JPH0557639A - 成形品取出機用のチヤツク装置及びそれ を用いた成形品取出機 - Google Patents

成形品取出機用のチヤツク装置及びそれ を用いた成形品取出機

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JPH0557639A
JPH0557639A JP29672991A JP29672991A JPH0557639A JP H0557639 A JPH0557639 A JP H0557639A JP 29672991 A JP29672991 A JP 29672991A JP 29672991 A JP29672991 A JP 29672991A JP H0557639 A JPH0557639 A JP H0557639A
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JP
Japan
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chuck
arm
holder
molded product
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP29672991A
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English (en)
Inventor
Isamu Tadokoro
勇 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINSEI KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
SHINSEI KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 成形機の次の工程での成形品の望ましい姿勢
を本チャック装置及び同装置を用いた成形機だけにより
簡単・確実に得ることができるようにする。 【構成】 一定の軌跡を辿ってサイクル運動するチャッ
クホルダー40と、同ホルダーに設けられて進退可能と
されかつこの進退により先端のチャック片59を応動さ
せる1本のロッド57と、チャック片を前記ロッドの軸
心回りに回転させるひねり手段Tとを備えている。ま
た、取付台1と、この取付台に基部が支持され上回りを
往復揺動するアーム10と、このアームに一端が取り付
けられ同アームを往復揺動端において弾発制止する弾機
20とを備えた、前記アームの揺動する先端に、上記チ
ャック装置を備えた付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形品を成形機から
取り出し次の工程に自動的に移す成形品取出機用のチャ
ック装置及びそれを用いた成形品取出機に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、射出成形機による成形品は、
これをロボットで取り出すようにしている。このロボッ
トには各種のものがあるが、いずれもチャック装置を備
えて成形品を掴み出し目的のとこれで掴み放すように構
成されている。このチャック装置は、流体圧シリンダに
よりロッドを進退させ、この進退により先端のチャック
片を開閉させて、成形品を掴んだり放したりするように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでのチャック装
置は、成形品を掴み、それを上回りに往復揺動するアー
ムによりそのままの姿勢を保って目的とするところに移
動させる単純な構成であったため、成形品が平行に運動
してしまうことになる。そのため、例えば、次の工程
で、成形品が斜め姿勢であることが望ましくてもそのよ
うな要求に応じ切れなかった。この発明が解決しようと
する課題は、成形機の次の工程での成形品の望ましい姿
勢を本チャック装置及び同装置を用いた成形機だけによ
り簡単・確実に得ることができるようにすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一定の軌跡を辿ってサイクル運動するチャックホルダー
と、同ホルダーに設けられて流体圧シリンダで進退可能
とされかつこの進退により先端のチャック片を応動させ
る1本のロッドと、前記チャック片を前記ロッドの軸心
回りに回転させるひねり手段とを備えたことを特徴とす
る。請求項2記載の発明は、ひねり手段は、チャックホ
ルダーに回転可能に挿通支持され内部にロッドが挿通さ
れたガイドパイプと、同パイプの外周に取り付けられた
従動歯車と、前記チャックホルダーに取り付けられたア
クチュエータと、同アクチュエータにより回転され前記
従動歯車を減速化して回転従動させる駆動歯車とを備え
たことを特徴とする。請求項3記載の発明は、取付台
と、この取付台に基部が支持され上回りを往復揺動する
アームと、このアームに一端が取り付けられ同アームを
往復揺動端において弾発制止する弾機とを備えた、前記
アームの揺動する先端に、請求項1記載のチャック装置
を備え付けてなる成形品取出機用のチャック装置を用い
た成形品取出機である。
【0005】
【作用】前記解決手段のようにひねり手段を構成してあ
るので、チャック片が適当角度ひねられて、成形品が取
り出した状態から所望の角度、姿勢変更させて目的とす
る次の工程に移すことができる。
【0006】
【実施例】以下、図示した実施例を参照してこの発明を
詳細に説明する。図1ないし図7は、この発明の一実施
例を示し、図8以降は同実施例に用いた部品を示してい
る。この実施例において、架台Aは上面を備え、同上面
の一側には取付台1が載置され固定されている。取付台
1は、ブロック状のもので、その正面側上部は垂直な面
になっている。この垂直面には、図5に詳しく示すよう
に、反転アクチュエータ軸2が突出し、その軸回りにカ
ラー3が設けられている。また、同垂直面のアクチュエ
ータ軸2を挟む他の個所には、定位置で固定するボス4
及び小プーリー5が設けられている。前記カラー3とボ
ス4と小プーリー5とは菱形状の非円形プーリーを形成
している。そして、この非円形プーリーと従動プーリー
16との関係で特別な回転軌跡が得られるのである。
【0007】アクチュエータ軸2の突出した端部にはア
ーム10が取り付けられ、図示しない取付台1内部のア
クチュエータにより上回りに往復揺動する。一方に揺動
した状態が図1で、先端部11がやや下がった状態にな
り、他方に揺動した状態は図2に示され、先端部11が
やや上がった状態になる。このアーム10の基部近傍に
は、取付台1に基端が支持された弾機(ガススプリン
グ)20が連結され、図1及び図2のように揺動した端
近くにおいてアーム10が緩衝されて緩やかで円滑に運
動を終えるとともに確実な位置で停止するように構成さ
れている。
【0008】アーム10の正面側には凹溝12が形成さ
れているとともに、同アーム10の先は半割れ部13が
設けられ、同先部には、図6に示すように、軸受14を
介して伝導軸15が回転自在に挿通支持されている。同
軸15の裏向きの突出端部には、従動プーリー16が設
けられ、同プーリー16には、ボス4、カラー3、小プ
ーリー5及びバックアップ6の各外周を介して掛けられ
たタイミングベルト21の他端が掛けられている。
【0009】伝達軸15の正面側の突出端部には、ガイ
ド30が取り付けられている。このガイド30は、従動
プーリー16及び伝達軸15とともに回転し、アーム1
0に相対回転するものである。同ガイド30には、孔3
1が明けられ、同孔31を介して水平方向に伸びるよう
に引抜きシリンダ32がその先端部において取り付けら
れている。同シリンダ32に挿通されたロッド33の後
端にはストッパークッション34が取り付けられている
一方、前端にはジョイント35が前方に突出して取り付
けられている。また、シリンダ32の両側には、ガイド
筒36、36がガイド30の前後に突出するように一体
に設けられている。
【0010】ガイド30前方には縦向きにチャックホル
ダー40が設けられている。このホルダー40は、図8
ないし図10にも示すように、中央がコ字形の溝形部4
1を備え、同溝形部41の上端両側には、各孔42付の
突片43が耳状に設けられている。溝形部41の上端に
は通孔44が明けられている。一方、溝形部41の下端
には、割り溝45付の受筒46が形成されている。
【0011】チャックホルダー40の通孔44には前記
状ジョイント35が固定され、また突片43の孔42に
はガイド筒36内で摺動するスライダー47がそれぞれ
挿通固定されている。受筒46には、ブッシュ48を介
して回転自在にガイドパイプ50が挿通支持されてい
る。このパイプ50は、上下に長いもので、その受筒4
6よりも上方の外周にはハンガー(抜止め部材)51が
嵌め付けられ(図11及び図12参照)、受筒46より
も下方の外周には従動歯車53がパイプ50とともに回
転するように取り付けられている。ハンガー51と従動
歯車53間は、縦向きの連結ボルト54でつながれてい
る。従動歯車53は図13及び図14に部品図が示され
ている。
【0012】ガイドパイプ50の上端には、図7に示す
ように、ピストン55を備えた流体圧シリンダ56が取
り付けられている。このシリンダ56のピストン55に
連結されたロッド57はガイドパイプ50の内部を通し
て下方の楔58に連結され、これによって下部先端のチ
ャック片59が戻しバネ60と共働して開閉運動をする
ように構成されている。
【0013】一方、チャックホルダー40の下端裏側に
はL字形をしたブラケット61ガ取り付けられ(図16
ないし図18参照)、このブラケット61には、ロータ
リーアクチュエータ62が取り付けている。このアクチ
ュエータ62から下向きに伸びる軸63の外周には、従
動歯車53に噛合する駆動歯車64が取り付けられてい
る。この駆動歯車64に従動歯車53の半分の直径であ
り、軸63の回転は半減速して従動歯車53が回転され
る。これらはひねり手段Tを構成している。
【0014】図1に示すように、アーム10はやや下が
り姿勢になって弾機20により緩徐に停止される。この
時、チャックホルダー40等により構成されたチャック
装置Cは、ほぼ垂直な姿勢にされ、その下端のチャック
片59は、開かれた状態で正面からみるとひねりの無い
状態にある。この状態から成形機内で製作された成形品
(図示省略)を掴む動作に入る。上端の流体圧シリンダ
56内のピストン55が供給エアーにより下向きに作動
すると、ロッド57を介して楔58も下がり、チャック
片59、59が閉じて掴み動作をする。引抜きシリンダ
32の作動とスライダー47、47による案内でチャッ
