JPH0557372B2 - - Google Patents

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JPH0557372B2
JPH0557372B2 JP2455785A JP2455785A JPH0557372B2 JP H0557372 B2 JPH0557372 B2 JP H0557372B2 JP 2455785 A JP2455785 A JP 2455785A JP 2455785 A JP2455785 A JP 2455785A JP H0557372 B2 JPH0557372 B2 JP H0557372B2
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JP
Japan
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bag
concrete
fabric
vegetation
frame
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JP2455785A
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JPS61186620A (ja
Inventor
Ikuhiko Fukumori
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS61186620A publication Critical patent/JPS61186620A/ja
Publication of JPH0557372B2 publication Critical patent/JPH0557372B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D17/00Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
    • E02D17/20Securing of slopes or inclines

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、法枠植生工用の布製袋体に関する。
更に詳しくは、コンクリート及び植生基材等の流
動状物を充填して、護岸、地山法面等の法面保護
及び植生緑化を図る法枠植生工用の布製袋体に関
するものである。
従来の技術 従来の法枠植生工は、以下に示す2つの工法が
ある。
(1) 成型品であるコンクリート製の法枠ブロツク
体を法面上に格子状又は所望の形状に配置組合
せて固定して法面に法枠を構築するか、あるい
は法面上に格子状等の形状に鉄筋を配置したう
えでコンクリート打ちを行なつて法枠を構築
し、該法枠内に土を搬入し播種・植栽するか、
植生基材を吹き付けるか、あるいは植生土のう
を詰め込むという工法。
(2) 布製の法枠があり、格子状の各連通する筒部
とこの筒部で囲まれた各格子枠内が一枚のシー
ト部とで構成されたものであり、この布製袋体
を法面上に張設後、該筒部内に流動性のコンク
リートを圧入充填して法枠を構築し、法枠内に
は、前記(1)と同様の植生導入を行なう工法であ
る。
上記(1)の法枠植生工では、法枠構築に際して、
重量のある法枠ブロツク体あるいは鉄筋、型枠等
の急斜面への搬入作業及び法面上での組立あるい
は打設作業自体が難かしく、危険を伴なうと同時
に作業性が極めて悪いという欠点がある。又、こ
の施工には熟練工を要するという特殊作業である
という欠点がある。
また、法枠内への植生導入に際しては、土を搬
入し植栽する場合、あるいは植生基材吹き付けす
る場合は、施工後間もない時期に降雨に合うと法
枠があるにもかかわらず、搬入した土や植生基材
が流失するという欠点があり、また、植生土のう
を搬入する場合は、降雨による植生基材の流失は
ないが、重量のある植生土のうを急斜面へ搬入す
る作業が難かしく、危険を伴なう。また、搬入さ
れた植生土のうは完全に固定しないと滑落、転倒
する恐れがある等の欠点がある。
(2)の布製の法枠による場合は、法枠の構築には
問題点がなくなつたが、法枠内に植生を導入する
場合には法枠内の一枚シートを切除するか、ある
いは切れ目を入れて法枠内に開口部を形成し、植
生導入を図るものであるが、法枠内に開口部を形
成する作業を法面上で行なわなければならず、そ
の作業効率が悪いという欠点がある。又、植生導
入作業及び導入後は、前記(1)と同一の欠点があ
る。一方、法面の土砂等の流失を防止するため
に、法枠内の一枚のシートをそのまま残すと、全
く播種、植栽が行なえず、植生緑化が図れないと
いう欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、袋体内にコンクリート及び植
生基材の流動状物を充填し、法枠を構築すると同
時に植生基盤体を形成する法枠植生工用の布製袋
体を提供するにある。同時に、施工性の向上を図
り、かつ法面保護兼植生緑化に好適な布製袋体を
提供するにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、網状に各連通した布製袋体の筒状部
と、この筒状部により囲まれた各枠内が各筒状部
の最下点で互いに接合した下層布と該筒状状部の
適宜な部分で接合した上層布とで少なくとも二層
布を形成し、植生基材又はコンクリート充填用袋
部を構成してなることを特徴とする法枠植生工用
の布製袋体である。
以下、本発明の構成を図面により説明する。
図面は本発明の袋体の例を示し、第1図は、種
種の袋体形態の外観平面図、第2図、第3図及び
第6図、第7図は、第1図の袋体aの構成平面図
及び断面図で、第4図、第5図及び第8図、第9
図は各々袋体へ流動状物充填施工後の斜視図及び
断面図を示す。第10図は袋体構成の説明図、第
11図及び第12図は、筒状部の構成説明図で袋
体及び流動状物充填施工後の形態を示す。
本発明の袋体は、網状に各連通した筒状部11
と該筒状部11で囲まれた各枠内7が接合部5,
5′によつて各単独の袋部12を形成し、一体化
構成された複数層の布帛よりなる袋体である。こ
の袋体形状には、第1図に示す如く各枠内7が、
四角形a、菱形b、円形c、八角形d等がある。
これらの形状に限定されるものではなく、他にも
三角形、五角形、六角形等の多角形あるいは楕円
形、異形状のものでもよい。又、配置法も正配
置、千鳥配置等があり、特に限定されるものでは
なく、所望する形態のものを適宜選定すればよ
い。好ましくは枠内7は第1図の四角形aによる
格子状形態のものが、法枠の規格設計、構造上の
規格設計、袋体の製造面及び施工性面等より適し
ている。
本発明において、各枠内7は、少なくとも上下
二層の上布帛3,下布帛4よりなり、その周縁は
該筒状部11と接合部5,5′をもつて各袋部1
2を構成する。その内容は、第10図に示す如
く、下層布帛4は、筒状部11の最下点31の枠
線上で筒状部11の下層布帛2と一体的に接合部
5をもつて、かつ上層布帛3は筒状部11の最下
点31〜最上点32間の枠線上で筒状部11の下
層布帛2と一体的に接合部5′をもつて、周囲が
密閉した各単独の袋部12を形成する。好ましく
は、施工性の向上化を図るために、下層布帛4と
筒状部11との接合部5あるいは上層布帛3と筒
状部11との接合部5′は完全にせず、一部孔を
設け隣接する袋部12と連通した袋体とすること
により、一部の袋部12より充填した流動状物を
隣接する袋部に流し込み充填する構造とする。
本発明では、更にこの袋部12には、流動状物
の充填によつて高膨張化し、厚み、形状、充填量
等が制御できなくなるのを防止するために、上下
層布帛3,4をタテ、ヨコ方向の所定間隔に連結
部6を設けることが好ましい。この連結部6は、
上下層布帛3,4を部分的に密着した、あるいは
層間を保持して連結した方法があるが、使用上、
特に限定するものではなく、使用目的、使用内
容、施工現場等に応じて適宜選定する。
本発明においては、この袋体の筒状部11内及
び袋部12内に流動性コンクリート及び流動性の
植生基材等を充填して法枠コンクリート体を成形
及び植生基盤体を形成するものであり、筒状部1
1内及び袋部12内への充填物内容を限定するも
のではなく、使用内容、施工内容に応じて適宜選
定する。たとえば、筒状部11内へ流動性コンク
リートを袋部12内へ流動性の植生基材を充填し
