JPH10250864A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH10250864A JPH10250864A JP9072703A JP7270397A JPH10250864A JP H10250864 A JPH10250864 A JP H10250864A JP 9072703 A JP9072703 A JP 9072703A JP 7270397 A JP7270397 A JP 7270397A JP H10250864 A JPH10250864 A JP H10250864A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- feed roller
- cleaning member
- feeding
- sheet
- Prior art date
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- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コーティング加工された専用紙であっても長
期間に亙って確実に給送する。 【解決手段】 用紙Sと接触してその用紙を給送する給
紙ローラ3の表面3aに摺接してこれをクリーニングす
るクリーニング部材8を設ける。クリーニング部材8に
は洗浄液Cを供給する。
期間に亙って確実に給送する。 【解決手段】 用紙Sと接触してその用紙を給送する給
紙ローラ3の表面3aに摺接してこれをクリーニングす
るクリーニング部材8を設ける。クリーニング部材8に
は洗浄液Cを供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、プロッ
タ、複写機、ファクシミリ等の、画像形成装置に用紙を
給送する給紙装置に関する。特に、その給紙ローラに関
するものである。
タ、複写機、ファクシミリ等の、画像形成装置に用紙を
給送する給紙装置に関する。特に、その給紙ローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、用紙と接触してその用紙を給送
する給紙ローラを有する給紙装置が広く知られている。
通常、給紙ローラは、少なくともその表面がゴム等の高
摩擦材で形成されている。
する給紙ローラを有する給紙装置が広く知られている。
通常、給紙ローラは、少なくともその表面がゴム等の高
摩擦材で形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の給紙装置は、使
用期間が短い場合には確実な給紙動作が得られるが、長
期間使用されると、給紙ローラの表面に紙粉等が付着
し、その摩擦係数が低下してスリップし、確実な給紙動
作が得られなくなることがあった。
用期間が短い場合には確実な給紙動作が得られるが、長
期間使用されると、給紙ローラの表面に紙粉等が付着
し、その摩擦係数が低下してスリップし、確実な給紙動
作が得られなくなることがあった。
【0004】特に、近年のインクジェットプリンタにお
いては、表面にコーティングが施された専用紙を用いた
フルカラー印字がなされるようになっており、専用紙の
コーティング剤が累積的に給紙ローラ表面に付着する
と、給紙ローラ表面の摩擦係数が著しく低下し、給紙不
良の発生頻度が大きくなるという問題があった。
いては、表面にコーティングが施された専用紙を用いた
フルカラー印字がなされるようになっており、専用紙の
コーティング剤が累積的に給紙ローラ表面に付着する
と、給紙ローラ表面の摩擦係数が著しく低下し、給紙不
良の発生頻度が大きくなるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題を解決
し、専用紙であっても長期間に亙って確実に給送するこ
とのできる給紙装置を提供することにある。
し、専用紙であっても長期間に亙って確実に給送するこ
とのできる給紙装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の給紙装置は、用紙と接触してその用紙
を給送する給紙ローラを有する給紙装置であって、前記
給紙ローラの表面と摺接してこれをクリーニングするク
リーニング部材を備えていることを特徴とする。
に請求項1記載の給紙装置は、用紙と接触してその用紙
を給送する給紙ローラを有する給紙装置であって、前記
給紙ローラの表面と摺接してこれをクリーニングするク
リーニング部材を備えていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の給紙装置は、請求項1記載
の給紙装置において、前記クリーニング部材には洗浄液
が供給されることを特徴とする。
の給紙装置において、前記クリーニング部材には洗浄液
が供給されることを特徴とする。
【0008】
【作用効果】請求項1記載の給紙装置によれば、給紙ロ
ーラの表面と摺接してこれをクリーニングするクリーニ
ング部材を備えているので、給紙ローラの表面に付着し
た紙粉、コーティング剤等が、クリーニング部材によっ
て除去される。
ーラの表面と摺接してこれをクリーニングするクリーニ
ング部材を備えているので、給紙ローラの表面に付着し
た紙粉、コーティング剤等が、クリーニング部材によっ
て除去される。
【0009】したがって、長期間の使用によっても給紙
ローラ表面の摩擦係数がさほど低下せず、結果として、
確実な給送状態が得られることとなる。
ローラ表面の摩擦係数がさほど低下せず、結果として、
確実な給送状態が得られることとなる。
【0010】すなわち、この請求項1記載の給紙装置に
よれば、表面にコーティングが施された専用紙であって
も長期間に亙って確実に給送することができる。
よれば、表面にコーティングが施された専用紙であって
も長期間に亙って確実に給送することができる。
【0011】請求項2記載の給紙装置によれば、請求項
1記載の給紙装置において、前記クリーニング部材には
洗浄液が供給されるので、給紙ローラの表面に付着した
紙粉、コーティング剤等が、クリーニング部材によって
一層良好に除去され、より確実な給送状態が得られるこ
ととなる。
1記載の給紙装置において、前記クリーニング部材には
洗浄液が供給されるので、給紙ローラの表面に付着した
紙粉、コーティング剤等が、クリーニング部材によって
一層良好に除去され、より確実な給送状態が得られるこ
ととなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明に係る給紙装置の一実施の形
態を示す模式的な側面図である。
態を示す模式的な側面図である。
【0014】同図において、1はホッパであり、このホ
ッパ1上に、給送されるべき用紙(普通紙、コート紙
(表面にコーティングが施されたインクジェットプリン
タ用の専用紙)、OHP(オーバーヘッドプロジェク
タ)用シート、光沢紙、光沢フィルム等のカットシー
ト)Sが複数枚積層状態で載置される。
ッパ1上に、給送されるべき用紙(普通紙、コート紙
(表面にコーティングが施されたインクジェットプリン
タ用の専用紙)、OHP(オーバーヘッドプロジェク
タ)用シート、光沢紙、光沢フィルム等のカットシー
ト)Sが複数枚積層状態で載置される。
【0015】ホッパ1は、給紙装置のフレームFに対し
て軸1aで揺動可能に取り付けられており、フレームF
との間に設けられたホッパバネ(圧縮バネ)2の作用に
よって、少なくとも給紙動作時に用紙Sを給紙ローラ3
に向けて押圧するようになっている。
て軸1aで揺動可能に取り付けられており、フレームF
との間に設けられたホッパバネ(圧縮バネ)2の作用に
よって、少なくとも給紙動作時に用紙Sを給紙ローラ3
に向けて押圧するようになっている。
【0016】給紙ローラ3は、少なくともその表面3a
がゴム等の高摩擦材で構成されており、給紙動作時に、
図示しない適宜の駆動手段によって矢印a方向に回転駆
動される。
がゴム等の高摩擦材で構成されており、給紙動作時に、
図示しない適宜の駆動手段によって矢印a方向に回転駆
動される。
【0017】4は分離パッドであり、パッドホルダ5に
取り付けられている。
取り付けられている。
【0018】パッドホルダ5は、フレームFに対して軸
5aで揺動可能に取り付けられており、フレームFとの
間に設けられたパッドバネ(圧縮バネ)6の作用によっ
て、少なくとも給紙動作時に分離パッド4を給紙ローラ
3に向けて押圧する。
5aで揺動可能に取り付けられており、フレームFとの
間に設けられたパッドバネ(圧縮バネ)6の作用によっ
て、少なくとも給紙動作時に分離パッド4を給紙ローラ
3に向けて押圧する。
【0019】したがって、給紙動作時には、給紙ローラ
3が回転駆動され、ホッパ1によって複数枚の用紙Sが
給紙ローラに向けて押圧されて最上位の用紙S1が給紙
ローラ3と接触して給送される。この際、最上位の用紙
S1とともに次位の用紙が送られようとしても、分離パ
ッド4が給紙ローラ3に向けて押圧されていることによ
って、次位の用紙は最上位の用紙S1と分離され、最上
位の用紙S1のみが矢印b方向に給送されることとな
る。
3が回転駆動され、ホッパ1によって複数枚の用紙Sが
給紙ローラに向けて押圧されて最上位の用紙S1が給紙
ローラ3と接触して給送される。この際、最上位の用紙
S1とともに次位の用紙が送られようとしても、分離パ
ッド4が給紙ローラ3に向けて押圧されていることによ
って、次位の用紙は最上位の用紙S1と分離され、最上
位の用紙S1のみが矢印b方向に給送されることとな
る。
【0020】この実施の形態では、給紙ローラ3の上方
を覆う給紙ローラカバー7が設けられており、この給紙
ローラカバー7に、クリーニング部材8が取り付けられ
ている。なお、給紙ローラカバー7はフレームFに固定
されている。
を覆う給紙ローラカバー7が設けられており、この給紙
ローラカバー7に、クリーニング部材8が取り付けられ
ている。なお、給紙ローラカバー7はフレームFに固定
されている。
【0021】クリーニング部材8は、給紙ローラ3の表
面3aと摺接してこれをクリーニングする、すなわち、
表面3aに付着した紙粉、コーティング剤等を除去す
る。クリーニング部材8は、例えば、布、ブラシ、フェ
ルト、ブレード、ヤスリ、その他適宜の部材によって構
成することができる。
面3aと摺接してこれをクリーニングする、すなわち、
表面3aに付着した紙粉、コーティング剤等を除去す
る。クリーニング部材8は、例えば、布、ブラシ、フェ
ルト、ブレード、ヤスリ、その他適宜の部材によって構
成することができる。
【0022】また、この実施の形態では、クリーニング
部材8に対して、適宜の供給手段で洗浄液を供給する。
洗浄液としては、例えばアルコールを用いることができ
る。供給手段としては、例えば図示のように、チューブ
9からクリーニング部材8に対して洗浄液Cを滴下する
構造を用いることができる。また、クリーニング部材8
にフェルトペン状のものを接触させ、このフェルトペン
状のものに洗浄液を供給し、フェルトペン状のものを介
してクリーニング部材8に洗浄液を供給する構造とする
こともできる。この場合、フェルトペン状のものには、
必要に応じて自動的に開閉される自動キャップを設ける
ことが望ましい。
部材8に対して、適宜の供給手段で洗浄液を供給する。
洗浄液としては、例えばアルコールを用いることができ
る。供給手段としては、例えば図示のように、チューブ
9からクリーニング部材8に対して洗浄液Cを滴下する
構造を用いることができる。また、クリーニング部材8
にフェルトペン状のものを接触させ、このフェルトペン
状のものに洗浄液を供給し、フェルトペン状のものを介
してクリーニング部材8に洗浄液を供給する構造とする
こともできる。この場合、フェルトペン状のものには、
必要に応じて自動的に開閉される自動キャップを設ける
ことが望ましい。
【0023】以上のような給紙装置によれば、給紙ロー
ラ3の表面3aと摺接してこれをクリーニングするクリ
ーニング部材8が設けられているので、給紙ローラ3の
表面3aに付着した紙粉、コーティング剤等が、クリー
ニング部材8によって除去される。
ラ3の表面3aと摺接してこれをクリーニングするクリ
ーニング部材8が設けられているので、給紙ローラ3の
表面3aに付着した紙粉、コーティング剤等が、クリー
ニング部材8によって除去される。
【0024】したがって、長期間の使用によっても給紙
ローラ表面3aの摩擦係数がさほど低下せず、結果とし
て、確実な給送状態を得ることができる。
ローラ表面3aの摩擦係数がさほど低下せず、結果とし
て、確実な給送状態を得ることができる。
【0025】すなわち、この給紙装置によれば、用紙S
が、表面にコーティングが施された専用紙であっても長
期間に亙って確実に給送することができる。
が、表面にコーティングが施された専用紙であっても長
期間に亙って確実に給送することができる。
【0026】また、クリーニング部材8には洗浄液Cが
供給されるので、給紙ローラの表面3aに付着した紙
粉、コーティング剤等が、クリーニング部材8によって
一層良好に除去され、より確実な給送状態が得られるこ
ととなる。
供給されるので、給紙ローラの表面3aに付着した紙
粉、コーティング剤等が、クリーニング部材8によって
一層良好に除去され、より確実な給送状態が得られるこ
ととなる。
【0027】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1,2記載のいずれの給紙装置に
よっても、給送される用紙が表面にコーティングの施さ
れた専用紙であっても長期間に亙って確実に給送するこ
とができる。
よっても、給送される用紙が表面にコーティングの施さ
れた専用紙であっても長期間に亙って確実に給送するこ
とができる。
【0029】さらに、請求項2記載の給紙装置によれ
ば、より確実な給送状態が得られる。
ば、より確実な給送状態が得られる。
【0030】
【図1】図1は本発明に係る給紙装置の一実施の形態を
示す模式的な側面図。
示す模式的な側面図。
S 用紙 3 給紙ローラ 3a 表面 8 クリーニング部材 C 洗浄液
Claims (2)
- 【請求項1】 用紙と接触してその用紙を給送する給紙
ローラを有する給紙装置であって、前記給紙ローラの表
面と摺接してこれをクリーニングするクリーニング部材
を備えていることを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 前記クリーニング部材には洗浄液が供給
されることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072703A JPH10250864A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9072703A JPH10250864A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250864A true JPH10250864A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13496990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9072703A Pending JPH10250864A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10250864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223753A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給紙ローラカバーおよびこれを備えた画像形成装置 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9072703A patent/JPH10250864A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223753A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給紙ローラカバーおよびこれを備えた画像形成装置 |
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