JPH0557993A - 電子写真式プリンタの現像器 - Google Patents
電子写真式プリンタの現像器Info
- Publication number
- JPH0557993A JPH0557993A JP3221987A JP22198791A JPH0557993A JP H0557993 A JPH0557993 A JP H0557993A JP 3221987 A JP3221987 A JP 3221987A JP 22198791 A JP22198791 A JP 22198791A JP H0557993 A JPH0557993 A JP H0557993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- amount
- reservior
- return port
- development device
- Prior art date
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- Granted
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子写真式プリンタの現像器において、搬送ス
クリューにより現像剤だまりへ供給される現像剤の量
と、バケットローラ上の攪拌羽根で攪拌されながら現像
剤戻り口へ移動する現像剤の量との違いによる現像剤だ
まりに溜まる現像剤の量の片寄りを防止し、印刷濃度に
差が生じないようにする。 【構成】現像器の現像剤戻り口10に、現像剤だまり6
から搬送スクリュー部9に移動する現像剤の時間当たり
の移動量を変更する現像剤流量調整板2を備えている。
この高さを調整し、現像剤だまり6に溜まる現像剤の量
の戻り口側及びスリット側間における片寄りを調整す
る。
クリューにより現像剤だまりへ供給される現像剤の量
と、バケットローラ上の攪拌羽根で攪拌されながら現像
剤戻り口へ移動する現像剤の量との違いによる現像剤だ
まりに溜まる現像剤の量の片寄りを防止し、印刷濃度に
差が生じないようにする。 【構成】現像器の現像剤戻り口10に、現像剤だまり6
から搬送スクリュー部9に移動する現像剤の時間当たり
の移動量を変更する現像剤流量調整板2を備えている。
この高さを調整し、現像剤だまり6に溜まる現像剤の量
の戻り口側及びスリット側間における片寄りを調整す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式プリンタに
用いる現像器に関する。
用いる現像器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真式プリンタの現像器で
は、現像剤戻り口から出ていく現像剤の量は一定であ
り、調整することはできなかった。このため印字パター
ンによって現像剤だまりに溜まる現像剤の量が片寄って
しまっていた。
は、現像剤戻り口から出ていく現像剤の量は一定であ
り、調整することはできなかった。このため印字パター
ンによって現像剤だまりに溜まる現像剤の量が片寄って
しまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の現像器
では、搬送スクリューにより現像剤だまりへ供給される
現像剤の量と、バケットローラ上のかくはん羽根でかく
はんされながら現像剤戻り口へ移動する現像剤の量との
違いから、現像剤だまりに溜まる現像剤の量が、戻り口
側よりもスリット側の方へ片寄ってしまう。そのため印
刷濃度に差が生じ、印刷物に影響を与えてしまうという
欠点がある。
では、搬送スクリューにより現像剤だまりへ供給される
現像剤の量と、バケットローラ上のかくはん羽根でかく
はんされながら現像剤戻り口へ移動する現像剤の量との
違いから、現像剤だまりに溜まる現像剤の量が、戻り口
側よりもスリット側の方へ片寄ってしまう。そのため印
刷濃度に差が生じ、印刷物に影響を与えてしまうという
欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真式プリ
ンタの現像器は、スリットを有する仕切り板と現像剤戻
り口とによって、流れる現像剤の量を調整している現像
器において、前記現像剤戻り口に、印刷密度に応じて現
像剤の戻り量を変化させる現像剤流量調整板を有してい
る。
ンタの現像器は、スリットを有する仕切り板と現像剤戻
り口とによって、流れる現像剤の量を調整している現像
器において、前記現像剤戻り口に、印刷密度に応じて現
像剤の戻り量を変化させる現像剤流量調整板を有してい
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は、本発明の一実施例を示す平面図で
ある。現像器の現像剤戻り口10に、現像剤だまり6か
ら搬送スクリュー9部へ移動する現像剤の時間当たりの
移動量を変更する現像剤流量調整板2を備えている。こ
の高さを調整し、現像剤だまり6に溜まる現像剤の量の
片寄りを調整することができる。まず、トナー供給口1
より供給されたトナーは、現像剤戻り口10から戻った
現像剤と混ざり、搬送スクリュー9により運ばれ、仕切
り板8のスリット7から現像剤だまり6へ供給される。
その後、現像剤は、バケットローラ3上を回転するかく
はん羽根4でかくはんされながらスリーブ表面5に供給
される。スリーブ表面5に付着した現像剤に含まれるト
ナーは、図示していない感光体ドラム表面のレーザによ
って露光され電位の下がった部分にのみ付着する。スリ
ーブ表面5に供給され、感光体ドラムと対向する現像位
置を通過した現像剤は、再び現像剤だまり6へ戻り、か
くはん羽根4でかくはんされながら現像剤戻り口10へ
移動する。
ある。現像器の現像剤戻り口10に、現像剤だまり6か
ら搬送スクリュー9部へ移動する現像剤の時間当たりの
移動量を変更する現像剤流量調整板2を備えている。こ
の高さを調整し、現像剤だまり6に溜まる現像剤の量の
片寄りを調整することができる。まず、トナー供給口1
より供給されたトナーは、現像剤戻り口10から戻った
現像剤と混ざり、搬送スクリュー9により運ばれ、仕切
り板8のスリット7から現像剤だまり6へ供給される。
その後、現像剤は、バケットローラ3上を回転するかく
はん羽根4でかくはんされながらスリーブ表面5に供給
される。スリーブ表面5に付着した現像剤に含まれるト
ナーは、図示していない感光体ドラム表面のレーザによ
って露光され電位の下がった部分にのみ付着する。スリ
ーブ表面5に供給され、感光体ドラムと対向する現像位
置を通過した現像剤は、再び現像剤だまり6へ戻り、か
くはん羽根4でかくはんされながら現像剤戻り口10へ
移動する。
【0007】現像剤流量調整板2がない従来の現像器で
は、搬送スクリュー9によって現像剤だまり6へ供給さ
れる現像剤の量より、バケットローラ上のかくはん羽根
4でかくはんされながら現像剤戻り口10へ移動する現
像剤の量の方が少ないため、現像剤だまり6に溜まる現
像剤は、戻り口側よりもスリット側へ、片寄ってしまっ
ていた。本発明は現像剤流量調整板2を設けて、この欠
点を解決している。以下に動作を詳細に説明する。
は、搬送スクリュー9によって現像剤だまり6へ供給さ
れる現像剤の量より、バケットローラ上のかくはん羽根
4でかくはんされながら現像剤戻り口10へ移動する現
像剤の量の方が少ないため、現像剤だまり6に溜まる現
像剤は、戻り口側よりもスリット側へ、片寄ってしまっ
ていた。本発明は現像剤流量調整板2を設けて、この欠
点を解決している。以下に動作を詳細に説明する。
【0008】図2は現像剤戻り口10と仕切り板8の正
面図である。まず、現像剤流量調整板2を低く設定した
ときは、搬送スクリュー9によって現像剤だまり6へ供
給される現像剤の量よりも、バケットローラ3上のかく
はん羽根4でかくはんされながら現像剤戻り口10へ移
動する現像剤の量の方が少ない。このため、現像剤だま
り6に溜まる現像剤の量は、戻り口側よりもスリット側
へ片寄ってしまい、トナー量の多いスリット側の印字濃
度が、戻り口側よりも高くなる。
面図である。まず、現像剤流量調整板2を低く設定した
ときは、搬送スクリュー9によって現像剤だまり6へ供
給される現像剤の量よりも、バケットローラ3上のかく
はん羽根4でかくはんされながら現像剤戻り口10へ移
動する現像剤の量の方が少ない。このため、現像剤だま
り6に溜まる現像剤の量は、戻り口側よりもスリット側
へ片寄ってしまい、トナー量の多いスリット側の印字濃
度が、戻り口側よりも高くなる。
【0009】次に、現像剤流量調整板2を高く設定した
ときには、かくはん羽根4でかくはんされながら現像剤
戻り口10へ移動してきた現像剤は、現像剤戻り口10
から出にくくなり、現像剤だまり6から戻り搬送スクリ
ュー9によって供給される現像剤が減少する。このた
め、現像剤は戻り口10の付近に溜まるようになり、ト
ナー量の多い戻り口側の印字濃度が、スリット側よりも
高くなる。
ときには、かくはん羽根4でかくはんされながら現像剤
戻り口10へ移動してきた現像剤は、現像剤戻り口10
から出にくくなり、現像剤だまり6から戻り搬送スクリ
ュー9によって供給される現像剤が減少する。このた
め、現像剤は戻り口10の付近に溜まるようになり、ト
ナー量の多い戻り口側の印字濃度が、スリット側よりも
高くなる。
【0010】さらに、現像剤流量調整板2を適当な高さ
に設定し、現像剤だまり6に溜まる現像剤の量を均一に
し、戻り口側とスリット側の印字濃度差をなくすことも
可能となる。
に設定し、現像剤だまり6に溜まる現像剤の量を均一に
し、戻り口側とスリット側の印字濃度差をなくすことも
可能となる。
【0011】以上のことから、印刷密度の違うそれぞれ
の印刷パターンに合わせ、スリット側の印字数が多い場
合は現像剤流量調整板2を低く設定し、戻り口側の印字
数が多い場合は現像剤流量調整板2を高く設定し、印字
数が平均している場合は現像剤流量調整板2を中間に設
定すれば、それぞれの印字濃度を適切化できることにな
る。
の印刷パターンに合わせ、スリット側の印字数が多い場
合は現像剤流量調整板2を低く設定し、戻り口側の印字
数が多い場合は現像剤流量調整板2を高く設定し、印字
数が平均している場合は現像剤流量調整板2を中間に設
定すれば、それぞれの印字濃度を適切化できることにな
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電子写真
式プリンタにおいて、現像剤戻り口に現像剤流量調整板
を設けたことにより、現像剤だまりに溜まる現像剤の量
の片寄りを左右に調整することができ、印刷密度の違う
それぞれの印刷パターンに合わせ、印字濃度を適切化で
きる効果がある。
式プリンタにおいて、現像剤戻り口に現像剤流量調整板
を設けたことにより、現像剤だまりに溜まる現像剤の量
の片寄りを左右に調整することができ、印刷密度の違う
それぞれの印刷パターンに合わせ、印字濃度を適切化で