て法枠コンクリートによる植生緑化工として、あ
るいは筒状部11内に流動性の植生基材を袋部1
2内へ流動性コンクリートを充填してコンクリー
トブロツク体による植生緑化工として使用しうる
ものである。従つて、袋体寸法(筒状部11及び
袋部12の大きさ、厚み等)も、前記使用法によ
つて異なるためその都度適宜設計して使用するも
のであり、特に限定するものではない。
又、使用する繊維、布帛形態、袋体構成も前記
使用法によつて適宜選定すればよく特に限定する
ものではない。たとえば、使用する繊維として
は、綿、麻、羊毛等の天然繊維、金属、ガラス、
炭素系等の無機繊維、セルロース、タンパク質系
等の再成繊維、セルロース、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリオレフイン、ポリウレタン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリアクリル、ポリビニルアルコール系等の合成
繊維等の長繊維糸、紡績糸がある。このような繊
維を単独あるいは複合して使用、あるいは物理加
工、化学加工を施した加工糸として使用すること
ができる。又、布帛形態としては、織物、編物、
不織布あるいは、それらの複合品として使用、あ
るいはそれらの布帛を物理加工、化学加工処理し
た加工布として使用することができる。
又、袋体構成としては、全面的あるいは部分的
に二層、三層又は四層以上の構造のものであつて
もよく、又、本発明の袋体を製造するに当つて
は、織・編機上で一体化、あるいは、縫製、接着
等の後加工によつて、部分的に接合化してもよ
く、又、出来た袋体に、他の織物、編物、不織
布、ネツト等を重合一体化せしめたり、あるいは
他部材を取付けたり、あるいは物理加工、化学加
工等を施して、取扱い性の向上化、製品機能の向
上化等を図ることができるので、使用上特に限定
されるものではなく、使用目的、使用内容に応じ
て適宜選定し採用すればよい。
以下、本発明の一例として、第1図aに示す格
子状のコンクリート法枠体による植生緑化工とし
ての袋体構成について、更に詳細に説明する。
本発明は、第2図〜第3図及び第6図〜第7図
に示す如く、上下層の布帛1,2により格子状に
連通したコンクリート充填用筒部11を形成し、
該筒部11で囲まれた各格子枠内7は、各筒部1
1の最下点31で互いに接合部5をもつた下層布
帛4と各筒部11の最下点〜最上点32間で互い
に接合部5′をもつた上層布帛3と上下二層の布
帛により多数の袋部12を形成する部分三層構造
及び部分四層構造の袋体である。すなわち、上下
層の布帛1,2により筒部11を形成し、かつ上
下二層の布帛3,4により、接合部5,5′をも
つて多数の袋部12を形成し一体化された袋体で
ある。尚、袋部12は、上下二層の布帛3,4間
の厚みを調整するために上下二層の布帛3,4を
部分的に連結部6をもつた構造とする。
第2図、第3図は、部分三層構造の袋体を示し
たものであり、上下二層の布帛1,2により筒部
11を形成し、各枠内7は、各筒部11の最下点
31と下層布帛4とで接合部5をもつて、かつ各
筒部11の最下点31と最上点32間の中間点と
上層布帛3とで接合部5′をもつており、その断
面は、第3図A−Aにおいては、筒部11の上層
布帛1と筒部11の最下点31にて下層布帛2及
び枠内7の下層布帛4とで接合部5をもつて一体
化した接合布とからなる筒部11をもつ二層構造
となる。B−Bにおいては、筒部11の上層布帛
1と下層布帛2とで筒部11を有し、かつ筒部1
1の下層布帛2と筒部11の最下点31(経筒部
に当る)にて、枠内7の下層布帛4とで接合部5
をもつて袋部12を形成した部分的に2つの空洞
部をもつ部分三層構造の、C−Cにおいては、筒
部11の上層布帛1と下層布帛2とで筒部11
(経方向のみ)を形成し、かつ筒部11の下層布
帛2と枠内7の下層布帛4とが筒部11の最下点
31(経筒部に当る)にて接合部5をもつて、更
に筒部11の最下点31と最上点32の中間点3
3の布帛1又は2(この図では布帛1と2の継目
部に当る)と枠内7の上層布帛3との接合部5′
をもつて布帛1,2,3,4により袋部12を形
成した二つの空洞部をもつ部分三層構造の、D−
Dにおいては、C−Cと同構成であるが、枠内7
の上下二層の布帛3,4が連結部6をもつて構成
された部分三層構造の状態を示す。この断面形態
は、横断面においても同様の形態を示すが接合形
態等は、この限りではない。
この袋体にコンクリート、植生基材を充填した
ものは、第4図及び第5図に示す如く形態の法枠
コンクリート体21及び植生基盤体22を形成す
ることができる。すなわち、第4図において、筒
部11は流動性コンクリートが充填されて、格子
状に一体化した法枠コンクリート体21を形成
し、かつ、各袋部12は、流動性の植生基材が充
填されて、植生基盤体22を形成する。植生基盤
体22は、下面側は、法枠コンクリート体21の
最下点で接合5しており地盤41に密着、上面側
は法枠コンクリート体21の中間点で接してお
り、法枠コンクリート体21の上半分が表面に露
出する如く形成され、かつ連結部6によつて、所
定の均一厚みを有している。
第5図は、第3図と同様にその断面形態を示し
たものであり、A−Aにおいては、全部分(最大
径を有する)の横梁の法枠コンクリート体21
が、B−Bにおいては、一部の横梁と全部分(最
大径を有する)の経梁の法枠コンクリート体21
及び一部の植生基盤体22が、C−Cにおいて
は、全部分(最大径を有する)の経梁の法枠コン
クリート体21及び全部分(最大厚みを有する)
の植生基盤体22が形成されており、更にD−D
においては、C−Cと同様の形成部分であるが、
植生基盤体22が連結部6によつて厚みを規制し
て形成された状態を示すものである。
第6図、第7図は、部分4層構造の袋体を示し
たものであり、上下二層の布帛1,2により筒部
11を形成し、各枠内7は、各筒部11の最下点
31で下層布帛4が接合部5をもつて、かつ各筒
部11の最上点32で上層布帛3と接合部5′を
もつており、その断面はA−Aにおいては、筒部
(1の最上点32にて上層布帛1と枠内7の上層
布帛3とで接合部5′をもつて一体化した接合布
と、筒部11の最下点31にて下層布帛2と枠内
7の下層布帛4とで接合部5をもつて一体化した
接合布とからなる筒部11を有する二層構造の、
B−Bにおいては、筒部11の上層布帛1と下層
布帛2とで筒部11を有し、かつ筒部11の上層
布帛1と筒部11の最上点32(経筒部に当る)
にて枠内7の下層布帛3とで接合部5′をもつて
袋部12を、又、筒部11の下層布帛2と筒部1
1の最下点31(経筒部に当る)にて枠内7の下
層布帛4とで接合部5をもつて袋部12を有した
部分的に3つの空洞部をもつ部分4層構造の、C
−Cにおいては、筒部11の上層布帛1と下層布
帛2とで筒部11(経方向のみ)を有し、かつ筒
部11(経方向のみ)の上層布帛1と筒部11の
最上点32(経筒部に当る)にて枠内7の上層布
帛3とで接合部5′をもつて、又、筒部11(経
方向のみ)の下層布帛2と筒部11の最下点31
(経筒部に当る)にて枠内7の下層布帛4とで接
合部5をもつて袋部12を有した部分的に2つの
空洞部をもつ部分4層構造の(経筒部を通じて、
上下二層の布帛3,4間にある幅方向の実線1,
2は、筒部11の上下二層の布帛1,2の接合部
に当る)、D−Dにおいては、C−Cと同様の構
成であるが、枠内7の上下二層の布帛3,4を連
結部6をもつて構成した部分4層構造の状態を示
す。この断面形態は、横断面においても同様の形
態を示すが接合形態等はこの限りではない。
この袋体にコンクリート、植生基材を充填した
ものは第8図、第9図に示す如く形態の法枠コン
クリート法枠体21及び植生基盤体22を形成す
ることができる。すなわち、第8図においては、
筒部11は流動性コンクリートが充填されて、格
子状に一体化した法枠コンクリート体21を形成
し、かつ各袋部12は、流動性の植生基材が充填
されて、植生基盤体22を形成する。植生基盤体
22は、下面側はコンクリート体22の最下点で
接しており、地盤41に密着し、上面側は、法枠
コンクリート体21の最上点で接しており、法枠
コンクリート体21は表面に現れず、植生基盤体
22のみが露出する如く形成され、かつ連結部6
によつて所定の均一厚みを有している。
第8図は、第6図と同様にその断面形態を示し
たものであり、A−Aにおいては、全部分(最大
