JPH07324698A - 片吸込遠心ファンのモータ冷却構造 - Google Patents

片吸込遠心ファンのモータ冷却構造

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JPH07324698A
JPH07324698A JP11649494A JP11649494A JPH07324698A JP H07324698 A JPH07324698 A JP H07324698A JP 11649494 A JP11649494 A JP 11649494A JP 11649494 A JP11649494 A JP 11649494A JP H07324698 A JPH07324698 A JP H07324698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centrifugal fan
fan
openings
opening
cooling structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11649494A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Shimizu
忠 清水
Masahito Tashiro
雅人 田代
Kenji Matsuda
憲兒 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH07324698A publication Critical patent/JPH07324698A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 片吸込遠心ファンモータを簡単な構造で効果
的に冷却するようにする。 【構成】 遠心ファン主板(コーン部2)の半径方向に
細長い開口3を設け、開口3の周縁でファン回転方向R
の後方側の位置に半径方向に開口3,3aに風が流れ込
むように細長いリブ5を設けた。またリブ5の高さをフ
ァン外径の1〜2%とし、騒音を抑えて効果的な冷却を
行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の床置型室
内機等に用いられる片吸込遠心ファンの内装モータの冷
却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a),(b)は、それぞれ片吸込
遠心ファン200 を搭載した従来の空気調和機100 の正面
図と側面図である。図7(a),(b)において、 110
は吐出口、 120は吐出口110 に設けられた横ルーバ、 1
30は吐出口110 に設けられた縦ルーバ、 140は熱交換
器、 150は熱交換器140 の下部が挿入されたドレンバ
ン、160は前面パネル、 170は吸込口、 180は吸込口170
に設けられたグリル、 190はグリル180 の内方に設け
られた波形ロングライフフィルタ、 200は遠心ファン、
210は遠心ファン200 を収容したケーシング、 220は駆
動モータ、 230はケーシング210 に設けられたベルマウ
スである。
【0003】図5及び図6は、それぞれ前記の遠心ファ
ン200 の平面図と断面図である。図5及び図6におい
て、 201はブレード、 202はコーン部、 203はコーン部
202 に設けられた冷却用開口部、 204はコーン部202 に
取付けられた補強桁、 220は駆動モータ、 230はベルマ
ウスである。なお、図6中矢印は気流の方向を示す。
【0004】この従来の遠心ファンでは、空気調和機10
0 を運転すると、吸込口170 のグリル180 →波形ロング
ライフフィルタ190 →ベルマウス230 →遠心ファン200
のブレード201 →熱交換器140 →吐出口110 の順に気流
の主流が通過する。一方遠心ファン200 の駆動モータ22
0 は、図6中矢印で示すように冷却用開口部203 を通過
する気流により冷却される。
【0005】また、他の片吸込送風機として、実開平3
−50959号に示されたものがあり、これを図8に示
す。図8に示されるものは、モータ315 の出力軸316 に
取付けられた羽根車309 の主板のモータ側に取付けたリ
ブ311 により羽根車の主板の中央の開口部310 より冷却
用の吸込気流319Aの1部を矢印319Bに示すように軸方向
へ吸引し、モータの周囲に設けた案内カバー314 で吸込
気流319Bを導いてモータ315 の冷却を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の図5ないし図7
に示す従来のものでは、冷却用開口部を面積を大きくし
ても気流の流入を充分に行なうことができず、効率的に
モータを冷却することができないという欠点があった。
一方前記の実開平3−50959号に開示されたもので
は、図8に示すように湾曲したリブと案内カバーを付け
る等複雑な構造のため軸方向の寸法が大きくなりコスト
も高いという欠点があった。
【0007】本発明は、以上の欠点を解決することがで
きる片吸込式遠心ファンモータ冷却構造を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の片吸込遠心ファ
ンのモータ冷却構造は、次の手段を講じた。 (1) 遠心ファン主板の半径方向に細長い開口を設
け、前記開口の周縁でファン回転方向に対し後方側とな
る位置の半径方向に、前記開口に風が流れ込むように細
長いリブを設けたことを特徴とする。 (2) 前記本発明(1)において、前記リブの高さを
ファン外径の1〜2%としたことを特徴とする。 (3) 前記本発明(1)において、前記開口及びリブ
を円周上に所定間隙をおいて複数個設けたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】前記本発明(1)では、遠心ファン主板の半径
方向に設けられた細長い開口の周縁でファン回転方向に
対して後方側となる位置の半径方向に細長いリブを設け
たことによって、ファンの回転によって風が強制的に前
記開口に流れ込み、この気流によってモータが効果的に
冷却される。
【0010】前記本発明(2)では、前記本発明(1)
においてリブの高さをファン外径の1〜2%としている
ために、騒音を抑えてモータの昇温値を低減することが
できる。
【0011】前記本発明(3)では、前記本発明(1)
において開口とリブを円周上に所定間隔をおいて複数個
設けているので、充分な流量の風が開口に流れ込み、モ
ータを充分に冷却することができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図3によっ
て説明する。本実施例は、図5及び図6に示すと同様な
型式の片吸込遠心ファンに係るもので、遠心ファン10
は、図1中矢印R方向に回転してベルマウス30から気
流を吸込む多翼のブレード1を備えている。2は駆動モ
ータ20の軸20aに取付けられた遠心ファンの主板をな
すコーン部で、その外方の端部にブレード1が取付けら
れている。4は駆動モータ20の軸20aに取付けられた
遠心ファンの補強桁である。
【0013】3はコーン部2の半径方向に設けられた長
方形の細長い開口、3aはコーン部2の半径方向に設け
られた台形の細長い開口で、図1に示すように、開口3
が2個と、開口3aが1個が互いに近接し、かつ、開口
3aが開口3,3よりファンの回転方向Rの前方側に位
置するように設けられていて、これらで1個のブロック
を形成し、6個のブロックが円周上に等間隔をおいて配
置されている。また、ファンの回転時に風が開口3,3
aに流れ込むように、各開口3のファン回転方向Rに対
して後方側となる位置の周縁には、コーン部2から突出
し半径方向に配置された細長いリブ5が設けられてい
る。前記リブ5の高さは、ファン外径の1〜2%に設定
されている。
【0014】以上のように構成された本実施例では、フ
ァンが矢印R方向に回転すると、各開口3の周縁の回転
方向Rに対して後方側の位置の半径方向に設けられた細
長いリブ5によって、充分な流量の風が開口3,3aへ
流れ込み、これによって駆動モータ20は効果的に冷却
される。
【0015】また、リブ5と開口3,3aはコーン部2
に設けられているシンプルな構造であり、かつ、コーン
部2と一体成形によって容易に製作することができてコ
スト増加はほとんどない。
【0016】本実施例に係る装置において、リブの高さ
をファン外径に対して変化させた場合のモータ温度とユ
ニット騒音の関係を図4に示す。本実施例では、リブ5
の高さをファン外径に対して1〜2%としているので、
図4に示すように、騒音の発生を抑えてモータ温度を効
果的に低減させることができる。
【0017】なお、前記実施例では、開口3個とリブ2
個を組合せたものをコーン部2の円周上に等間隔をおい
て6個設けているが、遠心ファンの主板をなすコーン部
2上に開口とリブを等間隔又は不等間隔に適宜設けるよ
うにすることもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、請求項1ないし3に記載の構
成を具備しているために、以上説明したように、騒音の
発生を抑えて充分な流量の風を開口に流し込んで効果的
にモータを冷却することができる。
【0019】また、開口とリブは遠心ファン主板に設け
られている簡単な構成であり、その製造が容易であり、
かつ、コストの増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1のA矢視断面図である。
【図3】図1のB−B矢視断面図である。
【図4】同実施例においてリブ高さ/ファン外径とユニ
ット騒音、モータ温度の関係を示すグラフである。
【図5】従来の片吸込遠心ファンの平面図である。
【図6】前記従来の片吸込遠心ファンの縦断面図であ
る。
【図7】前記従来の片吸込遠心ファンを用いた空気調和
機を示し、図7(a)はその正面図、図7(b)は縦断
側面図である。
【図8】実開平3−50959号に係る片吸込送風機を
示し、図8(a)はその縦断正面図、図8(b)はその
側面図である。
【符号の説明】
1 ブレード 2 コーン部 3,3a 開口 4 補強桁 5 リブ 10 遠心ファン 20 駆動モータ 30 ベルマウス R 回転方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心ファン主板の半径方向に細長い開口
    を設け、前記開口の周縁でファン回転方向に対し後方側
    となる位置の半径方向に、前記開口に風が流れ込むよう
    に細長いリブを設けたことを特徴とする片吸込遠心ファ
    ンのモータ冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記リブの高さをファン外径の1〜2%
    としたことを特徴とする請求項1に記載の片吸込遠心フ
    ァンのモータ冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記開口及びリブを円周上に所定間隙を
    おいて複数個設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    片吸込遠心ファンのモータ冷却構造。
JP11649494A 1994-05-30 1994-05-30 片吸込遠心ファンのモータ冷却構造 Withdrawn JPH07324698A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442270B1 (ko) * 2002-01-03 2004-07-30 엘지전자 주식회사 터보팬
JP2007332788A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd パッケージ形圧縮機
CN102395795A (zh) * 2009-04-16 2012-03-28 罗伯特·博世有限公司 风扇模块

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KR100442270B1 (ko) * 2002-01-03 2004-07-30 엘지전자 주식회사 터보팬
JP2007332788A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd パッケージ形圧縮機
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Effective date: 20010731