JPH0558924B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0558924B2 JPH0558924B2 JP61128307A JP12830786A JPH0558924B2 JP H0558924 B2 JPH0558924 B2 JP H0558924B2 JP 61128307 A JP61128307 A JP 61128307A JP 12830786 A JP12830786 A JP 12830786A JP H0558924 B2 JPH0558924 B2 JP H0558924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heating
- water tank
- water
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 44
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 31
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 19
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000008236 heating water Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/02—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant
- B60H1/04—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant from cooling liquid of the plant
- B60H1/08—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant from cooling liquid of the plant from other radiator than main radiator
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、乗客空間の異なる区域を暖房するた
め互いに接続される少なくとも2つの熱交換器を
備え、機関冷却水回路の近くにある第1の熱交換
器の水タンクから第2の熱交換器、第1の熱交換
器を経て導かれた水より高い温度の水が供給され
る、車両特に乗用車暖房または空気調和装置に関
する。
め互いに接続される少なくとも2つの熱交換器を
備え、機関冷却水回路の近くにある第1の熱交換
器の水タンクから第2の熱交換器、第1の熱交換
器を経て導かれた水より高い温度の水が供給され
る、車両特に乗用車暖房または空気調和装置に関
する。
このような装置は公知であり(実開昭48−
74246号公報)、バイパス孔またはバイパス管によ
り、第1の熱交換器の暖房面を経て導かれた水よ
り高い温度の水を第2の熱交換器へ供給できると
いう利点をもつている。しかしながら、第1の熱
交換器において熱交換を受ける水が、バイパス孔
またはバイパス管を通つて熱交換を受けない水と
混合され、混合した水の全量が第2の熱交換器を
通るので、第2の熱交換器へ供給されるこの全量
の水の温度の高さが、第1の熱交換器における放
熱の程度に著しく左右される。したがつて第2の
熱交換器の温度が暖房効果を生ずるのにもはや充
分でなくなることがある。
74246号公報)、バイパス孔またはバイパス管によ
り、第1の熱交換器の暖房面を経て導かれた水よ
り高い温度の水を第2の熱交換器へ供給できると
いう利点をもつている。しかしながら、第1の熱
交換器において熱交換を受ける水が、バイパス孔
またはバイパス管を通つて熱交換を受けない水と
混合され、混合した水の全量が第2の熱交換器を
通るので、第2の熱交換器へ供給されるこの全量
の水の温度の高さが、第1の熱交換器における放
熱の程度に著しく左右される。したがつて第2の
熱交換器の温度が暖房効果を生ずるのにもはや充
分でなくなることがある。
本発明の課題は、第1の熱交換器の放熱に関係
なく、第2の熱交換器が常に充分高い温度の水を
利用できるようにすることである。
なく、第2の熱交換器が常に充分高い温度の水を
利用できるようにすることである。
この課題を解決するため本発明によれば、第1
の熱交換器が、ひれ付き管ブロツクをもつ主熱交
換器として構成され、その戻り水タンクから隔離
されて、主熱交換器のひれ付き管ブロツクの管よ
り小さい流れ抵抗をもつ接続管を介して主熱交換
器の送り水タンクに接続される付加回路用送り室
をもち、付加回路を通して送られる水が、この付
加回路にある第2の熱交換器としての付加熱交換
器において放熱した後、主熱交換器の戻り水タン
クへ戻される。
の熱交換器が、ひれ付き管ブロツクをもつ主熱交
換器として構成され、その戻り水タンクから隔離
されて、主熱交換器のひれ付き管ブロツクの管よ
り小さい流れ抵抗をもつ接続管を介して主熱交換
器の送り水タンクに接続される付加回路用送り室