径を有する)の横梁の法枠コンクリート体21
が、B−Bにおいては、一部の横梁と全部分(最
大径を有する)の経梁の法枠コンクリート体21
及び一部の植生基盤体22が、C−Cにおいて
は、全部分(最大径を有する)の経梁の法枠コン
クリート体21及び全部分の植生基盤体22(一
部横梁の法枠コンクリート体21の接線が見え
る)が形成されており、更にD−Dにおいては、
C−Cとほぼ同様の形成を行なつたが、植生基盤
体22が連結部6によつて厚みを規制して形成さ
れた状態を示すものである。
本発明においては、この筒部11は、流動性コ
ンクリート圧入充填用として、法枠コンクリート
体21を構築する部分であり成型後の法枠コンク
リート体21の断面積が20〜2000cm2になる如く構
成する。20cm2以下ではコンクリート強度が不足で
十分な構築物を得ることができない。又、2000cm2
以上では過剰の強度が得られるにもかかわらず、
コンクリート量が多くなり不経済である。
筒部11の布帛1,2としては流動性コンクリ
ートの圧入充填圧に耐えうる強度として50Kg/
in.以上のものが、また床効果すなわちコンク
リートの流出防止性及び余剰水の排出性の良好な
目合のもの、すなわち、0.01〜2.0mm2の面積を有
する目合のものが好ましい。前記範囲外では、流
動性コンクリート圧入充填時に布帛損傷あるいは
コンクリートの大量流出あるいはコンクリートの
圧密不足、硬化遅延をおこし好ましくない。
これらの布帛1,2としては、不織布、織物、
編物あるいはこれらの複合品があり、強力、目合
を満足しておれば使用上特に限定するものではな
く、使用する繊維も種々あり、特に限定するもの
でもない。
筒部11は、これらの布帛1,2製造時に一体
化接合されるか、あるいは縫製、接着、融着等の
後加工手段により接合され筒を形成後、該筒を組
み合わせ接合して格子状に各連通した筒部11が
形成される。
尚、筒部11は、布製のため流動性コンクリー
ト圧入充填後の法枠コンクリート体21は、ほぼ
円形断面を有するが、表面の平坦状あるいは多角
形状の断面をつくる場合は、上下二層の布帛1,
2を部分的に他部材にて連結接合したり、あるい
は上下二層の布帛1,2の筒部11内にあるいは
筒部11外に他部分を取付けて使用してもよい。
第11図は、その一例を示したものであり、a及
びbは筒部11を構成する上下二層の布帛1,2
を部分的に線材16で状及び状に連結接合し
たものであり、cは状の多孔性剛材17を筒部
11内に取付けたものであり、第12図は、前記
構成のものに流動性コンクリートを充填したもの
で、ほぼ要求形状の法枠コンクリート体21を構
築することが出来る。これらの使用部材、構成内
容等は特に限定するものではなく、適宜選定して
使用すればよい。
尚、前記多孔性の剛板状17は、筒部11の横
方向に使用することにより、重量により横梁の撓
みを防止することが出来るので、特に法枠寸法が
長い時は、使用するのが好ましい。この目的に使
用する材料、形状及び構成内容は前記に限定され
るものではなく、適宜選定して使用すればよい。
また、本発明においては、この格子枠内7の袋
部12は、土砂、種子、肥料等を水で混和した流
動性の植生基材を圧入充填して植生基盤体22を
形成する。
袋部12の構成は、前記筒部11と同布あるい
は別布を使用して、上下二層の布帛3,4を構成
し、かつ布帛3,4の周縁は、該筒部11と接合
部5,5′をもつて構成し、植生基材の流出防止
を図る。その内容は、下層布帛4は、筒部11の
最下点31の格子枠線上で互いに接合部5をもつ
て、かつ上層布帛3は、筒部11の最下点31〜
最上点32間の格子枠線上で互いに接合部5′を
もつて、周囲が密閉した単独の袋部12を形成す
るものである。第10図はその一例を示したもの
であり、下層布帛4は、筒部11の最下点31線
上で下層布帛2と接合部5をもつて、かつ、上層
布帛4は、筒部11の最下点31と最上点32の
中間点線上(すなわち、筒部11の上下二層の布
帛1,2の接合点線上)で接合部5′をもつて構
成し、枠内7は、周囲が密閉された単独の袋部1
2を形成する。この接合部5,5′はタテ、ヨコ
方向ともに筒部11の同一位置に設けたものであ
るが、これらに限定定されるものではなく、タテ
とヨコ方向とが筒部11の別位置に設けたり、あ
るいは傾斜する如く設けたり、あるいはランダム
になる如く設けたりして上下二層の布帛3,4間
が不均一な厚みをもつものであつてもよい。
本発明では、流動状の植生基材は、この個々の
袋部12内に圧入充填されるが、施工性の向上化
を図るために、筒部11の布帛1,2と袋部の布
帛3,4との接合部5,5′は完全に接合せず、
部分接合によつて、一部に孔を設け隣接する袋部
12同士を連通して袋体として、一部の袋部12
より植生基材を圧入充填し隣接する袋部12へ流
し込み充填することができる。この連通する孔の
構成は、特に限定するものではないが、流動性、
充填性、耐圧性面等から、1ケ当り30〜300mmの
長さとし、1梁に設ける孔数は5〜50ケとする。
前記範囲外では、流動性、充填性が悪く、十分に
充填出来なかつたり、あるいは耐圧性が低下し、
袋体が破損する恐れがある。尚、孔を設ける梁
は、タテ、ヨコ全ての梁に設ける必要はなく、一
部の梁であつてもよい。
この袋部12は、下層布帛4が筒部11の最下
点31線上で接合部5をもつているため、地盤4
1への密着性がよく、植物の根付性が良好でかつ
水分補給が向上し植物の成育が良好となるのであ
る。
尚、筒部11と袋部12の上層布帛3及び下層
布帛4との接合部5,5′は、縫製、接着、融着
等の手段により、あるいは布帛製造時にすなわち
織編機上で一体化して接合部5,5′とする。こ
の接合強力は流動性の植生基材圧入充填圧に耐え
るべき強度として30Kg/in.以上のものが好まし
い。30Kg/in.以下では、破損するので好ましく
ない。
更に本発明では、袋部12への植生基材の充填
量を一定化かつ異型膨張を防止し均一厚みのもの
を得るために、上下二層の布帛3,4間に部分的
に連結部6を設ける。連結法としては、上下二層
の布帛3,4が密着、あるいは間隔を保持した連
結があり、又、連結部材としては、線材、ボル
ト、縫製あるいは機上連結化(布帛製造時に連結
する)があり、特に限定するものではない。
上下二層の布帛3,4の連結部6強力は、流動
性植生基材の圧入充填圧に耐える如く設定する。
好ましくは、1ケ所当り20Kg以上のものがよい。
20Kg以下では、十分な耐圧強度に耐えられず、破
損に至り、異型膨張し、充填量の過大化、厚みの
不均一化が起り好ましくない。
又、上層布帛4の位置は、植生基盤体22の厚
みに大きく影響するため、筒部11の断面寸法に
よつて、その都度、適宜選定し決める。
尚、植生基盤体22の厚みは20〜200mmになる
如く設定するのが好ましく、前記した如く、上層
布帛3の設置位置及び上下二層の布帛3,4の連
結方法、連結部6の間隔等によつて適宜選定す
る。厚みが20mm以下では、充填性が悪いと同時に
十分な植生が行ないえず、又、厚みが200mm以上
では、過剰厚みとなり高価な植生基材が多くなり
不経済である。
尚、筒部11の法枠コンクリート体21の断面
寸法が小さく、前記植生基盤体22の適性厚み範
囲にある場合は、上層布帛3は、筒部11の最上
点32に設定するのが好ましい。これは、法枠コ
ンクリート体21が内部に隠れた構造物となり、
かつ表面は袋部12でおわれるので全面緑化が出
来、好適な法枠植生体を得ることができる。
この袋部12は、一辺が30〜300cmの大きさと
する。30cm以下では、コンクリート部が多くな
り、見栄えが悪いと同時にコンクリート量が多く
不経済である。又、袋部12の数が多くなり植生
基材の圧入充填作業が難かしい。300cm以上では、
コンクリート部が減少し、構造強度面上、法面保
護効果が少なくなる。又、法枠コンクリート体2
1の梁ストロークも長くなり、梁撓みが発生(特
に横方向)し見栄えが悪くなる。
袋部12の布帛3,4構成としては、流動性の
植生基材圧入充填時の強度に耐えるように引張強
力が25Kg/in.以上のものが、また、植生基材の
流出防止性及び余剰水の排出性の良好な、かつ、
植物の発芽・発育性の良好なものとして、目合が
0.5〜5mm2の面積を有するものが好ましい。前記
範囲外では、布帛損傷あるいは植生基材の流出化
あるいは余剰水の排出性不良あるいは植生性不良
となり好ましくない。
更に、床効果、植生性を向上するには、袋部
12の少なくとも上層布帛3には、毛羽を有して
いるものが好ましい。これは、毛羽によつて布帛
3の目合をおおうため、床を形成しやすくな
り、植生基材の流出防止を向上させると同時に余
剰水の排出性を向上せしめる。また、毛羽と植生
基盤体22との接着が良好となり、布帛3は植生
基盤体22のヘタリに追ずいしていくため両者間
に隙間が生ぜず、種子の発芽・発育性が良好とな
るのである。
従つて、使用する布娶としては、不織布、織
物、編物あるいはそれらの複合品あるいは後加工
品等があるが、前記した如く諸性能を満足すれば
よく、使用上、特に限定するものではない。又、
使用する繊維としては種々のものがあり、特に限
定するものでもない。
以上の如き構成の本発明の袋体は、前記したよ
うに各構成部品すなわち、筒部11及び袋部12
を各々単独で作成し後接合によつて筒部11と袋
部12を接合部5,5′をもつて袋体を形成して
もよく、部分的な袋体を作成し合成接合してもよ
いが、好ましくは機上すなわち織・編機上で一体
化した織・編物よりなる袋体を作成するのが、製
造上、袋体の品質面及び均一な成形物を得る等の
点から最適である。
これらの袋体は、適宜の大きさに継ぎ合わされ
て周囲閉口した1枚の長大な袋体として使用す
る。
又、この袋体は、格子状に多数連通した筒部1
1によつて多数の袋部12を有した構成のもの、
あるいは周囲のみ筒部11を形成することにより
1ケの袋部12を有した単独構成のものであつて
もよく、使用目的、施工内容に応じて適宜選定す
ればよい。
上記の構成による本発明の布製袋体は、前述し
た如く、周囲を縫製・接着、融着等の手段により
閉口し、袋体上部の筒部11に注入口を設け、ま
た、各袋部12の上部にも注入口を設け、法面に
布設後、アンカー固定定あるいはチエーンブロツ
ク等で張設を行ない、筒部11に設けられた注入
口より、水で混和した流動性コンクリートを圧入
充填し法枠コンクリート体21を成型後、各袋部
に設けられた注入口より土壤・種子・肥料等の材
料を水で混和した流動性の植生基材を圧入充填し
植生基盤体22を形成し、法面保護兼植生緑化を
図るのである。
尚、袋体をアンカー等で固定する場合には、コ
ンクリート、植生基材等の流動状物の圧入充填後
において、袋体が寸法変化(収縮)を起こすもの
については、あらかじめ袋体を所要の寸法に縮め
て固定・使用するのが好ましい。縮めずに固定す
ると流動状物の圧入充填圧による袋体収縮力によ
つて、袋体固定がはずれ、施工不良あるいは危険
を伴なう恐れがある。
又、法枠コンクリート体22が構造物として、
更に強度を高めるために、流動性コンクリート内
に有機、無機等のコンクリート補強繊維を混入あ
るいは鉄筋を挿入するのが好ましい。鉄筋挿入に
当つては、あらかじめ袋体にフアスナー、マジツ
クテープ等の鉄筋挿入用の開閉口部を該筒部12
に設けておくことが好ましい。
尚、本発明の袋体に使用する流動性コンクリー
トとは、コンクリートに限定されるものではな
く、モルタルであつてもよい。流動性のモルタル
としては、通常のセメントミルクよりも若干水分
の多いモルタルであつて、セメント、砂利を適宜
割合で水と混練したもので、配合処法等特に限定
するものではないが、硬化後のモルタル強度面よ
り、セメントと砂利の割合は1:1〜4が好まし
く、水/セメント比は45〜80%とし、この配合処
法のPロート法によるフロー値が10〜30秒のもの
として使用するのが好ましい。又、流動性のコン
クリートとしては、前記流動性のモルタルとほぼ
同様配合処法であるが、強度を更に向上するため
に前記配合処法に最大寸法が50mm以下の粗骨材を
混入する。混入量は、コンクリート強度、粗骨材
の分離性、コンクリートの流動性面より、セメン
トと粗骨材の割合は1:0.5〜4.0とし、こお配合
処法のスランプ値は15〜28cmのものとして使用す
るのが好ましい。
尚、場合によつては、更に流動性をもたせるた
めの流動化剤の添加、更に強度を向上させるため
に無機、有機等の短繊維を混入あるいは、粗骨
材、短繊維等の混入性を向上せしめるために、そ
れらの分離防止剤等の添加を行なつてもよい。
又、流動性の植生基材とは、通常の吹付用植生
基材で、主に土壤、肥料、種子等を混合し水で混
練したものであり、配合内容、配合処法等特に限
定するものではないが、混練性、分離性、流動性
等の面より水の比率は、配合材料の全重量に対し
20〜70%とするのが好ましく、又、使用する土壤
は、混練性、流動性、ポンプ発送性を向上するた
めに、大きな不純物たとえば草木類の根あるいは
最大寸法が50mm以上の粗骨材あるいはその他の不
純物を除去するようにふるいをかけたものが好ま
しい。又、使用する種子は、気候、土壤等により
適宜選定するが、早期発芽性、植生性、地盤強化
等を図るために草木類を種々混合して用いるのが
好ましく、又、種子の配合比率は、発芽、植生性
面より、全混和材料1m3当り500g以上混和する
ことが望ましい。又、使用する肥料は、土質によ
り適宜選択するものであるが、初期の発芽、発育
性及び長期に亘る発育、植生性を向上せしめるた
めに通常の肥料に加え、速効性及び遅効性の肥料
をも用いるのが好ましい。肥料の混和量として
は、土質により左右されるが、一般に、全混和材
料1m3に対し50Kg以上混和するのが好ましい。
尚、場合によつては、長期に渡つて保水性を維持
するために保水材の添加あるいは混和剤の分離防
止、流動性を向上せしめるための流動化剤、粘着
剤等の添加、あるいは土壤硬度、土壤PH等を改良
するための天然有機質物質、化学薬剤や土壤改良
剤等の混和を行なつてもよい。
尚、本発明の構成は、布体単独のものに限定さ
れるものではなく、金属、合成樹脂等のメツシユ
体あるいは多孔質体と組み合わせでもよい。
発明の効果 本発明の法枠植生工用の布製袋体によれば、次
の効果が得られる。
(1) 同一袋体にコンクリート打設工、植生工を同
種の機械設備で行なうことができ、しかも両者
工法ともに流動状物の圧入充填方式のため、施
工が容易で、かつ迅速、安全、経済性面に優れ
る。
(2) 全てが一体化した袋体で、コンクリート体及
び植生基盤体を形成するため、法面保護効果が
大きい。
(3) 植生基盤体が袋をなしているため、植生基材
の充填量を一定化、かつ均一厚みのものを得る
ことができ、また植生基材の流出もない。
(4) 植生基盤体が地盤と密着化しているため、植
物の根付性、成育性効果が大きい。
(5) コンクリート体の裏込み化が可能となり、全
面緑化ができる。
(6) 法面保護及び植生緑化を一体にして図る本発
明の袋体は、施工性、施工後の管理面において
極めて効果の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の袋体の一例を示すもので、第1
図は、種々の袋体形態の外観平面図、第2図、第
3図は部分三層構造の袋体平面図及び断面図、第
4図、第5図は、第2図の袋体へ流動状物充填施
工後の斜視図及び断面図を示す。第6図、第7図
は部分四層構造の袋体平面図及び断面図、第8
図、第9図は、第6図の袋体へ流動状物充填施工
後の斜視図及び断面図を示す。第10図は袋体構
成の説明図、第11図は袋体の筒状部の構成説明
図で第12図は第11図の筒状部に流動状物充填
施工後の形態を示す。 1……筒部の上層布帛、2……筒部の下層布
帛、3……袋部の上層布帛、4……袋部の下層布
帛、5,5′……筒部と袋部との接合部、6……
連結部、7……枠内、11……筒状部(又は筒
部)、12……袋部、16……線材、17……多
孔性剛板材、21……法枠コンクリート体、22
……植生基盤体、31……筒部の最下点、32…
…筒部の最上点、41……地盤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 網状に各連通した布製袋体の筒状部と、この
    筒状部により囲まれた各枠内が各筒状部の最下点
    で互いに接合した下層布と該筒状部の適宜な部分
    で接合した上層布とで少なくとも二層布を形成
    し、植生基材又はコンクリート充填用袋部を構成
    してなることを特徴とする法枠植生工用の布製袋
    体。
JP2455785A 1985-02-13 1985-02-13 法枠植生工用の布製袋体 Granted JPS61186620A (ja)

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