JPH055820U - ヘルメツトにおける通信用配線構造 - Google Patents
ヘルメツトにおける通信用配線構造Info
- Publication number
- JPH055820U JPH055820U JP052141U JP5214191U JPH055820U JP H055820 U JPH055820 U JP H055820U JP 052141 U JP052141 U JP 052141U JP 5214191 U JP5214191 U JP 5214191U JP H055820 U JPH055820 U JP H055820U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication line
- microphone
- shell
- earphone
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/30—Mounting radio sets or communication systems
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 通信線を帽体内壁にクリップ類を用いること
なく的確に配線し、そして帽体の着脱時でも通信線の位
置ずれを生じさせない。 [構成] 衝撃吸収ライナ5の、シェル4との対向面に
配線溝11を形成し、これにイヤホーン9およびマイク
ロホーン10に連なる通信線12を収納する。
なく的確に配線し、そして帽体の着脱時でも通信線の位
置ずれを生じさせない。 [構成] 衝撃吸収ライナ5の、シェル4との対向面に
配線溝11を形成し、これにイヤホーン9およびマイク
ロホーン10に連なる通信線12を収納する。
Description
【0001】
本考案は、シェルおよびその内面に嵌装される衝撃吸収ライナとからなる帽体 に、イヤホーン及びマイクロホーンを取付けてなるヘルメットにおける通信用配 線構造に関する。
【0002】
かゝるヘルメットは、その帽体を自動二輪車や競技用自動車等の乗員が装着し たとき、マイクロホーン及びイヤホーンを通して他者との交信を可能にするもの である。
【0003】 ところで、従来のヘルメットでは、マイクロホーン及びイヤホーンに連なる通 信線を帽体の内面に配線し、クリップ類で保持している。
【0004】
そのような従来の配線構造では、通信線を保持するためにクリップ類を使用す ため、配線作業が面倒であり、その上、使用者の帽体着脱時に通信線が邪魔にな ったり、位置ずれを起したりする等の問題がある。
【0005】 本考案は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、通信線を帽体にクリップ類を 用いることなく的確に配線し得ると共に、帽体の着脱時でも通信線の位置ずれを 防止し得る、ヘルメットにおける通信用配線構造を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は、衝撃吸収ライナの、シェルとの対向面 に配線溝を形成し、この配線溝に、イヤホーン及びマイクロホーンに連なる通信 線を収納したことを特徴とする。
【0007】
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0008】 先ず、図1及び図2において、ヘルメット1の帽体2は前面に窓孔3を有する フルフェース型であって、FRP製のシェル4と、このシェル4内面に嵌装され た発泡スチレン製の衝撃吸収ライナ5と、この衝撃吸収ライナ5の適所に内張り されたウレタンフォーム製のフィットパッド6とから構成される。
【0009】 衝撃吸収ライナ5は、帽体2の顎覆い部及び左右の耳覆い部に対応する弓形部 5aと、他のドーム形部5bとに分割されていて、それぞれ単独でシェル4に対 し着脱可能である。
【0010】 図3に明示するように、上記弓形部5aには、その左右後端部内面にイヤホー ン装着凹部7,7が、またその前部中央にマイクロホーン装着孔8がそれぞれ設 けられ、イヤホーン装着凹部7,7にはイヤホーン9,9がそれぞれ嵌合して接 着され、またマイクロホーン装着孔8にはマイクロホーン10が嵌合して接着さ れる。
【0011】 また弓形部5aの外面、即ちシェル4との対向面には配線溝11がそれぞれ形 成される。この配線溝11は、左右のイヤホーン装着凹部7,7とマイクロホー ン装着孔8との各間を連通する左右の横溝11a,11aと、各横溝11aの中 間部から下方へ延びて弓形部5a下端に開放する縦溝11bとからなっている。 この配線溝11に通信線12が次のように収納される。即ち、通信線12はイヤ ホーン9,9に連なる受信線13,13、マイクロホーン10に連なる送信線1 4及びこれらを束ねたワイヤハーネス15とからなり、ワイヤハーネス15の端 部には、図示しない通信機器のコンセントに差込まれるプラグ16が接続されて いる。このような通信線12の受信線13,13及び送信線14が横溝11aに 、またワイヤハーネス15の上端部が縦溝11bにそれぞれ納められる。
【0012】 再び図2において、フィットパッド6の、イヤホーン9に対向する部分には、 音響孔17が設けられる。
【0013】 また図1及び図3に示すように、シェル4に上端をリベット止めされた顎ベル ト18は、前記弓形部5aのベルト孔19を通して帽体2内方に引出される。
【0014】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0015】 自動二輪車や競技用自動車の乗員が本考案のヘルメット1を装着すれば、イヤ ホーン9,9及びマイクロホーン10を通して他者と通話が可能となる。
【0016】 ところで、帽体2へのイヤホーン9,9及びマイクロホーン10の取付けに当 っては、先ずシェル4から衝撃吸収ライナ5の弓形部5aを外し、イヤホーン9 ,9をイヤホーン装着凹部7,7に、マイクロホーン10をマイクロホーン装着 孔8にそれぞれ嵌合して接着し、次いでこれらに接続した受信線13及び送信線 14を配線溝11の横溝11aに収納し、縦溝11bを通してワイヤハーネス1 5を外部に引出す。このような状態で弓形部5aをシェル4内に嵌装する。する と、配線溝11はシェル4で覆われるので、配線溝11に収納された通信線12 は、クリップ類に頼ることなく帽体2に保持される。しかも通信線12は、衝撃 吸収ライナ4の内面に露出する部分がないから、帽体2の着脱時でも、何等障害 にならず、また位置ずれを生じることもない。
【0017】
以上のように本考案によれば、衝撃吸収ライナの、シェルとの対向面に配線溝 を形成し、この配線溝に、イヤホーン及びマイクロホーンに連なる通信線を収納 したので、通信線はクリップ類を用いることなく帽体に的確に保持することがで き、しかも帽体内面への露出部が無いから、帽体着脱時、通信線が障害になった り位置ずれしたりすることを防止することができる。
【図1】本考案の一実施例によるヘルメットの縦断側面
図
図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の要部の分解斜視図
1 ヘルメット 2 帽体 4 シェル 5 衝撃吸収ライナ 7 イヤホーン装着凹部 8 マイクロホーン装着凹部 9 イヤホーン 10 マイクロホーン 11 配線溝 12 通信線
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 シェル(4)およびその内面に嵌装され
る衝撃吸収ライナ(5)とからなる帽体(2)に、イヤ
ホーン(9)及びマイクロホーン(10)を取付けてな
るヘルメットにおいて、 衝撃吸収ライナ(5)の、シェル(4)との対向面に配
線溝(11)を形成し、この配線溝(11)に、イヤホ
ーン(9)及びマイクロホーン(10)に連なる通信線
(12)を収納したことを特徴とする、ヘルメットにお
ける通信用配線構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP052141U JPH055820U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | ヘルメツトにおける通信用配線構造 |
CA002056963A CA2056963A1 (en) | 1991-07-05 | 1991-12-04 | Communication wiring structure in helmet |
KR1019910022901A KR930010543B1 (ko) | 1991-07-05 | 1991-12-13 | 헬멧에 있어서의 통신용 배선구조 |
EP91311721A EP0521218A1 (en) | 1991-07-05 | 1991-12-17 | Communication wiring structure in helmet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP052141U JPH055820U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | ヘルメツトにおける通信用配線構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055820U true JPH055820U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=12906599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP052141U Pending JPH055820U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | ヘルメツトにおける通信用配線構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0521218A1 (ja) |
JP (1) | JPH055820U (ja) |
KR (1) | KR930010543B1 (ja) |
CA (1) | CA2056963A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53134445U (ja) * | 1977-03-31 | 1978-10-24 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT400226B (de) * | 1993-11-05 | 1995-11-27 | Waldner Wilfried | Auslösevorrichtung für eine skibindung |
FR2722370B1 (fr) * | 1994-07-12 | 1996-09-06 | Gallet Sa Societe Anonyme | Casque destine a etre equipe d'un dispositif de communication |
GB9416807D0 (en) * | 1994-08-19 | 1994-10-12 | Secr Defence | Aircrew helmet of cavity construction |
FR2770075B1 (fr) * | 1997-10-17 | 2000-12-22 | Elno Soc Nouvelle | Dispositif de microphone perfectionne pour casque, et casque equipe d'un tel dispositif |
CN105876970A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-08-24 | 合肥天馈信息技术有限公司 | 一种多功能消防通讯头盔 |
KR101999704B1 (ko) * | 2019-03-12 | 2019-07-12 | (주)대만 | 헬멧용 스피커형 헤드폰 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63142902A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-15 | Ngk Insulators Ltd | 通話ヘルメツト |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4152553A (en) * | 1978-04-05 | 1979-05-01 | Maynard E. White | Protective helmet with voice communication system |
IT1125821B (it) * | 1979-11-16 | 1986-05-14 | Pier Luigi Nava | Supporto per caschi in genere,provvisto di gruppo microtelefono |
DE8001638U1 (de) * | 1980-01-23 | 1980-04-17 | Hans Roemer Gmbh & Co, 7910 Neu-Ulm | Schutzhelm für Kraftfahrer |
GB2099680A (en) * | 1981-05-19 | 1982-12-15 | Stadium Ltd | Earphone mounting in safety helmet |
US4833726A (en) * | 1986-03-07 | 1989-05-23 | Ngk Insulators, Ltd. | Helmet with two-way radio communication faculty |
DE68909934T2 (de) * | 1989-08-11 | 1994-04-07 | Andre Tisseront | Schutzhelm. |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP052141U patent/JPH055820U/ja active Pending
- 1991-12-04 CA CA002056963A patent/CA2056963A1/en not_active Abandoned
- 1991-12-13 KR KR1019910022901A patent/KR930010543B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1991-12-17 EP EP91311721A patent/EP0521218A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63142902A (ja) * | 1986-12-05 | 1988-06-15 | Ngk Insulators Ltd | 通話ヘルメツト |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53134445U (ja) * | 1977-03-31 | 1978-10-24 | ||
JPS5619672Y2 (ja) * | 1977-03-31 | 1981-05-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930001839A (ko) | 1993-02-22 |
KR930010543B1 (ko) | 1993-10-28 |
EP0521218A1 (en) | 1993-01-07 |
CA2056963A1 (en) | 1993-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0454180Y2 (ja) | ||
EP0412205A1 (en) | Protective helmet | |
FI100848B (fi) | Kiinnityssovitelma kypäräpuhelaitetta varten | |
JPH01221504A (ja) | ヘルメットの音響装置 | |
JP3004264B1 (ja) | フルフェース型ヘルメット | |
US5581622A (en) | Head set | |
US6608908B1 (en) | Electroacoustic communication device for use on protective headgear | |
US3693748A (en) | Motorcycle helmet communication system | |
JPH055820U (ja) | ヘルメツトにおける通信用配線構造 | |
JPH07109609A (ja) | フルフェイス型ヘルメットの帽体 | |
JPS61288525A (ja) | ヘルメツトに組み込まれた無線通信装置 | |
US4473130A (en) | Crash helmet with communication system | |
JPS6313223Y2 (ja) | ||
JP2503503Y2 (ja) | ヘルメット | |
JP2890239B2 (ja) | ヘッドホン付ヘルメット | |
ITUD980119A1 (it) | Casco | |
WO2017138101A1 (ja) | 呼吸装置の全面形面体 | |
JPS646633Y2 (ja) | ||
JPH0444590Y2 (ja) | ||
JPH0638090Y2 (ja) | ヘルメット | |
JPH0634329Y2 (ja) | ヘルメット | |
JPH0529519Y2 (ja) | ||
JPS6311140Y2 (ja) | ||
JPH0627613Y2 (ja) | ヘルメット | |
JPS6430326U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19941026 |