JPH055791A - アナログ時計 - Google Patents

アナログ時計

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Publication number
JPH055791A
JPH055791A JP7183091A JP7183091A JPH055791A JP H055791 A JPH055791 A JP H055791A JP 7183091 A JP7183091 A JP 7183091A JP 7183091 A JP7183091 A JP 7183091A JP H055791 A JPH055791 A JP H055791A
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JP
Japan
Prior art keywords
clock
hour
control circuit
circuit
minute
Prior art date
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Pending
Application number
JP7183091A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Masuyama
増山光夫
Fumio Tanaka
田中史男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP7183091A priority Critical patent/JPH055791A/ja
Publication of JPH055791A publication Critical patent/JPH055791A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワンタッチで正時修正を行なうとともに、一
時停電時に自動的に零時位置に復元させることのできる
アナログ時計を提供する。 【構成】 制御回路4は分周回路5、論理・制御回路
6、モータ駆動回路7及び分カウンタ13で構成され時
計本体9はパルスモータ8を有する。正時リセットスイ
ッチ12には一時停電時に時計本体9の指針を零位置に
復元させるための指針駆動用バックアップ用蓄電池14
と電源バッテリ1が外されたことを検知する電源電圧低
下検知回路15が接続されている。時計本体9の時計指
示値に遅れ又は進みを生じているとき、正時リセットス
イッチ12を押圧操作することによりリセット信号が論
理・制御回路6に入力され時計本体9の分針が即座に正
時位置に移動修正される。電源1が外されると検知回路
15によって同様のリセット信号が入力され分針が即座
に正時位置に移動復元される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の車室内
に設備されるアナログ時計であって、特にその時刻修正
手段に特長を有するアナログ時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ時計において、時刻を修
正する手段としては、指針を直接回動して機械的に修正
するものと、時刻修正スイッチによる操作により指針位
置を電気的に修正するものとに区別されるが、本発明に
関する時刻修正手段は、指針を電気的に修正するもので
ある。
【0003】時刻修正スイッチを操作する電気的修正構
造を備えた従来のアナログ時計の時刻修正回路は、図1
に示す如きものである。
【0004】以下この従来例について説明する。1は電
源となる車両用バッテリ、2は電源1から電圧を一定の
電圧に調整する定電圧回路、3は水晶発振回路、4は上
記発振回路3からのパルスを一定の時計パルスに分周す
る分周回路5及び分周パルスを時計の駆動に合ったパル
ス信号となる論理・制御回路6及びモータの駆動回路7
とからなる制御回路、9はパルスモータ8を有する時計
本体、10は正転スイッチ、11は逆転スイッチであ
る。
【0005】そして通常は、電源1の印加により水晶発
振回路3からの発生パルスによってパルスモータ8が駆
動され、時計本体9において時刻表示がなされている。
【0006】そこで今、時計本体9における時刻表示に
遅れが生じている場合は正転スイッチ10を押動すれば
その押動が続けられている間、論理・制御回路6におい
て、パルスモータ8の早送り信号が出力され、また逆転
スイッチ11を押動すれば、その押動が続けられている
間、論理・制御回路6において、パルスモータ8の早戻
し信号が出力され、その結果、時計本体の表示時刻(指
示値)を電気的に調整することができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来構
造の時刻修正手段にあっては、時計修正する者が、例え
ば正時位置に分針が位置されるように修正するには、正
転スイッチ10又は逆転スイッチ11の押動により分針
を回動させ、該分針が正時位置に到達されるまでスイチ
10又は11を押し続けなければならないものであっ
た。
【0008】従ってそれらスイッチ10又は11の押動
タイミングは分針の回動位置を目視して決めているため
に、時刻修正時において分針が正時位置に到達されたに
も拘わらずうっかりしてスイッチ10又は11を押し続
けると分針が行き過ぎてしまって再度の調整が必要とな
って時刻修正に手間がかかるものであった。
【0009】またこのような時計が自動車に設備されて
いて、その走行中にラジオの時報に合わせて分針の正時
合せを行なおうとするとき、運転者の視線が時計の指針
に向くため、安全運転上、きわめて好ましくない状態と
なる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
不具合に着目してなされたもので、従来の正転スイッチ
及び逆転スイッチとは別に正時リセットスイッチを付加
せしめると共に、その正時リセットスイッチを押動する
だけで、分針を正時位置に戻すか進ませることができる
ようにして、アナログ時計における正時修正をワンタッ
チ操作で行なうことができるアナログ時計の開発であ
り、さらに本発明では、電源1であるバッテリを交換
し、再度電源が印加されるとき、一時的停電により、時
計回路内の時計情報は0値に復元されてしまうが、この
時計情報に合わせてアナログ時計本体の指示値も零時に
自動的復元させるようにして、時計本体及び時計情報の
再始動が0位置及び0値からスタートするように自動的
にマッチングさせることができるアナログ時計を提供す
ることにある。
【0011】
【実施例】以下に本発明を図2に示す実施例に基づいて
詳細に説明するが、本実施例の回路と従来例で説明した
回路との同一部分は、従来例で使用した符号を付して、
その同一構造部分の説明は省略する。
【0012】すなわち本実施例にあっては、従来例で示
した図1の回路において、論理・制御回路6にリセット
信号を入力させる正時リセットスイッチ12と、同論理
・制御回路6に接続される分カウンタ13と、電源1の
交換時における一時的な停電時において、時計本体9の
指針を零時位置に回動復元せしめるための指針駆動用の
バックアップ用蓄電池14と、上記電源回路に、電源で
あるバッテリが外されたことを検知する電源電圧低下検
知回路15が上記正時リセットスイッチ12と並列に接
続されているものである。
【0013】本実施例における回路構成は以上の如くで
あって、この実施例において行なおうとしていること
は、時計本体9における時計指示値に遅れ又は進みを生
じているとき、例えばラジオの時報に合せて正時リセッ
トスイッチ12を押圧操作すれば、その押圧信号で時計
本体9の分針が即時に正時位置に移動修正されるように
することである。
【0014】次にその正時リセットスイッチが押動され
たときの分針移動修正作用について図3に示されるフロ
ーチャートを基にして説明する。
【0015】先ず時報に合せて正時リセットスイッチ1
2をオンさせると、分カウンタ13の積算値すなわち時
計本体9における分針の表示位置を見る。この結果積算
値Aが0〜29であるとき(時計が進んでいるとき)
は、その積算値Aを論理・制御回路6の中に組込まれて
いる不図示のラッチレジスタRに記憶させると同時に分
カウンタ13を0分にリセットする。
【0016】ラッチレジスタRに積算値Aが記憶される
と、逆転早戻しパルスを論理・制御回路6より送出して
分針を1分だけ戻すと同時にラッチレジスタRに記憶さ
れている積算値Aから1分を引く。次いでそのラッチデ
ータが0であるか否か、つまり分針が正時位置に戻され
ているか否かを見て分針が正時位置に戻っていれば終了
であり、まだ戻されていなければループ回路により再度
逆転早戻しパルスが送出されて、分針の正時位置への早
戻し修正が繰返し継続されて、最終的に分針が正時位置
へ戻されて正時修正がなされるものである。
【0017】以上は時計本体における時計表示が実際の
時刻より進んでいる場合の動作であるが、その時計表示
が遅れているとき、すなわち、積算値Aが0〜29でな
いとき、つまり積算値Aが30〜59であるときは、そ
の積算値AをラッチレジスタRに60−Aを記憶させる
と同時に分カウンタ13を0分にリセットする。
【0018】ラッジレジスタRに60−Aが記憶される
と正転早送りパルスを論理・制御回路6より送出して分
針を1分だけ進めると同時にラッチレジスタRに記憶さ
れている積算値Aから1分を加える。次いでそのラッチ
データが0であるか否か、つまり分針が正時位置にする
進められているか否かを見て分針が正時位置に進められ
ていれば終了であり、まだ進められていなければループ
回路により再度正転早送りパルスが送出されて、分針の
正時位置への早送り修正が繰返し継続されて、最終的に
分針が正時位置へ進められて正時修正がなされるもので
ある。
【0019】さらにこの実施例にあっては、電源1がバ
ッテリ交換等によって一時的に外されて停電されたとき
制御回路4内の時計情報は0値に復元されてしまうの
で、この時計情報の0値に合うように時計本体9の表示
を零時に復元させることができる。つまり電源1が外さ
れると、その電源1に接続される電源電圧低下検知回路
15によって正時リセット用信号が論理・制御回路6に
入力されその結果、前記正時リセットスイッチ12を押
動したときと同様の信号で時計本体9の分針が即座に正
時位置(零時)に移動復元されるものである。
【0020】従って、この実施例によれば、電源1であ
るバッテリの交換時において一時的に停電されると、時
計回路内の時計情報は0値に復元されてしまうが、この
とき電源電圧低下検知回路15からの信号作用とバック
アップ用蓄電池14から指針駆動電圧によって時計本体
9の指針が正時(零時)に復元されるので、電源の交換
終了後は、時計回路における時計情報と、アナログ時計
の指針とが零から再起動され、時計情報と指針とが自動
的にマッチングして動作されるものである。
【0021】
【発明の効果】このように本発明は、一定周波数で発振
する基準信号発生部3と、ステップモータにより駆動さ
れる指針を有する時刻表示器9と、前記基準信号を分周
して前記ステップモータの駆動信号を発生する制御回路
6とを備えたアナログ時計において、正時リセット信号
を発するリセットスイッチ12と、前記駆動信号を入力
して分表示に対応した値を積算する分カウンタ13と、
電源が遮断したことを検知する電源電圧低下検出回路1
5と、電源が遮断したとき該電源を補佐するバックアッ
プ電池14とを設け、前記制御回路6に、前記分カウン
タ13値が所定の値未満のとき、前記正時リセット信号
を受けて分針が正時に戻る数の前記ステップモータの早
戻し駆動パルス信号を発生し、前記分カウンタ13が前
記所定の値以上のとき、前記正時リセット信号を受けて
分針が正時に達する数の前記ステップモータの早送り駆
動パルス信号を発生する機能を設けると共に、前記電源
電圧低下検出回路15が電源遮断信号を発したとき、前
記制御回路に正時リセット信号を供給するアナログ時計
であるから、これによれば、電源であるバッテリの交換
時における一時的停電によって、制御回路4内の時計情
報は0値に復元されてしまうが、このとき時計本体9の
指示も正時に自動的に復元せしめることができるのでア
ナログ時計の指針位置と時計情報値とは精度よくしかも
自動的にマッチングさせることができ信頼性の高いアナ
ログ時計が提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の時計修正回路を示した説明図。
【図2】本発明よりなる時刻修正回路の実施例を示した
説明図。
【図3】本実施例の動作説明のためのフローチャート。
【符号の説明】
1:電源 2:定電圧回路 3:水晶発振回路 4:制御回路 5:分周回路 6:論理・制御回路 7:駆動回路 8:パルスモータ 9:時計本体 10:正転スイッチ 11:逆転スイッチ 12:正時リセットスイ
ッチ 13:分カウンタ 14:バックアップ用蓄
電池 15:電源電圧低下検知回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一定周波数で発振する基準信号発生部
    (3)と、ステップモータにより駆動される指針を有す
    る時刻表示器(9)と、前記基準信号を分周して前記ス
    テップモータの駆動信号を発生する制御回路(6)とを
    備えたアナログ時計において、正時リセット信号を発す
    るリセットスイッチ(12)と、前記駆動信号を入力し
    て分表示に対応した値を積算する分カウンタ(13)
    と、電源が遮断したことを検知する電源電圧低下検出回
    路15と、電源が遮断したとき該電源を補佐するバック
    アップ電池(14)とを設け、前記制御回路(6)に、
    前記分カウンタ(13)値が所定の値未満のとき、前記
    正時リセット信号を受けて分針が正時に戻る数の前記ス
    テップモータの早戻し駆動パルス信号を発生し、前記分
    カウンタ(13)が前記所定の値以上のとき、前記正時
    リセット信号を受けて分針が正時に達する数の前記ステ
    ップモータの早送り駆動パルス信号を発生する機能を設
    けると共に、前記電源電圧低下検出回路(15)が電源
    遮断信号を発したとき、前記制御回路に正時リセット信
    号を供給するようにしたことを特徴とするアナログ時
    計。
JP7183091A 1991-04-04 1991-04-04 アナログ時計 Pending JPH055791A (ja)

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