JPH0555720B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0555720B2 JPH0555720B2 JP60224531A JP22453185A JPH0555720B2 JP H0555720 B2 JPH0555720 B2 JP H0555720B2 JP 60224531 A JP60224531 A JP 60224531A JP 22453185 A JP22453185 A JP 22453185A JP H0555720 B2 JPH0555720 B2 JP H0555720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- motor
- impeller
- flow
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、空調機等に用いられる送風装置に関
するものである。
するものである。
従来の技術
従来のこの種の送風装置は第4図に示すよう
に、羽根車11とモータ2およびケーシング3と
から構成されており、この羽根車を回転させるこ
とによつて矢印aで示したようなほぼ軸対称な径
方向の吹き出し流れを生じていた。羽根車から吐
出された流れはケーシングにより吐出口へ導かれ
るが、その際にモータの周囲を通過する流れによ
りモータの冷却を行なつていた。
に、羽根車11とモータ2およびケーシング3と
から構成されており、この羽根車を回転させるこ
とによつて矢印aで示したようなほぼ軸対称な径
方向の吹き出し流れを生じていた。羽根車から吐
出された流れはケーシングにより吐出口へ導かれ
るが、その際にモータの周囲を通過する流れによ
りモータの冷却を行なつていた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記の構成ではモータの冷却を十
分に行なうためには、羽根車とモータを離して取
付け、羽根車から出た流れがモータの周囲を流れ
易いようにする必要があり、仮に、羽根車ハブの
内側へモータを収納するような構成をとると、ハ
ブの内側へは十分な空気が流れ込まずモータの過
熱を引き起こす。
分に行なうためには、羽根車とモータを離して取
付け、羽根車から出た流れがモータの周囲を流れ
易いようにする必要があり、仮に、羽根車ハブの
内側へモータを収納するような構成をとると、ハ
ブの内側へは十分な空気が流れ込まずモータの過
熱を引き起こす。
このように、従来の構成では羽根車とモータを
離して取付ける必要があり、モータの回転軸方向
の取付け寸法をある程度以上小さく出来ないとい
う欠点を有していた。
離して取付ける必要があり、モータの回転軸方向
の取付け寸法をある程度以上小さく出来ないとい
う欠点を有していた。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、
羽根車ハブの内側にモータを収納する構成をとつ
てもモータの十分な冷却を行なえる構造とし、送
風装置の薄形化を目的とするものである。
羽根車ハブの内側にモータを収納する構成をとつ
てもモータの十分な冷却を行なえる構造とし、送
風装置の薄形化を目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明の送風装
置は、内部が空洞のほぼ錐台形で上底にボス部を
設け、下底を開放としたハブの側面の外側に主羽
根を複数枚備えた斜流羽根車の前記ハブの内側
に、主羽根と同じ向きに送風作用を行なうように
角度設定された補助羽根を複数枚設けるととも
に、前記ハブの上底に吸気口を設け、羽根車ハブ
の内側に駆動用モータを収納する構成をとつてい
る。
置は、内部が空洞のほぼ錐台形で上底にボス部を
設け、下底を開放としたハブの側面の外側に主羽
根を複数枚備えた斜流羽根車の前記ハブの内側
に、主羽根と同じ向きに送風作用を行なうように
角度設定された補助羽根を複数枚設けるととも
に、前記ハブの上底に吸気口を設け、羽根車ハブ
の内側に駆動用モータを収納する構成をとつてい
る。
作 用
本発明は上記のように、羽根車ハブの上底に吸
気口が設けられているために、ここからハブの内
部へ空気が流入する。さらに、ハブの内側にも複
数枚の補助羽根が形成されているため、これらの
補助羽根もハブ外側の主羽根と同様に、ハブ内部
の空気に対して仕事をなし、吸込側から吐出側へ
向かう流れを生じる。したがつて、単にハブ上底
に吸気口を設けた場合に比べると、より大量の空
気がハブの内部へ流入する。この結果、羽根車ハ
ブの下底端とケーシング底板の隙き間を狭くし
て、モータをハブの内部へ収納する構成をとつて
も、ハブ内部へ十分な空気が流入し、モータの冷
却を行なうのでモータの過熱を防ぐことができ
る。また、ハブ内部を通り、モータの冷却を行な
つた流れはハブ下底端とケーシング底板の隙き間
を通つて流出し、ハブ外側を流れる斜流羽根車本
来の流れと合流するため、モータの冷却だけでな
く全体の流量増加にもつながる。
気口が設けられているために、ここからハブの内
部へ空気が流入する。さらに、ハブの内側にも複
数枚の補助羽根が形成されているため、これらの
補助羽根もハブ外側の主羽根と同様に、ハブ内部
の空気に対して仕事をなし、吸込側から吐出側へ
向かう流れを生じる。したがつて、単にハブ上底
に吸気口を設けた場合に比べると、より大量の空
気がハブの内部へ流入する。この結果、羽根車ハ
ブの下底端とケーシング底板の隙き間を狭くし
て、モータをハブの内部へ収納する構成をとつて
も、ハブ内部へ十分な空気が流入し、モータの冷
却を行なうのでモータの過熱を防ぐことができ
る。また、ハブ内部を通り、モータの冷却を行な
つた流れはハブ下底端とケーシング底板の隙き間
を通つて流出し、ハブ外側を流れる斜流羽根車本
来の流れと合流するため、モータの冷却だけでな
く全体の流量増加にもつながる。
実施例
以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説
明する。第1図において、1は羽根車、2は羽根
車の駆動用モータ、3はケーシングである。また
第2図に示したように、羽根車1のハブ1aの上
底には吸気口1cが形成されており、第3図に示
したように、ハブ1aの内側には補助羽根1dが
主羽根1bと同じ向きに送風作用を行なう角度に
形成されている。
明する。第1図において、1は羽根車、2は羽根
車の駆動用モータ、3はケーシングである。また
第2図に示したように、羽根車1のハブ1aの上
底には吸気口1cが形成されており、第3図に示
したように、ハブ1aの内側には補助羽根1dが
主羽根1bと同じ向きに送風作用を行なう角度に
形成されている。
第1図において、モータ2によつて主羽根1を
回転させると、ハブ外側に形成された主羽根1b
によつて矢印bで示したハブ外側に沿う流れを生
じる。また、それと同時に、ハブの内側に設けら
