JPH0556867U - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JPH0556867U
JPH0556867U JP53292U JP53292U JPH0556867U JP H0556867 U JPH0556867 U JP H0556867U JP 53292 U JP53292 U JP 53292U JP 53292 U JP53292 U JP 53292U JP H0556867 U JPH0556867 U JP H0556867U
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JP
Japan
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reel
rope
case
locking
wound
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP53292U
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English (en)
Inventor
孝則 近藤
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K27/00Leads or collars, e.g. for dogs
    • A01K27/003Leads, leashes
    • A01K27/004Retractable leashes

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック機構のロックによりリールに巻回した
ロープがそれ以上引き出されたり、巻き取られるような
ことができないようになっている巻取装置の、ロープの
巻き取りスピードを作動が円滑となるように緩やかにで
きるようにすること。 【構成】 リール5を制動する遠心ブレーキ機構28を設
けている。遠心ブレーキ機構28は、リール5に設けたポ
ケット部26と、該ポケット部にケース1の内周壁と小隙
間をおいて対向して移動自在に収容されたブレーキ片27
とからなっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、飼犬の首輪に取付けるロープや各種のコードを自動的に巻き取る 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、例えばケース内にリールが回転可能に、かつぜん まいばねにより一方向に付勢されて設置され、このリールにロープ又はコードが リールの付勢方向と反対方向に巻回され、このリールに巻回され、所定長さ引き 出されたロープ又はコードをその引出した位置で停止でき、それ以上引き出され たり、巻き取られるようなことができないようにロックするロック機構が設けら れたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の装置においては、ロープ又はコードがあまりにも高速度で巻 き取られると、ロープ又はコードの端部などがケースのロープ又はコード引き出 し口に激突して損傷させたり、使用者に思わぬけがをさせる恐れがあるため、リ ール付勢用のぜんまいばねを薄く、かつ長くしてリールの付勢力を弱くし(低ト ルクにし)、リールによるロープ又はコードの巻き取りスピードを緩やかにして いたが、イナーシャにより円滑に作動しないという問題点があった。
【0004】 そこでこの考案は、前記のような問題点を解決し、ロック機構のロックにより リールに巻回したロープ又はコードがそれ以上引き出されたり、巻き取られるよ うなことができないようになっている巻取装置の、ロープ又はコードの巻き取り スピードを作動が円滑となるように緩やかにできるようにすることを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成するため、この考案は、前記のような巻取装置において、リ ールを制動する遠心ブレーキ機構が設けられている。この遠心ブレーキ機構は、 リールに設けたポケット部と、該ポケット部にケースの内周壁と小隙間をおいて 対向して移動自在に収容されたブレーキ片とからなっている。
【0006】
【作用】
前記のような構成となっているため、ロープ又はコードが巻き取られる際、リ ールは遠心ブレーキ機構によって制動され、緩やかなスピードでロープ又はコー ドを巻き取る。
【0007】
【実施例】
図1はこの考案を犬用、すなわち飼犬の首輪に取付けるロープを自動的に巻き 取る装置に適用した一実施例を示す一部破断の平面図である。図2は図1のA− A線に沿う縦断面図である。両図において1はケースで、下ケース2と上ケース 3とからなっている。ケース1内にはリール5が下ケース2に設けた中心軸7に 支持されて回転可能に、かつぜんまいばね8により一方向に付勢されて設置され ている。
【0008】 リール5は図3(A)〜(E)に示すように中空円筒状のリール本体10を有し、該 本体の一端縁外周には環状フランジ11が設けられている。また、リール本体10の 他端縁外周にはフランジ11よりやや大径の環状フランジ12が設けられているとと もに、該フランジの中間部から軸方向外向きに円筒部13が設けられ、このフラン ジ12と円筒部13でぜんまいばね8の保持枠14を構成している。15は保持枠14に設 けられた係止片であり、ぜんまいばね8はこの係止片15に外端が係止されるとと もに、内端が中心軸7に設けた係止溝16に係止されて保持枠14内に保持され、リ ール5を一方向に付勢する。
【0009】 リール本体10の内面のほぼ中央位置には環状壁17が設けられ、該環状壁の内周 縁には中心軸7に嵌挿支持される中空支持筒18がリール本体10の他端側を向いて 設けられている。支持筒18の先端はリール本体10の他端縁とほぼ一致し、該先端 がリール5の設置時に中心軸7に設けた小径段部20に当接するようになっている 。リール本体10の内面における環状壁17と一端縁との間のほぼ中央位置には同じ 大きさの係止突起21が円周方向に複数個(この実施例では6個)、各係止突起21 間に等間隔の溝部22を形成して設けられている。23は環状壁17に設けられた貫通 穴である。
【0010】 リール5のフランジ12における円筒部13の外周側には囲い壁25が設けられ、該 囲い壁とフランジ12によってケース1の内周面側のみが開口したポケット部26が 設けられ、該ポケット部にはブレーキ片27がケース1の内周壁と小隙間をおいて 対向して移動自在に収容されており、これらポケット部26とブレーキ片27でリー ル5を制動する遠心ブレーキ機構28を構成している。ブレーキ片27はある程度の 重さがあれば、その材質は問わないが、鉄板、塩化ビニール、ゴム等が好ましい 。
【0011】 一方、下ケース2の中心軸7と対向する上ケース3の側壁には円形の開口30が 設けられ、該開口縁には後記ロック部材を収容する中空円筒状のガイド筒31がそ の先端をリール5の係止突起21を越える位置まで延出させて設けられている。ガ イド筒31の先端部には図4に示すようにロック部材位置決め穴32が円周方向に複 数個(この実施例では3個)、等間隔で、かつ先端を開口して形成されている。
【0012】 ガイド筒31内にはロック部材35がリール5の軸方向へ移動自在に収容されてい る。ロック部材35は図5に示すように頂壁36を有する円筒部37の下端外周面にガ イド筒31の位置決め穴32に係合する位置決め突部38が該穴32と同数設けられ、さ らにこの突部38の外面にリール5の係止突起21間の溝部22に嵌入して、係止突起 21と円周方向に係止する係止突起39が設けられている。40は円筒部37の頂壁36の 中央部から垂下されたガイド棒で、中心軸7の軸孔41に移動自在に嵌入されてい る。43はロック部材35の係止突起39が溝部22に嵌入してリール5の係止突起21と 常時係止するように上方に付勢するばねで、軸孔41の上部に形成した受溝44とロ ック部材35の頂壁36間に介装されている。
【0013】 45は所定長さ(5m位)のロープで、その一端側はケース1に設けた図示しな いロープ引き出し口からケース1内に挿入され、両フランジ11,12間のリール本 体10の外面にぜんまいばね8の付勢方向と反対方向に巻回される。そして、巻回 されたロープ45の一端は図3(C),(D),(E)に示すロープ引き込み口46から支 持筒18のある内側へ引き込まれて、該支持筒等に適宜の手段で固定されている。 図1で47は前記の機構が組み込まれたケース1を使用者がもつための握り把手で ある。
【0014】 次に、実施例の作用を説明する。図2はロープ45がリール5に巻き取られた状 態、すなわちロープ45の大半がケース1内に収納された使用しない状態を示す。 この状態ではロック部材35の係止突起39がリール5の係止突起21間の溝部22に嵌 入して、該係止突起21と係止し、リール5が回転しないようにロックしている。 また、図2から明らかなようにこのロックされた状態でもロック部材35は開口30 から上ケース3の表面へ突出せず、そのために不用意にロック部材35が押し込ま れるようなことがない。
【0015】 使用するためロープ45をケース1内から引き出すには開口30から指等を入れ、 ロック部材35をばね43の力に抗して押し込む。これによりロック部材35の係止突 起39がリール5の係止突起21間の溝部22の下方へ移動し、係止突起21との係止が 外れるので、このロック解除の状態を保持して前記引き出し口付近のロープ41を 引っ張り、リール5に巻き取られているロープ45を徐々に引き出す。そして、所 望の引き出し長さになったところでロック部材35の押し込みをやめると、ロック 部材35がばね43の力を受けて上方へ移動し、係止突起39がリール6の係止突起21 間の溝部22に嵌入して係止突起21と係止し、再びロック状態となる。したがって 、それ以上にロープ45が引き出されるのが防止され、この所望の引き出し長さと なり、かつロックされた状態で使用に供されることになる。尚、この際に係止突 起39が係止突起21の下面に当たって溝部22にうまく入らない場合もあるが、この ような場合はロープ41を多少引っ張ってリール5に回転力を与えると、すぐに入 るようになる。
【0016】 使用後、ロープ45をケース1内のリール5に巻き取るには、ロック部材35を前 記のように押し込んで係止突起39と係止突起21の係止を外す。これによりリール 5がぜんまいばね8の力によってロープ45を巻き取る方向に回転し、引き出され たロープ45をリール5に巻き取る。この巻き取りの際、リール5が回転するとリ ール5のポケット部26に収容されたブレーキ片27が遠心力により外方に摺動し、 その先端が下ケース2の内周壁に摺接する。これによりリール5には遠心ブレー キがかかり、ロープ45は緩やかなスピードで巻き取られる。
【0017】 巻き取った後、ロック部材35の押し込みをやめると、ロック部材35はばね43の 力によって係止突起39がリール5の係止突起21間の溝部22に嵌入して係止突起21 と係止し、ロック状態となる。
【0018】 尚、前記において遠心ブレーキ機構28は一例であり、具体的な設計としてはこ れ以外のものとしてもよい。また、飼犬の首輪に取り付けるロープを巻き取る装 置について説明したが、これ以外のロープや各種のコードを巻き取る装置にも適 用することが可能であることは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】
請求項1の考案は前記のようにリールを遠心ブレーキ機構によって制動するこ とができるので、ロープ又はコードを緩やかなスピードで巻き取ることができる 。しかも、従来の方法では円滑な作動が期待できなかったが、この考案によれば このようなこともなく、円滑な作動で巻き取ることができ、きわめて実用的であ る。請求項2の考案はこれに加えて、遠心ブレーキ機構を小スペースで容易、か つ安価に製作することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す一部破断の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A線に沿う縦断面図である。
【図3】同上におけるリールを示し、(A)は平面図、
(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、(C)は(A)のC−
C線に沿う断面図、(D)は一部破断した底面図、(E)は
(D)の矢視Eに沿う正面図である。
【図4】同上の上ケースの要部の底面図である。
【図5】同上におけるロック部材を示し、(A)は平面
図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 5 リール 8 ぜんまいばね 21 係止突起 22 溝部 25 囲い壁 26 ポケット部 27 ブレーキ片 28 遠心ブレーキ機構 30 開口 31 ガイド筒 35 ロック部材 39 係止突起 43 ばね 45 ロープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に回転可能に収納されたリール
    をロック機構によりロックすると、リールに巻回したロ
    ープ又はコードがそれ以上引き出されたり、巻き取られ
    るようなことができないようになっている巻取装置であ
    って、前記リールを制動する遠心ブレーキ機構が設けら
    れていることを特徴とする巻取装置。
  2. 【請求項2】 遠心ブレーキ機構が、リールに設けたポ
    ケット部と、該ポケット部にケースの内周壁と小隙間を
    おいて対向して移動自在に収容されたブレーキ片とから
    なっている請求項1記載の巻取装置。
JP53292U 1992-01-10 1992-01-10 巻取装置 Withdrawn JPH0556867U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53292U JPH0556867U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 巻取装置
EP19920121442 EP0550856B1 (en) 1992-01-10 1992-12-17 Pet rope winder
DE1992603438 DE69203438T2 (de) 1992-01-10 1992-12-17 Aufrollbare Leine für Haustiere.
US08/189,263 US5423494A (en) 1992-01-10 1994-01-28 Pet rope winder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53292U JPH0556867U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556867U true JPH0556867U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11476381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53292U Withdrawn JPH0556867U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 巻取装置

Country Status (3)

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EP (1) EP0550856B1 (ja)
JP (1) JPH0556867U (ja)
DE (1) DE69203438T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278883A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Flexi Bogdahn Technik Gmbh & Co Kg リード装置用ケーシング

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Publication number Publication date
DE69203438D1 (de) 1995-08-17
DE69203438T2 (de) 1996-02-01
EP0550856B1 (en) 1995-07-12
EP0550856A1 (en) 1993-07-14

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404