JP2023110435A - ホースリール - Google Patents

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裕一 外山
Yuichi Toyama
大祐 小林
Daisuke Kobayashi
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Abstract

【課題】ホースの振れを規制し、偏りなく均等にホースを巻き取ることができるホースリールを提供する。
【解決手段】ホース200を巻き取るホースリール1であって、ハウジング100と、ハウジング100に回転可能に設けられホース200を巻き取る巻き取り部101と、巻き取り部101に巻き取られる前のホース200が掛けられ、ホース200の軸に垂直方向の動きを規制するホース規制部20と、ホース規制部20を回転可能及び軸方向に移動可能に支持し、外周に螺旋状に設けられる螺旋溝11を備えるガイド棒10と、を有し、ホース規制部20は、螺旋溝11に係合する係合部31であって、巻き取り部101に巻き取られるホース200により螺旋溝11に沿って軸方向に移動する係合部31を備える、ホースリール1を提供する。
【選択図】図2

Description

本開示は、ホースリールに関する。
ホース等を巻き取るホースリールが、特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1のホースリールは、ホースリールの外周部においてホースリールの軸方向に支柱を設け、該支柱に沿って摺動する整列板を設置し、ホースの自重とホース整列板の働きによってホースを自動的に整列してドラムの外周に巻回、収納しようとするものである。また、特許文献2のドラムは、ドラムの底脚に固定された芯棒5を中心に回転する中空回転棒により巻き取られるホース等を制御しようとするものである。
特開2000-116806号公報 特開2011-79659号公報
しかしながら、上記のような従来技術において、特許文献1のホースリールは、ホース及び整列板の自重によりホースを押さえて整列しようとするものであるため、様々な方向に振れるホースの振れを確実に抑制して均等に巻き取ることができなかった。また、特許文献2のドラムは、中空回転棒の範囲でホース等を制御しようとするものであるため、中空回転棒の範囲でホース等が振れてしまい、ホース等を偏りなく均等に巻き取ることができなかった。
そこで、本開示は、ホースの振れを規制し、偏りなく均等にホースを巻き取ることができるホースリールを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下によって把握される。
(1)本発明のホースリールは、ホースを巻き取るホースリールであって、ハウジングと、前記ハウジングに回転可能に設けられ前記ホースを巻き取る巻き取り部と、前記巻き取り部に巻き取られる前の前記ホースが掛けられ、前記ホースの軸に垂直方向の動きを規制するホース規制部と、前記ホース規制部を回転可能及び軸方向に移動可能に支持し、外周に螺旋状に設けられる螺旋溝を備えるガイド棒と、を有し、前記ホース規制部は、前記螺旋溝に係合する係合部であって、前記巻き取り部に巻き取られる前記ホースにより前記螺旋溝に沿って軸方向に移動する係合部を備える。
(2)上記(1)において、前記ホース規制部は、前記係合部が前記螺旋溝に係合する係合位置と前記螺旋溝への係合が解除される解除位置の間で移動する操作手段を有する。
(3)上記(2)において、前記ホース規制部は、前記係合部を前記係合位置に保持する保持手段を有する。
(4)上記(2)又は(3)において、前記ホース規制部は、前記係合部を前記解除位置に保持する保持手段を有する。
(5)上記(1)から(4)のいずれかにおいて、前記螺旋溝は、1回転で軸方向に進む距離が一定である。
本開示によれば、ホースの振れを規制し、偏りなく均等にホースを巻き取ることができるホースリールを提供することができる。
本発明の実施形態に係るホースリールの概要を示す斜視図である。 図1におけるA部の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るホースリールのホース規制部の斜視図である。 本発明の実施形態に係るホースリールのホース規制部の断面図である。 本発明の実施形態に係るホースリールのホース規制部の側面図である。 本発明の実施形態に係るホースリールのホース規制部の側面図である。 本発明の実施形態に係るホースリールのホース規制部の断面図である。 本発明の実施形態に係るホースリールのホース規制部の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
図1は、本発明の実施形態に係るホースリール1の概要を示す斜視図である。図2は、図1におけるA部の拡大斜視図である。
図1、図2を用いて、本実施形態に係るホースリール1を説明する。
図1に示すように、ホースリール1は、ホース200を巻き取るものである。ホースリール1のハウジング100の中に、ホース200を巻き取って収納する巻き取り部101が設けられている。ハウジング100は、図1で示す例では、側版106及び側版107の四隅が、4本の支柱105で固定されて、箱状に形成されている。
巻き取り部101は、ハウジング100に回転可能に支持されている。例えば、側版106及び側版107に両端が固定された軸を設け、その軸に巻き取り部101が時計方向及び反時計方向の双方向に回転可能に支持されるようにしてもよい。ハウジング100の外側にハンドル102が配置されており、このハンドル102を回すことで、巻き取り部101が時計方向及び反時計方向の双方向に回転可能になっている。
そして、図1において、ハンドル102を時計方向に回すことで、ホース200が巻き取り部101に巻き取られるようになっている。同様に、ハンドル102を反時計方向に回すことで、ホース200が巻き取り部101から引き出されるようにしてもよい。
ハウジング100において、ガイド棒10が、側版106及び側版107に両端が固定されて取り付けられている。このガイド棒10に、ホース規制部20が、回転可能及び軸方向に移動可能に支持されている。
図2で示すように、ガイド棒10は、外周に螺旋状に設けられた螺旋溝11を備えている。すなわち、ガイド棒10は、ホース規制部20を回転可能及び軸方向に移動可能に支持する外周部12に凹状の螺旋溝11が螺旋状に連続して設けられている。
図3は、本発明の実施形態に係るホースリール1のホース規制部20の構成の概要を示す斜視図であり、図4は、ホースリール1のホース規制部20の断面図である。図3、図4を用いて、ホース規制部20について説明する。
図3に示すように、ホース規制部20は、規制部本体21と、スライド30と、操作手段40と、蓋50と、を有している。
規制部本体21は、略円筒形状において軸方向の中央付近の全周に亘りホース規制溝22が、設けられている。図4に示すように、ホース規制溝22は、断面形状が左右対称の略U字状の溝、すなわち、外周側の幅が広くなっており、中心軸に近い底部側の幅が小さくなる溝となっている。このようにすることで、規制部本体21のホース規制溝22に掛けられる前のホース200が横方向に大きく振れても、ホース200を確実にホース規制溝22の中に導くことができる。そして、ホース規制溝22の中に導かれたホース200を底部に導き、底部に導かれたホース200は、幅が狭くなったホース規制溝22によりホース200の軸に垂直方向(横方向)の振れが抑制されて、一定の位置に確実に規制される。
このように、ホース規制部20は、ホース規制溝22を備えており、巻き取り部101に巻き取られる前のホース200がこのホース規制溝22に掛けられて、ホース200の軸に垂直方向(横方向)の動き、すなわち、ホース200の断面の半径方向の動きを規制する。なお、このホース規制溝22は、ホース規制部20の全周に亘って設けられることに限定されず、円周上に間隔を空けて設けられていてもよい。
規制部本体21は、円筒形状の中心軸を通るように、支持孔23が貫通して設けられている。図4に示すように、規制部本体21は、この支持孔23において、ガイド棒10の外周部12により回転可能及び軸方向に移動可能に支持されている。
ホース200は、巻き取り部101に巻き取られることで張力が作用しているため、ホース200の外周面は、ホース200が掛けられているホース規制溝22の底部付近において規制部本体21と密着する。そして、ホース200による摩擦力がホース規制溝22に安定的に作用する。このため、ホース200が巻き取り部101に巻き取られて巻き取り部101の側に動くことで、ホース規制部20は、この摩擦力によりガイド棒10に対して安定的に回転する。
なお、上記説明では、ホース規制部20が、巻き取り部101に巻き取られるホース200の摩擦力によりガイド棒10に対して回転する内容で説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、ホース規制部20は、ホース200を巻き取るときにガイド棒10に対して回転するように構成されていればよい。例えば、巻き取り部101とホース規制部20がベルトやギアなどの動力伝達手段を介して接続されており、巻き取り部101が回転すると、それに伴ってホース規制部20が回転するようにしてもよい。
スライド30は、図3で示す例では、所定の厚みのある略矩形状のフレームとして形成されている。スライド30の下部において取付部38が内側に向けて突出するように設けられており、この取付部38に係合部31が嵌め込まれて固定される。
スライド30の上部において、弾性体35が、内側に向けて突出するように弾性体取付部36に取り付けられている。弾性体35は、図3では圧縮コイルバネとして示されているが、これに限定されず、例えば、板バネ、ゴム、スポンジなどであってもよい。
スライド30の上側に水平方向に設けられた半円筒状の凹部である操作手段挿入部37が設けられている。この操作手段挿入部37に、操作手段40に設けられた半円柱状の挿入部47が挿入されて、操作手段40がスライド30に取り付けられる。操作手段40は、スライド30に対して、図3に示す方向で水平方向に動作可能にしてもよい。
スライド30は、規制部本体21において支持孔23の両外側に設けられているガイド面26に、図3でスライド30の左右の内側に設けられている被ガイド面33が対向するように挿入されて、規制部本体21に取り付けられる。スライド30は、規制部本体21に挿入された状態で、規制部本体21に対して上下方向に摺動可能になっている。
規制部本体21に、操作手段40が取り付けられたスライド30を組み込んだ状態で、規制部本体21の蓋取付部28に蓋50の取付孔56が嵌入されることで、蓋50が規制部本体21に固定される。この状態で、蓋50により、操作手段40は、スライド30から抜けなくなる。
ホース規制部20において、スライド30の弾性体35の弾性体取付部36と反対側の端が、規制部本体21の弾性体受部27に当接し、スライド30は、上方に押圧されてこの上方の位置に保持された状態になる。図4は、スライド30がこの上方の位置に保持された状態を示しており、スライド30に固定された係合部31が、ガイド棒10の螺旋溝11に係合する係合位置にある。そして、弾性体35によりスライド30が上方に押圧されることで、係合部31の先端が、螺旋溝11の底部付近に当接して、係合部31が係合位置に保持される。このように、弾性体35、係合部31、螺旋溝11などにより、係合部31を係合位置に保持する保持手段になっている。
なお、係合部31の係合位置は、係合部31の先端が、螺旋溝11の底部付近に当接して保持される構成に限定されず、例えば、スライド30が弾性体35に上方に押圧されて係合部31以外の部分が、図示しないストッパーに当接するようにしてもよい。
図6は、本発明の実施形態に係るホースリール1のホース規制部20の側面図である。図7、図8は、本発明の実施形態に係るホースリール1のホース規制部20の断面図である。図6、図7、図8を用いて、係合部31が、螺旋溝11への係合が解除される解除位置にある状態について説明する。
図5に示す状態おいて、操作手段40を下方向に押すと、操作手段40に押されてスライド30が下方向に移動し、図6で示す状態になる。図5において、ガイド棒10の外周部12と同じ又はそれより大きい蓋50の孔53の内側に係合部31が出ていたが、図6では係合部31が孔53の外側に移動して見えなくなっている。また、蓋50の窓57から見える係合部31の下部の形状が異なり、ホース規制部20がどの回転位置にあっても、外部から係合部31が係合位置にあるか又は解除位置にあるかがわかるようになっている。なお、操作手段40を横方向から押し易くなるように、蓋50に、外周から内側に空間を形成する凹状部55を設けてもよい。また、この凹状部55を設けることで、横方向から操作手段40の位置が見易くなる。
図4に示す状態おいて、スライド30の係合部31が、ガイド棒10の螺旋溝11に嵌入して螺旋溝11に係合する係合位置にあった。一方、図7に示す状態においては、係合部31が、ガイド棒10の螺旋溝11の下方に移動して螺旋溝11への係合が解除された解除位置にある。
図7に示す状態において、操作手段40を内側(図7において左側)に水平に動かすと、図8に示すように、操作手段40の先端側の上面である被係止部45が、規制部本体21に設けられた略水平面の係止部25に接した状態になる。この状態で、弾性体35から上方向の力を受けるスライド30により上方向に押されて、操作手段40の被係止部45は、係止部25に当接して、この位置を保持する。すなわち、規制部本体21の係止部25、操作手段40の被係止部45、弾性体35などが、係合部31を解除位置に保持する保持手段になっている。
このように、操作手段40を操作することにより、スライド30が、規制部本体21に対して、図4に示す上方の位置と図7、図8に示す下方の位置の間で移動することで、スライド30に固定された係合部31が、螺旋溝11に係合する係合位置と螺旋溝11への係合が解除される解除位置の間で移動するように構成されている。そして、ホース規制部20は、係合部31を係合位置に保持する保持手段と、係合部31を解除位置に保持する保持手段を有するようにしてもよい。なお、図4、図7、図8に示す保持手段は例であり、これらに限定されるものではない。
また、図8において、係合部31が、保持手段により解除位置に保持された状態で、操作手段40に凸状に設けられた操作部43に指を掛けて外側(図8において右側)に操作手段40を動かすと、被係止部45の係止部25による係止が解除され、弾性体35により上方向の力を受けて、操作手段40及びスライド30が上方向に移動する。これに伴い、係合部31が、係合位置に移動して、係合位置が保持された状態になる。このように、操作手段40を操作することにより、簡単な操作で、係合部31が係合位置と解除位置の間で相互に移動させることができ、その状態を保持することができる。
なお、解除位置をより安定して保持する観点から、例えば、操作手段40の被係止部45の先端に上向きの小さな凸部を設け、規制部本体21の係止部25の奥側に小さな凹部を設けて、被係止部45の凸部が係止部25の凹部に掛かるようにしてもよい。この場合、一旦、操作手段40を下方向にわずかに押してから外側(図8において右側)に操作手段40を動かすことで、係止状態が解除される。そして、操作手段40が上方向に移動し、係合部31が係合位置に移動して、係合位置に保持された状態になる。係止状態を解除するのに、操作手段40を下方向にわずかに押す必要があるため、解除位置の保持がより安定する。
次に、係合部31が係合位置にある場合と、解除位置にある場合における、ホースリール1の動作について説明する。なお、ホース規制部20は、ガイド棒10に回転可能及び軸方向に移動可能に支持されている。
係合部31が係合位置にある場合には、図4に示すように、係合部31は、ガイド棒10の螺旋溝11に嵌入して係合している。この状態で、巻き取り部101によりホース200を巻き取ると、巻き取り部101に巻き取られるホース200により、ホース規制部20が、ガイド棒10に対して回転する。ホース規制部20に設けられている係合部31は、同様に、巻き取り部101に巻き取られるホース200により回転し螺旋溝11に係合して回転しながら螺旋溝11に沿って軸方向に移動する。ホース規制部20が、この係合部31の軸方向に移動する動作と一体的に動作して、軸方向に移動する。そして、ホース規制溝22に掛けられているホース200は、ホース規制部20が軸方向に移動するのに伴い、ホース規制溝22の作用によりホース200の軸に垂直方向(横方向)の動きが規制されて、ホース規制部20とともに軸方向に移動する。このように、ホース規制部20は、螺旋溝11に係合する係合部31であって、巻き取り部101に巻き取られるホース200により螺旋溝11に沿って軸方向に移動する係合部31を備えるものである。
図1において、ハンドル102を時計方向に回すと、図2において、巻き取り部101が矢印Kの方向に回転して、ホース200が巻き取り部101に巻き取られる。そして、まだ巻き取り部101に巻き取られる前のホース200は、矢印Lの方向に移動する。矢印Lの方向に移動するホース200が掛けられているホース規制部20のホース規制溝22がホース200による摩擦力を受けて、ホース規制部20は、矢印Mの方向に回転する。この回転により、係合部31が螺旋溝11に係合して回転しながら螺旋溝11に沿って軸方向に移動し、係合部31と一体的にホース規制部20が矢印Nの軸方向に移動する。そして、ホース規制溝22に掛けられているホース200は、ホース規制部20が軸方向に移動するのに伴い、ホース規制溝22の作用により軸方向に移動する。
このように、ハンドル102を時計方向に回してホース200を巻き取り部101に巻き取ると、ホース規制部20が軸方向に移動し、これに伴い、ホース200が、軸方向に移動するものである。
このようにすることで、ホース200を巻き取り部101に巻き取る際にホース200が順次軸方向に所定のピッチで移動するため、偏りなく均等に整列した状態でホース200を巻き取り部101に巻き取ることができる。
なお、係合部31が係合位置にある場合には、係合部31は、ガイド棒10の螺旋溝11に嵌入して係合している。この状態において、ホース規制部20は、ガイド棒10に対して回転したときだけ、螺旋溝11に係合部31が係合して軸方向に動くものである。したがって、ホース200が横方向(ホース200の軸と垂直の方向)に振れてホース200からガイド棒10の軸方向の力を受けても、ホース規制部20は、回転していないときには、軸方向に動くことはない。このようにすることで、本実施形態に係るホースリール1は、ホース200の振れを確実に押さえて規制し、偏りなく均等に整列してホース200を巻き取ることができる。
そして、ホース200を巻き取り部101に巻き取る際に、保持手段によって、係合部31を係合位置に保持することで、ホース200を偏りなく均等に整列して巻き取る巻き取り作業を連続的に行うことができる。
係合部31が解除位置にある場合には、係合部31がガイド棒10の螺旋溝11に嵌入せず係合しないで、螺旋溝11に対して自由な状態になっている。したがって、ホース規制部20は、ガイド棒10に対して自由に回転可能であり、また自由に軸方向に移動可能になっている。
巻き取り部101に巻き取られているホース200を引き出す場合には、係合部31を解除位置にするのが望ましい。この状態では、ホース規制部20からの抵抗力を受けることがないため、ホース200を引き出す際にホースリール1を転倒させるようなこともなく、ホース200をスムーズに引き出すことができ、ホース200が引き出し易くなる。
また、係合部31が解除位置の状態であれば、ガイド棒10とホース規制部20の間などの内部に土汚れなどが入っても、手でホース規制部20を左右に動かしながら水で洗い流すことができる。
そして、保持手段によって、係合部31を解除位置に保持することで、ホース200の引き出し作業やガイド棒10とホース規制部20の洗浄作業などをスムーズに連続的に行うことができる。
次に、1回転で軸方向に進む距離である螺旋溝11のピッチについて説明する。螺旋溝11は、1回転で軸方向に進む距離(ピッチ)が一定であることが望ましい。このようにすることで、ホース規制部20が、巻き取られるホース200により回転するに伴い一定の距離だけ軸方向に移動するようになるため、ホース200が、全体が同じ太さに形成されている場合には、ホース200は、偏ることなく、より均等に巻き取り部101によって巻き取られる。
ホース200を巻き取る巻き取り部101において、ホース200を巻き取る巻き取り面の直径をDとし、ホース規制部20のホース規制溝22において、ホース200が掛かりホース200の外周面と接触する底部の直径をdとする。そうすると、巻き取り部101が1回転するときに、巻き取り部101に巻き取られるホース200により回転するホース規制部20は、D/d回転する関係にある。
巻き取り部101が1回転した場合、巻き取られるホース200を、既に巻き取られたホース200の横に隣接して巻き取ることで、スペースの無駄がなく、より整列した状態で巻き取ることができる。
このようにするためには、巻き取り部101が1回転するのに対して、すなわち、ホース規制部20がD/d回転するのに対して、ホース規制部20が、ホース200の太さ(外径)以上の距離だけ軸方向に動くことが望ましい。したがって、螺旋溝11が1回転で軸方向に進む距離である螺旋溝11のピッチは、ホース200の太さ(外径)をD/d(回転)で除した距離以上であることが望ましい。
ただし、螺旋溝11のピッチがあまり大きくなると、巻き取ったホース200どうしに大きな隙間が生じてしまうので、好ましくは螺旋溝11のピッチは、ホース200の太さの2倍をD/d(回転)で除した距離以下、更に好ましくは、螺旋溝11のピッチは、ホース200の太さの1.5倍をD/d(回転)で除した距離以下である。
以上で説明したように、本実施形態に係るホースリール1によれば、ホース200の振れを確実に規制し、偏りなく均等にホース200を巻き取ることができるホースリール1を提供することができる。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を実施しても良い。
このように、本発明は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を施したものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 ホースリール
10 ガイド棒
11 螺旋溝
12 外周部
20 ホース規制部
21 規制部本体
22 ホース規制溝
23 支持孔
25 係止部
26 ガイド面
27 弾性体受部
28 蓋取付部
30 スライド
31 係合部
33 被ガイド面
35 弾性体
36 弾性体取付部
37 操作手段挿入部
38 取付部
40 操作手段
43 操作部
45 被係止部
47 挿入部
50 蓋
53 孔
55 凹状部
56 取付孔
57 窓
100 ハウジング
101 巻き取り部
102 ハンドル
105 支柱
106 側版
107 側版
200 ホース

Claims (5)

  1. ホースを巻き取るホースリールであって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに回転可能に設けられ前記ホースを巻き取る巻き取り部と、
    前記巻き取り部に巻き取られる前の前記ホースが掛けられ、前記ホースの軸に垂直方向の動きを規制するホース規制部と、
    前記ホース規制部を回転可能及び軸方向に移動可能に支持し、外周に螺旋状に設けられる螺旋溝を備えるガイド棒と、を有し、
    前記ホース規制部は、前記螺旋溝に係合する係合部であって、前記巻き取り部に巻き取られる前記ホースにより前記螺旋溝に沿って軸方向に移動する係合部を備える、ホースリール。
  2. 前記ホース規制部は、前記係合部が前記螺旋溝に係合する係合位置と前記螺旋溝への係合が解除される解除位置の間で移動する操作手段を有する、
    請求項1に記載のホースリール。
  3. 前記ホース規制部は、前記係合部を前記係合位置に保持する保持手段を有する、
    請求項2に記載のホースリール。
  4. 前記ホース規制部は、前記係合部を前記解除位置に保持する保持手段を有する、
    請求項2又は請求項3に記載のホースリール。
  5. 前記螺旋溝は、1回転で軸方向に進む距離が一定である、
    請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のホースリール。
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