JPH0555322U - Vtr制御装置 - Google Patents

Vtr制御装置

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JPH0555322U
JPH0555322U JP10985191U JP10985191U JPH0555322U JP H0555322 U JPH0555322 U JP H0555322U JP 10985191 U JP10985191 U JP 10985191U JP 10985191 U JP10985191 U JP 10985191U JP H0555322 U JPH0555322 U JP H0555322U
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JP
Japan
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vtr
tape
recording
signal
button
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Application number
JP10985191U
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English (en)
Inventor
徹 藤田
栄樹 小島
和祐 矢代
Original Assignee
函館工業高等専門学校長
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ビデオテープレコーダ(VTR)
の制御装置に関し、特に既製のVTRの機能を損なうこ
となく、操作性の向上をはかれるようにしたVTR制御
装置を提供しようとするものである。 【構成】 VTR2のリモート端子2aに接続されて同
VTR2を再生作動ないし巻戻し作動させる制御装置1
において、オンオフ切換に応じて上記VTR2へ再生制
御信号および巻戻し制御信号のうち一方を選択的に出力
する押ボタン式切換スイッチが設けられたことを特徴と
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオテープレコーダ(以下、「VTR」という。)の制御装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来のVTRの制御手段では、VTRで画像を再生して、特定区間を繰り返し 見る場合に、次のように操作している。 (1) 巻戻しボタンを押す。 (2) 次いで、サーチボタンを押す。 (3) 所望の画面を見つけたら、再生ボタンを押す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のVTRの制御手段では、上述の操作を頻繁に 行なう語学演習等において画像と音声とを同時に繰り返し操作するには、VTR のボタン操作が極めて煩雑になり、その能率も悪いという問題点がある。
【0004】 また、従来のVTRの制御手段においては、音声のみをVTRテープに録音し ようとする場合には、再生ボタンとオーディオ・ダビング・ボタンとを同時に押 さなければならず、このような録音動作をする機能は、誤操作を防ぐために必要 であるが、語学演習等で頻繁に録音・再生を繰り返す際には、このボタン操作は 極めて煩雑である。
【0005】 さらに、従来のVTRの制御手段では、VTRテープへの録音禁止対策として 、カセットの裏面にある爪を切り取ることにより録音禁止状態にしているが、録 音禁止状態にしているカセットの内容を一部変更する場合には、次のようにしな ければならない。 (1) 爪を切り取ることにより形成されたカセットケースの凹所をセロファンテー プ等を貼付することにより塞ぐ。 (2) 録音する。 (3) セロファンテープ等を除去する。
【0006】 しかしながら、このような爪による操作は能率が悪く、さらに、学習用のVT Rテープと再生等用のVTRテープとの区別が確実に行なえず、録音禁止用VT Rテープを多数管理する教育機関等において、爪の有無を確認しないまま録音す ることにより、再生専用VTRテープの内容を消してしまう恐れがあるという問 題点がある。
【0007】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、既製のVTRの機能 を損うことなく、操作性の向上をはかれるようにした、VTR制御装置を提供す ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案のVTR制御装置は、VTRのリモート端子に接続されて同 VTRを再生作動ないし巻戻し作動させる制御装置において、オンオフ切換に応 じて上記VTRへ再生制御信号および巻戻し制御信号のうち一方を選択的に出力 する押ボタン式切換スイッチが設けられたことを特徴としている。
【0009】 また、本考案のVTR制御装置は、上記VTRからのVTRテープ再生信号を 受けて語学演習用VTRテープ判定信号を判別したときに同VTRテープへの録 音を可能とし、且つ、判別しないときに同VTRテープへの録音を禁止する判定手 段が設けられたことを特徴としている。
【0010】
【作用】
上述の構成により、押ボタン式切換スイッチをオンオフ制御する操作が行なわ れ、VTRの再生作動と巻戻し作動とを1つの押ボタン式切換スイッチの操作の みで選択的に切換作動させることができる。
【0011】 また、VTRテープの再生信号を判定手段が受けて、語学演習用VTRテープ 判定信号を判別したとき、VTRテープへの録音を可能とし、判別しないとき、 VTRテープへの録音を禁止する。