きる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の現像剤戻り口及び仕切り板の正面図であ
る。
る。
1 トナー供給口 2 現像剤流量調整板 3 バケットローラ 4 かくはん羽根 5 スリーブ表面 6 現像剤だまり 7 スリット 8 仕切り板 9 搬送スクリュー 10 現像剤戻り口
Claims (1)
- 【請求項1】 スリットを有する仕切り板と現像剤戻り
口とによって、流れる現像剤の量を調整している現像器
において、前記現像剤戻り口に、印刷密度に応じて現像
剤の戻り量を変化させる現像剤流量調整板を有すること
を特徴とする電子写真式プリンタの現像器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221987A JP2953130B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 電子写真式プリンタの現像器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3221987A JP2953130B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 電子写真式プリンタの現像器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557993A true JPH0557993A (ja) | 1993-03-09 |
JP2953130B2 JP2953130B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16775306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3221987A Expired - Fee Related JP2953130B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 電子写真式プリンタの現像器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2953130B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007025638A (ja) * | 2005-06-13 | 2007-02-01 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
EP2023213A1 (en) | 2007-07-30 | 2009-02-11 | Seiko Epson Corporation | Developer conveying apparatus and image forming apparatus using the same |
US8412077B2 (en) | 2009-06-22 | 2013-04-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device and image forming apparatus using the same |
JP2018169567A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | キヤノン株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP3221987A patent/JP2953130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007025638A (ja) * | 2005-06-13 | 2007-02-01 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
EP2023213A1 (en) | 2007-07-30 | 2009-02-11 | Seiko Epson Corporation | Developer conveying apparatus and image forming apparatus using the same |
US7769325B2 (en) | 2007-07-30 | 2010-08-03 | Seiko Epson Corporation | Developer conveying apparatus and image forming apparatus using the same |
US8412077B2 (en) | 2009-06-22 | 2013-04-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Developing device and image forming apparatus using the same |
JP2018169567A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | キヤノン株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2953130B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990615 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |