JPH055803Y2 - - Google Patents

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JPH055803Y2
JPH055803Y2 JP1988047917U JP4791788U JPH055803Y2 JP H055803 Y2 JPH055803 Y2 JP H055803Y2 JP 1988047917 U JP1988047917 U JP 1988047917U JP 4791788 U JP4791788 U JP 4791788U JP H055803 Y2 JPH055803 Y2 JP H055803Y2
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JP
Japan
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pole
slide plate
shaped
attached
underground cable
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JP1988047917U
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は洞道内において地中線を支えるために
用いられる地中線受台の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 洞道内の地中線を支持するには、洞道内に立て
られたポールの受台を取付けてこの受台上に地中
線を載せる方法が一般的であるが、地中線を地上
へ立ち上げる部分や地中配管との衝突を避ける必
要のある部分では地中線を適当な曲率でわん曲さ
せねばならず、このためには受台をポールのまわ
りに水平方向に回転させたりポールに直角な水平
軸のまわりに回転させたりする必要がある。
このため従来は第3図に示されるように垂直な
ポール30にU字ボルト31によりパイプ状の受
台本体32を取付け、この受台本体32に上下方
向のスライド溝33を形成してボルト34により
受板35を角度調節自在に取付けたものが用いら
れていた。ところがこのような構造のものは、U
字ボルト31がパイプ状の受台本体32の直径線
上を通るようにしないとボルト頭部のナツト36
が受台本体32の外面に斜に当接することとなる
ため受台本体32には一本のU字ボルト2しか取
付けることができず、複数本のU字ボルト31を
用いるためには図示のように左右一対の固定台3
7を溶接38等によつてパイプ状の受台本体32
に固定しなければならず、製作工数が増加してコ
スト高となる欠点があつた。また、実公昭44−
20460号公報に示されるように受台をボールに直
角な軸のまわりに回転できるよう支持板に円弧状
長孔を形成したものも提案されているが、該支持
板をU字ボルトに直接締結するものであるために
位置合わせの調節作業が極めて困難であるという
欠点があつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記したような従来の問題点を解決し
て、洞道内に立設されたポールのまわりに水平方
向に回転させたり、ポールに垂直な水平軸のまわ
りに回転させることができ、これによつて地中線
を自由にしかも確実に支持することができ、また
それ自体複数本のU字ボルトによつてポールに確
実に固定できるうえ、従来のような溶接構造を必
要とせず、また地中線に応じて角度の調節を簡単
な作業により自在に行うことができる地中線受台
を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案はポールの外面に当接するポール当座に
ポール固定用の複数のU字ボルトを取付けるとと
もに、このポール当座の側面には円弧状のスライ
ド溝を備えた回転スライド板を、該スライド溝を
貫通するポール当座より突出した締めボルトをも
つてポール当座に対して角度調節自在に取付け、
更にこの回転スライド板の側面に受台本体を突設
したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を第1図及び第2図に示す実施例に
よつて更に詳細に説明すると、1はポール30の
外面形状に対応する半円状の凹面を持つポール当
座であり、ポール固定用の複数本のU字ボルト
2,2が上下方向に適当な間隔で取付けられてい
る。これらのU字ボルト2のボルト頭部のナツト
3はボルト当座1の切欠部4内に収納されるよう
になつている。5はこのポール当座1のポール3
0とは反対側の側面に取付けられた回転スライド
板である。図示のようにこの回転スライド板5は
上下に円弧状のスライド6,6を備えたものであ
り、ポール当座1側から挿通された締めボルト7
がスライド溝6を貫通しており、ナツト8により
回転スライド板5をポール当座1に締付ける構造
となつている。従つてこのナツト8を緩めれば回
転スライド板5をポール当座1に対して回転させ
ることができる。9は回転スライド板5の突出部
10を利用してボルト11により回転スライド板
5の側面に突設された受台本体であり、この受台
本体9の上面に地中線が支持されることとなる。
なお12は受台本体9の先端に突設されたストツ
パである。
(作用) このように構成されたものは、洞道内に立設さ
れたポール30の所要の位置にU字ボルト2,2
とポール当座1とを利用して全体を固定したう
え、回転スライド板5の側面に突設させた受台本
体9上に地中線を支持させるものであり、ポール
30に対する水平面内での取付角度を自由に設定
できることは勿論である。またナツト8を緩める
ことによつて回転スライド板5をポール当座1に
対して円弧状のスライド溝6の範囲内で自由に回
転することができるので、地中線を地上へ立ち上
げる部分や地中配管との衝突を避ける必要がある
部分においても地中線を適当な曲率でわん曲させ
た状態で支持することができる。また本考案にお
いてはポール30に対する全体の固定はポール当
座1によつて行われ、このポール当座1に対する
受台本体9の取付けはポール当座1にボルト締め
された回転スライド板5を介して行われる構造と
なつているため、従来のように溶接等によつて固
定される部分をなくすることができるとともに、
ポール当座1をポール30に固定した後において
回転スライド板5を任意の角度に極めて容易に調
整することができる。従つて本考案の地中線受台
は製作工数を減少させ、コストの引下げを図るこ
とができる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、洞
道内において地中線を自由な姿勢で支えることが
でき、地上への立ち上げ部分等において地中線を
わん曲させた状態で支えることも容易に行うこと
ができる。また本考案の地中線受台はポールに対
して複数本のU字ボルトにより確実に固定できる
うえ、従来のような溶接構造を必要としないので
製作工数を減少させコストの引下げを図ることが
できるとともに、地中線に応じて受台の角度の調
整も容易に行うことができる。よつて本考案は従
来の問題点を一掃した地中線受台として、その実
用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその一部切欠平面図、第3図は従来
例を示す一部切欠斜視図である。 1……ポール当座、2……U字ボルト、5……
回転スライド板、6……スライド溝、7……締め
ボルト、9……受台本体、30……ポール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポール30の外面に当接するポール当座1にポ
    ール固定用の複数のU字ボルト2,2を取付ける
    とともに、このポール当座1の側面には円弧状の
    スライド溝6を備えた回転スライド板5を、該ス
    ライド溝6を貫通するポール当座1より突出した
    締めボルト7をもつてポール当座1に対して角度
    調節自在に取付け、更にこの回転スライド板5の
    側面に受台本体9を突設したことを特徴とする地
    中線受台。
JP1988047917U 1988-04-09 1988-04-09 Expired - Lifetime JPH055803Y2 (ja)

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JP1988047917U JPH055803Y2 (ja) 1988-04-09 1988-04-09

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JP1988047917U JPH055803Y2 (ja) 1988-04-09 1988-04-09

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Publication Number Publication Date
JPH01150426U JPH01150426U (ja) 1989-10-18
JPH055803Y2 true JPH055803Y2 (ja) 1993-02-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4420460Y1 (ja) * 1967-03-08 1969-09-01

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JPH01150426U (ja) 1989-10-18

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