【0012】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、図は本考案の一実施例 としてのVTR制御装置を示すもので、図1はその電気回路図、図2はそのVT Rとの接続状態を示すブロック図、図3はその操作盤を示す平面図、図4はその 制御要領を示すフローチャートである。
【0013】 図1〜3に示すように、判定手段を構成するマイクロプロセッサ(CPU)19 を内蔵するVTR制御装置本体としてのVTRコントローラ1が、VTR2のリ モート端子2aにリモートコントロールラインCLの各配線CL1〜CL8を介し て接続されており、VTR2とVTRコントローラ1とは、さらに、オーディオ ラインOLの各配線OL1,OL2によって接続されている。
【0014】 また、VTR2は、マイク3と配線MLを介して接続されており、モニターテ レビ(TV)4と配線TLを介して接続されている。
【0015】 VTRコントローラ1には、配線HLを介してヘッドホン5が接続されており 、図3に示すように、モニターテレビ4が設けられるとともに、巻戻し用押ボタ ン式スイッチ11,停止用押ボタン式スイッチ12,再生用押ボタン式スイッチ1 3,早送り用押ボタン式スイッチ14,一時停止用押ボタン式スイッチ15,切換 スイッチとしてのL.L、巻戻し/再生用押ボタン式スイッチ16,録音用押ボタ ン式スイッチ17および音量調節用つまみ18が設けられている。
【0016】 なお、各押ボタン式スイッチ11〜17には、ランプないしライトが内蔵され ており、各スイッチ11〜17を、以下、ときとして「ボタン」という。
【0017】 そして、VTRコントローラ1には、インターフェイス回路10が内蔵されて おり、各押ボタン式スイッチ11〜17からの信号をI/Oポート20を介して プログラマブルパラレルインターフェイス21のAポートに受ける。
【0018】 そして、プログラマブルパラレルインターフェイス21のBポートから出力用 トランジスタ22および各配線CL1〜CL7を介してVTR2のリモート端子2a へ各作動制御信号CS1〜CS7が供給され、インターフェイス回路10のアップ ダウンカウンタ23への制御信号CS8が配線CL8を介してVTR2のリモート 端子2aから供給される。
【0019】 そして、プログラマブルパラレルインターフェイス21およびアップダウンカ ウンタ23は、それぞれバスライン24を介してマイクロプロセッサ(CPU)19 に接続されている。
【0020】 L.L、巻戻し/再生用押ボタン式スイッチ16は、次に述べる機能を有する 。 (1) 録音可能な語学演習用VTRテープを再生している時には、ボタン16内蔵 の赤色ランプが点灯し、「L.L」と書かれている文字部分が明るくなる。録音し てはならないVTRテープを再生している時には、赤色ランプは点灯しない。 (2) スイッチ16をオン(押)状態にしている間、VTR2はVTRテープを巻戻 し、同時に巻戻し中の映像がモニターテレビ4に映し出される。スイッチ16をオ フ(離)状態にすると、VTR2はVTRテープの再生を行なう。
【0021】 VTRコントローラ1は、次に述べる機能を有する。 (1) オーディオチャンネルラインOL1,OL2を通じて送られてくる信号(VTR 2に装填されているVTRテープが録音可能がどうかを示す信号)OS1,OS2を 受けてそれをCPU19へ出力する。 (2) オーディオチャンネルラインOL1,OL2を通じて送られてくる信号OS1, OS2をCPU19の指示によって選択し、ヘッドフォンラインHLを通じて音 声信号HSとしてヘッドホン5へ送る。 (3) リモートコントロールターミナルラインCL8を通じて送られてくるVTR 2の作動状態を示す信号CS8をCPU19に出力する。 (4) CPU19の指示により、リモートコントロールターミナルラインCLを通 じて、VTR2の作動を制御する。 (5) リモートコントロールターミナルラインCL8を通じて送られてくるCTL 信号(VTR2で発生)をカウントして、CPU19からの読出し信号を受けてC PU19へ出力する。
【0022】 なお、VTRコントローラ1は、VTR2と一体にケーシングに組み込んでも よい。
【0023】 本考案のVTR制御装置は上述のごとく構成されており、図4に示すように、 VTR2にVTRテープを挿入して(ステップa1)、再生スイッチ13を押すと 、VTRテープは再生を開始し、VTRテープの音声がオーディオ2チャンネル ラインOL2を通じて、VTRコントローラ1へ送られる。
【0024】 VTRテープが本装置に適合する語学演習用VTRテープの場合には、VTR テープに予め語学演習用VTRテープ判定信号が、例えばシリアルデジタル信号 で「LL」なるアスキー文字で登録(録音)されているので、CPU19はこの音声 信号から「LL」なる信号を判別し(ステップa2)、判別したらボタン16内蔵の ランプを点灯させる(ステップa3)。
【0025】 この語学演習用VTRテープ判定信号は、VTRテープの先頭に録音されてい るので、VTRテープの挿入時に自動的に巻戻しが行なわれる。
【0026】 そして、各ボタン11〜15のうちのいずれか1つが押された場合(オンとなっ た場合)には(ステップa4)、押されたボタン内蔵のランプを点灯させて(ステッ プa5)、他のボタン内蔵のランプを消灯し(ステップa6)、押されたボタンの機能 に対応するリモートコントロールラインCLの配線にパルス状の作動制御信号を 送る(ステップa7)。
【0027】 各スイッチ11〜15のうちのいずれのボタンも押されていない場合には、L .L、巻戻し/再生用押ボタン式スイッチ16が押されたかどうか判定し(ステッ プa8)、押されている場合(オン状態になっている場合)には、L.L、巻戻し/ 再生用押ボタン式スイッチ16内蔵のライトを点灯させ(ステップa9)、その他 のスイッチ内蔵のライトを消灯して(ステップa10)、巻戻し信号ラインCL1と 一時停止信号ラインCL5とにパルス状の作動制御信号CS1,CS5を送る(ステ ップa11)。
【0028】 この作動制御信号CS1,CS5は、L.L、巻戻し/再生用押ボタン式スイッチ 16が戻されるまで、すなわち、押していない状態となるまで出力される(ステ ップa12)。このようにして押ボタンスイッチ16が押されている間に制御信号 CS1およびCS5に応じた巻戻しおよび一時停止の動作が繰返し行なわれるので 、所望の画面を求めるピクチャーサーチが容易に行なえるようになる。
【0029】 そして、L.L、巻戻し/再生用押ボタン式スイッチ16が戻されると、再生 信号ラインCL3にパルス状の作動制御信号CS3を出力する(ステップa13)。
【0030】 L.L、巻戻し/再生用押ボタン式スイッチ16が押されていないとき(オフ状 態になっているとき)には、録音用押ボタン式スイッチ17が押されたかどうか 判定し(ステップa14)、押されている場合(オン状態になっている場合)には、 このVTRテープが語学演習用VTRテープかどうか、ステップa2で判定され た結果に基づいて録音可能(録音許可状態)であれば(ステップa15)、録音用押 ボタン式スイッチ17内蔵のライトを点灯させて(ステップa16)、その他のラ イトを消灯して(ステップa17)、再生信号ラインCL3と録音信号ラインCL6 とにパルス状の作動制御信号CS3,CS6を送る(ステップa18)。
【0031】 VTRテープが録音禁止状態であれば、このVTRテープへの録音は行なわれ ず、リターンされる。
【0032】 さらに、録音用押ボタン式スイッチ17が押されていない場合にも、リターン されて、入力待ち状態となって、ステップa1からの処理が再度実行される。
【0033】
【考案の効果】
本考案のVTR制御装置によれば、次のような効果が得られる。 (1) 巻戻し/再生押ボタン式切換スイッチのオン状態の間、その作動制御信号に 応じた巻戻しおよび一時停止の動作が行なわれるので、所望の画面を求めるピク チャーサーチが容易に行なえるようになり、しかも1個のスイッチで操作できる 利点がある。 (2) 上記押ボタン式スイッチのオン状態の解除に伴い、再生作用が自動的に行な われるようになる。 (3) VTRテープに録音された判別信号に基づき、録音可能の語学演習用VTR テープが録音禁止のVTRテープかを判別できるので、従来の手段よりも簡易化 された手段で、しかも確実な録音禁止を行なうことができる利点があり、その操 作性が飛躍的に向上するとともに、誤操作が低減する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのVTR制御装置の電
気回路図である。
【図2】上記装置のVTRとの接続状態を示すブロック
図である。
【図3】上記装置の操作盤を示す平面図である。
【図4】上記装置の制御要領を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 VTR制御装置本体としてのVTRコントローラ 2 VTR 2a リモート端子 3 マイク 4 モニタテレビ(TV) 5 ヘッドホン 10 インターフェイス回路 11 巻戻し用押ボタン式スイッチ 12 停止用押ボタン式スイッチ 13 再生用押ボタン式スイッチ 14 早送り用押ボタン式スイッチ 15 一時停止用押ボタン式スイッチ 16 切換スイッチとしてのL.L巻戻し/再生用押ボ
タン式スイッチ 17 録音用押ボタン式スイッチ 18 音量調節用つまみ 19 判定手段を構成するマイクロプロセッサ(CP
U) 20 I/Oポート 21 プログラマブルパラレルインターフェイス 22 出力用トランジスタ 23 アップダウンカウンタ 24 バスライン CL リモートコントロールライン CL1 巻戻し信号ライン CL2 停止信号ライン CL3 再生信号ライン CL4 早送り信号ライン CL5 一時停止信号ライン CL6 録音信号ライン CL7 カセット取出し信号ライン CL8 CTL信号ライン HL,ML 配線 OL オーディオライン OL1 オーディオ1チャンネルライン OL2 オーディオ2チャンネルライン TL 配線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VTRのリモート端子に接続されて同V
    TRを再生作動ないし巻戻し作動させる制御装置におい
    て、オンオフ切換に応じて上記VTRへ再生制御信号お
    よび巻戻し制御信号のうち一方を選択的に出力する押ボ
    タン式切換スイッチが設けられたことを特徴とする、V
    TR制御装置。
  2. 【請求項2】 上記VTRからのVTRテープ再生信号
    を受けて語学演習用VTRテープ判定信号を判別したと
    きに同VTRテープへの録音を可能とし、且つ、判別し
    ないときに同VTRテープへの録音を禁止する判定手段
    が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のVT
    R制御装置。
JP10985191U 1991-12-12 1991-12-12 Vtr制御装置 Pending JPH0555322U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810247B2 (ja) * 1979-12-06 1983-02-24 日産自動車株式会社 自動車用暖房装置
JPS58200453A (ja) * 1982-05-19 1983-11-22 Canon Inc 再生装置

Patent Citations (2)

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