JPH0558754B2 - - Google Patents

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JPH0558754B2
JPH0558754B2 JP24567390A JP24567390A JPH0558754B2 JP H0558754 B2 JPH0558754 B2 JP H0558754B2 JP 24567390 A JP24567390 A JP 24567390A JP 24567390 A JP24567390 A JP 24567390A JP H0558754 B2 JPH0558754 B2 JP H0558754B2
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JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
water
steam
tank
supply tank
Prior art date
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JP24567390A
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English (en)
Other versions
JPH03184562A (ja
Inventor
Takao Terada
Toshuki Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPH03184562A publication Critical patent/JPH03184562A/ja
Publication of JPH0558754B2 publication Critical patent/JPH0558754B2/ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、水を加熱して蒸発とし、この蒸気
のノズルより吸入液と共に噴霧し、咽喉などに吸
入させるために使用される吸入器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、蒸気を使用する吸入器としては、第2図
に示すものが知られている。この従来の吸入器2
1は、ケース22に、吸入液タンク23、吸入液
ノズル24、蒸気タク25、蒸気ノズル26及び
ヒータ27を備えてなるものである。
吸入液タンク23は、ケース22に着脱可能に
備えられており、吸入液23aが収容されてい
る。吸入液タンク23内には、吸入液パイプ24
aが垂下している。吸入液パイプ24a上端は、
吸入液ノズル24とされる。
この吸入液ノズル24には、蒸気ノズル26が
対向して設けられている。蒸気ノズル26は、蒸
気タンク25に接続されているが、この蒸気タン
ク25底面には、ヒータ27が配置されており、
蒸気タンク25に収容されている水wが加熱され
る。なお、28は蒸気タンク25のキヤツプであ
る。
ヒータ27が通電され発熱すると、蒸気タンク
25内の水wが加熱され、蒸気vが発生する。蒸
気vは、蒸気ノズル26より噴出することとなる
が、この時ベンチユリー効果により、吸入液23
aが吸い上げられて、吸入ノズル24より噴出す
る。そして、蒸気と吸入液との混合したものが、
ケース22の噴出口22aより噴霧される。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 上記従来の吸入器21において、蒸気タンク2
5内の水wの量は、30〜70mlとされることが多い
が、ヒータ27に通電してから、蒸気vが発生す
るまでに、2〜3分の時間を要していた。
また、蒸気タンク25内に給水した水量が多す
ぎた時など、蒸気タンク25内の熱水がそのまま
蒸気ノズル26より噴出する危険があつた。
さらに、電源をオフした後においても、蒸気タ
ンク25内に水が残留していると、噴霧が停止す
るまでに時間がかかり、吸入液が無駄になつた
り、使用者が火傷をする危険があつた。
この発明は、上記に鑑みなされたもので、電源
オン後短時間で噴霧が開始され、また電源オフ後
は、直ちに噴霧が停止し、さらに蒸気ノズルより
熱水が噴出しない吸入器の提供を目的としてい
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 この発明の吸入器の構成を実施例に対応する第
1図を用いて説明すると、水wを貯溜する給水タ
ンク8と、この給水タンク8よりの水を加熱す
る、小容量の第1の加熱室12と、前記給水タン
ク8よりこの第1加熱室12へ水を導く第1の通
水路9と前記第1の加熱室12で沸騰した水を蒸
発させる、大容量の第2の加熱室13と、前記第
1の加熱室12と前記第2の加熱室13とを連通
する第2の通水路16と、前記第2の加熱室13
で発生した蒸気を噴出させる蒸気ノズル17と、
前記第2の加熱室13と前記給水タンク8上部と
を連通する圧力調整通気路14を備えてなるもの
である。
(ホ) 作用 この発明の吸入器の作用を、やはり実施例に対
応する第1図を用いて説明すると、給水タンク8
内の水は、第1の通水路9を通り、第1の加熱室
12に流入する。この第1の加熱室12内で水は
加熱され沸騰する。沸騰により圧力の上昇した
水、すなわち熱水は、その体積膨張により、第2
の通水路16を通り、第2の加熱室13内に流入
する。
第2の加熱室13に流入した熱水は、ここで、
完全に蒸気化して、蒸気ノズル17より噴出す
る。一方、第2の加熱室13と給水タンク8上部
は、圧力調整通気路14により連通しており、給
水タンク8内に圧力が加わり、給水タンク8より
第1の加熱室12に水がスムーズに供給される。
このように、小容量の水を、第1の加熱室12
及び第2の加熱室13の2段階に分けて蒸気化す
るものであるから、電源オン後短時間で噴霧が開
始され、また、熱水は完全に蒸気化されて、その
まま蒸気ノズル17より噴出することはない。一
方、第1の加熱室12は小容量であるから、電源
オフ後急速に温度が下がり、噴霧が短時間で停止
する。
(ヘ) 実施例 この発明は一実施例を第1図に基づいて以下に
説明する。
2は、本体ケースである。この本体ケース2の
前面2aには、凹部2bが形成されている。この
凹部2bには、吸入液タンク3が着脱自在に取り
付けられる。
本体ケース2底部には、正特性サーミスタより
構成されるヒータ4がスペイサ5,5により取付
けられる。このヒータ4上には、板状のパツキン
6を介して、タンクユニツト7が載置され、本体
ケース2に固定される。
パツキン6には、2つの抜き部分6a,6bが
設けられている。これに対してタンクユニツト7
には、給水タンク8、第2加熱室13、圧力調整
管(圧力調整通気路)14が設けられている。給
水タンク8は、前記抜き部分6a上に位置し、ヒ
ータ4上面及びタンクユニツト底面7a及びパツ
キン6で囲まれる、小容量の第1加熱室12が形
成される。
給水タンク8と第1加熱室12とは、第1通水
路9により連通している。第1通水路9にはボー
ト弁(逆止弁)10が設けられ、、第1加熱室1
2より給水タンク8への熱水の逆流が防止され
る。
一方、第2の加熱室13は底面が開放してお
り、パツキン6の抜き部分6b上に位置し、ヒー
タ4上面で、この加熱室13の底面が塞がれてい
る。第2の加熱室13底部と、給水タンク8上部
とは、ボス状の圧力調整管(圧力調整通気路)1
4により連通している。なお、給水タンク8上部
の注水口には、着脱自在なキヤツプ8aが取付け
られる。第1加熱室12には、熱水出口11が設
けられている。一方、第2加熱室13上部の、給
水タンク8の水面より高い位置には、熱水入口1
5が設けられている。熱水出口11及び熱水入口
15は、耐スチーム性のチユーブよりなる第2通
水路16により結ばれている。
第2加熱室13よりは、蒸気ノズル17が突出
している。蒸気ノズル17先端には、吸入液ノズ
ル18が取付けられている。この吸入液ノズル下
端18aには、吸入液チユーブ19が差込まれて
おり、さらに、この吸入液チユーブ19は、前記
吸入液タンク3内に垂下している。
本体ケース2上部は、カバー20で被蓋され
る。カバー20は、噴出口20aを備えており、
蒸気ノズル17及び吸入液ノズル18よりの吸入
液混合蒸気を導き、所定の方向に噴出させる。
次に、実施例吸入器1の動作について説明す
る。
まず、カバー20及びキヤツプ8aを取外し、
給水タンク8内に所定レベルまで水wを注水す
る。この時に水は、第1加熱室12内及び第2通
水路16内の一部に流入するが、その水量は、第
2通水路16内の水面と給水タンク8内の水面が
揃う所までである。一方、吸入液タンク3も本体
ケース2より取外され、内部に薬効成分を含んだ
吸入液Fが注入される。
次に、給水タンク8にキヤツプ8aを取付け、
カバー20を本体ケース2上に載置すると共に、
吸入液タンク3を本体ケース2に取り付け、図示
しない電源スイツチをオンにし、ヒータ4に通電
する。
ヒータ4が発熱を始めると、第1加熱室12内
の水が加熱され沸騰し、蒸気が発生し体積が膨張
する。この蒸気を含む熱水は、ボール弁10に阻
止されて給水タンク8内には逆流せず、第2通水
路16を通つて、熱水入口15より第2加熱室1
3内に滴下する。
第2加熱室13に滴下した熱水は、ヒータ4上
面で完全に蒸気化される。この蒸気は、蒸気ノズ
ル17より噴出するが、この時ベンチユリー効果
により、吸入液Fが吸入液チユーブ19に吸い上
げられて、吸入液ノズル18より噴霧される。こ
うして得られた吸入液混合蒸気は、カバー20の
噴出口20aより外部に噴出される。
第1加熱室12内の熱水が、第2加熱室13へ
滴下することにより減少すれば、給水タンク8よ
り第1加熱室12に水が供給される。この時、給
水タンク8上部と第2加熱室13とは、圧力調整
管14により連通しているので、給水タンク8内
に圧力が加わり、スムーズに水が第1加熱室12
に供給される。
なお、上記実施例では、第1加熱室12及び第
1加熱室13を共通のヒータ4で加熱している
が、ヒータは各室に独立して設けてもよく適宜設
計変更可能である。
また、第1加熱室、第2加熱室等の形状・配置
はこれ限定されるものではなく、適宜設計変更可
能である。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、この発明の吸入器は、電
源投入後短時間で噴霧が開始される利点を有して
いる。また、この発明の吸入器は、電源オフ後、
直ちに噴霧が停止する利点を有している。さら
に、この発明の吸入器は、給水タンク内に水を入
れすぎた時等に、熱水が蒸気ノズルより噴出する
のを防止できる利点をも有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る吸入器の
中央縦断面図、第2図は、従来の吸入器の中央縦
断面図である。 4……ヒータ、8……給水タンク、9……第1
通水路、10……逆止弁、12……第1加熱室、
13……第2加熱室、14……圧力調整管、16
……第2通水路、17……蒸気ノズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水を収容する給水タンクと、この給水タンク
    の水を加熱する、小容量の第1の加熱室と、前記
    給水タンクより、この第1の加熱室へ水を導く第
    1の通水路と、前記第1の加熱室で沸騰した水を
    蒸発させる、大容量の第2の加熱室と、前記第1
    の加熱室とこの第2の加熱室とを連通する第2の
    通水路と、前記第2の加熱室で発生した蒸発を噴
    出させる蒸気ノズルと、前記第2の加熱室と前記
    給水タンク上部とを連通する圧力調整通気路とを
    備えてなる吸入器。
JP24567390A 1990-09-13 1990-09-13 吸入器 Granted JPH03184562A (ja)

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JP24567390A JPH03184562A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 吸入器

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JP24567390A JPH03184562A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 吸入器

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JPH03184562A JPH03184562A (ja) 1991-08-12
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JP24567390A Granted JPH03184562A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 吸入器

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JP5058982B2 (ja) * 2005-05-26 2012-10-24 フィッシャー アンド ペイケル ヘルスケア リミテッド 呼吸補助装置

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JPH03184562A (ja) 1991-08-12

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