をもち、付加回路を通して送られる水が、この付
加回路にある第2の熱交換器としての付加熱交換
器において放熱した後、主熱交換器の戻り水タン
クへ戻される。
こうした本発明によれば、第1の熱交換器とし
ての主熱交換器の送り水タンクからの高い温度の
水が、その戻り水タンクから隔離されて送り水タ
ンクに接続される送り室から、主熱交換器のひれ
付き管ブロツクより小さい流れ抵抗をもつ接続管
を介して、第2の熱交換器としての付加熱交換器
へ送られ、この付加熱交換器において放熱した
後、初めて主熱交換器の戻り水タンクへ戻される
ので、付加熱交換器へ送られる水は、従来のよう
に主熱交換器を通る水と混合することがなく、換
言すれば主熱交換器の放熱の程度に左右されるこ
とがなく、したがつて暖房に必要な充分高い温度
をもつことができる。さらに送り室は、通路の役
割した果たさないので、小さく構成することがで
き、主熱交換器の戻り水タンクに隣接して設ける
ことにより、主熱交換器の大きさをほとんど増大
させることがなく、暖房または空気調和装置のこ
じんまりした構造が可能となる。
ての主熱交換器の送り水タンクからの高い温度の
水が、その戻り水タンクから隔離されて送り水タ
ンクに接続される送り室から、主熱交換器のひれ
付き管ブロツクより小さい流れ抵抗をもつ接続管
を介して、第2の熱交換器としての付加熱交換器
へ送られ、この付加熱交換器において放熱した
後、初めて主熱交換器の戻り水タンクへ戻される
ので、付加熱交換器へ送られる水は、従来のよう
に主熱交換器を通る水と混合することがなく、換
言すれば主熱交換器の放熱の程度に左右されるこ
とがなく、したがつて暖房に必要な充分高い温度
をもつことができる。さらに送り室は、通路の役
割した果たさないので、小さく構成することがで
き、主熱交換器の戻り水タンクに隣接して設ける
ことにより、主熱交換器の大きさをほとんど増大
させることがなく、暖房または空気調和装置のこ
じんまりした構造が可能となる。
本発明の有利な構成が特許請求の範囲の実施態
様項にあげられている。特許請求の範囲第2項お
よび第3項は、付加回路を設けるにもかかわら
ず、暖房または空気調和装置のこじんまりした構
造が可能になり、主熱交換器のこれまで普通の構
造を維持できるという利点を伴う。特許請求の範
囲第4項は、機関の温度上昇した冷却水が主熱交
換器を通つて流れない冷房運転において、付加回
路の簡単な運転を可能にする。特許請求の範囲第
5項は、付加回路の構成部品に漏れが生じた際、
機関内の冷却水位が機関運転を危険にする値をと
るのを防止する。最後に特許請求の範囲第6項
は、付加回路が場合によつては主熱交換器に生ず
る圧力状態の不利な影響を受けなうようにする。
様項にあげられている。特許請求の範囲第2項お
よび第3項は、付加回路を設けるにもかかわら
ず、暖房または空気調和装置のこじんまりした構
造が可能になり、主熱交換器のこれまで普通の構
造を維持できるという利点を伴う。特許請求の範
囲第4項は、機関の温度上昇した冷却水が主熱交
換器を通つて流れない冷房運転において、付加回
路の簡単な運転を可能にする。特許請求の範囲第
5項は、付加回路の構成部品に漏れが生じた際、
機関内の冷却水位が機関運転を危険にする値をと
るのを防止する。最後に特許請求の範囲第6項
は、付加回路が場合によつては主熱交換器に生ず
る圧力状態の不利な影響を受けなうようにする。
本発明による暖房または空気調和装置の実施例
が図面に示されており、以下これについて説明す
る。
が図面に示されており、以下これについて説明す
る。
図において、機関1の冷却水回路に対して並列
に、主熱交換器2を備えた車両暖房用水回路が接
続され、機関1から来る高温の冷却水は、送り導
管3を介して主熱交換器2の流入室4へ導かれ
る。主熱交換器の図示した構成では、流入室4へ
供給される高温の冷却水は、暖房運転では管5を
通つて主熱交換器2の本来の送り水タンク6へ供
給される。実施例では、この送り水タンク6は隔
壁7により2つの室6aと6bに区分され、これ
らの室から高温の冷却水がそれぞれ左および右の
熱交換器部分へ導かれ、それにより運転者と同乗
者の暖房を別々に調整することができる。右およ
び左の熱交換器の他の構成は同じなので、以下送
り室6aの付属する左半分についてのみ説明す
る。もちろん主熱交換器2が2つの別々な熱交換
器部分を備えていない場合にも、本発明による暖
房または空気調和装置を設けることが可能であ
る。
に、主熱交換器2を備えた車両暖房用水回路が接
続され、機関1から来る高温の冷却水は、送り導
管3を介して主熱交換器2の流入室4へ導かれ
る。主熱交換器の図示した構成では、流入室4へ
供給される高温の冷却水は、暖房運転では管5を
通つて主熱交換器2の本来の送り水タンク6へ供
給される。実施例では、この送り水タンク6は隔
壁7により2つの室6aと6bに区分され、これ
らの室から高温の冷却水がそれぞれ左および右の
熱交換器部分へ導かれ、それにより運転者と同乗
者の暖房を別々に調整することができる。右およ
び左の熱交換器の他の構成は同じなので、以下送
り室6aの付属する左半分についてのみ説明す
る。もちろん主熱交換器2が2つの別々な熱交換
器部分を備えていない場合にも、本発明による暖
