JPH0556657U - エッジトリムの取付構造 - Google Patents
エッジトリムの取付構造Info
- Publication number
- JPH0556657U JPH0556657U JP72292U JP72292U JPH0556657U JP H0556657 U JPH0556657 U JP H0556657U JP 72292 U JP72292 U JP 72292U JP 72292 U JP72292 U JP 72292U JP H0556657 U JPH0556657 U JP H0556657U
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、天井内張り材の端縁並びに該
天井内張り材と該天井内張り材を敷設するボディの内面
との隙間を途切れることなく確実に覆うことが出来るよ
うにする。 【構成】 ルーフインナパネル3の内面に配設する天
井内張り材6の端縁に取付けるエッジトリムを、前記天
井内張り材6の端縁に嵌合する嵌合溝71を備えたトリ
ム本体72と、該トリム本体72における前記天井内張
り材6の端縁と対向する部位から前記ルーフインナパネ
ル3側に延びる薄肉状のリップ73とから構成して、前
記リップ73の遊端側を、前記トリム本体72と該トリ
ム本体72に対向する前記ルーフインナパネル3の内面
との隙間Sに介装して、該リップ73の遊端側を前記ル
ーフインナパネル3の内面に弾接させるようにする。
天井内張り材と該天井内張り材を敷設するボディの内面
との隙間を途切れることなく確実に覆うことが出来るよ
うにする。 【構成】 ルーフインナパネル3の内面に配設する天
井内張り材6の端縁に取付けるエッジトリムを、前記天
井内張り材6の端縁に嵌合する嵌合溝71を備えたトリ
ム本体72と、該トリム本体72における前記天井内張
り材6の端縁と対向する部位から前記ルーフインナパネ
ル3側に延びる薄肉状のリップ73とから構成して、前
記リップ73の遊端側を、前記トリム本体72と該トリ
ム本体72に対向する前記ルーフインナパネル3の内面
との隙間Sに介装して、該リップ73の遊端側を前記ル
ーフインナパネル3の内面に弾接させるようにする。
Description
【0001】
本考案は、ボディの内面に配設する内張り材の端縁に取付けるエッジトリム に関する。
【0002】
一般に自動車のルーフインナパネルの内面に敷設する天井の内張り材には、 実開昭59ー63054号公報に示されているように、該内張り材の端縁を被覆 するエッジトリムが取付けられているが、該内張り材をルーフインナパネルの内 面に敷設した場合、図4に概略的に示すように、内張り材Aの端縁部とルーフイ ンナパネルBの内面との間に隙間Cが発生する。そこで従来では、図4に示すよ うに、前記内張り材Aの端縁に組付けるエッジトリムDに、前記ルーフインナパ ネルBの内面に当接する突状Eを一体形成して、前記隙間Cを前記突状Eで閉鎖 するか、若しくは図5に概略的に示すように、前記エッジトリムDに、前記ルー フインナパネルBの端縁に組付けたウエザーストリップFの側面に当接するリッ プGを一体形成して、前記隙間Cを前記リップGで閉鎖するようにしている。
【0003】
ところが図4に示すものでは、前記内張り材Aの成形誤差や該内張り材Aの 前記ルーフインナパネルBに対する組付誤差等により、前記突状Eの先端が前記 ルーフインナパネルBの内面から離れて、該突状EとルーフパネルBとの間に隙 間が発生する不具合がある。
【0004】 一方、図5に示すものでは、前記ルーフインナパネルBにおける車幅方向の 側部の湾曲している部位に前記内張り材Aの車幅両側部を敷設した場合、該内張 り材Aの車幅方向側部も前記ルーフインナパネルBの内面に沿って湾曲させる必 要があるが、該内張り材Aの湾曲により、該内張り材Aの端縁に組付けている前 記エッジトリムDも長さ方向に湾曲し、該エッジトリムDの前記湾曲に伴い、前 記リップGが、図5において2点鎖線で示すように前記ウエザーストリップFか ら離れる方向に弾性変位して、該リップGと前記ウエザーストリップFとの間に 隙間が発生する不具合がある。
【0005】 本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、 極めて簡単な構成で、内張り材の端縁並びに該内張り材と該内張り材を敷設する ボディの内面との隙間を途切れることなく確実に覆うことの出来るエッジトリム の取付構造を提供するにある。
【0006】
しかして本考案は、ボディ3の内面に配設する内張り材6の端縁に取付けて 、該内張り材6の端縁を覆う弾性材料から成るエッジトリムの取付構造において 、前記内張り材6の端縁に嵌合する嵌合溝71を備えたトリム本体72と、該ト リム本体72における前記内張り材6の端縁と対向する部位から前記ボディ3側 に延びる薄肉状のリップ73とから成り、前記リップ73の遊端側を、前記トリ ム本体72と該トリム本体72に対向する前記ボディ3の内面との隙間Sに介装 して、該リップ73の遊端側を前記ボディ3の内面に弾接させていることを特徴 とするものである。
【0007】
本考案によれば、前記リップ73の遊端側が、前記トリム本体72と該トリ ム本体72に対向する前記ボディ3の内面との隙間に介装されて、該リップ73 の遊端側が前記ボディ3の内面に弾接しているので、たとえ前記内張り材6の前 記ボディ3に対する組付誤差等により、前記内張り材6と前記ボディ3内面との 隙間Sの寸法が一定しなくとも、あるいは前記ボディ3の内面の湾曲部位に前記 内張り材Aを敷設した場合でも、前記リップ73は、その弾性力により常に前記 ボディ3の内面に弾接して、前記内張り材6とボディ3の内面との隙間を確実に 閉鎖するのである。
【0008】
図に示す実施例では、ルーフを構成するルーフインナパネルの内面に敷設す る天井内張り材の端縁に組付けるエッジトリムに本考案を適用したものであって 、図において1は、ルーフアウタパネル2とルーフインナパネル3とから成る自 動車のルーフを示し、該ルーフ1は既知のごとく車幅方向両側部を下方に湾曲さ せている。
【0009】 また前記ルーフインナパネル3の後端部をルーフアウタパネル2の後端部を 結合すると共に、該ルーフインナパネル3の後端縁に、上方に屈曲する取付フラ ンジ31を延設して、該取付フランジ31に、ボディ後部に形成したリヤゲート 4の開口縁と、該リヤゲート4を開閉するバックドア40の周縁部との隙間を閉 鎖するウエザーストリップ5を嵌着している。
【0010】 一方、前記天井内張り材6の端縁に取付けるエッジトリム7は、弾性変形可 能な合成樹脂材料を押し出し成形により形成したものであって、前記天井内張り 材6の端縁に嵌合する嵌合溝71を備えたトリム本体72と、該トリム本体72 における前記内張り材6の端縁と対向する部位から前記ルーフインナパネル3側 に延びる薄肉状で且つ断面形状が自然状態において図2に示すように断面逆L字 状としたリップ73とを備え、前記天井内張り材6の前記ルーフインナパネル3 の内面への敷設に際して、前記リップ73の遊端側を、前記トリム本体72と該 トリム本体72に対向する前記ルーフインナパネル3の内面との隙間Sに介装し て、該リップ73の遊端側を前記ルーフインナパネル3の内面に弾接させるよう にしている。
【0011】 以上のエッジトリム7は、前記天井内張り材6の端縁に、前記嵌合溝71を 介して嵌着した後、前記天井内張り材6を前記ルーフインナパネル3の内面に敷 設する際、前記リップ73の遊端側を、図1に示すように、前記トリム本体72 と該トリム本体72に対向する前記ルーフインナパネル3の内面との隙間Sに介 装して、該リップ73の遊端側を前記ルーフインナパネル3の内面に弾接させる のであって、斯くして前記天井内張り材6の成形誤差や該天井内張り材6の前記 ルーフインナパネル3に対する組付誤差により、前記天井内張り材6と前記ルー フインナパネル3との隙間Sの寸法が一定しなくとも、あるいは、前記ルーフイ ンナパネル3の車幅方向両側部における湾曲状の内面の湾曲部位に前記天井内張 り材6を敷設した場合でも、前記リップ73は、常に前記ルーフインナパネル3 の内面に弾接して、前記隙間Sを確実に閉鎖することが出来るのである。
【0012】 以上の実施例では、ルーフインナパネル3の内面に敷設する天井内張り材6 の端縁に組付けるエッジトリムに本考案を適用したが、これに限定されるもので はなく、例えば車室の内側壁に敷設する内張り材の端縁に組付けるエッジトリム に適用することも出来る。
【0013】
以上のごとく本考案は、ボディ3の内面に配設する内張り材6の端縁に取付 けて、該内張り材6の端縁を覆う弾性材料から成るエッジトリムの取付構造にお いて、前記内張り材6の端縁に嵌合する嵌合溝71を備えたトリム本体72と、 該トリム本体72における前記内張り材6の端縁と対向する部位から前記ボディ 3側に延びる薄肉状のリップ73とから成り、前記リップ73の遊端側を、前記 トリム本体72と該トリム本体72に対向する前記ボディ3の内面との隙間Sに 介装して、該リップ73の遊端側を前記ボディ3の内面に弾接させるようにした ことにより、前記内張り材6の端縁を確実にカバー出来るのは勿論のこと、たと え前記内張り材6の前記ボディ3に対する組付誤差等で、前記内張り材6と前記 ボディ3内面との隙間Sの寸法が一定しなくとも、あるいは前記ボディ3の内面 の湾曲部位に前記内張り材Aを敷設した場合でも、前記リップ73は、その弾性 力により常に前記ボディ3の内面に弾接して、前記内張り材6とボディ3の内面 との隙間を途切れることなく確実に閉鎖することが出来、美観の向上を図ること が出来るのである。
【図1】本考案にかかるエッジトリムの取付構造の一実
施例を示す要部の断面図。
施例を示す要部の断面図。
【図2】天井内張り材の端縁に組付けてエッジトリムの
要部の断面図。
要部の断面図。
【図3】本考案にかかるエッジトリムの取付構造を適用
した車両の概略斜視図。
した車両の概略斜視図。
【図4】従来のエッジトリムの取付構造の一例を示す要
部の断面図。
部の断面図。
【図5】従来のエッジトリムの取付構造の一例を示す要
部の断面図。
部の断面図。
3 ルーフインナパネル(ボディ) 6 天井内張り材(内張り材) 71 嵌合溝 72 トリム本体 73 リップ
Claims (1)
- 【請求項1】 ボディ3の内面に配設する内張り材6の
端縁に取付けて、該内張り材6の端縁を覆う弾性材料か
ら成るエッジトリムの取付構造であって、前記内張り材
6の端縁に嵌合する嵌合溝71を備えたトリム本体72
と、該トリム本体72における前記内張り材6の端縁と
対向する部位から前記ボディ3側に延びる薄肉状のリッ
プ73とから成り、前記リップ73の遊端側を、前記ト
リム本体72と該トリム本体72に対向する前記ボディ
3の内面との隙間Sに介装して、該リップ73の遊端側
を前記ボディ3の内面に弾接させていることを特徴とす
るエッジトリムの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000722U JP2601763Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | エッジトリムの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000722U JP2601763Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | エッジトリムの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556657U true JPH0556657U (ja) | 1993-07-27 |
JP2601763Y2 JP2601763Y2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=11481642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992000722U Expired - Fee Related JP2601763Y2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | エッジトリムの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601763Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5533868U (ja) * | 1978-08-28 | 1980-03-04 | ||
JPS5719342U (ja) * | 1980-07-08 | 1982-02-01 | ||
JPS634758U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP1992000722U patent/JP2601763Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5533868U (ja) * | 1978-08-28 | 1980-03-04 | ||
JPS5719342U (ja) * | 1980-07-08 | 1982-02-01 | ||
JPS634758U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2601763Y2 (ja) | 1999-12-06 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |