JPH0555921A - 分圧回路 - Google Patents
分圧回路Info
- Publication number
- JPH0555921A JPH0555921A JP3212197A JP21219791A JPH0555921A JP H0555921 A JPH0555921 A JP H0555921A JP 3212197 A JP3212197 A JP 3212197A JP 21219791 A JP21219791 A JP 21219791A JP H0555921 A JPH0555921 A JP H0555921A
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- voltage
- output terminal
- resistors
- voltage division
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Abstract
(57)【要約】
【目的】D/Aコンバータ、A/Dコンバータ、電子ボ
リューム等に使用される分圧回路に関し、高速化と、消
費電力の低減化とを同時に図る。 【構成】ノード16〜20と接地との間に、それぞれ、
容量21〜25を接続し、分圧電圧出力端子14に得ら
れる分圧電圧を上昇又は下降させる場合に、容量21〜
25の充放電を利用する。
リューム等に使用される分圧回路に関し、高速化と、消
費電力の低減化とを同時に図る。 【構成】ノード16〜20と接地との間に、それぞれ、
容量21〜25を接続し、分圧電圧出力端子14に得ら
れる分圧電圧を上昇又は下降させる場合に、容量21〜
25の充放電を利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、D/Aコンバータ、A
/Dコンバータ、電子ボリューム等に使用される分圧回
路に関する。
/Dコンバータ、電子ボリューム等に使用される分圧回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分圧回路として、図6に
示すようなものが提案されている。図中、1は基準電圧
VR1が入力される基準電圧入力端子、2は基準電圧V
R1よりも低電圧の基準電圧VR2が入力される基準電
圧入力端子、3〜8は分圧抵抗、9〜13は接続スイッ
チをなすnMOS、14は分圧電圧が出力される分圧電
圧出力端子、15は負荷容量である。なお、VB1〜V
B5は、それぞれ、ノード16〜20に得られる分圧電
圧、S1〜S5はnMOS9〜13のオン、オフを制御
する制御信号である。
示すようなものが提案されている。図中、1は基準電圧
VR1が入力される基準電圧入力端子、2は基準電圧V
R1よりも低電圧の基準電圧VR2が入力される基準電
圧入力端子、3〜8は分圧抵抗、9〜13は接続スイッ
チをなすnMOS、14は分圧電圧が出力される分圧電
圧出力端子、15は負荷容量である。なお、VB1〜V
B5は、それぞれ、ノード16〜20に得られる分圧電
圧、S1〜S5はnMOS9〜13のオン、オフを制御
する制御信号である。
【0003】かかる分圧回路においては、nMOS9〜
13のうち、いずれかをオンとすることによって所定の
分圧電圧VB1、VB2、VB3、VB4又はVB5を
得ることができる。
13のうち、いずれかをオンとすることによって所定の
分圧電圧VB1、VB2、VB3、VB4又はVB5を
得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】分圧回路においては、
分圧電圧出力端子に得られる分圧電圧を変化させる場合
の高速化が要求されているが、図6に示す従来の分圧回
路の構成において、高速化を図ろうとする場合には、分
圧抵抗3〜8の抵抗値を下げざるを得ず、このようにす
る場合には、分圧抵抗3〜8を流れる電流が大きくな
り、消費電力が大きくなってしまうという問題点があっ
た。
分圧電圧出力端子に得られる分圧電圧を変化させる場合
の高速化が要求されているが、図6に示す従来の分圧回
路の構成において、高速化を図ろうとする場合には、分
圧抵抗3〜8の抵抗値を下げざるを得ず、このようにす
る場合には、分圧抵抗3〜8を流れる電流が大きくな
り、消費電力が大きくなってしまうという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、かかる点に鑑み、高速化と、消
費電力の低減化とを同時に図ることができるようにした
分圧回路を提供することを目的とする。
費電力の低減化とを同時に図ることができるようにした
分圧回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、本発明による分圧回路は、複数の分圧抵抗3
〜8を直列接続し、その一端及び他端に、それぞれ、基
準電圧VR1及びこの基準電圧VR1よりも低電圧の基
準電圧VR2を印加し、分圧抵抗3〜8を接続するノー
ド16〜20に、それぞれ、分圧電圧VB1〜VB5を
得るようにされた分圧回路において、ノード16〜20
の少なくとも1箇所に容量23を接続して構成するとい
うものである。
図であり、本発明による分圧回路は、複数の分圧抵抗3
〜8を直列接続し、その一端及び他端に、それぞれ、基
準電圧VR1及びこの基準電圧VR1よりも低電圧の基
準電圧VR2を印加し、分圧抵抗3〜8を接続するノー
ド16〜20に、それぞれ、分圧電圧VB1〜VB5を
得るようにされた分圧回路において、ノード16〜20
の少なくとも1箇所に容量23を接続して構成するとい
うものである。
【0007】
【作用】本発明においては、分圧電圧出力端子(図示せ
ず)に得られる分圧電圧を上昇又は下降させる場合、容
量23の充放電を利用することができるので、分圧抵抗
3〜8の抵抗値を下げることなく、その高速化を図るこ
とができる。
ず)に得られる分圧電圧を上昇又は下降させる場合、容
量23の充放電を利用することができるので、分圧抵抗
3〜8の抵抗値を下げることなく、その高速化を図るこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図2〜図5を参照して、本発明の第1
実施例及び第2実施例について説明する。なお、図2、
図5において、図6に対応する部分には同一符号を付
し、その重複説明は省略する。
実施例及び第2実施例について説明する。なお、図2、
図5において、図6に対応する部分には同一符号を付
し、その重複説明は省略する。
【0009】第1実施例・・図2〜図4 図2は、本発明の第1実施例を示す回路図であり、この
第1実施例の分圧回路は、ノード16〜20と接地との
間に、それぞれ、容量21〜25を接続し、その他につ
いては、図6に示す従来の分圧回路と同様に構成したも
のである。
第1実施例の分圧回路は、ノード16〜20と接地との
間に、それぞれ、容量21〜25を接続し、その他につ
いては、図6に示す従来の分圧回路と同様に構成したも
のである。
【0010】この第1実施例においては、例えば、分圧
電圧出力端子14に得られる分圧電圧をVB3からVB
2に上昇させる場合、基準電圧入力端子1、分圧抵抗
3、4、nMOS10及び分圧電圧出力端子14を介し
て負荷容量15に電流が流れ込み、負荷容量15に対す
る充電が行われるが、更に、容量21〜25が負荷容量
15の充電に寄与する。
電圧出力端子14に得られる分圧電圧をVB3からVB
2に上昇させる場合、基準電圧入力端子1、分圧抵抗
3、4、nMOS10及び分圧電圧出力端子14を介し
て負荷容量15に電流が流れ込み、負荷容量15に対す
る充電が行われるが、更に、容量21〜25が負荷容量
15の充電に寄与する。
【0011】この結果、分圧電圧出力端子14に得られ
る分圧電圧をVB3からVB2に上昇させる場合の速度
は、図3に示すように、従来の分圧回路に比較して、早
くなる。
る分圧電圧をVB3からVB2に上昇させる場合の速度
は、図3に示すように、従来の分圧回路に比較して、早
くなる。
【0012】また、例えば、分圧電圧出力端子14に得
られる分圧電圧をVB2からVB3に下降させる場合、
負荷容量15から分圧電圧出力端子14、抵抗6、7、
8、基準電圧入力端子2を介して電源に電流が流れ込
み、負荷容量15の放電が行われるが、更に、容量21
〜25が負荷容量15の放電に寄与する。
られる分圧電圧をVB2からVB3に下降させる場合、
負荷容量15から分圧電圧出力端子14、抵抗6、7、
8、基準電圧入力端子2を介して電源に電流が流れ込
み、負荷容量15の放電が行われるが、更に、容量21
〜25が負荷容量15の放電に寄与する。
【0013】この結果、分圧電圧出力端子14に得られ
る分圧電圧をVB2からVB3に下降させる場合の速度
は、図4に示すように、従来の分圧回路に比較して、早
くなる。
る分圧電圧をVB2からVB3に下降させる場合の速度
は、図4に示すように、従来の分圧回路に比較して、早
くなる。
【0014】このように、この第1実施例によれば、分
圧電圧出力端子14に得られる分圧電圧を上昇又は下降
させる場合、容量21〜25の充放電を利用することが
できるので、分圧抵抗3〜8の抵抗値を下げることな
く、その高速化を図ることができる。即ち、高速化と、
消費電力の低減化とを同時に図ることができる。
圧電圧出力端子14に得られる分圧電圧を上昇又は下降
させる場合、容量21〜25の充放電を利用することが
できるので、分圧抵抗3〜8の抵抗値を下げることな
く、その高速化を図ることができる。即ち、高速化と、
消費電力の低減化とを同時に図ることができる。
【0015】第2実施例・・図5 図5は、本発明の第2実施例を示す回路図であり、この
第2実施例の分圧回路は、ノード18と接地との間に容
量23を接続し、その他については、図6に示す従来の
分圧回路と同様に構成したものである。
第2実施例の分圧回路は、ノード18と接地との間に容
量23を接続し、その他については、図6に示す従来の
分圧回路と同様に構成したものである。
【0016】この第2実施例においては、例えば、分圧
電圧出力端子14に得られる分圧電圧をVB3からVB
2に上昇させる場合、基準電圧入力端子1、分圧抵抗
3、4、nMOS10及び分圧電圧出力端子14を介し
て負荷容量15に電流が流れ込み、負荷容量15に対す
る充電が行われるが、更に、容量23が負荷容量15の
充電に寄与する。
電圧出力端子14に得られる分圧電圧をVB3からVB
2に上昇させる場合、基準電圧入力端子1、分圧抵抗
3、4、nMOS10及び分圧電圧出力端子14を介し
て負荷容量15に電流が流れ込み、負荷容量15に対す
る充電が行われるが、更に、容量23が負荷容量15の
充電に寄与する。
【0017】また、例えば、分圧電圧出力端子14に得
られる分圧電圧をVB2からVB3に下降させる場合、
負荷容量15から分圧電圧出力端子14、抵抗6、7、
8を介して基準電圧入力端子2に電流が流れ、負荷容量
15の放電が行われるが、更に、容量23が負荷容量1
5の放電に寄与する。
られる分圧電圧をVB2からVB3に下降させる場合、
負荷容量15から分圧電圧出力端子14、抵抗6、7、
8を介して基準電圧入力端子2に電流が流れ、負荷容量
15の放電が行われるが、更に、容量23が負荷容量1
5の放電に寄与する。
【0018】このように、この第2実施例によれば、分
圧電圧出力端子14に得られる分圧電圧を上昇又は下降
させる場合、容量23の充放電を利用することができる
ので、第1実施例ほどではないが、分圧抵抗3〜8の抵
抗値を下げることなく、その高速化を図ることができ
る。即ち、高速化と、消費電力の低減化とを同時に図る
ことができる。
圧電圧出力端子14に得られる分圧電圧を上昇又は下降
させる場合、容量23の充放電を利用することができる
ので、第1実施例ほどではないが、分圧抵抗3〜8の抵
抗値を下げることなく、その高速化を図ることができ
る。即ち、高速化と、消費電力の低減化とを同時に図る
ことができる。
【0019】なお、第1実施例及び第2実施例におい
て、分圧抵抗3〜8は、拡散抵抗等、本来的な抵抗のほ
か、nMOSや、pMOS等のトランジスタで構成する
こともできる。
て、分圧抵抗3〜8は、拡散抵抗等、本来的な抵抗のほ
か、nMOSや、pMOS等のトランジスタで構成する
こともできる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、分圧電圧出力端子に得
られる分圧電圧を上昇又は下降させる場合、複数の分圧
抵抗を接続するノードの少なくとも1箇所に接続された
容量の充放電を利用する構成としたことにより、分圧抵
抗の抵抗値を下げることなく、その高速化を図ることが
できるので、高速化と、消費電力の低減化とを同時に図
ることができる。
られる分圧電圧を上昇又は下降させる場合、複数の分圧
抵抗を接続するノードの少なくとも1箇所に接続された
容量の充放電を利用する構成としたことにより、分圧抵
抗の抵抗値を下げることなく、その高速化を図ることが
できるので、高速化と、消費電力の低減化とを同時に図
ることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図4】本発明の第1実施例の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図5】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図6】従来の分圧回路の一例を示す回路図である。
3〜8 分圧抵抗 23 容量 VR1、VR2 基準電圧 VB1〜VB5 分圧電圧
Claims (2)
- 【請求項1】複数の分圧抵抗(3〜8)を直列接続し、
その一端及び他端に、それぞれ、第1の基準電圧(VR
1)及び該第1の基準電圧(VR1)よりも低電圧の第
2の基準電圧(VR2)を印加し、前記複数の分圧抵抗
(3〜8)を接続するノード(16〜20)に、それぞ
れ、分圧電圧(VB1〜VB5)を得るようにされた分
圧回路であって、 前記ノード(16〜20)の少なくとも1箇所に容量
(23)が接続されていることを特徴とする分圧回路。 - 【請求項2】前記抵抗(3〜8)の全部又は一部は、ト
ランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1
記載の分圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212197A JPH0555921A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 分圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3212197A JPH0555921A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 分圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555921A true JPH0555921A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16618531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3212197A Withdrawn JPH0555921A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 分圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555921A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105353818A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-02-24 | 苏州云芯微电子科技有限公司 | 一种改进型参考电压分压电路 |
CN106059590A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-10-26 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 数模转换电路以及数据源电路芯片 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3212197A patent/JPH0555921A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105353818A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-02-24 | 苏州云芯微电子科技有限公司 | 一种改进型参考电压分压电路 |
CN106059590A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-10-26 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 数模转换电路以及数据源电路芯片 |
US10374624B2 (en) | 2016-05-26 | 2019-08-06 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd | Digital to analog conversion circuit and data source circuit chip |
CN106059590B (zh) * | 2016-05-26 | 2020-06-05 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 数模转换电路以及数据源电路芯片 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |