JPH0555191B2 - - Google Patents

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JPH0555191B2
JPH0555191B2 JP28042487A JP28042487A JPH0555191B2 JP H0555191 B2 JPH0555191 B2 JP H0555191B2 JP 28042487 A JP28042487 A JP 28042487A JP 28042487 A JP28042487 A JP 28042487A JP H0555191 B2 JPH0555191 B2 JP H0555191B2
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JP
Japan
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charging
pause period
reverse ionization
reverse
charging pause
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Tadashi Kameshima
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、逆電離現象を正確に検出して定電
流制御の安定化を達成する電気集塵装置の制御方
法に関する。
〔従来の技術〕
電気集塵装置の集塵効率は電極間に加える電圧
が高いほど向上する。しかし、この印加電圧がア
ーク開始電圧以上になると両電極間がフラツシユ
オーバされ、集 作用が行われなくなり、最悪の場合では機器を焼
損するおそれがある。そこで電気集塵装置の荷電
制御は、主にスパークの発生回数を最小にしなが
ら、できるだけ高い電圧を連続して印加するよう
にしている。
しかし、電気抵抗の著しく高いダストでは、集
塵極上の捕集ダスト堆積層の絶縁破壊に起因して
集塵極側から放電極と逆極性のコロナ放電が発生
する(以下この現象を逆電離現象という。)。逆電
離現象が生じると、印加電流のみ増大し、かつ荷
電時の三角波状の2次電圧波形のボトム値が低下
して印加電圧の平均値が上昇せず集塵効率が著し
く低下してしまう。
この逆電離現象を抑制するために間欠荷電とか
逆電離制御荷電のように荷電休止期間を設けて間
欠的な荷電を行つている。
ところで従来の電気集塵装置の逆電離検出制御
では、2次電圧波形のボトム値1が逆電離検出レ
ベル(定期的に更新される。)を数回続けて下回
つた場合は、逆電離発生と判断し、荷電休止期間
T3をT4に変更して(T3<T4)増加することによ
り逆電離を抑制している(第2図参照)。
なお、逆電離検出レベルとは、所定の2次電圧
値をいい、この電圧値を荷電時の2次電圧波形の
ボトム値が連続して下回つた場合、逆電離現象が
発生しているものとみなされる。
逆に、2次電圧波形のボトム値1が逆電離検出
レベルを数回続けて上回つた場合は、逆電離未発
生で、かつ荷電不足と判断し、荷電休止期間T5
をT6に変更して(T5>T6)短縮することにより
荷電不足になることを防止している(第3図参
照)。
また、2次電圧波形のボトム値1が逆電離検出
レベルを数回続けて上回るか下回るかすることが
ない場合は、同一荷電休止期間T7を実行してい
る(第4図参照)。以上の詳細はたとえば特開昭
61−25650号公報。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来の逆電離制御方法では、逆電
離現象を連続的に検出して荷重休止期間が長くな
ることがある。
一旦荷電休止期間が長くなると電気集塵装置の
静電容量に蓄積されている電荷の大部分が放電さ
れるため、再荷電時の充電電流が大きくなる。
電気集塵装置は一般に定電流制御をしており、
定電流制御をする場合充電電流を補正する必要が
ある。この補正制御(第6図参照)により、荷電
出力期間中の2次電圧出力が不整いとなり、各荷
電出力期間における後半の2次電圧出力が小さく
なる(第5図参照)。2次電圧出力が小さくなる
と逆電離現象に関係なく2次電圧波形のボトム値
1が逆電離検出レベル近傍となり、荷電休止期間
T8が適正でないのに更新されなくなる。
この発明は以上の問題点を解決するために創案
されたもので、定電流制御を行う電気集塵装置に
おいて適正でない荷電休止期間が継続することを
防止できる電気集塵装置の逆電離制御方法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の逆電離制御方法は、間欠荷電とか逆
電離制御荷電のように荷電休止期間を設けて間欠
的な荷電を行い、かつ荷電時においては定電流制
御を行う電気集塵装置において、2次電圧波形の
ボトム値にて逆電離現象を検出して荷電休止時間
を増加させたり減少させたりして逆電離現象の抑
制を図り、同一荷電休止期間が任意に設定された
回数連続した場合は、荷電休止期間を所定の時
間、たとえばN×12f秒(Nは整数、fは電源周
波数)短縮することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この発明を図面(グラフ)に示す実施例
に基いて説明する。
第1図はこの発明の逆電離制御方法を採用して
電気集塵装置の間欠荷電を行つた例を示すもの
で、縦軸は2次電圧出力値、横軸は時間を示す。
この発明は、荷電休止期間を設けて間欠的な荷
電を行い、かつ、荷電時においては電流制御を行
う電気集塵装置において、同一荷電休止期間が任
意に設定された回数連続した場合は荷電休止期間
をN×12f秒(Nは整数、fは電源周波数)短縮
するものである。例えば50Hz電源における同一荷
電休止期間許容回数(任意設定)N5を10、Nを
2と設定した場合、荷電休止期間T10.1秒が10回
連続したら、荷電休止期間T1をN×12f秒短縮
して0.08秒T2とし、さらに荷電休止期間T20.08秒
が10回連続したら、荷電休止期間T2を同様に短
縮して0.06秒に制御する。
〔発明の効果〕
荷電休止期間を設けて間欠的な荷電を行い、か
つ、荷電時においては定電流制御を行う電気集塵
装置において、同一荷電休止期間が任意に設定さ
れた回数連続した場合は荷電休止期間をN×12f
秒(Nは整数、fは電源周波数)短縮することに
より、適正でない荷電休止期間が継続することを
確実に防止でき、集塵効率の著しい低下を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の逆電離制御方法を採用して
電気集塵装置の間欠荷電を行つた例を示す2次電
圧波形図、第2図〜第6図は従来例を示すもの
で、第2図〜第5図は2次電圧波形図、第6図は
電流波形図である。 1……2次電圧波形のボトム値、T1,T2
T3,T4,T5,T7,T8……荷電休止期間、N……
整数(任意設定)、f……電源周波数、N5……同
一荷電休止期間許容回数(任意設定)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 荷電休止期間を設けて間欠的な荷電を行い、
    かつ、荷電時においては定電流制御を行う電気集
    塵装置において、 荷電時の2次電圧値に所定の逆電離検出レベル
    を定めておき、荷電時の2次電圧波形のボトム値
    が当該逆電圧検出レベルを所定の回数連続して下
    回る場合には逆電離現象が生じているものとみな
    して荷電休止時間を増加させ、連続して上回る場
    合には逆電離現象は未発生とみなして荷電休止時
    間を減少させるように荷電制御を行うと共に、 同一荷電休止期間が任意に設定された回数連続
    した場合には、荷電休止期間を所定の時間だけ短
    縮することを特徴とする電気集塵装置の逆電離制
    御方法。
JP28042487A 1987-11-06 1987-11-06 電気集塵装置の逆電離制御方法 Granted JPH01123647A (ja)

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JPH01123647A JPH01123647A (ja) 1989-05-16
JPH0555191B2 true JPH0555191B2 (ja) 1993-08-16

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JP2002177817A (ja) * 2000-12-18 2002-06-25 Ricoh Elemex Corp 空気清浄機
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