JPH04260810A - 車両用冷暖房装置 - Google Patents

車両用冷暖房装置

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Publication number
JPH04260810A
JPH04260810A JP2062991A JP2062991A JPH04260810A JP H04260810 A JPH04260810 A JP H04260810A JP 2062991 A JP2062991 A JP 2062991A JP 2062991 A JP2062991 A JP 2062991A JP H04260810 A JPH04260810 A JP H04260810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
vehicle
water
air
main heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP2062991A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Ito
誠司 伊藤
Hideo Ota
太田 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04260810A publication Critical patent/JPH04260810A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室の冷暖房とともに
、同一熱源を利用して車室内の所望の部分の局所空調を
可能にした車両用冷暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジン冷却水系に設けられ
た保温タンクに蓄熱した熱エネルギーを利用したり(特
開平2−120120号公報)、熱交換器内に収納され
た酢酸ナトリウムなどの蓄熱媒体を補助熱交換器として
利用したり(特開昭62−77216号公報)して車両
の局所を空調する技術が知られている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかるに、従来の技術は、主空調用熱源と
は別途の熱源が必要であるとともに、以下の様な課題が
ある。(前者)エンジン冷却水が低温時のみ蓄冷運転が
可能であり、冷房能力も不足気味である。また、長時間
の蓄熱、蓄冷運転はできない。(後者)暖房運転はでき
るが、冷房運転はできない。
【0004】本発明は、別途特別な熱源を用いずに、車
室の局所を安定的に冷暖房できる車両用冷暖房装置の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、車載冷凍装置による冷房、およびエンジン冷
却水による暖房を行う車両用冷暖房装置において、車室
内への空調空気導入ダクト内に配され、冷房運転時に車
載冷凍装置から冷媒が循環されるとともに、暖房運転時
にエンジン冷却水が循環される主熱交換器と、車室内の
所定位置に装着され、前記エンジン冷却水が循環される
とともに、前記主熱交換器との間で水を循環させる副熱
交換器とを備え、暖房運転時、前記主熱交換器および前
記副熱交換器に前記エンジン冷却水を供給し、冷房運転
時は、前記車載冷凍装置を作動させて前記主熱交換器に
冷媒を供給するとともに、前記主熱交換器と副熱交換器
との間で前記水を循環させる、ことをできるようにした
構成を採用した。
【0006】
【作用】(冷房運転時) 車載冷凍装置の冷媒が主熱交換器を通る際、主熱交換器
近傍の空気と冷媒とが熱交換し、主熱交換器を通過する
空気は冷やされ、車室に冷風が送り込まれる。また、同
時に冷媒は主熱交換器を通る水とも熱交換し、水は冷や
される。冷えた水は副熱交換器を通過する際、副熱交換
器近傍の空気と熱交換し、車室の所定位置の空気は冷や
される。
【0007】(暖房運転時) 車載エンジンの排熱により昇温したエンジン冷却水が、
主熱交換器内および副熱交換器内を通る。主熱交換器近
傍の空気とエンジン冷却水とが熱交換し、主熱交換器を
通過する空気は暖められ、車室には温風が送り込まれる
。また、副熱交換器近傍の空気とエンジン冷却水とが熱
交換し車室の所定位置の空気は暖められる。
【0008】
【発明の効果】別途特別な熱源を用いずに、車室の局所
を時間制限無く冷暖房できる。主滅交換器は一つで済み
、嵩張らないので車両への配設性に優れる。車室内の所
定位置を、充分に冷暖房できる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図8に基づいて説
明する。図1は本発明の構成を採用した自動車用空調装
置の構成図、図2および図3はそれぞれ、空調装置に用
いる主熱交換器の斜視図、要部断面図、図4および図5
はそれぞれその空調装置の冷房運転および暖房運転を説
明する説明図、図6はその空調装置の作動を説明するフ
ローチャート、図7はその空調装置が有する制御装置の
説明図である。
【0010】図に示すように、自動車用空調装置Aは、
車室1内への通風路2内に配される主熱交換器3と、運
転シート4下に装着される送風機付の副熱交換器5とを
備え、シートエアコン回路6により主熱交換器3と副熱
交換器5との間でクーラント(商品名)7を循環し、冷
房運転時に冷媒回路8により主熱交換器3に冷媒9(R
12)を供給し、暖房運転時に温水回路10によりクー
ラント7をシートエアコン回路6に流入させている。
【0011】通風路2内には、内外気切替ダンパ11、
ブロワ12が配され、主熱交換器3を通過した空調済の
空気が吹出口13、14等より車室1内に吹き出される
【0012】主熱交換器3は、図2および図3に示すよ
うに、冷媒9を流すための冷媒流路15、およびクーラ
ント7を流すための水流路16を交互に設け、冷媒9や
クーラント7が送風空気17と熱交換するためのフィン
3aを備える。この主熱交換器3は、冷房運転時には、
冷媒9、クーラント7、送風空気17間で熱交換を行い
、暖房運転時には、クーラント7、送風空気17間で熱
交換を行う。
【0013】シートエアコン回路6は、副熱交換器5と
主熱交換器3の水流路16とを配管18で連通してクー
ラント7を循環させるとともに、その流量調節が可能な
ウォータポンプ19と、電磁式のウォータバルブ20、
電動の三方弁21、22とを配設して構成されている。
【0014】車載冷凍装置を構成する冷媒回路8は、凝
縮器23と主熱交換器3の冷媒流路15とを連通する配
管24に、圧縮機25、レシーバ26、膨張弁27を配
設して構成され、冷房運転時のみ、回路8内を冷媒9が
循環する。
【0015】温水回路10は、クーラント7で水冷され
る車載エンジン28と、電動の三方弁29、30と、ウ
ォータポンプ31と、ウォータバルブ32と、前記エン
ジン28の排熱で温水となったクーラント7の熱を空気
中に放散させるラジエータ33とで構成されている。
【0016】三方弁21、22、29、30、ウォータ
バルブ20、32、ウォータポンプ19、31は、マイ
クロコンピュータを内蔵した制御器34で制御される。 また、この制御器34には、日射量STを検知する日射
センサ35、車室温度Trを検知する内気センサ36、
外気温度Tamを検知する外気センサ37、エアミック
スポテンショメータ38、および温度設定(18℃〜3
2℃)を行うスライド抵抗39が電気接続されている。
【0017】つぎに、自動車用空調装置Aの作動を説明
する。(冷房運転時;図4参照)制御器34は、ウォー
タバルブ32を閉弁するとともに、温水回路10のクー
ラント7がシートエアコン回路6に流入しないように、
三方弁29、30を図示方向に切り換える。また、制御
器34は、ウォータバルブ20を開弁するとともに、シ
ートエアコン回路6のクーラント7が温水回路10に流
入しないように三方弁21、22を図示方向に切り換え
る。さらに、制御器34は、冷媒回路8内を冷媒9が循
環するように圧縮機25を始動させる。
【0018】圧縮機25より吐出された高温高圧のガス
冷媒は、凝縮器23で冷却された後レシーバ26内に入
り、ガス冷媒と液冷媒に分れ、液冷媒は膨張弁27に至
る。膨張弁27で減圧膨張した冷媒は、主熱交換器3の
冷媒流路15を通る。冷媒9は、シートエアコン回路6
内のクーラント7および送風空気17と熱交換する。熱
を奪われたクーラント7は三方弁22、配管18を経て
副熱交換器5に至る。吹出口13、14からは冷風とな
った空気が吹き出される。一方、副熱交換器5の送風機
により送風された空気は、副熱交換器5にて熱交換され
、冷風となって運転シート4下より吹き出す。また、熱
を奪われたクーラント7は、流量調整が可能なウォータ
ポンプ19に至って圧送され、再び主熱交換器3に戻る
【0019】(暖房運転時;図5参照)制御器34は、
ウォータバルブ20、32を開弁するとともに、三方弁
21、22、29、30を図示方向(三方に開弁する位
置)に切り換える。
【0020】エンジン28を冷却したクーラント7は、
三方弁29により二方向に分けられる。一方はラジエー
タ33に行き熱の放散を行なう。他方は三方弁22に至
り、該三方弁22で主熱交換器3と配管18に行くもの
とに分けられる(流量調整はウォータポンプ19で行う
)。主熱交換器3側に行ったクーラント7は送風空気1
7と熱交換し、吹出口13、14からは温風空気が吹き
出される。配管18に行ったクーラント7は副熱交換器
5に至り、該副熱交換器5で熱交換され、送風空気は温
風となって運転シート4下より吹き出される。この副熱
交換器5により熱を奪われたクーラント7は、ウォータ
ポンプ31に至って圧送されエンジン28に戻る。
【0021】つぎに、制御器34のマイクロコンピュー
タの作動を図6に示すフローチャートに基づいて説明す
る。日照センサ35、内気センサ36、外気センサ37
で検出した日射量ST、車室温度Tr、外気温度Tam
、およびスライド抵抗39による設定温度Tsetがマ
イクロコンピュータに入力される(ステップs1)。
【0022】マイクロコンピュータは、日射量ST、車
室温度Tr、外気温度Tam、設定温度Tsetに基づ
いて必要吹き出し温度Taoを算出する(ステップs2
)。ブロワ12の風量および吹出口モードは、必要吹き
出し温度Taoの高低により決定される(ステップs3
)。
【0023】ステップs4で定常状態か否かを判断する
。つまり、|Tset−Tr|≦T1 であれば(T1
 は定数)定常状態(yes)であると見なし、ステッ
プs5に進む。また、|Tset−Tr|>T1 であ
