JPH0558382A - ケーブル敷設船 - Google Patents
ケーブル敷設船Info
- Publication number
- JPH0558382A JPH0558382A JP24519991A JP24519991A JPH0558382A JP H0558382 A JPH0558382 A JP H0558382A JP 24519991 A JP24519991 A JP 24519991A JP 24519991 A JP24519991 A JP 24519991A JP H0558382 A JPH0558382 A JP H0558382A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- laying
- storage tank
- seabed
- tank
- Prior art date
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- Electric Cable Installation (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海底敷設用のケーブルを少人数で迅速に行い
たい。 【構成】 船体１内に装備した海底敷設用のケーブル収
納タンク２を備え、このケーブル収納タンク２内からの
海底敷設用のケーブル３を適当な速さで順次送り出す機
能を備えたケーブル敷設船の、ケーブル収納タンク内２
に、海底敷設用のケーブル３を巻き付けるケーブル巻付
け支柱４を上方に向けて突設すると共に、このケーブル
巻付け支柱４に沿って巻き付けたケーブル３全体を支持
する回転機構５を、ケーブル収納タンク２内に装備した
こと。
たい。 【構成】 船体１内に装備した海底敷設用のケーブル収
納タンク２を備え、このケーブル収納タンク２内からの
海底敷設用のケーブル３を適当な速さで順次送り出す機
能を備えたケーブル敷設船の、ケーブル収納タンク内２
に、海底敷設用のケーブル３を巻き付けるケーブル巻付
け支柱４を上方に向けて突設すると共に、このケーブル
巻付け支柱４に沿って巻き付けたケーブル３全体を支持
する回転機構５を、ケーブル収納タンク２内に装備した
こと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、海底ケーブル等のケー
ブルの敷設船に係り、特にケーブルを収容するタンク構
造を備えたケーブル敷設船に関する。
ブルの敷設船に係り、特にケーブルを収容するタンク構
造を備えたケーブル敷設船に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のケーブル敷設船は、図２に示すよ
うに船体５０の一部にケーブルタンク６０を設け、甲板
に設置されたケーブル送り装置７０を備えていた。
うに船体５０の一部にケーブルタンク６０を設け、甲板
に設置されたケーブル送り装置７０を備えていた。
【０００３】ケーブル敷設船にケーブルを収容する場
合、収容しようとするケーブル３をケーブル送り装置７
０に把持させてタンク６０内に送り込む。タンク６０内
では、ケーブル３をタンク中心部の支柱６１に沿って密
度高く収容すべく多数の人手により収容作業が行われ
る。符号５７はケーブルガイドを示す。
合、収容しようとするケーブル３をケーブル送り装置７
０に把持させてタンク６０内に送り込む。タンク６０内
では、ケーブル３をタンク中心部の支柱６１に沿って密
度高く収容すべく多数の人手により収容作業が行われ
る。符号５７はケーブルガイドを示す。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来のケーブル敷
設船では、人手による作業を伴うため連続して作業を行
うためには、１日に３チーム程度の作業要員を確保しな
ければならず、またケーブルの収容速度も限定されると
いう問題があった。さらに、ケーブルにねじり力が発生
し布設時の取り扱いが難しくなるという欠点があった。
設船では、人手による作業を伴うため連続して作業を行
うためには、１日に３チーム程度の作業要員を確保しな
ければならず、またケーブルの収容速度も限定されると
いう問題があった。さらに、ケーブルにねじり力が発生
し布設時の取り扱いが難しくなるという欠点があった。
【０００５】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに海底ケーブルの敷設作業に際し、ケー
ブルを小人数で迅速に送り出すことのできるケーブル敷
設船を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに海底ケーブルの敷設作業に際し、ケー
ブルを小人数で迅速に送り出すことのできるケーブル敷
設船を提供することを、その目的とする。
【０００６】
【発明が解決するための手段】本発明では、船体内に海
底敷設用のケーブル収納タンクを備え、このケーブル収
納タンク内からの海底敷設用のケーブルを適当な速さで
順次送り出す機能を備えたケーブル敷設船において、前
記ケーブル収納タンク内に、前記海底敷設用のケーブル
を巻き付けるケーブル巻付け支柱を上方に向けて突設す
ると共に、このケーブル巻付け支柱に沿って巻き付けた
ケーブル全体を支持する回転機構を、前記ケーブル収納
タンク内に装備する、等の構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである。
底敷設用のケーブル収納タンクを備え、このケーブル収
納タンク内からの海底敷設用のケーブルを適当な速さで
順次送り出す機能を備えたケーブル敷設船において、前
記ケーブル収納タンク内に、前記海底敷設用のケーブル
を巻き付けるケーブル巻付け支柱を上方に向けて突設す
ると共に、このケーブル巻付け支柱に沿って巻き付けた
ケーブル全体を支持する回転機構を、前記ケーブル収納
タンク内に装備する、等の構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである。
【０００７】
【発明の実施例】以下、本発明の第１実施例を図１ない
し図２に基づいて説明する。この図１ないし図２に示す
実施例は、船体１内に海底敷設用のケーブル収納タンク
２を備え、このケーブル収納タンク２内からの海底敷設
用のケーブル３を適当な速さで順次送り出す機能を備え
ている。ケーブル収納タンク２内に、海底敷設用のケー
ブル３を巻き付けるケーブル巻き付け支柱４が上方に向
けて突設されている。このケーブル巻き付け支柱４に沿
って巻き付けたケーブル全体を支持する回転機構５が、
ケーブル収納タンク２内に装備されている。符号６はケ
ーブルガイドを示す。このケーブルガイドは、そのケー
ブル支持部が上下方向に往復移動し得るようになってい
る。
し図２に基づいて説明する。この図１ないし図２に示す
実施例は、船体１内に海底敷設用のケーブル収納タンク
２を備え、このケーブル収納タンク２内からの海底敷設
用のケーブル３を適当な速さで順次送り出す機能を備え
ている。ケーブル収納タンク２内に、海底敷設用のケー
ブル３を巻き付けるケーブル巻き付け支柱４が上方に向
けて突設されている。このケーブル巻き付け支柱４に沿
って巻き付けたケーブル全体を支持する回転機構５が、
ケーブル収納タンク２内に装備されている。符号６はケ
ーブルガイドを示す。このケーブルガイドは、そのケー
ブル支持部が上下方向に往復移動し得るようになってい
る。
【０００８】このため、ケーブル敷設船にケーブル３を
収容する場合、回転機構５を動作させ、ケーブル収納タ
ンク２を回転させてタンク中心４に沿ってケーブル３を
糸巻きの要領で巻き付ける。ケーブルガイド６はケーブ
ル３の巻き付け位置により上下に移動させる。
収容する場合、回転機構５を動作させ、ケーブル収納タ
ンク２を回転させてタンク中心４に沿ってケーブル３を
糸巻きの要領で巻き付ける。ケーブルガイド６はケーブ
ル３の巻き付け位置により上下に移動させる。
【０００９】次に、第２実施例を、図３ないし図４に基
づいて説明する。この図３ないし図４に示す第２の実施
例は、船体１内に海底敷設用のケーブル収納タンク２Ａ
を備え、このケーブル収納タンク２Ａ内からの海底敷設
用のケーブルを適当な速さで順次送り出す機能を備えて
いる。ケーブル収納タンク２Ａ内には、海底敷設用のケ
ーブル３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄを各別に巻き付けるケー
ブル巻付け支柱４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄが船体１の側面
にほぼ直交する方向に配設されている。この各ケーブル
巻付け支柱４Ａ〜４Ｄに沿って巻き付けられたケーブル
３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄの全体を当該支柱各４Ａ〜４Ｄ
の両側面で支持する円板状の回転機構４ａ，４ｂを船体
の側面にほぼ平行に装備し、この回転機構の回転を許容
する回転支持手段１０ａ，１０ｂとしてのコロガリ軸受
２４が、各円板状の回転機構４ａ，４ｂとケーブル収納
タンク２４の内底面２０との間に装備されている。
づいて説明する。この図３ないし図４に示す第２の実施
例は、船体１内に海底敷設用のケーブル収納タンク２Ａ
を備え、このケーブル収納タンク２Ａ内からの海底敷設
用のケーブルを適当な速さで順次送り出す機能を備えて
いる。ケーブル収納タンク２Ａ内には、海底敷設用のケ
ーブル３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄを各別に巻き付けるケー
ブル巻付け支柱４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄが船体１の側面
にほぼ直交する方向に配設されている。この各ケーブル
巻付け支柱４Ａ〜４Ｄに沿って巻き付けられたケーブル
３Ａ，３Ｂ，３Ｃ，３Ｄの全体を当該支柱各４Ａ〜４Ｄ
の両側面で支持する円板状の回転機構４ａ，４ｂを船体
の側面にほぼ平行に装備し、この回転機構の回転を許容
する回転支持手段１０ａ，１０ｂとしてのコロガリ軸受
２４が、各円板状の回転機構４ａ，４ｂとケーブル収納
タンク２４の内底面２０との間に装備されている。
【００１０】ここで、前述した各支柱３Ａ〜３Ｄと回転
機構４ａ，４ｂについては、具体的には、支柱３Ａと回
転機構４ａ，４ｂとで一つのケーブルドラムが形成され
ている。他の支柱３Ｂ〜３Ｄについても同じである。こ
のため、この第２の実施例においては４つのケーブルド
ラムが同一のケーブル収納タンク２Ａ内に装備されてい
る。
機構４ａ，４ｂについては、具体的には、支柱３Ａと回
転機構４ａ，４ｂとで一つのケーブルドラムが形成され
ている。他の支柱３Ｂ〜３Ｄについても同じである。こ
のため、この第２の実施例においては４つのケーブルド
ラムが同一のケーブル収納タンク２Ａ内に装備されてい
る。
【００１１】このため、本実施例にあっては、ケーブル
敷設船へのケーブルの収納は、予めケーブル工事等でケ
ーブルを収納した複数（図３では４個）のケーブルドラ
ムを回転支持手段としてのコロガリ軸受２４上設置する
事で完了する。
敷設船へのケーブルの収納は、予めケーブル工事等でケ
ーブルを収納した複数（図３では４個）のケーブルドラ
ムを回転支持手段としてのコロガリ軸受２４上設置する
事で完了する。
【００１２】また、多数の種類のケーブルが混在するシ
ステムの修理にあたっても、４個のケーブルドラムのど
の部分からでもケーブルを取り出す事ができるため、ケ
ーブルの入れ替え等を必要としないようにすることもで
きる。
ステムの修理にあたっても、４個のケーブルドラムのど
の部分からでもケーブルを取り出す事ができるため、ケ
ーブルの入れ替え等を必要としないようにすることもで
きる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ケ
ーブルタンク自体を回転させるように構成したので、多
数の人手を要する事がなく連続して収容作業が行えると
ともに、従来の敷設船より収容速度を増す事ができるた
め短期間で収容作業実施し得る。また、ケーブルのねじ
り力発生も有効に抑制されるため布設時の取り扱いも容
易となるという従来にない優れたケーブル敷設船を提供
することができる。
ーブルタンク自体を回転させるように構成したので、多
数の人手を要する事がなく連続して収容作業が行えると
ともに、従来の敷設船より収容速度を増す事ができるた
め短期間で収容作業実施し得る。また、ケーブルのねじ
り力発生も有効に抑制されるため布設時の取り扱いも容
易となるという従来にない優れたケーブル敷設船を提供
することができる。
【図１】本発明の第１実施例を示す断面図
【図２】図１の平面図
【図３】本発明の第２実施例を示す平面図
【図４】図３の中央横断面図
【図５】従来例を示す説明図である。
１ 船体 ２，２Ａ ケーブル収納タンク ３ ケーブル ４Ａ〜４Ｄ ケーブル巻付け支柱 ４ａ，４ｂ，５ 回転機構
Claims (2)
- 【請求項１】 船体内に海底敷設用のケーブル収納タン
クを備え、このケーブル収納タンク内からの海底敷設用
のケーブルを適当な速さで順次送り出す機能を備えたケ
ーブル敷設船において、前記ケーブル収納タンク内に、
前記海底敷設用のケーブルを巻き付けるケーブル巻付け
支柱を上方に向けて突設すると共に、このケーブル巻付
け支柱に沿って巻き付けたケーブル全体を支持する回転
機構を、前記ケーブル収納タンク内に装備したことを特
徴とするケーブル敷設船。 - 【請求項２】 船体内に海底敷設用のケーブル収納タン
クを備え、このケーブル収納タンク内からの海底敷設用
のケーブルを適当な速さで順次送り出す機能を備えたケ
ーブル敷設船において、前記ケーブル収納タンク内に、
前記海底敷設用のケーブルを巻き付けるケーブル巻付け
支柱を前記船体の側面にほぼ直交する方向に配設すると
共に、このケーブル巻付け支柱に沿って巻き付けたケー
ブル全体を当該支柱の両側面で支持する円板状の回転機
構を船体の側面にほぼ平行に装備し、この回転機構の回
転を許容する回転支持手段を、前記各円板状の回転機構
と前記ケーブル収納タンクの内底面との間に装備したこ
とを特徴とするケーブル敷設船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24519991A JPH0558382A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ケーブル敷設船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24519991A JPH0558382A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ケーブル敷設船 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558382A true JPH0558382A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17130100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24519991A Withdrawn JPH0558382A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ケーブル敷設船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0558382A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1296160C (zh) * | 2000-01-12 | 2007-01-24 | 日本轻金属株式会社 | 模铸机 |
| JP2014500822A (ja) * | 2010-10-25 | 2014-01-16 | サイペム エス．アー． | 可撓性ラインを海に敷設する敷設船および方法 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP24519991A patent/JPH0558382A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1296160C (zh) * | 2000-01-12 | 2007-01-24 | 日本轻金属株式会社 | 模铸机 |
| KR100828896B1 (ko) * | 2000-01-12 | 2008-05-09 | 니폰게이긴조쿠가부시키가이샤 | 다이캐스트 방법 및 다이캐스트 기계 |
| JP2014500822A (ja) * | 2010-10-25 | 2014-01-16 | サイペム エス．アー． | 可撓性ラインを海に敷設する敷設船および方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |