JPH055653A - 受光素子 - Google Patents

受光素子

Info

Publication number
JPH055653A
JPH055653A JP3158065A JP15806591A JPH055653A JP H055653 A JPH055653 A JP H055653A JP 3158065 A JP3158065 A JP 3158065A JP 15806591 A JP15806591 A JP 15806591A JP H055653 A JPH055653 A JP H055653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
base
transistor
npn
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3158065A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Masuda
佳史 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3158065A priority Critical patent/JPH055653A/ja
Publication of JPH055653A publication Critical patent/JPH055653A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒステリシス回路を有する受光素子のヒステ
リシス特性の測定を容易ならしめる。 【構成】 端子Aによりヒステリシス回路に流れる定電
流I0 の測定を行なう。光入力がない状態で、端子Bに
1/2I0 の電流を注入すれば、NPNトランジスタQ
13およびQ14に流れる電流比が1:2となり、コン
パレータ8の出力が反転する。同様に、光入力がない状
態で端子Bから1/4I0 の電流を注入すれば、NPN
トランジスタQ15およびQ16に流れる電流の比が
2:3となり、コンパレータ8出力の反転が生じる。こ
のようにして、端子Bから所定の電流を供給し、反転の
有無によりテストすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光素子特にヒステリ
シス特性を有する製品のテスト時に、そのヒステリシス
特性の測定を容易にするものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のモノリシック化されたヒス
テリシス特性を有する受光素子の一例の回路図である。
【0003】同図に示される受光素子は、フォトダイオ
ード1、この出力を増幅するアンプ3、その出力をフォ
トダイオード1にフィードバックするフィードバック抵
抗6、アンプ3の出力をベースに供給されるPNPトラ
ンジスタQ31、ダミーフォトダイオード2、この出力
を増幅するアンプ5、その出力をダミーフォトダイオー
ド2にフィードバックするフィードバック抵抗7、アン
プ5の出力をベースに供給されるPNPトランジスタQ
32、PNPトランジスタQ31およびQ32のエミッ
タに接続される定電流源4、PNPトランジスタQ31
のコレクタに一方の端子を接続されPNPトランジスタ
Q32のコレクタに他方の端子を接続されているコンパ
レータ8、PNPトランジスタQ31のコレクタにそれ
ぞれのコレクタを接続されているNPNトランジスタQ
33およびQ35、PNPトランジスタQ32のコレク
タにそれぞれのコレクタを接続されているNPNトラン
ジスタQ34およびQ36等により構成され、NPNト
ランジスタQ33およびQ34のベースはPNPトラン
ジスタQ31のコレクタに接続され、NPNトランジス
タQ35およびQ36のベースはPNPトランジスタQ
32のコレクタに接続され、NPNトランジスタQ3
3,Q34,Q35,Q36のエミッタはそれぞれ接地
されている。定電流源4はトランジスタ群により構成さ
れ、前記のPNPトランジスタQ31およびQ32に定
電流I0 を供給する。そして、NPNトランジスタQ3
3とQ34のベース・エミッタ接合面積比は1:2であ
り、NPNトランジスタQ35とQ36のベース・エミ
ッタ接合面積比は2:3である。この比率は図の中に表
示してある。このアンプ3および5とコンパレータ8と
の間の回路はヒステリシス回路となる。
【0004】これらの部品は1枚の基板上に形成されて
いる。フォトダイオード1に光が入射すると、光電流が
発生する。光電流はフィードバック抵抗6によって電流
−電圧変換され、アンプ3により増幅され、PNPトラ
ンジスタQ31のベースの電位が上昇する。
【0005】ダミーフォトダイオード2、アンプ5、フ
ィードバック抵抗7は、前記フォトダイオード1、アン
プ3、フィードバック抵抗6と同一の回路及び値によっ
て構成されている。このため、光のない状態では、PN
PトランジスタQ31とQ32のベース電位は同一とな
り、PNPトランジスタQ31とQ32を流れる電流は
等しい。
【0006】光が入射し、PNPトランジスタQ31の
ベース電位の上昇により、PNPトランジスタQ31と
Q32のコレクタ電流I1 とI2の関係が、I1 <I2
となる。このとき、I1 はNPNトランジスタQ33
に、I2 はNPNトランジスタQ34に流れている。
【0007】さらに光が増加し、PNPトランジスタQ
31のベースの電位が上昇し、I1 とI2 の比がNPN
トランジスタQ33とQ34のベース・エミッタ接合面
積比の1:2を越えたときにコンパレータ8の出力が反
転する。同時に、NPNトランジスタQ33とQ34に
流れていた電流I1 およびI2 は、それぞれNPNトラ
ンジスタQ35およびQ36に流れ出す。
【0008】逆に光入力が有から無になった場合には、
光入力の減少により、PNPトランジスタQ31のベー
ス電位が下降し、I1 とI2 の比がNPNトランジスタ
Q35とQ36のベース・エミッタ接合面積比2:3を
越えた時点で、コンパレータ8の出力が反転する。
【0009】ヒステリシス回路は上記に示す動作を行な
うことによって、光入力が無から有になった場合と、有
から無になった場合とで、コンパレータ8の反転ポイン
トの入力電圧に差を設け、ヒステリシス特性を保持して
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のヒステリシス特
性は、NPNトランジスタQ33〜Q36のベース・エ
ミッタ接合面積の比によって決まるが、モノリシック集
積回路の製造過程において、しばしば、該面積比が予定
通りでないものが発生する。この不良品を除去するため
に、ヒステリシス特性のテストを実施しようとする場
合、入力光の強度を徐々に変化させて測定しなければな
らず、テストのために多大な時間が必要であり、テスト
の実施は容易でなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明における受光素子
は、1枚の基板の表面に、フォトダイオードと、コンパ
レータと、これらを接続するヒステリシス回路と、ヒス
テリシス回路に所定の試験電流を与える端子とを設け
た。
【0012】
【作用】本発明は以上の構成であるから、ヒステリシス
特性をテストするとき、光入力によらず電気的信号によ
ってテストすることが可能となる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。
【0014】図1の回路は図3の従来例と異なるところ
は、ヒステリシス特性テスト回路10が付加されている
ことである。このヒステリシス特性テスト回路10は、
端子AおよびBを有し、端子Aは定電流源4の延長され
た部分のトランジスタのコレクタと接地との間に接続さ
れ、端子Bはコンパレータ8の一方の端子に接続されて
いる。
【0015】ヒステリシス回路を構成するトランジスタ
Q11〜Q16の符号は、図3の各トランジスタの符号
から20を減じたものであり、配列は図3と同一であ
る。各トランジスタの極性およびベース・エミッタ接合
面積比も図3と同一である。
【0016】ヒステリシス特性をテストするときには、
まず端子Aによりヒステリシス回路10に流れる定電流
0 の測定を行なう。求めた定電流I0 より計算によっ
て求めた所定の電流を端子Bより注入することによっ
て、ヒステリシス回路10の動作を確認することができ
る。
【0017】光入力がない状態では、PNPトランジス
タQ11に流れる電流I1 およびPNPトランジスタQ
12に流れる電流I2 はそれぞれ1/2I0 ,1・2I
0 である。今端子Bより1/2I0 の電流を注入すれ
ば、NPNトランジスタQ13およびQ14に流れる電
流比が、1/2I0 :(1/2I0 +1/2I0 )すな
わち1:2となり、コンパレータ8出力の反転が生じ
る。同様に光入力がない状態で、端子Bより1/4I0
の電流を注入すれば、NPNトランジスタQ15および
Q16に流れる電流が、1/2I0 :(1/2I0 +1
/4I0 )すなわち2:3となり、コンパレータ8出力
の反転が生じる。
【0018】このようにヒステリシス特性テスト回路を
付加することによって、ヒステリシス特性のテストが電
気的信号によって可能となる。
【0019】図2は他の実施例であって、図1の回路と
異なるところは、ヒステリシス特性テスト回路11の構
成である。なお、ヒステリシス回路を構成するトランジ
スタQ21〜Q26の符号は、図1の各トランジスタの
符号に10を加えたものであり、配列は図1と同一であ
る。、また、トランジスタの極性およびベース・エミッ
タ接合面積比も同一である。フォトダイオード,ダミー
フォトダイオード,アンプ等は省略してある。
【0020】このヒステリシス特性テスト回路11は、
端子CおよびDを有し、それぞれは定電流源4から延長
された2つの定電流回路12および13に接続されてい
る。
【0021】定電流回路12はNPNトランジスタQ2
9のエミッタにより接地されている。NPNトランジス
タQ29のベースはNPNトランジスタQ27のベース
に接続され、このベースはNPNトランジスタQ29の
コレクタに接続されている。NPNトランジスタQ27
のエミッタは接地され、コレクタはNPNトランジスタ
Q23のコレクタに接続されている。NPNトランジス
タQ29とQ27のベース・エミッタ接合面積比は4:
1である。
【0022】定電流回路13はNPNトランジスタQ3
0のエミッタにより接地されている。NPNトランジス
タQ30のベースはNPNトランジスタQ28のベース
に接続されて、このベースはNPNトランジスタQ30
のコレクタに接続されている。NPNトランジスタQ2
8のエミッタは接地され、コレクタはNPNトランジス
タQ23のコレクタに接続されている。NPNトランジ
スタQ30とQ28のベース・エミッタ接合面積比は
6:1である。
【0023】光入力がない状態で、端子Cの電位を接地
電位にすれば、PNPトランジスタQ21を流れる電流
1 のうち、1/4I0 の電流がNPNトランジスタQ
27へ流込む。したがって、NPNトランジスタQ23
およびQ24に流れる電流の比は、(1/2I0 −1/
4I0 ):1/2I0 すなわち1:2となり、コンパレ
ータ8の出力の反転が生じる。
【0024】同様に、端子Dの電位を接地電位にすれ
ば、NPNトランジスタQ28に1/6I0 の電流が流
込むため、NPNトランジスタQ25およびQ26に流
れる電流の比は、(1/2I0 −1/6I0):1/2I
0 すなわち2:3となり、コンパレータ8の出力の反転
が生じる。
【0025】このように端子CまたはDを接地電位にす
ることにより、ヒステリシス特性のテストが可能とな
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ヒステリシス特性を有
する受光素子のヒステリシス特性のテストが、電気的信
号によって可能となるため、テストを容易に実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の回路図である。
【図3】従来の一例の回路図である。
【符号の説明】
1 フォトダイオード 2 ダミーフォトダイオード 3,5 アンプ 4 定電流源 8 コンパレータ 10,11 ヒステリシス特性テスト回路 A,B,C,D 端子 Q11,Q12 PNPトランジスタ Q13〜Q16 NPNトランジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1枚の基板の表面に形成された、フォト
    ダイオードと、コンパレータと、これらを接続するヒス
    テリシス回路と、ヒステリシス回路に所定の試験電流を
    与える端子とを有する受光素子。
JP3158065A 1991-06-28 1991-06-28 受光素子 Withdrawn JPH055653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3158065A JPH055653A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 受光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3158065A JPH055653A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 受光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055653A true JPH055653A (ja) 1993-01-14

