JPH0559611U - 光デイスク再生装置 - Google Patents
光デイスク再生装置Info
- Publication number
- JPH0559611U JPH0559611U JP535192U JP535192U JPH0559611U JP H0559611 U JPH0559611 U JP H0559611U JP 535192 U JP535192 U JP 535192U JP 535192 U JP535192 U JP 535192U JP H0559611 U JPH0559611 U JP H0559611U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scratch
- optical disc
- sled motor
- detection
- detection pulse
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ディスクの傷に起因する音飛びを最小限に抑え
る光ディスク再生装置を提供する。 【構成】ディスクの傷の検出に同期して傷検出パルスを
発生させ、この傷検出パルスをスレッドモータドライバ
ー(5)の駆動電圧に注入することにより、傷に起因す
る音飛びを防止する。
る光ディスク再生装置を提供する。 【構成】ディスクの傷の検出に同期して傷検出パルスを
発生させ、この傷検出パルスをスレッドモータドライバ
ー(5)の駆動電圧に注入することにより、傷に起因す
る音飛びを防止する。
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、光ディスク再生装置に関し、特に光ディスク表面上の傷に起因す
る音飛びを防止する光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ディスク再生装置におけるスレッドモータドライバー部の構成例が図
2に示されている。
図2において、光ピックアップ1から得られたRF信号は、RFアンプサーボ
エラー検出部2でサーボエラー信号が検出され、トラッキングアクチュエータド
ライバー3によってトラッキングアクチュエータドライブ電圧が得られる。この
トラッキングアクチュエータドライブ電圧は、トラッキングアクチュエータ(図
示せず)に供給され、光ピックアップ1の位置を制御する。上記トラッキングア
クチュエータ電圧は、低域通過フィルタ(LPF)4で低域成分が抽出される。
この低域成分、非反転入力端子が接地され、帰還抵抗R2が接続された演算増幅
器で構成されるスレッドモータドライバー5の反転入力端子に抵抗R1を介して
送出される。スレッドモータドライバー5からの出力によりスレッドシーター6
が駆動される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来の光ディスク再生装置は、光ピックアップから得られるト
ラッキングアクチュエータドライブ電圧の低域成分によりスレッドモータを駆動
しているので、スレッド機構の静止摩擦によりスレッドモータが動き出すまでに
時間を要し、トラッキングアクチュエータが常に可動範囲の中心にあるとは限ら
ず、ディスクに傷があると音飛びを起こし易いという問題があった。
【0004】
そこで、この考案の目的は、ディスクの傷に起因する音飛びを最小限に抑える
光ディスク再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、この考案による光ディスク再生装置は、
光ピックアップから得られるサーボエラー信号の低域成分を駆動信号としてス
レッドモータを駆動する光ディスク再生装置において、
ディスクの傷を検出したとき、該傷に対応して定まる検出パルスを出力する検
出手段と、
前記傷検出パルスを前記駆動信号に加算して前記スレッドモータを駆動する制
御手段と、
を備えて構成される。
【0006】
【作用】
この考案では、ディスクの傷の検出に同期して傷検出パルスを発生させ、この
傷検出パルスをスレッドモータドライバーの駆動電圧に注入することにより、傷
に起因する音飛びを防止する。
【0007】
【実施例】
次に、この考案について図面を参照しながら説明する。
図1は、この考案による光ディスク再生装置の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、図2と同一符号が付与されている構成部は同様機能を有する
構成部を示す。
光ピックアップ1からのRF信号から、RFアンプサーボエラー検出部2とト
ラッキングアクチュエータドライバー3及びLPF4を通して得られるトラッキ
ングアクチュエータドライブ電圧の低域成分が、スレッドモータドライバー5の
非反転入力端子に抵抗R1を介して供給される。また、RFアンプサーボエラー
検出部2で、光ディスクの傷を検出すると、この傷に同期した検出パルス(傷検
出パルス)がダイオードD1と抵抗R3を介してスレッドモータドライバー5の
非反転入力端子に供給(注入)される。このように傷検出パルスをLPF4の出
力に注入することにより、傷の周期毎にスレッド機構の静止摩擦を越える電圧で
スレッドモータを駆動せしめ、トラッキングアクチュエータを常に可動範囲の中
心に位置させるような制御が可能となる。その結果、傷によってトラッキングサ
ーボがOFFされてもアクチュエータが支持機構の張力を受けないので、傷に起
因する音飛びが少なくなる。
尚、図1において、ダイオードD1は傷検出パルスのローレベルがスレッドモ
ータドライバー5の基準電位より低くなければ不要である。
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案による光ディスク再生装置は、傷の検出に同期
して傷検出パルスを、スレッドモータドライバーの駆動電圧に注入しているので
傷に起因する音飛びを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による光ディスク再生装置の一実施例
を示す構成ブロック図である。 【図2】従来の光ディスク再生装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。 【符号の説明】 1 光ピックアップ 2 RFアンプサーボエラー検出部 3 トラッキングアクチュエータドライバー 4 低域通過フィルタ(LPF) 5 スレッドモータドライバー 6 スレッドモータ
を示す構成ブロック図である。 【図2】従来の光ディスク再生装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。 【符号の説明】 1 光ピックアップ 2 RFアンプサーボエラー検出部 3 トラッキングアクチュエータドライバー 4 低域通過フィルタ(LPF) 5 スレッドモータドライバー 6 スレッドモータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成5年1月28日 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】 【図2】
【手続補正書】 【提出日】平成5年1月28日 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】 【図2】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 光ピックアップから得られるサーボエラー信号の低域成
分を駆動信号としてスレッドモータを駆動する光ディス
ク再生装置において、 ディスクの傷を検出したとき、該傷に対応して定まる検
出パルスを出力する検出手段と、 前記傷検出パルスを前記駆動信号に加算して前記スレッ
ドモータを駆動する制御手段と、 を備えて成ることを特徴とする光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005351U JP2578824Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 光デイスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005351U JP2578824Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 光デイスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559611U true JPH0559611U (ja) | 1993-08-06 |
JP2578824Y2 JP2578824Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11608778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005351U Expired - Lifetime JP2578824Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 光デイスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578824Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426929A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 駆動電圧発生回路 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP1992005351U patent/JP2578824Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426929A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 駆動電圧発生回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2578824Y2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |