか
し把持部側は前述したり消耗品、使瑠捨て部品と
して取扱わるので、構成が簡単で部品数も少なく
コストが安価な雄側部を把持部側に設けることが
好ましい。
(作用) 第7図イおよびロは上記説明した本発明の実施
例による結石破砕装置操作ワイヤー接続部の接
続、離脱の作用を説明する作用説明図である。図
の各符号は実施例を説明した第1〜4図の同一符
号と同一部分を表わす。第7図イは把持部の連結
プラグと操作部のチヤツク体とが嵌合、噛み合に
より連結され、袋ナツトにより把持部と操作部と
が結合れてる状態を示している。第7図ロは把持
部と操作部とが離脱されている状態を示してい
る。
誘導チユーブ部の交換に当つては先ず袋ナツト
6を廻してこれとロツキングシース50との螺合
を解く。次にチヤツチ軸収容体52をキヤツチ解
除リング51に向つて前進させる方向にロツキン
グシース50を回動して該収容体を前進させる
と、第7図ロに示すようにキヤツチリング54の
先端がキヤツチ解除リング51の側面に当り前進
を阻まれ、一方、チヤツク体550の先端のテー
パー部551はキヤツチ解除リングの孔510内
に挿通さるので、テーパー部外周に係合している
キヤツチリングが相対的に後方へ摺動させらる。
これによりテーパー部を縮径させていたキヤツチ
リングの押圧力が解除さてテーパー部は拡径し、
噛み合い把持していた連結プラグ45を解放し、
把持部4従つて誘導チユーブ部2を操作部5から
離脱することができる。
次に新しい誘導チユーブ部の連結プラグを操作
部のチヤツク体に挿入嵌合したのち、ロツキング
シース50を上述とは逆方向に回動してチヤツチ
軸収容体52を後退させれば、キヤツチリング5
4がスプリング53の押圧力によりテーパー部5
51上を相対的に前方へ摺動してテーパー部を縮
径させテーパー部が連結プラグ45を噛み、強固
に把持し、把持部側と操作側との操作ワイヤーW
が接続さる。最後に袋ナツト6をロツキングシー
スのねじ501に螺合することにより誘導チユー
ブ部の交換が完了する。
上記の通り本発明においては操作ワイヤーの接
続、離脱をロツキングシースの回動、カム体を回
動させる回動ハンドルの操作、或は作動体の回転
作動等によりキヤツチ軸収容体を前進後退させる
という簡単な操作により行うことができる。
(発明の効果) 上記説明した通り、本発明によば結石破砕装置
の把持部側の操作ワイヤーと操作部側の操作ワイ
ヤーとの接続、離脱を、ロツキングシースの回
動、カム体を回動させる回動ハンドルの回動、或
は作動体を回転作動させるという簡単な操作だけ
で実施でき、誘導チユーブ部の交換が極めて簡単
容易となる。また、操作ワイヤー接続部の構成が
従来に較べて簡単であり部品数も減少するのでコ
ストを低減できる。更に本発明の操作ワイヤー接
続装置においては操作部に設けらたワイヤ操作部
の操作による操作ワイヤーの動きが操作ワイヤー
の端末が結着さたキヤツチ軸および連結プラグの
軸方向の移動だけで誘導チユーブ側に伝達さ、従
来のように作動板の揺動のためのスペースを必要
としないので、把持部および操作部の外径を縮少
することができ重量も軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は結石破砕装置の側面図、第2図は先端
作動部の縦断面図、第3図は誘導チユーブの先端
部の縦断面図、第4図ロは第4図イ(側面図)の
A−A線とB−B線との間の把持部と操作部との
結合部の縦断面図、第5図および第6図はそれぞ
チヤツチ軸収容体を前進後退させる手段の他の実
施例を示す縦断面図、第7図はイおよびロは操作
ワイヤー接続部における接続、離脱の作用を説明
する説明図である。 符号の説明、1……先端作動部、2……誘導チ
ユーブ部、3……誘導チユーブ、4……把持部、
5……作操部、6……袋ナツト、7……操作レバ
ー、8……端子、11……飛翔体、13……爆
薬、14……電熱着火源、17……ピンプラグ、
31および32……ユニバーサル型連結部材、3
4……かしめリング、42……スライド軸収容
体、43……スライド軸、433……ワイヤー止
め具、45……連結プラグ、50……ロツキング
シース、502……ガイドねじ、51……キヤツ
チ解除リング、52……キヤツチ軸収容体、53
……スプリング、54……キヤツチリング、55
……キヤツチ軸、550……チヤツク体、551
……テーパー部、554……ワイヤー止め具、5
6……スプリング、584……カム体、587…
…回動ハンドル、592……長穴、596……作
動体、l……電気脚線、W……操作ワイヤー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結石破砕用飛翔体と該飛翔体に爆発衝撃を与
    える電熱着火の爆薬充填部とを内蔵した先端作動
    部と該作動部に連結され少なくとも先端部が操作
    ワイヤーの操作により屈曲制御可能な誘導チユー
    ブを備えた誘導チユーブ部と、該誘導チユーブ部
    の基端側の把持部に連結された操作部と、電熱着
    火用の電源ボツクスとより成る結石破砕装置の操
    作ワイヤー接続部であつて、雄側部が操作ワイヤ
    ー端と結着され、軸方向に移動可能な連結プラグ
    より成り、雌側部が上記連結プラグおよび後記チ
    ヤツク体の先端部を挿通し得る孔を有し雌側部の
    前端に位置するキヤツチ解除リングと、該解除リ
    ングに向つて前進後退させられるキヤツチ軸収容
    体と、該収容体の軸方向の孔内に軸方向移動可能
    に収容され先端部が縮径可能なチヤツク体を備え
    かつ操作ワイヤー端と結着されているキヤツチ軸
    と、チヤツク体の先端部に係合し、これを縮径す
    るように押圧するキヤツチリングとから成ること
    を特徴とする結石破砕装置の操作ワイヤー接続
    部。 2 キヤツチリングがスプリングによりチヤツク
    体の先端部に押圧されていることを特徴とする請
    求項1記載の結石破砕装置の操作ワイヤー操続
    部。 3 キヤツチ軸収容体の外周に設けた螺旋溝と係
    合するガイドを有するロツキングシースの回動に
    よりキヤツチ軸収容体が前進後退させられること
    を特徴とする請求項1又は2記載の結石破砕装置
    の操作ワイヤー接続部。 4 キヤツチ軸収容体を後退方向に押圧するスプ
    リングに抗してキヤツチ軸収容体を前進させるよ
    うに押圧可能なカム体の回動によりキヤツチ軸収
    容体が前進後退させられることを特徴とする請求
    項1又は2記載の結石破砕装置の操作ワイヤー接
    続部。 5 キヤツチ軸収容体を後退方向に押圧するスプ
    リングを設けると共に、套体の外周に螺着し、前
    進後退自在に回転作動する作動体がキヤツチ軸収
    容体に固着された係合体をスプリングに抗して押
    圧し得るようになし、上記作動体の回転作動によ
    りキヤツチ軸収容体が前進後退させられることを
    特徴とする請求項1又は2記載の結石破砕装置の
    操作ワイヤー接続部。 6 接続部の雄側部が誘導チユーブ部側に設けら
    れ、雌側部が操作部側に設けられていることを特
    徴とする請求項1〜5の何れかに記載の結石破砕
    装置の操作ワイヤー接続部。
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