JPH0557628U - 液面センサ - Google Patents

液面センサ

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JPH0557628U
JPH0557628U JP10782891U JP10782891U JPH0557628U JP H0557628 U JPH0557628 U JP H0557628U JP 10782891 U JP10782891 U JP 10782891U JP 10782891 U JP10782891 U JP 10782891U JP H0557628 U JPH0557628 U JP H0557628U
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liquid
light receiving
substrate
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重川秀夫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性を向上させた液面センサを提供する。 【構成】 検知部材8a、8bは発光素子6a、6bと
受光素子7a、7bとで構成される。発光素子6a、6
bは補助基板5aに、受光素子7a、7bは補助基板5
bにそれぞれ接続・保持される。補助基板5a、5bは
ヘッダーピン4でメイン基板3に連結される。メイン基
板3はホルダ1に取付けられる。補助基板5a、5bと
ヘッダーピン4とメイン基板3とは、それ自体で機械的
構造体となり得るため、この機械的構造体によって、検
知部材8a、8bがホルダ1に保持されることになる。
また、補助基板5a、5b上の配線で検知部材8a、8
bのための回路が構成されるため、配線作業が簡略化
し、作業工程を単純化できる。さらに、補助基板5a、
5bは、その基板の種類を単一にすることができ、部品
の削減ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は液面センサに関し、特に、導入される液体の液位を検知し、その液 位に応じた信号を出力するようになっている液面センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】
従来、例えばタンクの壁面等に取付けられて、そのタンク内に蓄えられている 液体の液位を検出する液面センサは、その本体の内部に液体を導く液路が形成さ れるとともに、発光素子と受光素子とからなる検知部材が設けられ、これらの液 路および検知部材を囲うように、環状をなす基板が配設されているものであった 。
【0003】 検知部材の発光素子および受光素子は、それぞれ液路を挟んで対向するように 位置させ、かつ同一水平面上に設けられ、液路に導入される液体の液面が、発光 素子と受光素子とを結んで形成される水平面よりも上位にある場合と、下位にあ る場合とで異なる信号が受光素子より得られるようになっていて、これによって 、液体の液面の高さ、つまり液位がこの検知部材で検知されることとなる。
【0004】 そして、受光素子より得られる信号は、基板に導かれて、この基板上に構成さ れる電気回路で処理されたのち、外方へ出力されるようになっている。
【0005】 ここで、検知部材である発光素子および受光素子は、ビニル被覆線等の柔軟性 を有するリード線を使用して基板に接続する必要がある。すなわち、検知部材と 基板とは、それぞれ相互に3次元的にずれた位置に配置されていて直接接続する ことができないため、柔軟性を有するリード線を使用することによって、フレキ シブルに配線・接続できるようにしていた。
【0006】 しかしながら、このように柔軟性を有するリード線を用いて接続する従来の液 面センサにあっては、その配線・接続作業が複雑になるため、特に量産時には配 線ミスを誘発する恐れがあると同時に、リード線の半田付け作業が煩雑となり作 業能率の低下を招く恐れがある。
【0007】 また、リード線は、その柔軟性のために検知部材を本体に固定することができ ないため、この検知部材を固定するための新たな構造体を用意する必要があり、 部品点数が多くなってしまうという問題があった。
【0008】 この考案は上記のような問題点を解消するもので、組立作業を単純化すること ができるとともに、耐久性を向上させることができる液面センサを提供すること を目的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】
この考案は、上記のような問題点を解決するために、液体を内部に導くための 液路を有するホルダに検知部材を設けるとともに、前記ホルダの外部にメイン基 板を設けることにより、前記液体の液位を検出する液面センサにおいて、前記検 知部材を保持するとともに所定の配線がなされている補助基板と、この補助基板 を前記メイン基板に連結するとともに、前記配線を介して前記検知部材と導通す るヘッダーピンとを具えたことを特徴とし、また、前記検知部材は、発光素子と 受光素子とで構成され、これらが協働して液位を検出するようにしてあるという 手段を採用したものである。
【0010】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、ホルダの液路に液体が導入され ると、検知部材が液体の液位を検知し電気信号が生じる。すると、この電気信号 は、補助基板上の配線およびヘッダーピンを介してメイン基板に導かれ、さらに このメイン基板上の回路で処理されたのち、信号が外方に出力されるようになっ ている。
【0011】 このとき、検知部材は、補助基板とヘッダーピンとメイン基板とが協働してホ ルダに保持されるようになっている。
【0012】 すなわち、検知部材は補助基板に保持され、また補助基板はホルダに取付けら れるメイン基板にヘッダーピンで強固に連結されているため、補助基板とヘッダ ーピンとメイン基板とで機械的構造体を形成するようになり、この機械的構造体 によって、検知部材がホルダに強固に保持されるようになっている。
【0013】 また、検知部材を構成する発光素子および受光素子と、ヘッダーピンとを補助 基板上に形成される配線上の所定の位置に接続することにより、それぞれの素子 が補助基板上に回路を構成することができるため、配線作業が簡略化されるよう になり、これによって、作業工程の単純化を図ることができるようになっている 。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照しこの考案の一実施例を説明する。 図1乃至図3は、この考案による液面センサの一実施例を示す図であり、図1 は全体を示す概略図であり、図2は左側面図であり、図3は要部の水平断面を底 面より見た図である。
【0015】 すなわち、この図1乃至図3に示している液面センサは、内部に液体を導くた めの液路2が形成されているホルダ1に、発光素子6a、6bと受光素子7a、 7bとからなる検知部材8a、8bが補助基板5a、5bで保持された状態で設 けられていて、この補助基板5a、5bと、ホルダ1の周囲に取付けられるメイ ン基板3とがヘッダーピン4で接続されることにより、検知部材8a、8bが補 助基板5a、5b、ヘッダーピン4、メイン基板3でホルダ1に固定されるよう になっている。
【0016】 そして、液路2に導かれる液体の液面の位置が検知部材8a、8bで検知され ると、電気信号が検知部材8a、8bより補助基板5a、5bおよびヘッダーピ ン4を介してメイン基板3に導かれて、このメイン基板3上で処理されたのち電 気信号が外方へ出力され、これによって液体の液位が検出されるようになってい る。
【0017】 図1乃至図3において、ホルダ1は、略筒状となすとともに、その内部に液体 を導入するための液路2が形成されているもので、このホルダ1に検知部材8a 、8bが設けられ、さらにメイン基板3が取付けられる。
【0018】 検知部材8a、8bは、それぞれLED等の発光素子とPD等の受光素子とで 一対をなして形成されているもので、一方の検知部材8aは発光素子6aと受光 素子7aとで形成され、また同様に、他方の検知部材8bは発光素子6bと受光 素子7bとで形成されている。
【0019】 そして、この発光素子6a、6bと受光素子7a、7bとが、それぞれ液路2 をはさんで同一水平面上に位置する状態で対向するように配置されることにより 、検知部材8a、8bがホルダ1に設けられるようにしている。
【0020】 このとき、2対の検知部材8a、8bは、液路2内に導入される液体の変位方 向に所定の間隔をおいて上下に並設され、上方には検知部材8aを、また下方に は検知部材8bをそれぞれ配設するようにし、これによって、検知部材8aで液 位の上限を、また検知部材8bで液位の下限をそれぞれ検知するようにしている 。
【0021】 この場合、発光素子6a、6bおよび受光素子7a、7bに対応するホルダ1 の部位には透光性を有する材質のものを用いるようにし、これによって、発光素 子6a、6bより発せられる光が、ホルダ1および液路2を通過して、対向する 受光素子7a、7bに届くようにしている。そして、このときの受光素子7a、 7bに届く光の強弱、あるいは光の有無に応じて、受光素子7a、7bより電気 信号が得られるようになっている。
【0022】 この検知部材8a、8bの一方を構成する発光素子6a、6bは補助基板5a に、また他方を構成する受光素子7a、7bは補助基板5bにそれぞれ接続され 、発光素子6a、6bおよび受光素子7a、7bが補助基板5a、5bに対して それぞれ垂直に保持される。
【0023】 この補助基盤5a、5bは、図5および図6に示すように、その基板の一方の 面と他方の面とに所定のパターンの印刷配線がなされ、両面の配線が協働して所 定の配線パターンが形成されているもので、その配線上の所定の箇所には、検知 部材8a、8bを接続するための穴10が4穴一直線上に形成され、またヘッダ ーピン4を接続するための穴11が4穴一直線上に形成されている。
【0024】 そして、これらの検知部材8a、8bおよびヘッダーピン4の接続箇所に応じ て、補助基板5a、5b上には異なる回路が形成されるようになっている。
【0025】 ここで、補助基板5a、5b上に構成される回路の一例を図4に示す。 すなわち、補助基板5a上には、発光素子6a、6bが直列に接続されて、電 気が発光素子6a、発光素子6bの順に供給されるように回路が構成され、また 補助基板5b上には、受光素子7a、7bが並列に接続されて、受光素子7a及 び受光素子7bのそれぞれの素子より信号値が得られるように回路が構成されて いる。なお、図4において、Hは高電位、Lは低電位、GNDは接地を示してい る。
【0026】 この場合、発光素子側の回路には電源供給用として2端子、また受光素子側の 回路には信号出力を取出すための端子が3端子必要であり、しかも発光素子側は 直列接続で、また受光素子側は並列接続でそれぞれ回路が構成されなければなら ないため、この異なる回路のどちらの場合でも1枚の基板上の配線で構成するこ とができるようにするために、補助基板5aと補助基板5bとは、一方の面を図 5に示すように、また他方の面を図6に示すようにパターン配線している。
【0027】 そして、この補助基板5a、5bに対するヘッダーピン4の接続箇所および検 知部材8a、8bの種類に応じて、補助基板5a、5bを発光素子側に用いる場 合と受光素子側に用いる場合とに使い分けることができ、これによって補助基板 5a、5bを共用できるようにしている。
【0028】 図5において、補助基板5aの一方の面には、検知部材8a、8bを接続する ための穴10が形成されている箇所に、検知部材8a、8bの一方を構成する発 光素子6a、6bを接続するためのハンダパッド12が形成され、また、ヘッダ ーピン4を接続するための穴11のうちの所要の2穴の部位にもハンダパッド1 3が形成されている。
【0029】 そして、発光素子6a、6bより突出する2本の接続用ピンをそれぞれ補助基 板5aの他方の面より穴10を貫通させて、ハンダパッド12に半田付けするこ とにより、発光素子6a、6bが補助基板5a上の配線に電気的に接続され、同 時に発光素子6a、6bは補助基板5a上に並んだ状態で固定される。
【0030】 さらに、補助基板5aの一方の面からは、2本のヘッダーピン4をそれぞれハ ンダパッド13に半田付けし、これによってヘッダーピン4が補助基板5a上の 配線に電気的に接続され、同時にヘッダーピン4が補助基板5a上に並んだ状態 で固定される。
【0031】 この結果、補助基板5a上には、発光素子6a、6bが直列に接続された回路 が構成されることとなる。
【0032】 図6は、補助基板5bの他方の面を示している図であり、図示してあるように この他方の面には、検知部材8a、8bを接続するための穴10が形成されてい る箇所に、検知部材8a、8bの他方を構成する受光素子7a、7bを接続する ためのハンダパッド12が形成され、またヘッダーピン4を接続するための穴1 1のうちの所要の3穴の部位にもハンダパッド13が形成されている。
【0033】 そして、受光素子7a、7bより突出する2本の接続用ピンをそれぞれ補助基 板5bの一方の面より穴10を貫通させて、ハンダパッド12に半田付けするこ とにより、受光素子7a、7bが補助基板5b上の配線に電気的に接続され、同 時に受光素子7a、7bは補助基板5上に並んだ状態で固定される。
【0034】 さらに、補助基板5bの他方の面より、3本のヘッダーピン4をそれぞれハン ダパッド13に半田付けし、これによってヘッダーピン4が補助基板5b上の配 線に電気的に接続され、同時にヘッダーピン4が補助基板5a上に並んだ状態で 固定される。
【0035】 この結果、補助基板5b上には、受光素子7a、7bが並列に接続された回路 が構成されることとなる。
【0036】 この補助基盤5a、5bの配線上に形成されるハンダパッド12、13は、そ の目的に応じて形状を異ならせると識別がし易い。すなわち、図5および図6に 示してあるように、検知部材8a、8bを接続するためのハンダパッド12は円 状に、またヘッダーピン4を接続するためのハンダパッド13は角状に形成する と、その区別が容易となり、接続作業時の誤りが減少する。
【0037】 また、この補助基板5a、5bにはその中心線よりずれた位置に切欠き14や 孔を設け、この切欠き14や穴に対応する突起1bをホルダ1に設けると、ホル ダ1に対する補助基板5a、5bの位置決めが容易になるとともに、補助基板5 a、5bの表裏面、つまり補助基板5a、5bをホルダ1に取付ける際に、補助 基板5aに発光素子6a、6bによる直列回路が、また補助基板5bに受光素子 7a、7bによる並列回路がそれぞれ正しく形成された状態で組込めるように、 補助基板5a、5bの検知部材8a、8bに対する接続面を容易に識別・選択で きるようになる。
【0038】 このとき、発光素子6a、6bと受光素子7a、7bとはそれぞれ対向する状 態で取付けられる必要があるため、補助基板5aと補助基板5bとは互いに平行 な状態でホルダ1に組込まれる。
【0039】 この補助基板5aおよび補助基盤5bは、それぞれ前記ヘッダーピン4でメイ ン基板3に接続・保持される。このヘッダーピン4は略L字状をなしたものが用 いられ、これによって、補助基板5a、5bと、これらに対して3次元的にずれ た位置に配設されるメイン基板3との接続を可能とするもので、ヘッダーピン4 の一方の端部に補助基板5a、5bを、また他方の端部にメイン基板3をそれぞ れ半田付けすることにより、ヘッダーピン4自身が有する強度で補助基板5a、 5bがメイン基板3に保持されるとともに、補助基板5a、5bがそれぞれヘッ ダーピン4を介してメイン基板3に電気的に接続される。
【0040】 メイン基板3はその基板上に、補助基板5a上の発光素子6a、6bに電源を 供給したり、また補助基板5b上の受光素子7a、7bより得られる電気信号を 処理したりするための電気回路が構成されているもので、全体として略環状に形 成され、そしてこのメイン基板3を、ホルダ1の周囲を囲むように位置させた状 態で、ホルダ1より延出する取付1aに取付けて固着している。
【0041】 このとき、メイン基板3は、その基板自身が形成する平面がホルダ1の軸線と 直交するように配設され、このメイン基板3がなす平面と、発光素子6a、6b および受光素子7a、7bの4つの素子がなす平面とがオフセットの状態に位置 するようにしている。
【0042】 従って、メイン基板3は、検知部材8a、8bである発光素子6a、6bおよ び受光素子7a、7bをそれぞれ保持する補助基板5a、5bに対して直交する 位置にあり、メイン基板3と補助基板5a、5bとは、ヘッダーピン4でそれぞ れ連結されることにより、それぞれ相互に3次元的にずれた位置に配設・固着さ れることなる。
【0043】 なお、9はカバーであって、ホルダ1の一方の開口部を閉塞するもので、特に 透明材のものが用いられることによって、液路2内に導入される液体の液位を外 方より目視確認できるようにしている。
【0044】 次に、上記のものの作用を説明する。 この液面センサは、液体が蓄えられるタンク等に取付けられることにより、タ ンク内部の液体の液位が検出される。
【0045】 この場合、ホルダ1の他方の開口部、つまりカバー9が取付けられていない側 のホルダ1の開口部をタンクの内部空所に開口するように液面センサを設け、こ れによってタンク内の液体が液路2内に導入されるようにする。このとき、液面 センサは、図1に示すような上下の位置、つまり検知部材8aと検知部材8bと が垂直方向へ上下に位置するように取付けられる。
【0046】 そして、液路2内に液体が導入されると、その液面が、検知部材8bよりも下 方にある場合と、検知部材8aと検知部材8bとの間にある場合と、検知部材8 aよりも上方にある場合とで、検知部材8a、8bよりそれぞれ異なる信号値が 得られるようになる。
【0047】 すなわち、検知部材8a、8bは、その発光素子6a、6bと受光素子7a、 7bとの間の液体の有無によって、発光素子6a、6bより発せられる光の通過 率が変化したり、あるいは光路が変化したりすると、発光素子6a、6bにそれ ぞれ対向して設ける受光素子7a、7bの受光状態が変化するため、液路2内の 液体の液面の位置に応じて、受光素子7a、7bのそれぞれより得られる信号が 変化するようになる。
【0048】 そして、このときに受光素子7a、7bのそれぞれより得られる信号値の変化 を、補助基板5bおよびヘッダーピン4を介してメイン基板3に導き、さらにこ のメイン基板3上で信号を処理したのち外方へ出力することにより、液体の液位 が電気信号として検出されることとなる。
【0049】 このとき、検知部材8aは液位の上限を検知し、またその下方に位置する検知 部材8bは液位の下限を検知するものであるから、両検知部材8a、8b間に液 位が位置する場合が適量の条件となっている。 そして、この液面センサは、検知部材8a、8bを固定する際に、別に新たな 構造体を設ける必要はない。
【0050】 すなわち、検知部材8a、8bは補助基板5a、5bで保持され、またこの補 助基板5a、5bはヘッダーピン4でメイン基板3に強固に連結・保持されてい るため、補助基板5a、5bとヘッダーピン4とメイン基板3とが協働してそれ 自体を機械的構造体とすることができ、この機械的構造体によって、メイン基板 3がホルダ1に取付けられると、同時に検知部材8a、8bがホルダ1に対して 固定されることとなる。
【0051】 また、検知部材8a、8bとメイン基板3との間は、補助基板5a、5b上に 印刷されるパターンに従って配線されるため、補助基板5a、5bに形成される 所定のハンダパッド12、13に発光素子6a、6bおよび受光素子7a、7b とヘッダーピン4とをそれぞれ並べた状態で接続することにより、所要の回路が 補助基板5a、5b上に構成されるようになっており、この補助基板5a、5b によって検知部材8a、8bとメイン基板3との接続が可能となっている。
【0052】 従って、従来例のようにリード線を用いて検知部材と基板とを接続するものに 比べて、迅速、簡単且つ確実に配線することができるようになっている。
【0053】 さらに、補助基板5a、5bは同一パターンの印刷配線がなされていて、検知 部材8a、8bおよびヘッダーピン4の接続箇所に応じて、基板上に発光素子側 または受光素子側のどちらの回路の場合でも構成することができるため、発光素 子側の回路のための配線パターンと、受光素子側の回路のための配線パターンと を別々に形成した補助基板を用いる場合に比べて、その補助基板の種類を減少す ることができるようになっている。
【0054】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、ホルダに取付けられるメイン基板に、ヘッダ ーピンを介して補助基板を連結することにより、これらを機械的構造体とするこ とができるため、補助基板に接続・保持される検知部材を、補助基板、ヘッダー ピン、メイン基板の協働によって、ホルダに固定することができ、これによって 振動・衝撃等に対する耐久信頼性を向上させることができる。
【0055】 従って、従来のように検知部材を固定するために新たな構造体を設ける必要が なく、部品点数を削減することができる。
【0056】 また、検知部材のメイン基板への配線は、予め印刷された補助基板の配線パタ ーン上の所定の位置に検知部材およびヘッダーピンを接続することによって、一 意的に決定することができるため、誤って配線されることを極めて減少させるこ とができるとともに、迅速勝つ確実な作業を可能とすることができる。
【0057】 さらに、1種類の補助基板で、検知部材の発光素子側または受光素子側のいず れの回路でも構成することができるため、部品の種類の削減と、ホルダへの誤組 込の防止とを両立させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す全体概略図である。
【図2】この考案による液面センサの側面図である。
【図3】この考案による液面センサの要部の水平断面図
である。
【図4】この考案による液面センサに使用される検知部
材の回路構成の一例を示す図である。
【図5】この考案に用いられる補助基板を示す図であ
る。
【図6】この考案に用いられる補助基板を示す図であ
る。
【符号の説明】
1……ホルダ 1a……取付部 1b……突起 2……液路 3……メイン基板 4……ヘッダーピン 5a、5b……補助基板 6a、6b……発光素子 7a、7b……受光素子 8a、8b……検知部材 9……カバー 10、11……穴 12、13……ハンダパッド 14……切欠き

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を内部に導くための液路(2)を有
    するホルダ(1)に検知部材(8a、8b)を設けると
    ともに、前記ホルダ(1)の外部にメイン基板(3)を
    設けることにより、前記液体の液位を検出する液面セン
    サにおいて、前記検知部材(8a、8b)を保持すると
    ともに所定の配線がなされている補助基板(5a、5
    b)と、この補助基板(5a、5b)を前記メイン基板
    (3)に連結するとともに、前記配線を介して前記検知
    部材(8a、8b)と導通するヘッダーピン(4)とを
    具えたことを特徴とする液面センサ。
  2. 【請求項2】 前記検知部材(8a、8b)は、発光素
    子(6a、6b)と受光素子(7a、7b)とで構成さ
    れ、これらが協働して液位を検出するようにしてある請
    求項1記載の液面センサ。
JP10782891U 1991-12-27 1991-12-27 液面センサ Pending JPH0557628U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006088710A (ja) * 1999-05-20 2006-04-06 Seiko Epson Corp 液体容器

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