れば非定常(no)であると見なし、ステップs1に戻
る。 ステップs5で最大能力か否かを判断する。つまり、エ
アミックスポテンショメータ38によりエアミックスダ
ンパがマックスクール、マックスホットになっていれば
最大能力であると見なし、ステップs1に戻る。また、
エアミックスダンパがそれ以外であれば、ステップs6
に進む。
【0024】ステップs6で暖房か否かを判断する。つ
まり、外気温度Tam<設定温度Tsetであれば暖房
であると見なし、ステップs7に進む。外気温度Tam
≧設定温度Tsetであれば冷房であると見なし、ステ
ップs8に進む。ステップs7で三方弁29、30を図
6状態(三方に開弁)にした後、三方弁21、22も図
6状態(三方に開弁)にし、ステップs1に戻る。
【0025】ステップs8で三方弁29、30を図4状
態(エンジン28とラジエータ33とが連通する位置)
にした後、三方弁21、22も図4状態(主熱交換器3
と副熱交換器5とが連通する位置)にし、ステップs1
に戻る。
【0026】つぎに、自動車用空調装置Aの効果を述べ
る。簡単な構成で、運転シート4近傍の冷暖や暖房が行
える。冷房運転または暖房運転を長時間行っても運転シ
ート4近傍に対する空調能力の低下は起こらない。ウォ
ータポンプ19の流量調節を行うことで副熱交換器5に
よる冷房、暖房能力の調節を容易に行うことができる。 日射量ST、車室温度Tr、外気温度Tam、設定温度
Tsetに基づいて最適な必要吹き出し温度Taoを決
め、この必要吹き出し温度Taoの高低によりブロワ1
2の風量および吹出口モードの開度を補正しているので
乗員は違和感無く、温風または冷風を感じる。
【0027】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。a.副熱交換器は複数あっても良く、例え
ば、図8に示すように、運転シート以外に助手シート、
後部シートにも副熱交換器40、41を配し、三方弁4
2、43、44をマイクロコンピュータで制御して乗員
のいるシートにだけクーラント7を流通させる構成であ
っても良い。b.副熱交換器はシートの補助空調以外に
、足元の補助空調を行うものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を採用した自動車用空調装置の構
成図である。
【図2】その空調装置に用いる主熱交換器の斜視図であ
る。
【図3】その空調装置に用いる主熱交換器の要部断面図
である。
【図4】その空調装置の冷房運転を説明する説明図であ
る。
【図5】その空調装置の暖房運転を説明する説明図であ
る。
【図6】その空調装置の制御器のマイクロコンピュータ
の作動を説明するフローチャートである。
【図7】その空調装置が有する制御装置の説明図である
【図8】本発明の構成を採用した他の自動車用空調装置
の構成図である。
【符号の説明】
A  自動車用空調装置(車両用冷暖房装置)1  車
室 2  通風路(空調空気導入ダクト) 3  主熱交換器 5  副熱交換器 7  クーラント(エンジン冷却水、水)8  冷媒回
路(車載冷凍装置) 9  冷媒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車載冷凍装置による冷房、およびエン
    ジン冷却水による暖房を行う車両用冷暖房装置において
    、車室内への空調空気導入ダクト内に配され、冷房運転
    時に車載冷凍装置から冷媒が循環されるとともに、暖房
    運転時にエンジン冷却水が循環される主熱交換器と、車
    室内の所定位置に装着され、前記エンジン冷却水が循環
    されるとともに、前記主熱交換器との間で水を循環させ
    る副熱交換器とを備え、暖房運転時、前記主熱交換器お
    よび前記副熱交換器に前記エンジン冷却水を供給し、冷
    房運転時は、前記車載冷凍装置を作動させて前記主熱交
    換器に冷媒を供給するとともに、前記主熱交換器と副熱
    交換器との間で前記水を循環させる、ことをできるよう
    にしたことを特徴とする車両用冷暖房装置。
JP2062991A 1991-02-14 1991-02-14 車両用冷暖房装置 Pending JPH04260810A (ja)

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JP2062991A JPH04260810A (ja) 1991-02-14 1991-02-14 車両用冷暖房装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457926B (en) * 2008-02-28 2010-06-23 Geo Bar Ltd Improvements in heat exchange systems

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457926B (en) * 2008-02-28 2010-06-23 Geo Bar Ltd Improvements in heat exchange systems

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