JPH0558899U - 過給機 - Google Patents

過給機

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JPH0558899U
JPH0558899U JP628592U JP628592U JPH0558899U JP H0558899 U JPH0558899 U JP H0558899U JP 628592 U JP628592 U JP 628592U JP 628592 U JP628592 U JP 628592U JP H0558899 U JPH0558899 U JP H0558899U
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JP
Japan
Prior art keywords
seal plate
compressor housing
bearing casing
main body
bolt holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP628592U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 古川
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一種類のシールプレートでコンプレッサハウ
ジングの吐出口の向きを幅広く設定できるようにする。 【構成】 コンプレッサハウジングと軸受車室本体との
間に介在される円板状のシールプレート15を、軸受車
室本体との合せ面20の形状が周方向に対して同一形状
となるように形成し、シールプレート15とコンプレッ
サハウジングとの間を締結するためのボルト穴16を周
方向に対して等ピッチとなるように形成すると共に、シ
ールプレート15と軸受車室本体との間を締結するため
のボルト穴18を周方向に対して等ピッチとなるように
形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、過給機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
過給機とは一般に、タービンとコンプレッサを軸受車室を介して連結したもの であり、前記コンプレッサと軸受車室との間には、両者間をシールするためのシ ールプレートが介在されている。
【0003】 そして、コンプレッサと軸受車室との間にシールプレートを介在させる手段と しては、種々の形式が存在するが、中でも構造が簡単且つシールが確実で、低コ スト化が得られるボルト止め式が有利である。
【0004】 従来のボルト止め式の過給機を、図3〜図5に示す。
【0005】 図3中、1は過給機のコンプレッサ、2は過給機の軸受車室、3はコンプレッ サハウジング4と軸受車室本体5との間に介在される円板状をしたシールプレー トであり、該シールプレート3の外縁部には、図4・図5に示すように、コンプ レッサハウジング4との間でボルト締めを行うためのボルト穴6が形成され、シ ールプレート3の中央部には軸受車室本体5との間でボルト締めを行うためのボ ルト穴7が形成されている。
【0006】 そして、シールプレート3には、例えば、軸受車室本体5側の面の下部に、軸 受車室本体5と組合わせた時に潤滑油を案内するための空間が形成されるように 、切欠き8が設けられているので、該切欠き8を避けるようにして、ボルト穴7 が周方向に不等ピッチで形成されている。
【0007】 同様に、シールプレート3は、例えば、コンプレッサハウジング4に吐出口9 が突設されているので、該吐出口9を避けるようにして、ボルト穴6が周方向に 不等ピッチで形成されている。
【0008】 尚、図中10はコンプレッサハウジング4の吸入口、11はコンプレッサハウ ジング4内部に主軸12を中心として回転自在に収容されたコンプレッサ扇車で ある。
【0009】 更に、13は前記軸受車室本体5の上部に形成された潤滑油供給口、14は軸 受車室本体5の下部に形成された潤滑油排出口である。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の過給機には、以下のような問題があった。
【0011】 即ち、シールプレート3とコンプレッサハウジング4との間をボルト締めする ためのボルト穴6と、シールプレート3と軸受車室本体5との間をボルト締めす るためのボルト穴7が共に、周方向に不等ピッチに形成されていたため、軸受車 室本体5に対するコンプレッサハウジング4の取付け角度、言い換えれば、コン プレッサハウジング4の吐出口9の向きが、ボルト穴6,7の位置によって一義 的に定められてしまうこととなり、過給機を車両に取付ける際に、車体などへの 取付け状況に応じて、図6〜図8に示すように、コンプレッサハウジング4の吐 出口9の向きを任意に設定できるようにするためには、ボルト穴6,7の位置の 異なるシールプレート3を数種類取り揃えておかなければならなかった。
【0012】 本考案は、上述の実情に鑑み、一種類のシールプレートでコンプレッサハウジ ングの吐出口の向きを幅広く設定し得るようにした過給機を提供することを目的 とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コンプレッサハウジング4と軸受車室本体5との間に介在される円 板状のシールプレート15を、軸受車室本体5との合せ面20の形状が周方向に 対して同一形状となるように形成し、シールプレート15とコンプレッサハウジ ング4との間を締結するためのボルト穴16,17を周方向に対して等ピッチと なるように形成すると共に、シールプレート15と軸受車室本体5との間を締結 するためのボルト穴18,19を周方向に対して等ピッチとなるように形成した ことを特徴とする過給機にかかるものである。
【0014】
【作用】
本考案によれば、シールプレート15とコンプレッサハウジング4との間を締 結するためのボルト穴16,17を周方向に対して等ピッチとし、且つ、シール プレート15と軸受車室本体5との間を締結するためのボルト穴18,19を周 方向に対して等ピッチとしたことにより、シールプレート15に対してコンプレ ッサハウジング4を取付けられる向きがボルト穴16,17の数だけ選択できる ようになると共に、更に、軸受車室本体5に対してシールプレート15を取付け る向きをボルト穴18,19の数に応じて選定することにより、ボルト穴16, 17の数とボルト穴18,19の数の最小公倍数の分だけ、コンプレッサハウジ ング4の吐出口9の向きを設定できるようになる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 図1・図2は、本考案の一実施例である。
【0017】 又、図中、図3〜図8に示すものと同一の構成部分については同一の符号を付 すことによって説明を省略するものとし、以下、本考案に特有の構成についての み説明して行く。
【0018】 円板状のシールプレート15を、軸受車室本体5との合せ面20の形状が周方 向に同一形状となるように形成する。
【0019】 シールプレート15とコンプレッサハウジング4との間を締結するためのボル ト穴16を周方向に対して等ピッチとなるように形成する。
【0020】 ボルト穴16,17を等ピッチとするために、コンプレッサハウジング4の吐 出口9などの位置を適宜変更する。
【0021】 図2では、ボルト穴16,17は、60度のピッチで形成されている。
【0022】 又、シールプレート15と軸受車室本体5との間を締結するためのボルト穴1 8,19を周方向に対して等ピッチとなるように形成する。
【0023】 ボルト穴18,19を等ピッチとするために、シールプレート15の軸受車室 本体5側の面に潤滑油を案内するための切欠きなどは設けないようにする。
【0024】 図2では、ボルト穴18,19は、90度のピッチで形成されている。
【0025】 次に、作動について説明する。
【0026】 シールプレート15とコンプレッサハウジング4との間を締結するためのボル ト穴16,17を周方向に対して等ピッチとし、且つ、シールプレート15と軸 受車室本体5との間を締結するためのボルト穴18,19を周方向に対して等ピ ッチとしたことにより、シールプレート15に対してコンプレッサハウジング4 を取付けられる向きがボルト穴16,17の数だけ選択できるようになると共に 、更に、軸受車室本体5に対してシールプレート15を取付ける向きをボルト穴 18,19の数に応じて選定することにより、ボルト穴16,17の数とボルト 穴18,19の数の最小公倍数の分だけ、コンプレッサハウジング4の吐出口9 の向きを設定できるようになる。
【0027】 尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、ボルト穴の数の 組合わせは任意であること、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において 種々変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の過給機によれば、一種類のシールプレートでコ ンプレッサハウジングの吐出口の向きを幅広く設定し得るという優れた効果を奏 し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す過給機の部分的な側断
面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来例の部分的な側断面図である。
【図4】従来のシールプレートを図3のA−A方向に見
た図である。
【図5】従来の図4とは異なるシールプレートを図3の
A−A方向に見た図である。
【図6】コンプレッサハウジングの吐出口の向きを示す
概略図である。
【図7】コンプレッサハウジングの吐出口の向きを示す
図6とは異なる概略図である。
【図8】コンプレッサハウジングの吐出口の向きを示す
図6・図7とは異なる概略図である。
【符号の説明】
4 コンプレッサハウジング 5 軸受車室本体 15 シールプレート 16,17,18,19 ボルト穴 20 軸受車室本体5との合せ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサハウジング4と軸受車室本
    体5との間に介在される円板状のシールプレート15
    を、軸受車室本体5との合せ面20の形状が周方向に対
    して同一形状となるように形成し、シールプレート15
    とコンプレッサハウジング4との間を締結するためのボ
    ルト穴16,17を周方向に対して等ピッチとなるよう
    に形成すると共に、シールプレート15と軸受車室本体
    5との間を締結するためのボルト穴18,19を周方向
    に対して等ピッチとなるように形成したことを特徴とす
    る過給機。
JP628592U 1992-01-21 1992-01-21 過給機 Pending JPH0558899U (ja)

Priority Applications (1)

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JP628592U JPH0558899U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 過給機

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Publications (1)

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JPH0558899U true JPH0558899U (ja) 1993-08-03

Family

ID=11634125

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JP628592U Pending JPH0558899U (ja) 1992-01-21 1992-01-21 過給機

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JP (1) JPH0558899U (ja)

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