JPH0555740A - 電子部品半田付け方法および装置 - Google Patents

電子部品半田付け方法および装置

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JPH0555740A
JPH0555740A JP3165506A JP16550691A JPH0555740A JP H0555740 A JPH0555740 A JP H0555740A JP 3165506 A JP3165506 A JP 3165506A JP 16550691 A JP16550691 A JP 16550691A JP H0555740 A JPH0555740 A JP H0555740A
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JP
Japan
Prior art keywords
laser light
temperature
laser
output power
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3165506A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhisa Watanabe
展久 渡辺
Shigeki Imafuku
茂樹 今福
Akira Mori
晃 毛利
Hitoshi Nakamura
仁 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0555740A publication Critical patent/JPH0555740A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は周囲の部品の状態や基板の材質など
による温度変化のばらつきがなく、安定した温度変化を
与えることのできる電子部品半田付け装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 出力パワーを制御することのできるレーザ光
源部2と、レーザ光を所定の情報にしたがって走査する
ことのできる光走査部3と、レーザ光の照射部位の温度
を検出することのできる温度検出器4と、この温度検出
器4の情報を用いてレーザ光源部2の出力パワーを制御
する制御装置1を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電子部品を搭載したプリント基板
の半田付け方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半田付け装置では、例えば特開平
2−142673号に記載されたものがある。この従来
例では、あらかじめ電子部品の実装されたプリント基板
に対して一括して半田付けを行う。このとき、与えられ
るレーザ光による出力パワーは、あらかじめ定められた
条件でのみ規定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の半田
付け装置では、複数のレーザ素子を用いて光源を構成す
るために設備が大きくなるという問題があった。さらに
レーザ光の出力パワーはあらかじめ定められた条件での
み規定されているため、周囲の部品の状態や基板の材質
などによる温度変化のばらつきを反映させることが難し
く、最適な条件での半田付けが行えるとは限らなかっ
た。さらに、レーザ光を走査して半田付けを行う手段に
よって温度変化を実現するには、半田のないところも走
査しながらパワーを与えるようにするため、基板上で半
田のない部分に対してよけいなパワーがかかり、基板が
傷むという問題もあった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、周囲
の部品の状態や基板の材質などによる温度変化のばらつ
きがなく安定した温度変化を与えることのできる電子部
品の半田付け方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の手段は、所定の情報にしたがってレ
ーザ光の照射部位を、レーザ光走査部によってレーザ光
の照射位置を決め、レーザ光をレーザ光源部より照射し
て加熱せしめ、同時にレーザ照射部位からの反射光をレ
ーザ光より分離して温度検出器にて照射部位の温度を検
出し、前記温度検出器からの情報を見ながら半田付けを
行うのに必要な温度変化となるように、レーザ光源部か
ら出力されるレーザ光の出力パワーを制御装置にて制御
する方法とする。
【0006】また、第2の手段は、出力パワーを制御す
ることのできるレーザー光源部と、レーザー光を所定の
情報にしたがって走査することのできる走査手段と、レ
ーザ光の照射部位の温度を検出することのできる温度検
出器と、この温度検出器の情報を用いて前記レーザ光源
の出力パワーを制御する制御手段とを備えた構成とす
る。
【0007】
【作用】本発明は上記した第1手段および第2手段によ
り、レーザ光の照射部位の温度を検出することのできる
温度検出器の情報によって出力パワーを制御すること
で、周囲の部品の状態や基板の材質などによる温度変化
のばらつきがなく安定した温度変化を与えることができ
る。さらに、所定の情報にしたがってレーザ光を走査す
る手段を用いて、半田のある部分のみにレーザ光を照射
し、かつ、その部分に対して半田付けに最適な温度変化
条件を与えることができる。以上のことから、電子部品
の半田付けが常に最適な条件で行うことができ、信頼性
のある半田付けができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。
【0009】図に示すように、制御装置1によって出力
パワーを制御しながらレーザ光を照射するレーザ光源部
2と、前記制御装置1によって所定の情報にしたがって
レーザ光の照射部位を決定し、レーザ光の照射位置を決
めるレーザ光走査部3と、前記レーザ光源部2から出力
するレーザ光を前記レーザ光走査部3に送ると共に、レ
ーザ光走査部3からの反射光を分離して温度検出器4に
送るハーフミラー5とを備えている。
【0010】そして、前記温度検出器4の結果を見なが
ら前記レーザ光源部2の出力パワーを制御するように前
記制御装置1と電気的に接続されている。
【0011】上記構成において動作を説明すると、制御
装置1によって所定の情報にしたがってレーザ光の照射
部位を決定し、レーザ光走査部3によってレーザ光の照
射位置を決める。そこでレーザ光をレーザ光源部2より
照射して加熱を開始する。同時にレーザ照射部位からの
反射光をハーフミラー5にてレーザ光より分離し、温度
検出器4にて照射部位の温度を検出する。制御装置1で
は、温度検出器4からの情報を見ながら半田付けを行う
のに必要な温度変化となるように、レーザ光源部2から
出力されるレーザ光の出力パワーを制御する。こうする
ことにより、半田が溶けるのに必要なパワーを与える前
に十分な予備加熱を行い、かつ対象とする電子部品が半
田付けされる条件を周囲の影響などによらず安定した温
度変化を実現するパワーを与えることができる。
【0012】さらに制御装置1に与える情報によって
は、レーザ照射部位を一点にすることも、また照射しな
がら光走査部3によって走査することでレーザ照射によ
って半田付けしたい範囲全体に対して一様にパワーを与
えて温度変化を与える方法をも実現できる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、レーザ光の照射部位の温度を検出することの
できる温度検出器の情報によって出力パワーを制御する
ことで、周囲の部品の状態や基板の材質などによる温度
変化のばらつきがなく安定した温度変化を与えることが
できる。
【0014】さらに、所定の情報にしたがってレーザ光
を走査する手段を用いて、半田のある部分のみにレーザ
光を照射し、かつその部分に対して半田付けに最適な温
度変化条件を与えることができる。以上のことから、電
子部品の半田付けが常に最適な条件で行え、信頼性のあ
る半田付けができる電子部品半田付け方法および装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子部品半田付け装置のブ
ロック図
【図2】同電子部品実装機に搭載した装置のヘッド部斜
視図
【符号の説明】
1 制御装置 2 レーザ光源部 3 レーザ光走査部 4 温度検知器 5 ハーフミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報にしたがってレーザ光の照射
    部位および、レーザ光走査部によってレーザ光の照射位
    置を決め、レーザ光をレーザ光源部より照射して加熱せ
    しめ、同時にレーザ照射部位からの反射光をレーザ光よ
    り分離して温度検出器にて照射部位の温度を検出し、前
    記温度検出器からの情報を見ながら半田付けを行うのに
    必要な温度変化となるように、レーザ光源部から出力さ
    れるレーザ光の出力パワーを制御装置にて制御する電子
    部品半田付け方法。
  2. 【請求項2】 出力パワーを制御することのできるレー
    ザー光源部と、レーザー光を所定の情報にしたがって走
    査することのできる走査手段と、レーザ光の照射部位の
    温度を検出することのできる温度検出器と、この温度検
    出器の情報を用いて前記レーザ光源の出力パワーを制御
    する制御手段とを備えた電子部品半田付け装置。
JP3165506A 1991-07-05 1991-07-05 電子部品半田付け方法および装置 Pending JPH0555740A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0832226A (ja) * 1994-07-21 1996-02-02 Nec Gumma Ltd レーザーリフロー装置及び方法
JP2007190576A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Japan Unix Co Ltd レーザー式はんだ付け装置
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DE102007025463A1 (de) * 2007-09-09 2009-03-12 Atn Automatisierungstechnik Niemeier Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Synchronisation von Laser und Sensorik bei der Verwendung von Scannersystemen

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