JPH0558676A - SiO▲2▼−SiC−Si複合材料の製造方法 - Google Patents

SiO▲2▼−SiC−Si複合材料の製造方法

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JPH0558676A
JPH0558676A JP3227249A JP22724991A JPH0558676A JP H0558676 A JPH0558676 A JP H0558676A JP 3227249 A JP3227249 A JP 3227249A JP 22724991 A JP22724991 A JP 22724991A JP H0558676 A JPH0558676 A JP H0558676A
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JP
Japan
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sio
silicon
sic
quartz glass
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JP3227249A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Minagawa
和弘 皆川
Shigetoshi Hayashi
茂利 林
Tadahisa Arahori
忠久 荒堀
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 合成石英ガラス多孔体10中に、炭化水素ガ
ス又はハロゲン化炭化水素ガスを含有するガスの熱分解
により生成する炭素13を析出させ、得られた多孔質S
iO2 −C複合材料15に金属シリコン14を充填し、
反応焼結させるSiO2 −SiC−Si複合材料16の
製造方法。 【効果】 高温下においても変形することがないととも
に強度が高く、プロセスからの汚染がない不純物の極め
て少ない、例えば半導体用治具等に好適なSiO2 −S
iC−Si複合材料16を低温処理で、比較的容易に得
ることができる。従って、シリコンウェハの熱拡散処理
等に使用されるプロセスチューブ、ウェハボート等の耐
熱性治具に有用な、高純度なSiO2 −SiC−Si複
合材料16を提供することができ、産業上極めて有用で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSiO2 −SiC−Si
複合材料の製造方法、より詳しくは、特に半導体製造用
治具、例えばシリコンウェハの熱拡散処理等に使用され
るプロセスチューブ、ウェハボード等の耐熱性治具の材
料として有用なSiO2 −SiC−Si複合材料の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高純度を要求される半導体製造用
耐熱性治具としては、主として石英ガラス製のものが用
いられていた。石英ガラス製治具は極めて純度の高いも
のを容易に製作することができ、また透明であることか
ら内部の観察が容易である等の利点を有している。
【0003】しかし、この石英ガラス製のものは100
0℃を越えると粘性流動による変形が生じ始めるため、
1150℃以上の熱処理にはほとんど使用することがで
きず、また失透、破損等寿命が短いという欠点があっ
た。
【0004】近年、このような欠点を解消し得る材料と
して石英ガラスに代わって、炭化珪素粉体を成形した多
孔質炭化珪素成形体に、金属シリコンを充填した複合体
が開発され、半導体製造用耐熱性治具として使用されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した炭化珪素粉体
を成形した多孔質炭化珪素成形体に金属シリコンを充填
する方法により製造される、半導体製造用に用いられる
炭化珪素材には、成形、焼成後に適当な純化処理が施さ
れている。しかしこの方法によれば成形、焼成及び純化
処理等の複雑な工程に起因して汚染されやすいばかりで
なく、緻密な焼結体に焼成した後に純化処理を施すた
め、純化処理工程での不純物除去は表面層に限定される
という問題がある。その結果、この方法による炭化珪素
製治具で、例えばシリコンウェハの熱処理を行うと、炭
化珪素内部のFe等の金属不純物が拡散放出され、シリコ
ンウェハを汚染するという課題があった。
【0006】一方、高純度な石英ガラスについては、耐
熱性が不十分であることから、主に1100℃以下の温
度範囲でしか使用できないという課題があった。
【0007】そこで、石英ガラスの耐熱性向上のため、
表層にクリストバライト相を析出させる方法も提案され
ているが、石英ガラスとクリストバライトとは熱膨張係
数に差が有り、この熱膨張係数差によりクラックが発生
し、ダストや破損の原因となるという課題があった。
【0008】本発明はこのような課題に鑑み発明された
ものであって、高温下で変形することがなく、純度及び
強度に優れ、シリコンウェハの拡散処理中にウェハを汚
染することがない半導体治具として有用なSiO2 −S
iC−Si複合材料の製造方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るSiO2 −SiC−Si複合材料の製造
方法は、合成石英ガラスの多孔体中に、炭化水素ガス又
はハロゲン化炭化水素ガスを含有するガスの熱分解によ
り生成する炭素を析出させ、得られた多孔質SiO2
C複合材料に金属シリコンを充填し、反応焼結させるこ
とを特徴とし、また、上記したSiO2 −SiC−Si
複合材料の製造方法において、合成石英ガラス多孔体に
析出させる炭素が、次式を満足することを特徴とし、 1≦Z≦4.78[(1/d)−(1/2.3)] ただし、Z:炭素/二酸化珪素のモル比、 d:合成石英ガラス多孔体のかさ密度(g/cm3 ) さらに、上記したいずれかのSiO2 −SiC−Si複
合材料の製造方法において、多孔質SiO2 −C複合材
料に金属シリコンの融点以上、1600℃以下の温度で
溶融金属シリコンを充填し、反応焼結させることを特徴
としている。
【0010】
【作用】VAD(Vapor-phase Axial Deposition)法気
相合成石英ガラス多孔体を出発原料とする。図1(a)
に示したように、この合成石英ガラス多孔体10は平均
粒径0.01〜10μmの二酸化珪素微粒子11で構成
され、空隙率は40〜80%であり、不純物含有量の合
計が1ppm 以下と高純度なものである。また、バインダ
の混合・プレス等の成形工程を必要としないため、これ
らプロセスにおける汚染を受けることが無い。
【0011】合成石英ガラス多孔体10は炭化水素ガス
あるいはハロゲン化炭化水素ガス、例えば、CH4 、C
2H6、 C3H8、C4H10 、C2H4、C2H2、C2H4Cl2 、C2H3Cl
3 、C2H3Cl、C2H2Cl2 等の中の少なくとも1種類よりな
るガス雰囲気中で、用いたガス種の分解温度以上、14
00℃以下の温度で熱処理されることにより、図1
(b)に示したように、二酸化珪素微粒子11からなる
合成石英ガラス多孔体10の内部表面にまで粒子径数十
nm程度の熱分解炭素13が析出する。この時、用いた
ガス種の分解温度以下では熱分解による炭素13の析出
が起こらず、1400℃以上の温度では合成石英ガラス
多孔体10の緻密化により、内部への炭素13の析出が
不可能となる。
【0012】この炭素13の析出量は基材であるSiO
2 −C複合材料15中の二酸化珪素微粒子11に対し、
モル比で数1に示した式を満足させる必要がある。
【0013】
【数1】
【0014】これは、炭素13の析出量がモル比で1以
下である場合には、SiO2 −C複合材料15中の二酸
化珪素11微粒子の表面が析出炭素13によって十分に
覆われないため、シリコン含浸時の熱処理による二酸化
珪素微粒子11の焼結が進行し、閉気孔化、変形等が生
じ、未反応の炭素13の残留が生じるためである。
【0015】一方、炭素13析出量がモル比で4.78
[(1/d)−(1/2.3)]を越える場合には、シ
リコン14と炭素13の反応から生じた炭化珪素17の
占める体積がSiO2 −C複合材料15の気孔容積を越
えるために、SiO2 −C複合材料15の多孔体にクラ
ック等が生じる。
【0016】以下、数2〜数7により詳述する。図2
(a)に示したように、かさ密度dg/cm3 の合成石
英ガラス多孔体10があると、このときの合成石英ガラ
ス多孔体10の単位体積あたりの二酸化珪素微粒子11
の体積v(SiO2)及びモル数n(SiO2)は、それぞれ数2及
び数3で表される。
【0017】
【数2】
【0018】
【数3】
【0019】合成石英ガラス多孔体10に炭素13を析
出させた後(図1(b))、金属シリコン14を含浸さ
せることによって炭化珪素17が生成する。このとき、
多孔質SiO2 −C複合材料15の体積変化がなく、気
孔がすべて炭化珪素17によって占められたとすると、
SiO2 −C複合材料15の単位体積あたりの炭化珪素
17の体積v(SiC) 及びモル数n(SiC) はそれぞれ数4
及び数5で表される。
【0020】
【数4】
【0021】
【数5】
【0022】析出した炭素13のすべてがシリコン14
と反応して炭化珪素17となるので、炭素13と二酸化
珪素11のモル比Zは数6で表されることとなり、
【0023】
【数6】
【0024】数6に示した式に数2、数3、数4、数5
で示した式を代入して、内部の微小な気孔を考慮すると
数7が与えられる。
【0025】
【数7】
【0026】ここで、石英ガラスの真比重は2.3であ
るので、合成石英ガラス多孔体10のかさ密度は0<d
<2.3となるが、好ましくは0.2から1.2の範囲
である。
【0027】次に、図1(c)に示したように、この多
孔質SiO2 −C複合材料15に溶融させた金属シリコ
ン14を含浸させると、SiO2 −C複合材料15内部
の炭素13と反応して炭化珪素17を生じながら緻密化
が起こり、反応終了後の焼結体の気孔にさらに金属シリ
コン14が充填され、緻密な焼結体となる。このとき加
熱炉内は、溶融金属シリコン14を速やかに含浸させる
ため減圧状態にしておくことが好ましい。また、加熱炉
温度は金属シリコン14の融点以上で、かつ1600℃
以下の温度であることが必要である。融点以下では金属
シリコン14が融解しないため含浸が生じず、1600
℃を越える温度では、炭素13と二酸化珪素11との反
応が生じ、炭酸ガスが発生するために焼結体内部に気孔
の残留が生じる。
【0028】あるいは、溶解金属シリコンを用いる代わ
りに、多孔質SiO2 −C複合材料15の成形体を珪素
含有ガス、例えばSiCl4 、SiHCl3、 SiH4 等の中から選
ばれる何れか少なくとも1種類よりなるガス雰囲気中
で、用いたガス種の分解温度以上、2000℃以下の温
度で熱処理することにより、多孔質SiO2 −C複合材
料15の成形体の内部にまで金属シリコン14の析出を
行なわせることが可能である。この時、用いたガス種の
分解温度以下では金属シリコン14の析出が起こらず、
2000℃を越える温度では大きなエネルギーを必要と
するとともに、多孔質SiO2 −C複合材料15の成形
体の表面近くへの析出むらを生じるため、用いたガス種
によっても異なるが、600〜1200℃の温和な条件
で処理することが望ましい。多孔質SiO2 −C複合材
料15の成形体の内部に過剰の炭素13が存在する場合
には、過剰の炭素13は金属シリコン14と速やかに反
応して炭化珪素17となり、得られたSiO2 −SiC
−Si複合材料16の強度は向上する。
【0029】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係るSiO2 −S
iC−Si複合材料の製造方法の実施例及び比較例を説
明する。 実施例1 VAD法により合成した、かさ密度が約0.4g/cm
3 、比表面積が約12m2 /g、平均粒子径が約0.2
μmの合成石英ガラス多孔体をメタンガス100%の雰
囲気下、950℃の温度で5時間処理し、二酸化珪素と
炭素とのモル比が約8.9である二酸化珪素−炭素複合
体を得た。
【0030】ついで、この複合体を炭化珪素のコーティ
ングを施した黒鉛製るつぼ内に挿入し、周囲に純度10
−Nの金属シリコンを入れて1550℃で加熱し、溶融
したシリコンを複合体の開気孔中に浸透させた。
【0031】表1に得られたSiO2 −SiC−Si複
合材料の密度及び曲げ強度を、表2に金属不純物濃度を
示した。
【0032】実施例2 VAD法により合成した、かさ密度が約0.4g/cm
3 、比表面積が約12m2 /g、平均粒子径が約0.2
μmの合成石英ガラス多孔体をメタンガス100%の雰
囲気下、900℃の温度で2時間処理し、二酸化珪素と
炭素とのモル比が約1.9である二酸化珪素−炭素複合
体を得た。
【0033】ついで、この複合体を炭化珪素のコーティ
ングを施した黒鉛製るつぼ内に挿入し、周囲に純度10
−Nの金属シリコンを入れて1550℃で加熱し、溶融
したシリコンを複合体の開気孔中に浸透させた。
【0034】表1に得られたSiO2 −SiC−Si複
合材料の密度及び曲げ強度を、表2に金属不純物濃度を
示した。
【0035】比較例1 VAD法により合成した、かさ密度が約0.4g/cm
3 、比表面積が約12m2 /g、平均粒子径が約0.2
μmの合成石英ガラス多孔体をメタンガス100%の雰
囲気下、950℃の温度で7時間処理し、二酸化珪素と
炭素のモル比が約12.5である二酸化珪素−炭素複合
体を得た。
【0036】ついで、この複合体を炭化珪素のコーティ
ングを施した黒鉛製るつぼ内に挿入し、周囲に純度10
−Nの金属シリコンを入れて1550℃で加熱し、溶融
したシリコンを複合体の開気孔中に浸透させたところ、
焼結体は変形し、内部にクラックの発生が認められた。
【0037】表1に得られたSiO2 −SiC−Si複
合材料の密度及び曲げ強度を、表2に金属不純物濃度を
示した。純度は実施例1及び実施例2と同等であるが、
シリコン含浸時にクラックが発生し、強度は大幅に低下
した。
【0038】比較例2 VAD法により合成した、かさ密度が約0.4g/cm
3 、比表面積が約12m2 /g、平均粒子径が約0.2
μmの合成石英ガラス多孔体をメタンガス100%の雰
囲気下、900℃の温度で1時間処理し、二酸化珪素と
炭素とのモル比が約0.8である二酸化珪素−炭素複合
体を得た。
【0039】ついで、この複合体を炭化珪素のコーティ
ングを施した黒鉛製るつぼ内に挿入し、周囲に純度10
−Nの金属シリコンを入れて1550℃で加熱し、溶融
したシリコンを複合体の開気孔中に浸透させたところ、
複合体は収縮・緻密化したため、シリコン含浸はできな
かった。
【0040】比較例3 市販の高純度炭化珪素粉末70重量部に対して、高純度
炭素粉末20重量部、ポリビニルアルコール10重量
部、水100重量部を配合し、ボールミル中で24時間
混合した後、乾燥した。この乾燥物を顆粒化した後プレ
ス形成し、2000℃で1時間焼成した。
【0041】ついでこの焼成体を1300℃の温度で塩
酸ガスにより3時間純化処理を行った。さらに、上記実
施例1と同様に金属シリコンの含浸を行った。
【0042】表1に得られた半導体製造用治具の密度及
び曲げ強度を、表2に金属不純物濃度を示した。機械的
特性は実施例と同等以上であったが、金属不純物が多く
存在し、半導体製造用治具には不適当であった。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】このように、上記実施例に係るSiO2
SiC−Si複合材料の製造方法においては、高温下に
おいて変形がなく、プロセスからの汚染がない不純物の
極めて少ない、例えば半導体用治具等に好適なSiO2
−SiC−Si複合材料を低温処理で、比較的容易に製
造することができる。従って、シリコンウェハの熱拡散
処理等に使用されるプロセスチューブ、ウェハボート等
の耐熱性治具に有用な、高純度なSiO2 −SiC−S
i複合材料を提供することができることとなり、産業上
極めて有用である。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るSiO
2 −SiC−Si複合材料の製造方法にあっては、合成
石英ガラスの多孔体中に炭化水素ガス又はハロゲン化炭
化水素ガスを含有するガスの熱分解により生成する炭素
を析出させ、得られた多孔質SiO2 −C複合材料に金
属シリコンを充填し、反応焼結させるので、高温下にお
いても変形することがなく、強度が大きく、プロセスか
らの汚染のない不純物の極めて少ないSiO2 −SiC
−Si複合材料を低温処理で、比較的容易に製造するこ
とができる。
【0047】また、上記記載のSiO2 −SiC−Si
複合材料の製造方法において、合成石英ガラス多孔体に
析出させる炭素が、次式を満足する場合には、 1≦Z≦4.78[(1/d)−(1/2.3)] ただし、Z:炭素/二酸化珪素のモル比、 d:合成石英ガラス多孔体のかさ密度(g/cm3 ) 熱処理による二酸化珪素の焼結が進行し、閉気孔化する
ことに起因する変形やクラック等の発生を抑制すること
ができ、高温下においても変形することがなく、強度が
大きく、プロセスからの汚染のない不純物の極めて少な
いSiO2−SiC−Si複合材料を低温処理で、比較
的容易に製造することができる。
【0048】さらに、上記記載のいずれかのSiO2
SiC−Si複合材料の製造方法において、多孔質Si
2 −C複合材料に金属シリコンの融点以上、1600
℃以下の温度で溶融金属シリコンを充填し、反応焼結さ
せる場合には、多孔質SiO2 −C複合材料中で炭化珪
素を生じながら緻密化が起こるとともに、さらに金属シ
リコンによって気孔が充填されて緻密なSiO2 −Si
C−Si複合材料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るSiO2 −SiC−Si複合材料
の各製造工程での(a)合成石英ガラス多孔体、(b)
SiO2 −C複合材料、(c)SiO2 −SiC−Si
複合材の構造を模式的に示した概略断面図である。
【図2】SiO2 −SiC−Si複合材料の各製造工程
での(a)合成石英ガラス多孔体、(b)SiO2 −C
複合材料、(c)SiO2 −SiC−Si複合材の内部
組成を説明するための概念図である。
【符号の説明】
10 合成石英ガラス多孔体 13 炭素 14 シリコン 15 SiO2 −C複合材料 16 SiO2 −SiC−Si複合材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成石英ガラスの多孔体中に、炭化水素
    ガス又はハロゲン化炭化水素ガスを含有するガスの熱分
    解により生成する炭素を析出させ、得られた多孔質Si
    2 −C複合材料に金属シリコンを充填し、反応焼結さ
    せることを特徴とするSiO2 −SiC−Si複合材料
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 合成石英ガラスの多孔体に析出させる炭
    素が、次式を満足する請求項1記載のSiO2 −SiC
    −Si複合材料の製造方法。 1≦Z≦4.78[(1/d)−(1/2.3)] ただし、Z:炭素/二酸化珪素のモル比、 d:合成石英ガラス多孔体のかさ密度(g/cm3
  3. 【請求項3】 多孔質SiO2 −C複合材料に金属シリ
    コンの融点以上、1600℃以下の温度で溶融金属シリ
    コンを充填し、反応焼結させる請求項1または請求項2
    記載のSiO2 −SiC−Si複合材料の製造方法。
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