クホルダー40は進退される構成にあるので、掴み状態
の成形品は成形機の金型から外される。成形品が掴まれ
て外された後、取付台1内のアクチュエータが作動して
アーム10が上向きに持ち上がる。ベルト21は特殊な
掛け渡し構造であるので、チャック装置Cはより低い軌
跡を描きながら上回りを運動する。アーム10が垂直な
姿勢になったところでアクチュエータ62が作動し、駆
動歯車64及び従動歯車53を駆動する。これにより、
ガイドパイプ50が回転されてその下端のチャック片5
9が図2のように目的とする方向に少しひねられた状態
とされる。そのままアーム10が上回りを揺動してゆ
き、図2の掴み放し状態になる。この状態でシリンダ5
6が元の方向に作動するので、チャック片59が開き、
成形品をコンベアとかの次の工程面に乗せられる。アー
ム10が戻り動作中、チャック片59は元の向きに返さ
れ、図1の状態にされる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、成形機の次の工程で
の成形品の望ましい姿勢を本チャック装置及び同装置を
用いた成形機だけにより簡単・確実に得ることができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるチャック装置付の成
形品取出機を示す正面図である。
【図2】同取出機が成形品を掴み放す様子を示す正面図
である。
【図3】図1のX矢視図である。
【図4】図1のY矢視図である。
【図5】図1のアームを取り外した状態で取付台正面部
の構造を示す正面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】チャック装置の要部を示す断面図である。
【図8】チャックホルダーの部品図である。
【図9】同チャックホルダーの右側面図である。
【図10】同チャックホルダーの平面図である。
【図11】ハンガーを示す平面図である。
【図12】ハンガーの側面図である。
【図13】従動歯車の一部切欠平面図である。
【図14】同歯車の一部切欠正面図である。
【図15】ブッシュの縦断面図である。
【図16】ブラケットの側面図である。
【図17】同ブラケットの底面図である。
【図18】同ブラケットの平面図である。
【符号の説明】
1 取付台 10 アーム 20 弾機 40 チャックホルダー 50 ガイドパイプ 53 従動歯車 56 流体圧シリンダ 57 ロッド 59 チャック片 62 アクチュエータ 64 駆動歯車 C チャック装置 T ひねり手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 45/42 6949−4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の軌跡を辿ってサイクル運動するチ
    ャックホルダー40と、同ホルダー40に設けられて流
    体圧シリンダ56で進退可能とされかつこの進退により
    先端のチャック片59を応動させる1本のロッド57
    と、前記チャック片59を前記ロッド57の軸心回りに
    回転させるひねり手段Tとを備えたことを特徴とする成
    形品取出機用のチャック装置。
  2. 【請求項2】 ひねり手段Tは、チャックホルダー40
    に回転可能に挿通支持され内部にロッド57が挿通され
    たガイドパイプ50と、同パイプ50の外周に取り付け
    られた従動歯車53と、前記チャックホルダー40に取
    り付けられたアクチュエータ62と、同アクチュエータ
    62により回転され前記従動歯車53を減速化して回転
    従動させる駆動歯車64とを備えている請求項1記載の
    成形品取出機用のチャック装置。
  3. 【請求項3】 取付台1と、この取付台1に基部が支持
    され上回りを往復揺動するアーム10と、このアーム1
    0に一端が取り付けられ同アーム10を往復揺動端にお
    いて弾発制止する弾機20とを備えた、前記アーム10
    の揺動する先端に、請求項1記載のチャック装置を備え
    た付けてなる成形品取出機用のチャック装置を用いた成
    形品取出機。
JP29672991A 1991-08-26 1991-08-26 成形品取出機用のチヤツク装置及びそれ を用いた成形品取出機 Pending JPH0557639A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110900A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Star Seiki Co Ltd 成形品取出し機の電動成形品把持装置
WO2018117308A1 (ko) * 2016-12-22 2018-06-28 한양로보틱스 주식회사 사출성형기용 취출 로봇장치
JP2019059003A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社ハーモ ロボットハンド
CN117699453A (zh) * 2024-02-05 2024-03-15 山东明宇重工机械有限公司 海运用装载机机械手

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