房または空気調和装置を設けることが可能であ
る。
送り室6aから高温の冷却水が矢印9の方向に
管8を通つて上方へ主熱交換器2の戻り室10へ
達し、そこから戻り導管11によりタイミング弁
12を経て機関1へ戻される。送り導管3、主熱
交換器2および戻り導管11を通る循環は、機関
の冷却水ポンプにより維持することができる。そ
の機能は送り導管3に付属するポンプ13により
概略的に示されている。タイミング弁12は、回
路3,2,11を循環する水の量を所望の暖房効
果に応じて制御する。送風機14(第3図参照)
により外部から吸込まれる外気は主熱交換器2を
通つて流れ、管8とこれを包囲するひれ15とに
より形成されるひれ付き管ブロツク16を通つて
流れる際加熱されて、矢印17の方向に車両内部
空間へ導入される。
管8を通つて上方へ主熱交換器2の戻り室10へ
達し、そこから戻り導管11によりタイミング弁
12を経て機関1へ戻される。送り導管3、主熱
交換器2および戻り導管11を通る循環は、機関
の冷却水ポンプにより維持することができる。そ
の機能は送り導管3に付属するポンプ13により
概略的に示されている。タイミング弁12は、回
路3,2,11を循環する水の量を所望の暖房効
果に応じて制御する。送風機14(第3図参照)
により外部から吸込まれる外気は主熱交換器2を
通つて流れ、管8とこれを包囲するひれ15とに
より形成されるひれ付き管ブロツク16を通つて
流れる際加熱されて、矢印17の方向に車両内部
空間へ導入される。
主熱交換器2の戻り室10には付加回路として
の付加暖房回路19用の送り室18が付属し、そ
の送り導管20は送り室18から出ている。この
送り導管20に設けられたポンプ21により、送
り室18から取出される冷却水(送り導管3にお
けるより低い温度)は、例えば車両内のひじ掛け
の範囲、座席の下、または前窓ガラスまたは横窓
ガラスに設けることができる1つまたは複数の付
加暖房体としての面熱交換器22へ供給される。
冷却水は付加熱交換器としての面熱交換器22を
通つて流れた後、付加暖房回路19の戻り導管2
3と逆止弁24とを介して主熱交換器の戻り室1
0へ達し、そこから戻り導管11を介して機関1
へ戻される。付加暖房回路19の送り導管20に
は、さらに遮断弁25が設けられて、機関にある
水位検知器に図示しないやり方で接続され、機関
内の冷却水位が特定値以下になると、送り室18
から付加暖房回路19への冷却水の移行を阻止す
る。それにより、例えば面熱交換器22またはそ
の送り導管に漏れがあると、機関の冷却系の水位
が機関の運転の際危険な値以下に低下するのを防
止することができる。
の付加暖房回路19用の送り室18が付属し、そ
の送り導管20は送り室18から出ている。この
送り導管20に設けられたポンプ21により、送
り室18から取出される冷却水(送り導管3にお
けるより低い温度)は、例えば車両内のひじ掛け
の範囲、座席の下、または前窓ガラスまたは横窓
ガラスに設けることができる1つまたは複数の付
加暖房体としての面熱交換器22へ供給される。
冷却水は付加熱交換器としての面熱交換器22を
通つて流れた後、付加暖房回路19の戻り導管2
3と逆止弁24とを介して主熱交換器の戻り室1
0へ達し、そこから戻り導管11を介して機関1
へ戻される。付加暖房回路19の送り導管20に
は、さらに遮断弁25が設けられて、機関にある
水位検知器に図示しないやり方で接続され、機関
内の冷却水位が特定値以下になると、送り室18
から付加暖房回路19への冷却水の移行を阻止す
る。それにより、例えば面熱交換器22またはそ
の送り導管に漏れがあると、機関の冷却系の水位
が機関の運転の際危険な値以下に低下するのを防
止することができる。
主熱交換器2の送り室6aにあつて管5の通過
によつて一部既に冷却された冷却水は、送り室6
aから付加暖房回路19の送り室18へ、管8の
ように管壁への熱伝達を高める普通の乱流挿入片
27を設けられていない1つまたは複数の管26
を介して達する。それによつて、管8または26
および5を適当に設計すると、付加暖房回路19
へ戻り室10内の水より高温の暖房用冷却水が常
に充分供給される。この構成のため、主熱交換器
2の戻り水タンク28も同時に付加暖房回路19
への供給に役立つ。
によつて一部既に冷却された冷却水は、送り室6
aから付加暖房回路19の送り室18へ、管8の
ように管壁への熱伝達を高める普通の乱流挿入片
27を設けられていない1つまたは複数の管26
を介して達する。それによつて、管8または26
および5を適当に設計すると、付加暖房回路19
へ戻り室10内の水より高温の暖房用冷却水が常
に充分供給される。この構成のため、主熱交換器
2の戻り水タンク28も同時に付加暖房回路19
への供給に役立つ。
したがつてこの構成は、公知の構成におけるよ
うに、暖房または空気調和装置を介して車両内部
空間へ予熱された空気を供給しかつ面熱交換器を
加熱するだけでなく、装置全体を冷房運転に使用
するのを可能にする。すなわち第3図から明らか
なように、空気調和装置は送風機14と主熱交換
器2に属するひれ付き管ブロツク16との間に蒸
発器29を備え、この蒸発器が空気調和装置に付
属する冷房装置の一部をなす。したがつて空気調
和装置の冷房運転において、タイミング弁12の
閉鎖により公知のように暖房回路が遮断される
と、送風機14により吸入される外気は、公知の
ように構成されている蒸発器29を通つて流れる
際冷却され、矢印17の方向にひれ付き管ブロツ
ク16を通つて流れた後、車両内部空間へ入る。
図示した空気調和装置は、この運転状態では、車
両内部空間の冷房用面熱交換器22を使用するの
にも利用することができる。この目的のためポン
プ21は、主熱交換器2に含まれる冷却水を付加
回路19のみに通して送り、機関への戻りはタイ
ミング弁12の閉鎖により阻止される。したがつ
て蒸発器29により冷却される空気は、ひれ付き
管ブロツク16を通つて流れる際、付加回路19
内を循環する熱交換媒体をも冷却するので、この
運転状態で装置全体は、既存の空気調和装置を原
理的に変更する必要なしに、送風機14により車
両内部空間へ送られる外気の冷却だけでなく、付
加的な面熱交換器の冷却にも利用することができ
る。
うに、暖房または空気調和装置を介して車両内部
空間へ予熱された空気を供給しかつ面熱交換器を
加熱するだけでなく、装置全体を冷房運転に使用
するのを可能にする。すなわち第3図から明らか
なように、空気調和装置は送風機14と主熱交換
器2に属するひれ付き管ブロツク16との間に蒸
発器29を備え、この蒸発器が空気調和装置に付
属する冷房装置の一部をなす。したがつて空気調
和装置の冷房運転において、タイミング弁12の
閉鎖により公知のように暖房回路が遮断される
と、送風機14により吸入される外気は、公知の
ように構成されている蒸発器29を通つて流れる
際冷却され、矢印17の方向にひれ付き管ブロツ
ク16を通つて流れた後、車両内部空間へ入る。
図示した空気調和装置は、この運転状態では、車
両内部空間の冷房用面熱交換器22を使用するの
にも利用することができる。この目的のためポン
プ21は、主熱交換器2に含まれる冷却水を付加
回路19のみに通して送り、機関への戻りはタイ
ミング弁12の閉鎖により阻止される。したがつ
て蒸発器29により冷却される空気は、ひれ付き
管ブロツク16を通つて流れる際、付加回路19
内を循環する熱交換媒体をも冷却するので、この
運転状態で装置全体は、既存の空気調和装置を原
理的に変更する必要なしに、送風機14により車
両内部空間へ送られる外気の冷却だけでなく、付
加的な面熱交換器の冷却にも利用することができ
る。
第1図は機関冷却水を供給される暖房用主熱交
換器と面熱交換器用回路を接続される冷房運転用
蒸発器とをもつ乗用車の空気調和装置の概略構成
図、第2図は第1図の−線に沿う主熱交換器
の断面図、第3図は第1図の−線に沿う空気
調和装置の断面図である。 2……主熱交換器、6……送り水タンク、16
……ひれ付き管ブロツク、18……送り室、19
……付加回路、22……付加熱交換器、23……
戻り接続部、28……戻り水タンク。
換器と面熱交換器用回路を接続される冷房運転用
蒸発器とをもつ乗用車の空気調和装置の概略構成
図、第2図は第1図の−線に沿う主熱交換器
の断面図、第3図は第1図の−線に沿う空気
調和装置の断面図である。 2……主熱交換器、6……送り水タンク、16
……ひれ付き管ブロツク、18……送り室、19
……付加回路、22……付加熱交換器、23……
戻り接続部、28……戻り水タンク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 乗客空間の異なる区域を暖房するため互いに
接続される少なくとも2つの熱交換器を備え、機
関冷却水回路の近くにある第1の熱交換器の水タ
ンクから第2の熱交換器へ、第1の熱交換器を経
て導かれた水より高い温度の水が供給されるもの
において、第1の熱交換器が、ひれ付き管ブロツ
ク16をもつ主熱交換器2として構成され、その
戻り水タンク28から隔離されて、主熱交換器2
のひれ付き管ブロツク16の管8より小さい流れ
抵抗をもつ接続管8を介して主熱交換器2の送り
水タンク6に接続される付加回路19用送り室1
8をもち、付加回路19を通して送られる水が、
この付加回路19にある第2の熱交換器としての
付加熱交換器22において放熱した後、主熱交換
器2の戻り水タンク28へ戻されることを特徴と
する、車両暖房または空気調和装置。 2 接続管26がひれ付き管ブロツク16の管8
と同じ直径をもつが、乱流挿入片27をもつてい
ないことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
記載の暖房または空気調和装置。 3 送り室18が戻り水タンク28の一部を形成
していることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項または第2項に記載の暖房または空気調和装
置。 4 付加回路19が、主熱交換器を含む主回路
3,2,11とは別個に制御可能なポンプ21を
もつていることを特徴とする、特許請求の範囲第
1項に記載の暖房または空気調和装置。 5 付加回路19が、主回路の水位に関係して制
御可能な遮断弁25をもつていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第4項に記載の暖房または空
気調和装置。 6 付加熱交換器22の戻り導管23が、逆止弁
24を介して主熱交換器2の送り水タンク28に
接続されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第1項に記載の暖房または空気調和装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3520553.9 | 1985-06-07 | ||
DE19853520553 DE3520553A1 (de) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | Heizungs- oder klimaanlage fuer fahrzeuge |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295119A JPS61295119A (ja) | 1986-12-25 |
JPH0558924B2 true JPH0558924B2 (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=6272759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61128307A Granted JPS61295119A (ja) | 1985-06-07 | 1986-06-04 | 車両用暖房または空気調和装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4693417A (ja) |
JP (1) | JPS61295119A (ja) |
DE (1) | DE3520553A1 (ja) |
FR (1) | FR2583002B1 (ja) |
SE (1) | SE463506B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5271559A (en) * | 1992-09-03 | 1993-12-21 | Chrysler Corporation | Thermal isolation device for heater core to prevent over-heat damage |
DE4435693A1 (de) * | 1994-10-06 | 1996-04-11 | Behr Gmbh & Co | Zusatzheizungs-Anordnung |
DE10242662A1 (de) * | 2002-09-13 | 2004-03-25 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Armlehne für ein Kraftfahrzeug |
US20120055723A1 (en) * | 2010-07-12 | 2012-03-08 | Moreira Jose De Paula | Heating system for an automotive vehicle |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS508372U (ja) * | 1973-05-10 | 1975-01-28 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1991990A (en) * | 1933-11-24 | 1935-02-19 | Vapor Car Heating Co Inc | Heating system for self-propelled vehicles |
GB654220A (en) * | 1948-12-31 | 1951-06-13 | Dewandre Co Ltd C | Improvements in means for heating the interior of a road or other vehicle |
DE2502291B2 (de) * | 1975-01-21 | 1979-06-28 | Thermal-Werke, Waerme-, Kaelte-, Klimatechnik Gmbh, 6909 Walldorf | Wärmetauscher, insbesondere für flfissigkeitsgekfihlte Kraftfahr- |
DE2835829A1 (de) * | 1978-08-16 | 1980-02-21 | Webasto Werk Baier Kg W | Kraftfahrzeug |
DE3317982C1 (de) * | 1983-05-18 | 1984-10-18 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Wärmetauscher, insbesondere für die Beheizung eines Fahrgastraumes von Personenkraftwagen |
-
1985
- 1985-06-07 DE DE19853520553 patent/DE3520553A1/de active Granted
-
1986
- 1986-06-04 JP JP61128307A patent/JPS61295119A/ja active Granted
- 1986-06-04 SE SE8602526A patent/SE463506B/sv not_active IP Right Cessation
- 1986-06-06 FR FR8608206A patent/FR2583002B1/fr not_active Expired
- 1986-06-09 US US06/871,893 patent/US4693417A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS508372U (ja) * | 1973-05-10 | 1975-01-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61295119A (ja) | 1986-12-25 |
SE8602526D0 (sv) | 1986-06-04 |
SE8602526L (sv) | 1986-12-08 |
DE3520553C2 (ja) | 1989-09-07 |
DE3520553A1 (de) | 1986-12-11 |
SE463506B (sv) | 1990-12-03 |
US4693417A (en) | 1987-09-15 |
FR2583002B1 (fr) | 1989-11-24 |
FR2583002A1 (fr) | 1986-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1151878B1 (en) | Secondary loop system for passenger compartment heating and cooling | |
KR101595170B1 (ko) | 가열, 방출 및 공기 조화 시스템을 위한 보충적인 가열 및 냉각 공급원들 | |
US20020162644A1 (en) | Device for air temperature control in a vehicle | |
US6745829B2 (en) | System for air conditioning of the interior of an automobile | |
JP2008230601A (ja) | 車両用エアコンディショニングユニット | |
US6425437B2 (en) | Air-conditioning system for a motor vehicle | |
EP1410929A2 (en) | Heat exchanger | |
JPH0558924B2 (ja) | ||
US20220332171A1 (en) | Vehicle with air blowing vents carried by the front seats | |
JPH0939553A (ja) | 一体型熱交換器と該熱交換器を利用した自動車用空気調和装置 | |
US4724898A (en) | System for the air-conditioning of the interior of a motor vehicle | |
ES2210209T3 (es) | Unidad de calefaccion, ventilacion y aire acondicionado para el habitaculo de un vehiculo automovil. | |
JP2020091067A (ja) | 熱交換装置およびこれを用いた車両用熱授受装置 | |
CN216734281U (zh) | 轨道车辆舱室加热系统 | |
JP2011183868A (ja) | 車両用空調装置 | |
SU1092355A1 (ru) | Теплообменник | |
CN115284813A (zh) | 载具的舱室的空调装置 | |
GB2072318A (en) | Heating and cooling vehicles | |
TWM642115U (zh) | 可防止引擎熱水逆流的巴士冷暖氣恆溫空調裝置 | |
JP3292782B2 (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
SU992992A1 (ru) | Теплообменник | |
WO2023000069A1 (pt) | Dispositivo de distribuição de fluido, sistema e processo de controle e distribuição do fluxo de fluido de motor e veículo de transporte de passageiros | |
JPH04260810A (ja) | 車両用冷暖房装置 | |
CN115284832A (zh) | 载具的舱室的空调装置 | |
KR20000036340A (ko) | 에어컨과 냉각수를 이용한 차량용 냉온장고 |