Family

ID=15663535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3158065A Withdrawn JPH055653A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 受光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055653A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003026128A3 (en) * 2001-09-15 2003-12-18 Koninkl Philips Electronics Nv Hysteresis comparator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003026128A3 (en) * 2001-09-15 2003-12-18 Koninkl Philips Electronics Nv Hysteresis comparator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3932768A (en) Limiting amplifier
US4059808A (en) Differential amplifier
US4264873A (en) Differential amplification circuit
KR100304773B1 (ko) 윈도우비교기
KR900008520B1 (ko) Btl증폭회로
JPH098569A (ja) 差動増幅回路
US4013973A (en) Amplifier arrangement
KR960014114B1 (ko) 전류미러회로를 갖춘 증폭회로
JPH0770935B2 (ja) 差動電流増幅回路
JPH055653A (ja) 受光素子
EP0420128B1 (en) Detection circuit for amplitude modulated signals
US4030044A (en) Monolithic amplifier having a balanced, double-to-single ended converter
US3611171A (en) Integrated circuit video amplifier
US4929910A (en) Low current amplifier with controlled hysteresis
JPH09105763A (ja) コンパレータ回路
JP3317256B2 (ja) コンパレータ回路
US4904860A (en) Optical signal detection circuit with constant current sources
JP2621994B2 (ja) 電圧制御可変利得増幅器
JP2607166Y2 (ja) 電流/電圧変換回路
JP2682460B2 (ja) 演算増幅器
JP3470835B2 (ja) 演算増幅器
US4047118A (en) Transistor amplifier circuit
JPH0445297Y2 (ja)
JP2926591B2 (ja) 差動トランジスタ回路
KR930001882Y1 (ko) 입력 바이어스 전류 제거회로

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903