JPH0555206U - 電気−空気圧レギュレータ - Google Patents

電気−空気圧レギュレータ

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JPH0555206U
JPH0555206U JP11169591U JP11169591U JPH0555206U JP H0555206 U JPH0555206 U JP H0555206U JP 11169591 U JP11169591 U JP 11169591U JP 11169591 U JP11169591 U JP 11169591U JP H0555206 U JPH0555206 U JP H0555206U
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port
solenoid valve
electric signal
solenoid
valve
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木 康 仁 鈴
谷 昌 生 梶
田 哲 朗 徳
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動騒音が小さい電気−空気圧レギ
ュレータを提供する。 【構成】 3ポート電磁弁1とその取付台3と
の間に、電磁弁の各ポートに個別に連通する開口20〜
22を開設した平板状の振動減衰部2aを有するガスケ
ット2を設け、振動減衰部2aにより電磁弁1の振動を
減衰させて、その頻繋な開閉に起因する作動音を消音さ
せる。また、取付台に膨張室27を設け、該膨張室に
より排気を膨張させてパルス状の排気音を消音させる。 【効果】 主な騒音である電磁弁の連続的な作
動音とパルス状の排気音とを消音するので、作動騒音を
小さくすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気−空気圧レギュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本考案の考案者らは、先に実開平3−86416号公報によって、圧縮空気の 供給ポート、出力ポート及び排出ポートを有し、ソレノイドの励磁及び励磁解除 により出力ポートを供給ポートと排出ポートとに切換えて連通させる電磁弁と、 上記出力ポートのフィードバック空気圧を電気信号に変換して出力する圧力セン サと、入力電気信号と上記圧力センサの電気信号との大小によりソレノイドを励 磁及び励磁解除して、出力ポートの空気圧を入力電気信号で定まる所望の圧力に 設定するための制御回路とを備えた電気−空気圧レギュレータを提案した。 この既提案の電気−空気圧レギュレータは、制御部が小さくて全体を小形化で きるという利点を有するが、作動騒音に関する配慮に欠けるところがあり、レギ ュレータの騒音源である頻繁(略連続的)に開閉する電磁弁の作動音とパルス状 の排気音とが比較的大きいという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、作動騒音が小さい電気−空気圧レギュレー タを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、圧縮空気の供給ポート、出力ポート及び 排出ポートを有し、ソレノイドの励磁及び励磁解除により出力ポートを供給ポー トと排出ポートとに切換えて連通させる電磁弁と、上記出力ポートのフィードバ ック空気圧を電気信号に変換して出力する圧力センサと、入力電気信号と上記圧 力センサの電気信号との大小によりソレノイドを励磁及び励磁解除して、出力ポ ートの空気圧を入力電気信号で定まる所望の圧力に設定するための制御回路とを 備えた電気−空気圧レギュレータにおいて、上記電磁弁と該電磁弁を設置する取 付台との間に、上記電磁弁の各ポートに個別に連通する開口を有し電磁弁の作動 音を消音させるための平板状の振動減衰部と、これらの開口周囲のポートシール 部とを備え、弾性を有する素材で形成したガスケットを設けたことを特徴として いる。 また、同様の課題を解決するため、取付台が、電磁弁の排出ポートから排出さ れた空気を膨張させて消音させる膨張室を備えていることを特徴としている。
【0005】
【作用】
電磁弁の頻繁な開閉に起因する作動音は、該電磁弁と取付台との間に設けた弾 性を有する素材で形成したガスケットの平板状の振動減衰部で、振動を減衰させ ることにより消音される。 また、パルス状の排気音は、取付台に設けた膨張室における排気の膨張で消音 される。 したがって、電気−空気圧レギュレータの主な作動騒音を消音することによっ て、全体の作動騒音を小さくすることができる。
【0006】
【実施例】
図は本考案の実施例を示し、この電気−空気圧レギュレータにおける3ポート 電磁弁1は、後記するガスケット2を介して取付台3に設置され、これらはカバ ー4内に組付けられており、カバー4は取付ねじによってサブプレート5に取付 けられている。 図9に詳細を示す上記3ポート電磁弁1は、圧縮空気の供給ポートP、出力ポ ートA、排出ポートR、ポートPとAを連通させる流路中の供給弁座6、ポート AとRを連通させる流路中の排出弁座7 、これらの弁座を開閉する供給弁体8と 排出弁体9、並びにこれらの弁体を駆動するソレノイド10を備え、ソレノイド 10の励磁により供給弁体8が供給弁座6を開放し、ソレノイド10の励磁解除 により復帰ばね11の付勢力で排出弁体9が排出弁座7を開放する、周知の3ポ ート電磁弁で構成されている。
【0007】 上記電磁弁1には、出力ポートAの空気圧を電気信号に変換して出力する圧力 センサ15と、制御基板16とが取付けられ(図2参照)、該制御基板16に設 けられた制御回路は、入力電気信号と圧力センサ15から出力される電気信号と を比較して、入力電気信号が大きいときはソレノイド10を励磁させ、小さいと きはソレノイド10の励磁を解除させる信号を出力するものとして構成されてい る(図10参照)。