れた補助羽根1dの働きにより、矢印cで示した
ように、吸気口1cより流入したハブの内部を通
過する流れを生じる。ハブ内部を通過する流れ
は、モータの周囲を通過することによつてモータ
の冷却を行なつたのち、ハブ下底端1eとケーシ
ング底板3aの隙き間よりハブ外部へ流出する。
このように、羽根車内側に設けた補助羽根の働き
で、ハブ上底の吸気口より強制的に空気を吸込
み、モータの冷却を行なつているため、ハブの外
側を通つた流れがハブの内部へ流入する必要がな
くなり、ハブ下底端とケーシング底板の隙き間を
狭くしてモータをハブの内部へ収納した薄形化の
構成が可能になる。
回転させると、ハブ外側に形成された主羽根1b
によつて矢印bで示したハブ外側に沿う流れを生
じる。また、それと同時に、ハブの内側に設けら
れた補助羽根1dの働きにより、矢印cで示した
ように、吸気口1cより流入したハブの内部を通
過する流れを生じる。ハブ内部を通過する流れ
は、モータの周囲を通過することによつてモータ
の冷却を行なつたのち、ハブ下底端1eとケーシ
ング底板3aの隙き間よりハブ外部へ流出する。
このように、羽根車内側に設けた補助羽根の働き
で、ハブ上底の吸気口より強制的に空気を吸込
み、モータの冷却を行なつているため、ハブの外
側を通つた流れがハブの内部へ流入する必要がな
くなり、ハブ下底端とケーシング底板の隙き間を
狭くしてモータをハブの内部へ収納した薄形化の
構成が可能になる。
発明の効果
以上のように本発明の送風装置によれば、羽根
車ハブの内側に形成された補助羽根の働きによつ
て、ハブ上底に設けられた吸気口からハブ内部へ
大量の空気を吸込みモータの冷却を行なうので、
モータをハブの内部へ収納し、ハブ外側を通る流
れがモータに届かない構成をとつてもモータが過
熱する虞れがない。また、モータを冷却した流れ
はハブ下底端とケーシング底板との隙き間を通つ
てハブ外側の流れと合流するため、送風機全体の
風量も増加し、送風機の薄形化を実現しながら、
風量性能も向上させる効果が得られる。
車ハブの内側に形成された補助羽根の働きによつ
て、ハブ上底に設けられた吸気口からハブ内部へ
大量の空気を吸込みモータの冷却を行なうので、
モータをハブの内部へ収納し、ハブ外側を通る流
れがモータに届かない構成をとつてもモータが過
熱する虞れがない。また、モータを冷却した流れ
はハブ下底端とケーシング底板との隙き間を通つ
てハブ外側の流れと合流するため、送風機全体の
風量も増加し、送風機の薄形化を実現しながら、
風量性能も向上させる効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例における送風装置の
断面図、第2図は同羽根車を上底側より見た斜視
図、第3図は同羽根車を下底側より見た平面図、
第4図は従来のこの種の送風装置の断面図であ
る。 1……羽根車、1a……ハブ、1b……主羽
根、1c……吸気口、1d……補助羽根、1e…
…ハブ下底端、2……モータ。
断面図、第2図は同羽根車を上底側より見た斜視
図、第3図は同羽根車を下底側より見た平面図、
第4図は従来のこの種の送風装置の断面図であ
る。 1……羽根車、1a……ハブ、1b……主羽
根、1c……吸気口、1d……補助羽根、1e…
…ハブ下底端、2……モータ。
Claims (1)
- 1 内部が空洞のほぼ錐台形で、上底にボス部を
設け、下底を開放としたハブの側面の外面側に主
羽根を内面側に補助羽根をそれぞれ複数枚ずつ備
え、前記補助羽根は前記主羽根と同じ向きに送風
作用を行なう角度に設定されるとともに、前記ハ
ブの上底に吸気口を設けた斜流羽根車の内側に駆
動用モータを収納する送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22453185A JPS6285197A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22453185A JPS6285197A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 送風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285197A JPS6285197A (ja) | 1987-04-18 |
JPH0555720B2 true JPH0555720B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=16815256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22453185A Granted JPS6285197A (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6285197A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4851017A (en) * | 1987-10-07 | 1989-07-25 | Rexair, Inc. | Radial cooling fan for vacuum cleaner motor |
JP3772495B2 (ja) * | 1997-10-21 | 2006-05-10 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置の送風ユニット |
KR20040009836A (ko) * | 2002-07-26 | 2004-01-31 | 위니아만도 주식회사 | 모터 냉각이 가능한 축류팬 |
JP4611144B2 (ja) * | 2005-08-03 | 2011-01-12 | 三菱重工業株式会社 | プロペラファン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5349042U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105098U (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-14 | ダイキン工業株式会社 | 斜流送風機 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP22453185A patent/JPS6285197A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5349042U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6285197A (ja) | 1987-04-18 |
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