JPH0560335A - 床暖房部材 - Google Patents

床暖房部材

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JPH0560335A
JPH0560335A JP952592A JP952592A JPH0560335A JP H0560335 A JPH0560335 A JP H0560335A JP 952592 A JP952592 A JP 952592A JP 952592 A JP952592 A JP 952592A JP H0560335 A JPH0560335 A JP H0560335A
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heat insulating
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heat
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Takashi Kishimoto
隆 岸本
Masahiro Nakagawa
雅博 中川
Yuzo Okudaira
有三 奥平
Masaru Yokoyama
勝 横山
Kazuhiro Tokuda
一廣 徳田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工性が非常に良くて、優れた昇温特性と高
い熱効率を有し、かつ、薄型適性のある断熱材内蔵型の
床暖房部材を提供する。 【構成】 表面板1と底板2およびこれらで挟まれた空
間の周囲を囲む枠材3とを備え、前記空間内には、断熱
材11と面発熱体12および均熱板13が、断熱材11
と均熱板13の間に面発熱体12が位置するようにして
底から順に配置されており、前記断熱材11として、超
微粒子を成形してなる微細多孔体からなる断熱シートが
用いられていることを特徴とする床暖房部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内の床に敷設して
床暖房を行う床暖房部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床暖房部材は、発熱パネルの上に
フローリングやカーペット等の表面材を施工の際に載せ
るようにしており、施工が大変であるだけでなく、表面
材の熱抵抗が大きくて床表面温度の立ち上がりが遅いと
いうものであった。これに対して、ヒータ(発熱体)を
一体化し、施工性や床表面温度の立ち上がり(昇温特
性)を改善した床暖房部材が提案されている(実開昭62
-63315号公報、実開昭62-88211号公報)。しかしなが
ら、床暖房部材の下側に断熱施工が必要であるため全体
としては施工性はそれほと改善されるわけでなく、床表
面温度の立ち上がりも十分に改善されたとは言い難い。
それに、集合住宅(マンション等)のように床下のスペ
ースが限られている場合には適用し難い。というのは、
十分な断熱施工が難しいからである。床下のスペースが
限られている場合は十分な断熱施工を実施すると、床面
が非常に高くなって、内装ドアが開かなくなったり、天
井高さが低くなり過ぎたりという不都合が生じるからで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑み、施工性が非常に良くて、優れた昇温特性と高い
熱効率を有し、かつ、薄型適性のある断熱材内蔵型の床
暖房部材(床暖房パネル)を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にかかる床暖房部材(床暖房パネル)は、
表面板と底板およびこれらで挟まれた空間の周囲を囲む
枠材とを備え、前記空間内には、断熱材と面発熱体およ
び均熱板が、断熱材と均熱板の間に面発熱体が位置する
ようにして底から順に配置されており、前記断熱材とし
て、超微粒子を成形してなる微細多孔体からなる断熱シ
ートを用いるようにしている。
【0005】この発明の床暖房部材では、普通、断熱材
の微細多孔体は紙やフィルム等の薄いシート状物で包ま
れており、フィルムが非通気性であって微細多孔体を減
圧状態で密封封止した構成のものもある。微細多孔体が
減圧状態で密封封止されている場合の減圧の程度は、1
00torr以下であることが好ましい。微細多孔体を構成
する超微粒子は少なくとも一部が予め凝集防止処理され
た超微粒子であることが好ましく、断熱材は面発熱体の
直下に配置されている形態が好ましい。
【0006】床暖房部材の場合、防音性能も重要であ
る。底板の裏側にクッション材を取り付けたり、あるい
は、表面板(表面化粧材)と均熱板の間にシート状クッ
ション材を介在させるようにすれば、防音性能が高ま
る。以下、この発明をより詳しく説明する。図1は、こ
の発明の床暖房部材の具体的な構成例を一部を破断して
あらわす。
【0007】この発明の床暖房部材は、図1にみるよう
に、表面板1と底板2およびこれらで挟まれた空間の周
囲を囲む枠材3とを備え、前記空間内には、断熱材11
と面発熱体12および均熱板13が、断熱材11と均熱
板13の間に面発熱体12が位置するようにして底から
順に配置され一体化されてなる形態をとる。図1の床暖
房部材の場合、底板2と枠材3が一体的に形成され額縁
構造になっている。勿論、枠材3と底板2は別体形成さ
れ枠材3が底板2に取り付けられたものであってもよい
ことは言うまでもない。底板2や枠材3は、普通、合
板、ムク板、パーチクルボード、無機質板等で出来てい
る。枠材3は、その内側にある面発熱体12や断熱材1
1に加わる力を大いに軽減させる働きをする。
【0008】断熱材11は、図2にみるように、超微粒
子20を成形してなる微細多孔体21が非通気性(ガス
遮断性)フィルム22により減圧状態で密封封止されて
なる断熱シート(薄い板状体)であり、圧縮強度が5k
g/cm2以上、好ましくは、10kg/cm2 以上の
ものが用いられる。つまり、断熱材11は、超微粒子2
0を圧縮成形してなる微細多孔体21を基体としており
(この微細多孔体21は、発明者らが、特願昭63-01282
6 号で提案している)、この微細多孔体21は良好な断
熱性と十分な耐荷重性を有する。断熱材11の中央に
は、温度センサ、過昇温防止素子、温度ヒューズおよび
配線用リード線を収納する配線収納部(スペース)10
があって、それらのものが設置されている。
【0009】図3は、この発明の床暖房部材の他の構成
例をあらわす。図3の床暖房部材では、底板2の裏側に
クッション材4が設けられており、断熱材11が通気性
の袋材で微細多孔体を被覆してなる構成であり、減圧状
態ではなく常圧状態である二つの点で図1の床暖房部材
と異なる他は略同様の構成である。図3の床暖房部材の
断熱材11は、超微粒子を圧縮成形してなる微細多孔体
であり、少なくとも一部が超微粒子が飛散しない程度の
通気性を有する袋材で被覆されたものであり、圧縮強度
が5kg/cm2 以上、好ましくは圧縮強度が10kg
/cm2 以上のものが用いられるのである。
【0010】この発明の床暖房部材は、図1,3の構成
のものに限らない。図1の床暖房部材の底板2の裏側に
クッション材4が設けられた構成であったり、図3の床
暖房部材の断熱材が、図1の床暖房部材に使われている
非通気性フィルムで微細多孔体で覆われた減圧状態であ
るものであってもよい。なお、クッション材4は、底板
2の裏側の全面に取り付けてもよいが、部分的に取り付
けるようにしてもよい。
【0011】この発明の床暖房部材では、普通、断熱材
11が面発熱体12の直下に配置されているのがよい。
すなわち、断熱材11と面発熱体12が直接接触してい
るか、図4にみるように、せいぜい厚み0.5mm未満
の薄い不燃紙15を介在させるだけで極く近接させるの
がよいのである。配線収納部10の深さも、図4の如く
断熱材11の厚みより浅くしてもよいし、図5の如く断
熱材11の厚みと同じ深さにしてもよい。
【0012】さらに、表面板1と均熱板13との間にシ
ート状クッション材16を介在させるようにしてもよ
い。また、図7にみるように、床暖房部材の枠材3の対
向する側面の一方には嵌合凹部25を設け、他方には嵌
合凸部26を設けておき、凹凸嵌合を利用して床暖房部
材を連結するような構成とすることも有用である。微細
多孔体を形成する超微粒子としては、乾式製法または湿
式製法による超微粒子シリカ、コロイダルゾルの乾燥
物、エアロゲル、ポリケイ酸、あるいは、これらの表面
に凝集防止処理を施したもの等が挙げられる。
【0013】超微粒子の粒径(凝集防止処理したものは
処理後の粒径)は、1〜20nmの範囲であることが好
ましい。表面に凝集防止処理した超微粒子と凝集防止処
理しない超微粒子を併用混合して用いるようにしてもよ
い。凝集防止処理としては、粒子表面のシラノール基の
OHに結合して水素結合の生起を妨げるようにするも
の、粒子同士に反発性をもたせて、直接的に粒子の凝集
を防止するもの等がよく、具体例としては、有機シラン
化合物、例えば、トリメチルメトキシシラン、ジメチル
ジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン等のアル
コキシシラン化合物、モノメチルトリクロロシラン、ジ
メチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、トリ
フェニルクロロシラン等のクロロシラン化合物、ヘキサ
メチルジシラザン、ジメチルトリメチルアミン等のシラ
ザン化合物が挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
【0014】また、超微粒子の他に、成形性を向上さ
せ、輻射防止効果のある微粒子を超微粒子と混合し成形
するようにしてもよい。この微粒子は、1次粒径が超微
粒子のそれと比べて大きく、粒径は20〜10000n
mの範囲がよく、また、熱放射率が大きいもの、特に、
波長3μm以上の赤外領域での熱放射率が0.8以上の
ものが好ましい。
【0015】なお、微粒子を用いると成形性がよくなる
のは、超微粒子と微粒子が互いに成形圧を分散し、吸収
しあう等して、成形圧を均一に保つ働きを有しているた
めと考えられる。微粒子の具体的なものとしては、パー
ライトやシラスバルーンの微粉砕物、スス、コージェラ
イト、粘土等の無機層状化合物、ケイソウ土、ケイ酸カ
ルシウム、カーボンブラック、SiC、TiO2 、Zr
O、CrO2 、Fe3 4 、CuS、CuO、Mn
2 、SiO2 、Al2 3 、CoO、Li2 O、Ca
O等の微粉末が挙げられる。
【0016】超微粒子に繊維(微粒子も同時に加えても
よい)を加えて成形してもよい。微細多孔体の強度が強
くなり、より取り扱い易い断熱材となる。添加する繊維
としては、例えば、セラミック繊維、ガラス繊維、ロッ
クウール繊維、アスベスト繊維、炭素繊維、アラミド繊
維等の無機繊維や有機繊維が挙げられる。
【0017】その添加量は、粒子重量に対し、20wt%
以下が好ましく、繊維の径は30μm以下が好ましく、
5μm以下がさらに好ましい。繊維の長さは、50mm
以下が好ましい。微細多孔体が非通気性フィルムで覆わ
れ、減圧状態で密封封止されている場合があるが、この
非通気性フィルム(ガスバリヤー性フィルム)として
は、多層構成であって80℃以上の耐熱性を有し、ヒー
トシール適性のあるものが好ましい。塩化ビニリデン系
の他に、ポリエチレン・ビニルアルコール系、ポリエス
テル系のフィルム、およびそれらのアルミニウム蒸着フ
ィルム等をガスバリヤー層としたラミネートフィルムが
挙げられる。より具体的には、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等からなる熱融着性プラスチック層と、ポリエチ
レンテレフタレート、延伸ポリアミド、延伸ポリプロピ
レン等の表面保護プラスチック層との間に、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリエチレンビニルアルコール、アルミニウ
ム蒸着ポリエステル、アルミニウム箔などのガスバリヤ
ー性のプラスチック層や金属層を介在させたラミネート
フィルムが挙げられる。
【0018】減圧の程度は、通常、100torr以下(1
00torr以下のより高真空状態)くらい、より好ましく
は10torr以下(10torr以下のより高真空状態)くら
いである。断熱材11の微細多孔体は、少なくとも一部
が超微粒子が飛散しない程度の通気性を有する袋材で覆
われている場合があるが、この袋材としては、ガラスク
ロス、紙、有機の不織布(ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、パルプ、アサおよびこれらの混合
物等)、無機の不織布(ガラス、セラミックス等)の通
気性のあるシートで全部または一部が出来ているものが
挙げられる。シートは、超微粒子が簡単に通り抜けた
り、最初は嵌入しただけであるが、そのうちには抜け出
てしまうようなものであったりしてはいけないことは言
うまでもない。
【0019】面発熱体12としては、フィルムヒータタ
イプ、線ヒータタイプ等が挙げられ、熱効率および厚み
の点から、フィルムヒータタイプのような薄型適性の高
い面発熱体が好ましい。均熱板13は、発熱体の熱を表
面板に伝導する際に均一に伝導させるとともに発熱体を
保護するためのものであり、熱伝導率の高い鋼板、アル
ミニウム板、銅板等の金属板、あるいは、セラミック板
等が挙げられる。
【0020】最上に貼着される表面板1には、合板、ム
ク板、パーチクルボード等の木質板や化粧板、あるい
は、FRP等の樹脂板などが使われる。これらのものに
は、必要に応じて樹脂含浸(WPC)処理や塗装処理な
どを行うようにしてもよい。クッション材4としては、
ポリエチレンフォーム、発泡ゴム、フェルト、不織布、
ゴム等およびこれらの複合材があり、片面に凹凸形状が
付いているものが好ましい。シート状クッション材16
としては、ポリエチレンフォーム、発泡ゴム、フェル
ト、不織布、ゴム等およびこれらの複合材があり、表裏
とも平滑な面形状であって、50℃以上の耐熱性を有す
るものが好ましい。
【0021】この発明の床暖房部材は、通常、コンクリ
ート等の床下地の上に複数個隣接して配設するようにし
て使われる。
【0022】
【作用】この発明の床暖房部材は、断熱材が、超微粒子
を成形してなる微細多孔体であって、厚みが薄くとも十
分に高い断熱性を有しているため、床暖房部材の昇温特
性や熱効率が向上するとともに、断熱施工の省略が可能
となる。また、断熱材内蔵型であるため、床暖房部材を
床面へ敷設する程度の作業で簡単に施工できるため、極
めて施工性がよい。常圧でも静止空気以下の極めて低い
熱伝導率である。
【0023】また、微細多孔体が非通気性フィルムによ
り減圧状態で密封封止されてなる構成の場合、高い断熱
性を確保し易くなるという利点がある。そして、断熱材
の基体が微細多孔体の場合には、低レベルの減圧(真空
度)であっても、断熱性向上作用が顕著にあらわれるた
め、真空度の低下に伴う断熱性の経年劣化を心配する必
要も殆どない。
【0024】近年、表面板の多様化・高級化が要求され
るにつれて、表面板等の発熱体上部の材料の熱抵抗が増
大する傾向があり、さらに高性能な断熱材でないと断熱
施工を省略することが難しい場合があり、このような場
合、減圧状態で微細多孔体が密封された性能のよいもの
で十分に対応することができる。断熱材は厚みが薄くと
も極めて高い断熱性があることから、床暖房部材自体の
薄型化が図れるため、集合住宅等の床下のスペースが限
られている場合にも何ら問題なく適用できる。
【0025】それに、超微粒子を圧縮成形してなる微細
多孔体は床材として必要な耐荷重性も有しており、縮ん
だり、壊れたりせず、長期にわたり安定した暖房機能が
維持できるのである。予め凝集防止処理された超微粒子
を用いた場合、撥水性に優れ、圧縮等により粒子間が強
く結合(固体伝導が大きくなる)することがないため、
高湿下においても結露がなく、床材として極めて安定し
た熱効率を発揮することができる。
【0026】この発明の床暖房部材の断熱材は、合板や
インシュレーションボード等、床用の材料と比べて熱容
量が小さくできることから、高断熱性と併せて、この断
熱材を発熱体の直下に断熱材を配することにより、床表
面温度の立ち上がりを極めて早くすることができる。底
板の裏面のクッション材や表面板と均熱板の間のクッシ
ョン材は、防音性能を高める働きをする。
【0027】
【実施例】続いて、この発明の実施例を説明する。この
発明は、下記の実施例に限らない。 −実施例1− 底板および枠材用として、約0.3m×約0.9mで1
2mmの厚みのI類合板を用い、周縁を25mm幅だけ
残して7mmの深さで切削して額縁構造に加工した。つ
まり、底板と枠材が一体形成されているのである。
【0028】一方、断熱材を以下のようにして作製し
た。乾式製法による凝集防止処理シリカ〔超微粒子 徳
山曹達(株)製,レオロシールMT30〕にシリカアル
ミナ繊維〔新日鉄化学(株)製,SCバルク♯110
0〕を5wt%混入分散した混合物を、10kg/cm2
の圧力で圧縮成形し、ガス遮断性フィルム〔旭化成工業
(株),サラン−UB♯25 塩化ビニリデン系フィル
ム)からなる包材に入れて減圧下でヒートシール(密
封)し厚み約5mmの断熱材を得た。なお、真空度は2
0torrであった。なお、ここで使ったガス遮断性フィル
ムは、延伸ナイロン層(強度保持用)/塩化ビニリデン
・アクリル酸エステル系共重合樹脂層(ガスバリヤ用)
/超低密度ポリエチレン層(ヒートシール用)の3層ラ
ミネート構造のものである。
【0029】続いて、枠材の内に、温度センサー等の収
納部分を除いて断熱材を載置した。そして、収納部分に
温度センサ−、過昇温防止素子、温度ヒューズ、配線用
リード線等を収納した。ついで、270W/m2 の容量
のフィルム状ヒータの上面に亜鉛メッキ鋼板(厚み1m
m)、裏面に水酸化アルミ紙(厚み0.4mm)をポリ
エチレンフィルムで熱融着して一体化して鋼板を上にし
て断熱材がヒータの直下になるようにして載置した。こ
のとき、ヒータと配線用リード線を接続し収納部分に納
めるようにした。
【0030】その後、鋼板の上にはゴム状シリコーン樹
脂を塗布し、枠材の上面にはウレタン系接着剤を塗布し
ておいて、表面板としての木質化粧単板およびWPC処
理合板の複合板(厚み3.3mm)を載置し、5kg/
cm2 の圧力でプレス成形して一体化し床暖房部材を得
た。なお、ヒータやセンサ用の配線用リード線は、枠材
側面に予め設けておいた穴から引き出すようにした。
【0031】完成した床暖房部材は、幅303mm、長
さ909mmの木質系であって、厚み15mmの薄型で
ある。実施例1の床暖房部材を根太の上において、恒温
槽(10℃)で十分に養生し、温度が安定してから昇温
試験を行った。試験結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1にみるように、実施例1の床暖房部材
は、昇温特性や熱効率が非常に優れており、断熱施工が
必要なく、表面板の多様化・高級化に伴う熱抵抗の増大
にも十分に対応できるものとなっていることも分かる。
また、実施例1の床暖房部材に関して強度が通常の床材
と変わらない取り扱いができるものであることも確認し
た。
【0034】−実施例2− 底板および枠材用として、、約0.3m×約0.9m
(1尺×3尺)で12mmの厚みのI類合板を用い、周
縁を25mm幅だけ残して7mmの深さで切削して額縁
構造に加工した。一方、断熱材を以下のようにして作製
した。乾式製法による凝集防止処理シリカ〔超微粒子
徳山曹達(株)製,レオロシールMT30〕をポリエス
テル不織布〔三木特殊製紙(株)製 ハイエール60H
R〕をヒートシールで端部融着して作製した袋材に充填
し、包体化して10kg/cm2 の圧力で圧縮成形した
ものを用い、これを配線収納スペースを残して載置し
た。
【0035】ついで、フィルムヒータ(厚さ0.3mm、
AC100V、120W)の上面に亜鉛メッキ鋼板(厚
み1mm)、裏面に水酸化アルミ紙(厚み0.4mm)
を熱融着して一体化して鋼板を上にして断熱材の上に設
置した。なお、リード線、センサ等の配線部品は、予め
断熱材の間の収納スペースに設置し、枠部よりリード線
を取り出しておいた。
【0036】次に、一体化した発熱体の上に表面板(W
PC処理した木質化粧単板I類合板の複合板:厚み3m
m)を接着剤を介して載置しプレス成形して一体化し
た。その後、片面が波型のクッション材(天然ゴムの発
泡体と不織布の複合材:厚み4mm)を波型面を下にし
て取着した。このようにして、厚み19mmの木質床暖
房部材を得た。
【0037】−実施例3− 底板および枠材用として、9mmの厚みのI類合板を用
い、6.5mmの深さで端部を残して切削して額縁構造
に加工した。一方、断熱材は以下のようにして作製し
た。乾式製法による凝集防止処理シリカ〔超微粒子 徳
山曹達(株)製,特注品(HM50)〕を実施例2と同
様にして厚み5mmの成形体にし、これを用いた。
【0038】また、均熱板に亜鉛メッキ鋼板(厚み0.
5mm)を使い、表面板(表面化粧材)に厚さ2mmの
WPC処理した木質化粧単板とI類合板の複合材を用い
て、他は実施例2と同様にして、総厚み15mmの木質
床暖房部材を得た。 −実施例4− 表面板と均熱板の間に厚さ1mmのシート状クッション
材(合成ゴムの発泡体)を接着剤を介して挿入し、以下
は実施例2と同様にして、総厚み20mmの木質床暖房
部材を得た。
【0039】−比較例1− 実施例2において、断熱材の部分を合板に換え、またク
ッション材を除去した構成にし,他は実施例2と同様に
して総厚さ15mmの木質系床暖房部材を得た。実施例
2〜4および比較例1の床暖房部材の性能を調べるため
に以下の試験を行った。
【0040】得られた床暖房部材を12mm厚のコンパ
ネに直貼りし、温度10℃、湿度50%RHの雰囲気中
で昇温テストを行い、床面温度の立ち上がり性能、暖房
効率を比較評価した。また、比較例1のパネルについて
は、下部に45mm厚のグラスウール10Kを設置した
ものも同様に比較評価した。なお、暖房効率は表面熱流
の測定値より下式で求めた。 暖房効率=(床表面からの放熱量)÷(発熱部への全投
入熱量)×100(%) また、防音機能については、タッピングマシンにより軽
量床衝撃音の遮音機能を測定し、比較評価した。測定結
果を、表2に示す。なお、防音性能(軽量衝撃)はJI
S A 1419の軽量衝撃遮音等級(LL 値 単位D
B)で示してある。
【0041】
【表2】
【0042】表2にみるように、実施例の床暖房部材
は、比較例の床暖房部材に比べて薄型でありながら極め
て高い昇温特性を有しており、暖房効率についてもグラ
スウールを45mm用いた場合と比べても、初期の効率
がかなり高く、定常時でも遜色のないものになってお
り、暖房性能が極めて高いものになっている。防音性能
も、LL 50レベルの高い性能であり、薄型でありなが
ら、十分な防音性能を有している。
【0043】また、強度についても、通常の床材と同等
の強度(圧縮曲げ)を有している。さらに表面処理を施
した超微粒子からなる高性能断熱材を用いているため
に、湿度(水分)の影響を受けず、断熱性能の劣化のな
い安定性に優れたものとなっている。また、下側のクッ
ション材が床下地の凹凸を傾斜を吸収するため、なじみ
よく敷設できるようにもなっている。
【0044】−実施例5− 約0.3m×約0.9mで3mmのI類合板を底板に使
い、片面端部周囲に25mm幅のI類合板を枠材として
接着剤で接着し、額縁構造に加工した。なお、厚みは内
蔵部品〔均熱板、ヒータ、水酸化アルミニウム紙、断熱
材やシリコーン樹脂層(厚み0.2〜0.3mm)〕が
収容できるように調整した。
【0045】一方、断熱材を以下のようにして作製し
た。乾式製法による凝集防止処理シリカ〔超微粒子 徳
山曹達(株)製,レオロシールMT30〕をポリエステ
ル不織布〔三木特殊製紙(株)製 ハイエールC60H
R〕をヒートシールで端部を融着して作製した袋材に充
填し、包体化して10kg/cm2 の圧力で圧縮成形
(プレス成形)した厚み5mmのものを2枚得た。これ
を配線収納スペースを残して枠材の内側に載置した。
【0046】次に、フィルム状ヒータ(厚さ0.3m
m,AC100V 60W)の上面に亜鉛メッキ鋼板
(厚み1mm)、裏面に水酸化アルミ紙(厚み0.4m
m)を熱融着して一体化してから、これを鋼板を上にし
て断熱材の上に載置した。なお、リード線、センサ等の
配線部品は、予め断熱材の間に設けた収納スペースに設
置し、枠材の一部を切除して設けた穴からリード線を取
り出しておいた。
【0047】その後、表面板(WPC処理した木質化粧
単板とI類合板の複合板:厚み2.8mm)を鋼板の上
に接着剤を介して設置し、プレス成形して一体化した。
なお、接着剤としては枠材まわりにはウレタン系接着剤
を、発熱体まわりにはシリコーン樹脂系のゴム状接着剤
を用いるようにした。その後、底板の裏側に片面が波型
のクッション材(天然ゴムの波型発泡体シートと不織布
の複合材:厚み5mm スターコーポレーション製)を
波型ゴム面を下にして取着した。このようにして、厚み
17mmの木質床暖房部材を得た。
【0048】−実施例6− 均熱板の厚みが約0.6mmである他は、実施例5と同
様にして床暖房部材を得た。 −実施例7− 表面板の厚みが約2.0mmである他は、実施例5と同
様にして床暖房部材を得た。
【0049】−実施例8− 均熱板の厚みが約0.5mmである他は、実施例7と同
様にして床暖房部材を得た。 −実施例9− 均熱板の厚みが約0.6mmである他は、実施例7と同
様にして床暖房部材を得た。
【0050】−実施例10〜14− 断熱材を以下のようにして作製した他は、それぞれ実施
例5〜9と同様にして床暖房部材を得た。乾式製法によ
る凝集防止処理シリカ〔超微粒子 徳山曹達(株)製,
レオロシールMT30〕にシリカアルミナ繊維〔新日鉄
化学(株)製,SCバルク♯1100〕を5wt%混入分
散した混合物を、ポリエステル不織布〔三木特殊製紙
(株)製 ハイエールC60HR〕をヒートシールで端
部を融着して作製した袋材に充填し、包体化して10k
g/cm2 の圧力で圧縮成形(プレス成形)し、さら
に、非通気性フィルム〔(株)クラレ製エバールアルミ
蒸着タイプ)で作製した袋材に入れ減圧下でヒートシー
ル(密封)し、厚み5mmの断熱材を得た。なお、断熱
材の内部空気圧は20torrである。なお、ここで使
った非通気性フィルムは、ポリエチレンテレフタレート
層(強度保持用)/アルミ蒸着エチレン・ビニルアルコ
ール共重合樹脂層(ガスバリヤ用)/超低密度ポリエチ
レン層(ヒートシール用)の3層ラミネート構造のもの
である。
【0051】−実施例15− 実施例10の断熱材の作製工程において、乾式製法によ
る凝集防止処理シリカの代わりに、湿式製法によるシリ
カ微粉末〔超微粒子 シオノギ製薬(株)製カープレッ
クス♯80)を用いた他は同様にして断熱材を得て、後
は、実施例5と同様にして床暖房部材を得た。
【0052】−実施例16− 実施例15で得た断熱材を使い、実施例7と同様にして
床暖房部材を得た。 −実施例17− 実施例16において、断熱材に対し減圧密封構造を施さ
なかった他は、同様にして床暖房部材を得た。
【0053】実施例5〜17の床暖房部材を根太の上に
置いて、恒温槽(10℃)内で十分に養生し、温度が安
定してから昇温試験を行い、断熱特性を調べた。また、
各床暖房部材の防音性能も測定した。実施例5〜17の
床暖房部材の寸法等を表3に、断熱・防音性能の測定結
果を表4に示す。なお、防音性能(軽量衝撃)はJIS
A 1419の軽量衝撃遮音等級(LL 値 単位D
B)で示してある。
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】表3,4にみるように、実施例5〜17の
床暖房部材は、薄型であって、昇温特性や熱効率が非常
に優れており、断熱施工を必要としないだけでなく、十
分な防音性能もあり、非常に有用なものとなっている。
【0057】
【発明の効果】この発明の床暖房部材は、面発熱体の下
側の断熱性が極めて顕著であるため、昇温特性および熱
効率が優れており、しかも、断熱施工が省略できるとと
もに断熱材内蔵型であるため施工作業が簡単で極めて施
工性がよく、しかも、床暖房部材自体の薄型化が図れる
ため、床下のスペースが限られている場合にも何ら問題
なく適用できるので、非常に実用性が高い。
【0058】また、微細多孔体が減圧密封されている場
合、昇温特性や熱効率により優れ、微細多孔体に予め凝
集防止処理された超微粒子が用いられている場合、高湿
下においても結露がなく、床材として極めて安定した熱
効率を発揮するという利点が加わる。さらに、クッショ
ン材の併用は、防音性能を高めるという利点が加わる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の床暖房部材の第1構成例を一部破断
してあらわす斜視図である。
【図2】この発明の床暖房部材の断熱材の具体的な構成
例をあらわす説明図である。
【図3】この発明の床暖房部材の第2構成例を一部破断
してあらわす斜視図である。
【図4】この発明の床暖房部材の第3構成例をあらわす
断面図である。
【図5】この発明の床暖房部材の第4構成例をあらわす
断面図である。
【図6】この発明の床暖房部材の第5構成例をあらわす
断面図である。
【図7】この発明の床暖房部材の第6構成例をあらわす
断面図である。
【符号の説明】
1 表面板 2 底板 3 枠材 11 断熱材 12 面発熱体 13 均熱板 20 超微粒子 21 微細多孔体 22 非通気性フィルム
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】床暖房部材の場合、防音性能も重要であ
る。底板の裏側にクッション材を取り付けたり、あるい
は、表面板(表面化粧材)と灼熱板の間にシート状クッ
ション材を介在させたり、さらには、両クッション材を
設けるようにすれば、防音性能が高まる。以下、この発
明をより詳しく説明する。図1は、この発明の床暖房部
材の具体的な構成例を一部を破断してあらわす。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、超微粒子の他に、成形性を向上さ
せ、輻射防止効果の高い微粒子を超微粒子と混合し成形
するようにしてもよい。この微粒子は、1次粒径が超微
粒子のそれと比べて大きく、粒径は20〜10000n
mの範囲がよく、また、熱放射率が大きいもの、特に、
波長3μm以上の赤外領域での熱放射率が0.8以上の
ものが好ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】その添加量は、粒子重量に対し、20wt
%以下が好ましく、繊維の径は30μm以下が好まし
く、5μm以下がさらに好ましい。繊維の長さは、50
mm以下が好ましい。微細多孔体が非通気性フィルムで
覆われ、減圧状態で密封封止されている場合があるが、
この非通気性フィルム(ガスバリヤー性フィルム)とし
ては、多層構成であって80℃以上の耐熱性を有し、ヒ
ートシール適正のあるものが好ましい。塩化ビニリデン
系の他に、ポリエチレン・ビニルアルコール系、ポリエ
ステル系のフィルム、およびそれらのアルミニウム蒸着
フィルム等をガスバリヤー層としたラミネートフィルム
が挙げられる。より具体的には、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等からなる熱融着性プラスチック層と、ポリエ
チレンテレフタレート、延伸ポリアミド、延伸ポリプロ
ピレン等の表面保護プラスチック層との間に、ポリ塩化
ビニリデン、ポリエチレンビニルアルコール、ポリエス
テルおよびそれらのアルミニウム蒸着フィルム、アルミ
ニウム箔などのガスバリヤー性のプラスチック層や金属
層を介在させたラミネートフィルムが挙げられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この発明の床暖房部材は、通常、コンクリ
ートやコンパネ等の床下地の上に複数個隣接して配設す
るようにして使われる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】続いて、枠材の内に、温度センサー等の収
納部分を除いて断熱材を載置した。そして、収納部分に
温度センサ、過昇温防止素子、温度ヒューズ、配線用
リード線等を収納した。ついで、60Wの容量のフィル
ム状ヒータの上面に亜鉛メッキ鋼板(厚み1mm)、裏
面に水酸化アルミ紙(厚み0.4mm)をポリエチレン
フィルムで熱融着して一体化して鋼板を上にして断熱材
がヒータの直下になるようにして載置した。このとき、
ヒータと配線用リード線を接続し収納部分に納めるよう
にした。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 勝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 徳田 一廣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面板と底板およびこれらで挟まれた空
    間の周囲を囲む枠材とを備え、前記空間内には、断熱材
    と面発熱体および均熱板が、断熱材と均熱板の間に面発
    熱体が位置するようにして底から順に配置されており、
    前記断熱材として、超微粒子を成形してなる微細多孔体
    からなる断熱シートが用いられている床暖房部材。
  2. 【請求項2】 微細多孔体が非通気性フィルムにより減
    圧状態で密封封止されてなる請求項1記載の床暖房部
    材。
  3. 【請求項3】 減圧の程度が100torr以下である請求
    項2記載の床暖房部材。
  4. 【請求項4】 超微粒子の少なくとも一部が予め凝集防
    止処理された超微粒子である請求項1から3までのいず
    れかに記載の床暖房部材。
  5. 【請求項5】 断熱材が面発熱体の直下に配置されてい
    る請求項1から4までのいずれかに記載の床暖房部材。
  6. 【請求項6】 底板の裏側にクッション材が取り付けら
    れている請求項1から5までのいずれかに記載の床暖房
    部材。
  7. 【請求項7】 表面板と均熱板の間にシート状クッショ
    ン材が設置されている請求項1から6までのいずれかに
    記載の床暖房部材。
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