【0008】 ガスケット2は、合成ゴム等の弾性を有する素材で形成され、図4及び図5に 示すように、電磁弁1の作動音を減音させるための平板状の振動減衰部2aと、 該振動減衰部2aに開設した電磁弁の各ポートP,A,Rに個別に連通する供給 開口20、出力開口21及び排出開口22と、これらの開口周囲のポートシール 部2bとを備え、ポートシール部2bを電磁弁1のポート周囲の溝12に嵌入さ せることによって電磁弁1に取付けられる。
【0009】 図1に外形を図6に詳細を示す上記取付台3は、ガスケット2の供給開口20 及び出力開口21をサブプレート5の供給口31及び出力口32(図7参照)に 個別に連通させる供給通路24及び出力通路25と、排出開口22をサブプレー ト5側が開口する膨張室27に連通させる排出口26とを備え、膨張室27は高 さの高い部分27aと低い部分27bとを有している。 なお、図示を省略しているが、膨張室27にフェルトや多孔質樹脂等の吸音材 を内蔵させてもよい。
【0010】 サブプレート5は、一側面に供給ポート33と排出ポート35を、他側面に出 力ポート34を備え、供給ポート33と出力ポート34は上記供給口31と出力 口32に個別に連通し、排出ポート35は絞り37と膨張室36を介して取付台 3の膨張室27に連通し、絞り37はの径は電磁弁1の弁座の径よりも大径にさ れている。
【0011】 上記実施例は、ある設定圧を得るための入力電気信号を制御回路に入力すると 、圧力センサ15から出力されるフィードバック電気信号が上記入力電気信号よ り小さい場合は、ソレノイド10の励磁により供給弁体8が供給弁座6を開放し て出力ポートAから出力される空気圧を上昇させ、フィードバック電気信号が入 力電気信号より大きい場合は、ソレノイド10の励磁解除により排出弁体9が排 出弁座7 を開放して出力ポートAの空気圧を低下させることによって、出力ポー トAの空気圧が入力電気信号によって定まる圧力に設定される。 上記制御回路によるソレノイド10の励磁及びその解除は頻繁(略連続的)に 行なわれるために、弁座の開閉によって電磁弁1から連続的な作動音が発生する が、この作動音は取付台3との間に設けたガスケット2の振動減衰部2aにおい て振動が減衰されることによって消音することができる。また、電磁弁1から排 出されるパルス状排気音は、取付台3の膨張室27において排気を膨張させるこ とによって消音することができる。 したがって、電磁−空気圧レギュレータの作動騒音を小さくすることができる 。
【0012】
【考案の効果】
本考案の電気−空気圧レギュレータは、電磁弁の頻繁な開閉による作動音が、 電磁弁と取付台との間に設けた弾性を有する素材で形成したガスケットの平板状 の振動減衰部において、電磁弁の振動を減衰させることによって消音され、また 取付台に設けた膨張室において排気を膨張させることによって、パルス状の排気 音が消音されるので、電気−空気圧レギュレータの作動騒音を小さくすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部縦断正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく構成図である。
【図4】ガスケットの拡大平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】取付台の裏面図である。
【図7】サブプレートの平面図である。
【図8】同じく横断面図である。
【図9】電磁弁の断面図である。
【図10】制御回路の構成図である。
【符号の説明】
1 3ポート電磁弁 2 ガスケット 2a 振動減衰部 2b ポートシール部 3 取付台 15 圧力センサ 20 供給開口 21 出力開口 22 排出開口 24 供給流路 25 出力流路 27 膨張室 P,A,R ポート
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月24日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気の供給ポート、出力ポート及び
    排出ポートを有し、ソレノイドの励磁及び励磁解除によ
    り出力ポートを供給ポートと排出ポートとに切換えて連
    通させる電磁弁と、上記出力ポートのフィードバック空
    気圧を電気信号に変換して出力する圧力センサと、入力
    電気信号と上記圧力センサの電気信号との大小によりソ
    レノイドを励磁及び励磁解除して、出力ポートの空気圧
    を入力電気信号で定まる所望の圧力に設定するための制
    御回路とを備えた電気−空気圧レギュレータにおいて、 上記電磁弁と該電磁弁を設置する取付台との間に、上記
    電磁弁の各ポートに個別に連通する開口を有し電磁弁の
    作動音を消音させるための平板状の振動減衰部と、これ
    らの開口周囲のポートシール部とを備え、弾性を有する
    素材で形成したガスケットを設けた、 ことを特徴とする電気−空気圧レギュレータ。
  2. 【請求項2】 取付台が、電磁弁の排出ポートから排出
    された空気を膨張させて消音させる膨張室を備えてい
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載した電気−空気圧レギ
    ュレータ。
JP1991111695U 1991-12-20 1991-12-20 電気−空気圧レギュレータ Expired - Lifetime JP2589614Y2 (ja)

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