JPH0556591A - 電動機のステータ - Google Patents

電動機のステータ

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Publication number
JPH0556591A
JPH0556591A JP21332291A JP21332291A JPH0556591A JP H0556591 A JPH0556591 A JP H0556591A JP 21332291 A JP21332291 A JP 21332291A JP 21332291 A JP21332291 A JP 21332291A JP H0556591 A JPH0556591 A JP H0556591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
yoke
stator
bobbin
bobbins
Prior art date
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Pending
Application number
JP21332291A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaaki Mabuchi
定明 馬渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP21332291A priority Critical patent/JPH0556591A/ja
Publication of JPH0556591A publication Critical patent/JPH0556591A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気特性を向上しながら、ティースの位置決
めを確実に行う。 【構成】 ステータコア11は、円環状のヨーク12
と、このヨーク12とは別体に形成された多数のティー
ス13とから構成される。そして、複数のティース嵌合
孔18a,19aを有するボビン18,19にコイル1
6,17を巻装した後、ボビン18,19の各ティース
嵌合孔にそれぞれティース13を挿通する。この後、各
ティース13の係止突部15をヨーク12内周の係止溝
14に圧入して固定すれば、ステータ23が完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルを互いに離間し
た複数のティースに跨がるように装着した電動機のステ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動機のステータにおいて
は、ティースの内周面が連結した全閉スロットを有した
ものが供されている。このような全閉スロットによれ
ば、スロット開口の影響による電圧或はトルクの脈動を
抑制することができる。
【0003】ところで、全閉スロットの場合、上述のよ
うにトルク変動を抑制することができるものの、ティー
スの内周側が磁気的に連結しているので、磁気漏れを生
じて磁気特性が開放スロットに比べて劣ってしまう。
【0004】そこで、連結しているティース間を分断す
ることにより、各ティースを磁気的に孤立化して磁気特
性を向上することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、ティースを分断した場合には、ティース
同士を連結する手段が失われてしまうので、ティースの
位置決めができなくなってしまう欠点がある。
【0006】本発明はこの様な事情を考慮してなされた
もので、従ってその目的は、磁気特性向上のためにティ
ース同士を離間させながら、ティースの位置決めを簡単
に行なうことができる電動機のステータを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電動機のステー
タは、コイルを少なくとも内周側が互いに離間した複数
のティースに跨がるように装着したものであって、前記
複数のティースと嵌合される複数のティース嵌合孔を有
するボビンを備え、前記ボビンに前記コイルを巻装する
と共に、前記ボビンの各ティース嵌合孔と前記各ティー
スとを嵌合させることにより上記ティースを上記ボビン
を介して離間状態で位置決めしたものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、ティースはボビンを介して
離間状態で位置決めされているので、ティース同士を磁
気的に分断することができる。従って、ティース間の磁
気漏れを防止することができるので、磁気特性が向上す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。ステータコア11は、円環状のヨーク12(図
5参照)と、このヨーク12とは別体に形成された例え
ば8個のT字形のティース13(図4参照)とを組み合
わせて構成されている。上記ヨーク12とティース13
との固定は、ヨーク12の内周面に係止溝14を等間隔
に形成し、これら各係止溝14に、各ティース13の外
端に形成された係止突部15を圧入固定するものであ
る。
【0010】一方、図1に示すように、コイル16,1
7はそれぞれボビン18,19に巻装され、ヨーク12
の内周面に沿って2層に配列されている。この場合、外
周側のコイル16は主巻線となり、内周側のコイル17
は補助巻線となる。また、外周側のボビン18と内周側
のボビン19は、周方向の長さ寸法が異なること以外は
形状がほぼ同じであり、図2及び図3に示すように、各
ボビン18(19)は例えば2個のティース13と嵌合
される2つの筒部18b(19b)を有し、各筒部18
b(19b)内をティース嵌合孔18a(19a)とし
ている。これら2つの筒部18b(19b)は、2枚の
鍔部18c,18d(19c,19d)によって一体化
され、2つの筒部18b(19b)に跨がってコイル1
6(17)が巻装されるようになっている。
【0011】この場合、各ボビン18,19は、例えば
プラスチックの一体成形により形成され、ある程度の柔
軟性・可撓性を備えている。そして、各鍔部18c,1
8d,19c,19dは、ステータコア11の軸心を中
心とする円弧面となるように形成され、最外周の鍔部1
8cとヨーク12の内面が密着し、内外に隣接する鍔部
18d,19cどうしが密着するようになっている。更
に、図1に示すように、外周側の2個のボビン18の鍔
部18aに端子20a,20bが設けられ、この端子2
0a,20bを利用してコイル16が外部のリード線2
2a(図6参照)と接続される。同様に、内周側の2個
のボビン19の鍔部19dにも端子21a,21bが設
けられ、この端子21a,21bを利用してコイル17
が外部のリード線22b(図6参照)と接続される。こ
の場合、外周側の4個のコイル16は1本のマグネット
ワイヤで連続して巻回され、その両端が端子20a,2
0bに接続されている。同様に、内周側の4個のコイル
17も1本のマグネットワイヤで連続して巻回され、そ
の両端が端子21a,21bに接続されている。
【0012】次に、各ボビン18,19の固定方法を説
明する。予め、各ボビン18,19にコイル16,17
を巻装した上で、図4に示すように、内周側のボビン1
