JPH0556846U - 分離給紙機構 - Google Patents

分離給紙機構

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Publication number
JPH0556846U
JPH0556846U JP97592U JP97592U JPH0556846U JP H0556846 U JPH0556846 U JP H0556846U JP 97592 U JP97592 U JP 97592U JP 97592 U JP97592 U JP 97592U JP H0556846 U JPH0556846 U JP H0556846U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper feed
medium
adhesive member
feeding
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Pending
Application number
JP97592U
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English (en)
Inventor
成志 角倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP97592U priority Critical patent/JPH0556846U/ja
Publication of JPH0556846U publication Critical patent/JPH0556846U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体から給紙ローラ面に転写した鉛筆書きの
文字等が再び媒体へ転写されることを防止する。 【構成】 回転自在に軸支したローラ部21の外周に粘
着部材22を巻付け、粘着部材22を給紙ローラ6
(7)のローラ面に当接させた清掃ローラ20を備え
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光学読取装置に用いられる分離給紙機構に係り、特に給紙ローラ面の 清掃手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学読取装置に用いられる分離給紙機構には、互いに反対方向へ回転す る分離ローラと給紙ローラとの圧接部を通過させて媒体を分離給紙する分離給紙 機構があった。
【0003】 図5は従来例の分離給紙機構を示す概略斜視図である。分離給紙機構1はホッ パ2から媒体3を繰出すピックアップローラ4,5と、繰出された媒体3を次段 の図示せぬ光学文字読取部に給紙する給紙ローラ6,7と、給紙ローラ6,7に 圧接して繰出された媒体3の重送を防止する分離ローラ8,9とからなる。ピッ クアップローラ4,5,給紙ローラ6,7,分離ローラ8,9はそれぞれの軸1 0,11,12に固着され、図示せぬ駆動手段により矢印A方向へ回転している 。
【0004】 ところで、給紙ローラ6,7には一般に摩擦係数の大きい、即ち、硬度の低い ゴム等を使用しているので、媒体3を給紙すると、図6(A)に示すように鉛筆 等で手書きされた文字が分離ローラ8,9との圧接部で給紙ローラ面7a,8a に転写される。そして転写された文字面は再び圧接部で媒体3に圧接すると、今 度は図6(B)に示すように媒体面の文字に重ねて転写される。このような媒体 3が光学文字読取部に送られると、光学文字読取部は誤読してしまう。そこで給 紙ローラ面を清掃する清掃手段としてブラシ13,14を給紙ローラ面に接触さ せて配設してあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来の分離給紙機構にあっては、給紙ローラ面に軽く付着した紙粉程度はブラ シで除去できるが、圧接されて転写した鉛筆書きの文字等は給紙ローラ面に接触 しているブラシでは完全に除去できず、誤読によるリジェクト発生率が高いとい う問題点があった。
【0006】 又、給紙ローラは硬度の低いゴム等を用いているので、常時接触しているブラ シにより摩耗して寿命が短かくなるという問題点もあった。
【0007】 本考案は、媒体から給紙ローラ面に転写した鉛筆書きの文字等が再び媒体へ転 写されることを防止するとともに給紙ローラ面の異常摩耗をも防止し得る分離給 紙機構を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の分離給紙機構においては、回転自在に軸支 したローラ部の外周に粘着部材を巻付け、その粘着部材を給紙ローラのローラ面 に当接させた清掃手段を備えたものである。
【0009】
【作用】
上記のように構成された分離給紙機構の給紙ローラを回転すると、分離ローラ との圧接部で媒体から給紙ローラ面に鉛筆書きの文字等が転写されるが給紙ロー ラ面に当接している粘着部材は強制的に剥離するので、媒体には常に清掃された 給紙ローラ面が圧接する。
【0010】 従って本考案の分離給紙機構によれば、鉛筆書きの文字等が給紙ローラ面に転 写しても、再び媒体への転写を防止するとともに、給紙ローラ面の異常摩耗をも 防止されるのである。
【0011】
【実施例】
本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。なお、各図面に共通 な要素には同一符号を付す。
【0012】 図2は本考案に係る要部を示す平面図である。又、図1は図2のB−B断面矢 視図であり、図3は図2のC−C断面矢視図である。本実施例が従来例と大きく 異なるところは図1に示すように給紙ローラ6,7のローラ面清掃手段としてロ ーラ部21に粘着部材22を巻付けた清掃ローラ20を備え、粘着部材22を給 紙ローラ面に当接させた点である。給紙ローラ6,7,分離ローラ8,9,清掃 ローラ20は給紙ローラ6,7を中間にして平行に重ねた状態に配置してある。 清掃ローラ20は図2に示すようにコの字状のブラケットA23に固着した段付 き24aを有する軸24に遊嵌してあり、段付き24aとキャップ25との間に 片持ち状に回転自在に設けてある。ブラケットA23はL字状のブラケットB2 6の一方の腕26aに固着した軸27に遊嵌してあり、軸27の段付き27aと スナップリング28との間に矢印D−E方向へ回動自在に設けてある。ブラケッ トB26の他方の腕26bはサイドフレーム23にねじ29,30で固着してあ る。キャップ25は樹脂材で一体成形されており、図3に示したように可撓性を 有する爪25aで軸24の凸部24bに固着してある。清掃ローラ20はローラ 部21を硬質な樹脂材で形成し、その外周面に粘着部材22を貼付する。キャッ プ25を外し、清掃ローラ20を軸24に対して反対に装着すると粘着部材22 は給紙ローラ面に対して入替前と異なる面で当接する。
【0013】 図4は貼付前の粘着部材の断面図であり、ローラ部21にベルト状に巻付ける 大きさに切断したのち、一方の保護紙31を剥離し、ローラ部21に巻付けて貼 付したのち他方の保護紙32を剥離する。
【0014】 次に動作について従来技術で用いた図5,6をも用いて説明する。媒体3が図 5に示すようにホッパ2からピックアップローラ4,5により繰出されると、媒 体3は図1に示すように給紙ローラ6,7と分離ローラ8,9との圧接部で一枚 づつ次段の図示せぬ光学文字読取部に給送される。このとき、給紙ローラ6,7 のローラ面には図6(A)に示したように媒体3から鉛筆書きの文字等が転写さ れる。転写されたローラ面は再び媒体3に圧接する前に、図1に示したように清 掃ローラ20に当接する。給紙ローラ面に転写された鉛筆書きの文字を構成する 粉体は清掃ローラ20の粘着部材22に強制的に給紙ローラ面から剥離される。 この際紙粉等も粘着部材22に付着する。従って、給紙ローラ6,7が媒体3の 面に圧接するときは常に転写文字が剥離されたローラ面で行っており、図6(B )に示すように媒体3に再転写することはない。又、清掃ローラ20は自重で給 紙ローラ6,7に当接しており、給紙ローラ6,7を異常に摩耗させることはな い。
【0015】 本実施例では粘着部材を給紙ローラに貼付したのち保護紙を全部剥離するよう にしたが、給紙ローラに当接する部分の保護紙を剥離し、軸に対して清掃ローラ を入替したとき残りの保護紙を剥離するようにしてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏す る。
【0017】 回転自在に軸支したローラ部の外周に粘着部材を巻付け、その粘着部材を給紙 ローラのローラ面に当接させた清掃手段を備えたことにより、給紙ローラは媒体 に対して常に鉛筆書きの文字や紙粉が剥離されたローラ面で当接するので、光学 文字読取装置が媒体を誤読することはなくなり、読取率の優れた装置を提供でき る。
【0018】 又、軸に対してローラ部材を逆に取付けたとき、入替前に比べて、給紙ローラ 面に対応する粘着部材の当接面が異なるようにしたことにより、粘着部材の交換 時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のB−B断面矢視図である。
【図2】本考案に係る要部を示す平面図である。
【図3】図2のC−C断面矢視図である。
【図4】貼付前の粘着部材の断面図である。
【図5】従来例の分離給紙機構を示す概略斜視図であ
る。
【図6】給紙時の転写状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 分離給紙機構 6,7 給紙ローラ 8,9 分離ローラ 20 清掃ローラ 21 ローラ部 22 粘着部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同方向へ回転する給紙ローラと分離ロー
    ラとの圧接部を通過させて媒体を分離給紙する分離給紙
    機構において、 回転自在に軸支したローラ部の外周に粘着部材を巻付
    け、その粘着部材を給紙ローラのローラ面に当接させた
    清掃手段を備えたことを特徴とする分離給紙機構。
  2. 【請求項2】 軸に対してローラ部材を一方向から取付
    けた場合と他方向から取付けた場合とでは給紙ローラ面
    に対応する粘着部材の当接面が異なる請求項1記載の分
    離給紙機構。
JP97592U 1992-01-14 1992-01-14 分離給紙機構 Pending JPH0556846U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP97592U JPH0556846U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 分離給紙機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP97592U JPH0556846U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 分離給紙機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0556846U true JPH0556846U (ja) 1993-07-27

Family

ID=11488621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP97592U Pending JPH0556846U (ja) 1992-01-14 1992-01-14 分離給紙機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH0556846U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145475A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Canon Inc シート供給装置とこの装置を備えた画像読み取り装置および画像形成装置

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