JPH0555710A - 半導体レーザモジユール - Google Patents

半導体レーザモジユール

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JPH0555710A
JPH0555710A JP23575891A JP23575891A JPH0555710A JP H0555710 A JPH0555710 A JP H0555710A JP 23575891 A JP23575891 A JP 23575891A JP 23575891 A JP23575891 A JP 23575891A JP H0555710 A JPH0555710 A JP H0555710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
temperature
thermistor
cooling element
laser module
Prior art date
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Pending
Application number
JP23575891A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhito Shimizu
春仁 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0555710A publication Critical patent/JPH0555710A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザモジュールの半導体レーザの発
振条件を安定させるため、半導体レーザの温度制御を精
度よく行う。 【構成】 ヒートシンク8の同一面上に半導体レーザ1
とその温度センサであるサーミスタ4を設置し、電子冷
却素子5から見て半導体レーザ1とサーミスタ4の熱抵
抗を同じにする。電子冷却素子5はサーミスタ4の温度
検出結果により制御されるので、半導体レーザ1は精度
よく温度制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度制御機能を含んだ
半導体レーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザの発振波長や光出力などの
発振条件は、温度により変化する。このため、光ファイ
バ伝送装置などに用いる半導体レーザモジュールでは、
安定な信号伝送を行う安定な発振条件のため、半導体レ
ーザの温度制御が必要である。従来の半導体レーザモジ
ュールの一例を図2に概略平面図で示す。1はレーザ光
を出射する半導体レーザ、2はそのレーザ光を集光する
レンズ、3はレンズ2で集光したレーザ光を伝送する光
ファイバである。4は半導体レーザ1の温度を検出する
温度センサであるサーミスタ、5は半導体レーザ1を冷
却するための電子冷却素子で、6は半導体レーザ1を固
定するヒートシンク、7はヒートシンク6やサーミスタ
4やレンズ2などを固定するキャリアである。
【0003】このような半導体レーザモジュールは文献
(仲川他「周波数応等に優れた冷却素子内蔵LDモジュ
ール」昭和63年度電子情報通信学会全国大会、C−4
50、1−555ページ)に示されている。このような
従来の半導体レーザモジュールにおいては、半導体レー
ザ1の温度を検出するサーミスタ4の温度検出結果に基
づいて、電子冷却素子5を制御する制御回路(図2には
示していない)を用いて、半導体レーザ1の温度制御を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の半導
体レーザモジュールでは、半導体レーザ1がヒートシン
ク6を間に挟んでキャリア7の上に設置しているが、半
導体レーザ1の温度を検出するサーミスタ4は直接キャ
リア7の上に設置している。したがって電子冷却素子5
からみた半導体レーザ1およびサーミスタ4までの熱伝
導の経路が異なり熱抵抗の差がある。このため半導体レ
ーザ1の温度変化を正確にモニタできなくなる。この結
果、従来は半導体レーザに対して精度のよい温度制御が
できないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体レー
ザモジュールでは、半導体レーザと温度センサをヒート
シンクの同一面上に設置する。
【0006】
【作用】半導体レーザと温度センサはヒートシンクの同
一面上に設置されるため、温度センサは半導体レーザの
温度を正確に検出できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は半導体レーザモジュールの構造図である。
半導体レーザ1からの出射光はレンズ2によって集光さ
れ光ファイバ3に結合する。半導体レーザ1は、図2の
ヒートシンク6とは異なるヒートシンク8を介してキャ
リア7上に設置されている。半導体レーザ1の温度を検
出するためのサーミスタ4は、半導体レーザ1が設置さ
れているのと同じヒートシンク8の同一面上に設置され
ている。したがって、半導体レーザ1とサーミスタ4
は、電子冷却素子5からみて同じ熱抵抗となり、サーミ
スタ4は電子冷却素子5からみた半導体レーザ1の温度
を正確に検出することができる。
【0008】この実施例の半導体レーザモジュールにつ
いて、サーミスタ4の温度検出結果に基づいて電子冷却
素子5を制御する制御回路を用いて、半導体レーザ1の
温度が一定になるように制御を行ったところ、半導体レ
ーザ1の出射光の波長の変動は0.01Å以下であっ
た。この結果は、半導体レーザ1の温度変動が0.01
℃以下と非常に小さく抑えられていることを示してい
る。
【0009】以上の実施例の半導体レーザモジュールに
おいては、温度センサとしてサーミスタを用いたがこれ
に限定されることなく熱電対などを用いてもよい。ま
た、以上の実施例では制御回路により半導体レーザの温
度を一定にするように制御を行ったが、半導体レーザの
温度が出射光の発振波長を変化させるために温度が所定
の値に変化するように制御を行ってもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体レーザモジュールでは、半導体レーザの温度を正確に
検出できるので、半導体レーザの温度制御を精度よく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す内部構造図である。
【図2】従来の例を示す内部構造図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 レンズ 3 光ファイバ 4 サーミスタ 5 電子冷却素子 6,8 ヒートシンク 7 キャリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を出射する半導体レーザと、 前記半導体レーザの温度を検出するための温度センサ
    と、 前記温度センサから出力される検出信号により前記半導
    体レーザを冷却するための電子冷却素子と、 前記半導体レーザと前記温度センサが同一面上に固定さ
    れるヒートシンクとから構成される半導体モジュール。
JP23575891A 1991-08-23 1991-08-23 半導体レーザモジユール Pending JPH0555710A (ja)

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