9を外周側の2つのボビン18に跨がるように宛がっ
て、ティース嵌合孔18a,19aを合致させた状態に
する。この状態で、ティース嵌合孔18a,19aに内
周側からティース13を挿通して、ティース13の係止
突部15をティース嵌合孔18aから突出させた状態に
する。この様な作業を全てのボビン18,19について
行い、ボビン18,19を円環状に配列した状態に組み
立てる。この場合、各ボビン18,19についてそれぞ
れティース13が2個ずつ挿通されることになる。
【0013】この様にして、全てのボビン18,19を
ティース13で仮組立てした後、その組立体をヨーク1
2内に嵌め込んで、各ティース13の係止突部15をヨ
ーク12の係止溝14に圧入すれば、各ティース13が
ヨーク12の内周に固定されると共に、各ボビン18,
19がティース12を介してヨーク12の内周に固定さ
れた状態となり、ステータ23が完成する。
【0014】斯かるステータ23は、例えば図6に示す
誘導電動機24のフレーム25内に嵌着される。このス
テータ23の内周側には、ロータ26が軸受27を介し
て回転可能に配設される。
【0015】上記構成によれば、ティース13同士はボ
ビン18,19により離間状態で位置決めされているの
で、その内周面は離間している。従って、ティースの内
周面が連結した全閉スロットを有する従来例に比べて、
ティース13間の磁気漏れを防止して磁気特性を向上す
ることができる。
【0016】また、上記実施例の場合、コイル16,1
7はボビン18,19に巻装されているので、コイル1
6,17をティース13に装着する際に、コイル16,
17とティース13のエッジが擦れ合うようなことはな
く、コイル16,17の絶縁被膜の傷付きを防止でき
て、絶縁品質を従来よりも格段に向上できる。しかも、
コイル16,17の装着作業を、コイル16,17の傷
付きを心配すること無く、能率良く行うことができて、
組立能率を向上できる。
【0017】更に、隣接する2つのコイル16,17
(主巻線と補助巻線)は、必ずボビン18,19の鍔部
18d,19cで隔絶されるので、両コイル16,17
が接触することはなく、両コイル16,17間の短絡事
故も確実に防止できる。
【0018】しかも、上記実施例では、ボビン18,1
9の鍔部18c,19dに端子20a,20bを設けた
ので、この端子20a,20bを利用してコイル16,
17の端末とリード線22a,22bとの接続を極めて
容易に行うことができる。
【0019】また、図9に示した従来構造のものとは異
なり、外周側のコイル16(主巻線)の間及び内周側の
コイル17(補助巻線)の間にティース13が介在され
ないので、コイル16,17をヨーク12の内周全体に
ほとんど隙間無く装着することができて、ステータ23
の特性を向上できる。但し、本発明は、外周側のコイル
16の間や内周側のコイル17の間にティースが介在す
る構成としても良く、この場合でも所期の目的は十分に
達成できる。
【0020】尚、上記実施例では、ティース13をヨー
ク12に連結するようにしたが、ヨーク12を省略する
ようにしてもよい。
【0021】その他、本発明は、ボビンを3個以上のテ
ィースに跨がって嵌着する構成としても良い等、種々の
変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電動機のステータは、複数のティースと嵌合される複
数のティース嵌合孔を有するボビンを備え、このボビン
にコイルを巻装すると共に、ボビンの各ティース嵌合孔
と各ティースとを嵌合させることにより上記ティースを
上記ボビンを介して離間状態で位置決めしたので、磁気
特性向上のためにティースを離間させながら、ティース
の位置決めを簡単に行うことができるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すステータの平面図
【図2】ボビンの斜視図
【図3】ボビンの平面図(a)と正面図(b)
【図4】ステータの組立手順を説明する平面図
【図5】ヨークの平面図
【図6】電動機の縦断面図
【符号の説明】
11はステータコア、12はヨーク、13はティース、
14は係止溝、15は係止突部、16及び17はコイ
ル、18及び19はボビン、18a及び19aはティー
ス嵌合孔、18c,18d,19c及び19dは鍔部、
20a及び20bは端子、23はステータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを互いに離間した複数のティース
    に跨がるように装着したものであって、前記複数のティ
    ースと嵌合される複数のティース嵌合孔を有するボビン
    を備え、前記ボビンに前記コイルを巻装すると共に、前
    記ボビンの各ティース嵌合孔と前記各ティースとを嵌合
    させることにより上記ティースを上記ボビンを介して離
    間状態で位置決めしたことを特徴とする電動機のステー
    タ。
JP21332291A 1991-08-26 1991-08-26 電動機のステータ Pending JPH0556591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21332291A JPH0556591A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 電動機のステータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP21332291A JPH0556591A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 電動機のステータ

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Publication Number Publication Date
JPH0556591A true JPH0556591A (ja) 1993-03-05

Family

ID=16637235

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JP21332291A Pending JPH0556591A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 電動機のステータ

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JP (1) JPH0556591A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016063672A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 株式会社明電舎 固定子の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016063672A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 株式会社明電舎 固定子の製造方法

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