JP2006167641A - 電気集塵機用高電圧荷電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コロナ放電時にオゾンの発生を確実に抑制することができる機能を備えると共に、放電極の磨耗を極力防止する機能を備えた電気集塵機用高電圧荷電装置を提供する。
【解決手段】 電気集塵機における荷電部5の放電極6を銀又は銀合金で造り、放電極6に対して、高電圧電源部10より直流電圧に時間経過とともに増減変化する交番波形電圧を重畳した重畳高電圧を印加する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、コロナ放電により気流中のダスト又はミスト等の粒子を帯電させて捕集することができる電気集塵機に関するものであって、具体的には、コロナ放電時のオゾン発生を抑制する機能を備えた電気集塵機用高電圧荷電装置に関するものである。
従来の電気集塵装置は、荷電部の放電極として、特許文献1に見られるように耐蝕性及び耐熱性に優れたタングステンが使用され、また、電極に荷電する電源としては、特許文献2に見られるように直流高圧電源が使用されていた。
特開2003−144971号公報
特開平6−142549号公報
ところが、放電極として上記特許文献1に見られるタングステンを使用すると、コロナ放電時に人体に有害なオゾンと臭気が多量に発生する問題があり、また、上記特許文献2に見られるように直流高圧電源を使用した場合も、同様にオゾンが発生する問題があった。
そこで本発明の技術的課題は、コロナ放電時にオゾンの発生を確実に抑制することができる機能を備えると共に、放電極の磨耗を極力防止する機能を備えた電気集塵機用高電圧荷電装置を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために開発された本発明の請求項1に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、高電圧電源部からの高電圧の印加によって発生するコロナ放電により、気流中のダスト又はミスト等の粒子を帯電させる荷電部と、帯電されたダスト又はミスト等の粒子を捕集する集塵部とから成る電気集塵機であって、上記荷電部の放電極を、銀又は銀合金を用いて構成したことを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、前記高電圧電源部から前記荷電部へ高電圧を印加するに当たって、荷電部の放電極側がプラス極となるように構成したことを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、前記高電圧電源部に、前記荷電部に印加する直流電圧に対して、時間経過とともに増減変化する交番波形電圧を重畳して重畳高電圧を生成する重畳高電圧生成部を設けたことを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、前記重畳高電圧生成部によって生成される重畳高電圧が、コロナ放電可能な最小値に設定された直流電圧と、時間経過とともに増減変化する交番波形電圧とを重畳して生成され、且つ、当該重畳高電圧のピーク電圧が閃絡電圧未満に設定されていることを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、前記重畳高電圧のピーク電圧値に対する前記交番波形電圧の構成比率を、20〜50%として構成したことを特徴としている。
(6) また、本発明の請求項6に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、前記荷電部の放電極を、銀又は銀合金で造った細長いパイプの内部に、ステンレス材又はタングステン材で造った芯材を挿入して構成したことを特徴としている。
(7) 更に本発明の請求項7に係る電気集塵機用高電圧荷電装置は、前記荷電部の放電極を、樹脂材、ガラス材或いはセラミック材等の絶縁材料を用いて細長い棒状に造った絶縁体の周面長手方向に、銀又は銀合金製のワイヤーを螺旋状に巻き付けて構成したことを特徴としている。
前記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、銀或いは銀合金は酸素原子を吸着する性質を有するため、荷電部の放電極をこれ等銀又は銀合金で造れば、オゾン中の酸素原子が銀又は銀合金で造った放電極に吸着されてオゾンが分解されるため、コロナ放電時のオゾンと臭気の発生を抑止することを可能にする。
前記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、プラス放電は原理的にオゾンが発生しにくい放電であるため、前記放電極を銀又は銀合金で造った点と相俟って、コロナ放電時のオゾンと臭気の発生を更に抑止することを可能にする。
前記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、高電圧電源部に設けた重畳高電圧生成部が、直流電圧に対して時間経過とともに振幅が変化する交番波形電圧(例えば正弦波、三角波、方形波、パルス波)を重畳して、重畳高電圧を生成するため、重畳成分である交流成分がオゾンの発生を低減することができるものであって、この重畳高電源と前記銀又は銀合金で造った放電極とプラス放電との組み合わせにより、発生するオゾン濃度を著しく低下させて、コロナ放電時のオゾンと臭気の発生を確実に抑止することを可能にする。更に、重畳高電圧の特性として電気エネルギーを抑制でき、ひいてはコロナ放電による銀或いは銀合金で造った放電極の磨耗の進行を遅らせて、その長寿命化を可能と成し、その結果、銀の弱点である磨耗の問題を解決して、タングステンに代わる新しい放電極を提供することができる。
前記(4)で述べた請求項4に係る手段によれば、直流電圧をコロナ放電可能な最小値(例えば6KV)に設定し、その直流電圧に対して時間経過とともに増減変化する交番波形電圧を重畳して、ピーク電圧が閃絡電圧未満(例えば約15KV)の重畳高電圧が生成されるため、放電極よりコロナ放電が確実に発生して、ダスト又はミス等の粒子を確実に帯電させることができる。
一方、重畳成分である交流成分の比率を上げて行くと、オゾン濃度を下げることができるが、反面、捕集効率が悪くなる傾向にある。また、交流成分が0%である直流成分ではオゾン濃度が高くなってしまい、交流成分が50%を超えるとオゾン濃度は下がるが、捕集効率も下がってしまうことになる。そこで、前記(5)で述べた請求項5に係る手段によれば、時間経過とともに増減変化する電圧値の重畳ピーク電圧値に対する構成比率を20〜50%とした関係で、捕集効率にも優れ、且つ、オゾン濃度をある程度下げることができるものであって、トレードオフの関係にあるオゾン濃度と捕集効率のバランスを良好に保つことを可能にする。
前記(6)で述べた請求項6に係る手段によれば、銀又は銀合金で造ったパイプの内部にステンレス材やタングステン材で造った芯材を挿入することにより、放電極を造り、また、前記(7)で述べた請求項7に係る手段によれば、樹脂材等の絶縁材料で造った絶縁体の周囲に、銀又は銀合金で造ったワイヤーを巻き付けることにより、放電極を造るため、上記芯材及び絶縁体によって保持されて、銀又は銀合金で造った放電極(電極針)の変形を防止することを可能にする。
以上述べた次第で、本発明に係る電気集塵機用高電圧荷電装置によれば、荷電部の荷電極をタングステンを用いて構成し、且つ、電源として直流高圧電源を使用していた従来の電気集塵装置に比較して、発生するオゾン濃度と臭気を著しく低下させることができると共に、銀又は銀合金で造った放電極の剛性を増して、製品寿命を長くすることができる利点を備えている。
以下に、本発明に係る電気集塵機用高電圧荷電装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明が実施された集塵機の全体を説明した正面図であって、図中、1は電気集塵機の本体ケース、2は本体ケース1の一側面に形成したダスト又はミスト等を含んだ含塵気流の吸込口、3は本体ケース1の上面に形成した濾過空気の排気口、4は本体ケース1の内部で、且つ、上記吸込口2の通気下流側に設けたプレフイルターを示す。
また、5はプレフイルター4の通気下流側に設けた荷電部(コロナ放電部)、5Kはその給電板、5Xは給電板5Kを取付けた絶縁碍子であって、荷電部5は後述する高電圧電源部からの高電圧の印加によってコロナ放電を発生させ、気流中のダスト又はミスト等を帯電させる仕組みに成っている。
更に図1において、7は前記荷電部5の通気下流側に設けた集塵部、8はモータ9によって回転される吸引用のファンであって、集塵運転時には、このファン8の回転により吸込口2より本体ケース1内に吸引された含塵気流が、先ずプレフイルター4にて粗大なダストやミスト等が捕集され、次いで、荷電部5のコロナ放電を受けて気流中のダスト又はミスト等の粒子が帯電され、これ等帯電されたダスト又はミスト等の粒子が集塵部7に捕集されて、濾過された清浄空気が排気口3から排気されるように構成されている。
図2は、前記荷電部5と、この荷電部5に対して高電圧を印加する高電圧電源部10の構成を示したものであって、図中、6は前記給電板5Kにスプリング6Sを介して架設した放電極で、放電極6は図示したように多数本が間隔をあけて並べて架設されている。
図2に示した高電圧電源部10は、直流電圧DCに対して、時間経過とともに増減変化する交番波形電圧(正弦波、三角波、方形波、パルス波)を重畳して、重畳高電圧を生成する重畳高電圧生成部14が設けられていて、図面では交流電圧を重畳する仕組みに成っている。
即ち、図2において12は直流電源部であって、この直流電源部12は交流の元電源13と、元電源を交流の+1.5KVに昇圧する高圧トランス12Aと、昇圧された交流電圧を整流しながら+9KV程度の直流電圧に昇圧する倍圧部12Bとを備えている。また、上記の重畳高電圧生成部14は、交流の元電源15と、振幅が0〜6KVの交番波形電圧を生成する高圧トランス14Aを備えていて、上記+9KVの直流電圧に対して上記の交番波形電圧を重畳して重畳高電圧を生成し、この重畳高電圧を配線6Tを通して上述した放電極6に印加するように構成されている。
また、図3は直流電源DCの出力を時間で制御して、+6KVと+12KVの直流電圧に切り替えることによって、重畳波形と同様な交番波形電圧を生成できるように構成した高電圧電源部10の構成を示したものであって、符号14で示した重畳高電圧生成部は、交流の元電源13と、交流の元電源を交流ACの+1.5KVに昇圧する高圧トランス12Aと、生成する電圧を2段階に可変可能に構成した出力制御部12Cと、高圧トランス12Aによって交流ACの+1.5KVに昇圧した直流電圧を、整流しながら+6KVと+12KVの直流電圧に交互に昇圧することにより、重畳波形と同様な交番波形電圧を生成することができる倍圧部12B’とを備えていて、交番波形電圧の重畳によって生成された重畳高電圧を、配線6Tを通して上述した放電極6に印加するように構成されている。
図4は上記放電極6の構成例を示したものであって、(A)図は放電極6の全体を示し、(B)図は(A)図のX部分を拡大して示したものである。図中6Cは外径φ0.5〜0.8mmの銀製又は銀合金製パイプの中に、ステンレス材やタングステン材を用いて直径0.4〜0.7mmの芯材6Hを挿入することによって構成した放電用針電極で、6Aは多数本の放電用針電極6C…を上下に間隔をあけた状態で並べて取付けた上下に細長い支持板、6B…は放電用針電極6C…を取付けたカシメ部であって、前述した荷電部5は、以上の如く構成した多数枚の支持板6A(放電極6)を、夫々中間に介在した接地極板6’(図2、図3参照)とある程度の距離を保つようにしてスプリング6Sに吊下げることによって構成され、且つ、スプリング6S及び配線6Tを通して前述した高電圧電源部10より重畳高電圧が印加されて、コロナ放電を行う仕組みに成っている。
図5は、放電極6の他の構成例を示したものであって、(A)図はその全体を示し、(B)図は(A)図のY部分を拡大して示したものである。図中、6Rは外径φ0.3mmの銀製又は銀合金製のパイプで、6Kはこの銀製又は銀合金製のパイプ6Rの内部に挿入した直径φ0.1mmのステンレス材又はタングステン材製のワイヤーから成る芯材であって、前述した荷電部5は、全体をワイヤー状に形成した多数本の放電極6の夫々を、間に接地極板6’(図2、図3参照)を介在させ、且つ、接地極板6’とある程度の間隔を保った状態でスプリング6Sに吊下げた状態に張設することによって構成され、且つ、スプリング6S及び配線6Tを通して前述した高電圧電源部10より重畳高電圧が印加されて、コロナ放電を行う仕組みに成っている。
図6は、上述した放電極6の他の構成例を示したものであって、この実施例では樹脂やガラス、セラミック等の絶縁材料で全体を略棒状に造った絶縁体6Vの周囲に、銀又は銀合金で造ったワイヤー6Wを螺旋状に巻き付けることによって放電極6が構成され、前述した荷電部5は、この様に構成された多数本の放電極6…を、夫々中間に介在した接地電極板6’(図2、図3参照)とある程度の距離を保った状態でスプリング6Sに吊下げることによって構成され、且つ、スプリング6S及び配線6Tを通して前述した高電圧電源部10より重畳高電圧が印加されて、コロナ放電を行う仕組みに成っている。
次に、図7は高電圧電源部10の+直流電圧DCに、時間経過とともに振幅が増減変化する交番波形電圧(この場合は+交流AC電圧)を重畳した場合の波形を表したものであって、図中、P値(ピーク値)は直流電圧DCに交流電圧ACを加えた最大の電圧値(+12KV)で、P−P値は交流電圧値の振幅を示す。
図8は、同じ構成の電気集塵機を用いて、パラメータとして電源の種類(+重畳電源と+直流電源DC)と、電極の材質(銀とタングステン)を選定し、その各々の組み合わせによりオゾン濃度と捕集効率がどのように変化しているのかを実験することによって得たデータ値を表したものである。
上記実験によるデータ値から、以下の事実が判明した。
(A) 直流電源においても銀又は銀合金を電極材料に用いることで、大きくオゾンを低減できることができる。
(B) 重畳成分である交流電圧ACの比率を上げて行くと、オゾン濃度を下げることができるが、捕集効率が悪くなる。
(C) 交流成分ACの比率が0%である直流電圧DCでは、オゾン濃度は高いが、交流成分ACの比率が50%を超えると、オゾン濃度は下がるが、捕集効率も下がってしまう。
(D) 交流成分ACの比率が20〜50%の時に、捕集効率もよく、また、オゾン濃度をある程度下げることができる。
(E) よって、従来の直流電源DCと、タングステン製放電極との組み合わせから成る電気集塵装置に比較して、重畳電源と銀又は銀合金製放電極の組み合わせから成る本発明に係る電気集塵機の方が、発生するオゾン濃度を著しく低下させることが判った。
(A) 直流電源においても銀又は銀合金を電極材料に用いることで、大きくオゾンを低減できることができる。
(B) 重畳成分である交流電圧ACの比率を上げて行くと、オゾン濃度を下げることができるが、捕集効率が悪くなる。
(C) 交流成分ACの比率が0%である直流電圧DCでは、オゾン濃度は高いが、交流成分ACの比率が50%を超えると、オゾン濃度は下がるが、捕集効率も下がってしまう。
(D) 交流成分ACの比率が20〜50%の時に、捕集効率もよく、また、オゾン濃度をある程度下げることができる。
(E) よって、従来の直流電源DCと、タングステン製放電極との組み合わせから成る電気集塵装置に比較して、重畳電源と銀又は銀合金製放電極の組み合わせから成る本発明に係る電気集塵機の方が、発生するオゾン濃度を著しく低下させることが判った。
図9は、+重畳電源(+AC+DC)と、+直流電源(+DC)の各々に付いて、84時間の放電加速試験を実施して、銀製放電極の磨耗量を測定した結果を示した表である。この実験の結果、直流電源に比較して、重畳電源における銀電極の磨耗量が略半分で、放電極の長寿命化が可能であることが判明した。
図10、図11、図12は、上記図8及び図9に示した各データをグラフ化したものであって、具体的には、ピーク電圧を約12KVとすると共に、このピーク値に対して時間経過とともに振幅の変化する電圧の成分(この場合はAC)の比率を横軸にして、オゾン発生濃度、ダストの捕集効率、及び、銀電極の磨耗量、の各々の変化をグラフにしたものである。その結果、交流電圧の比率が20%〜50%の範囲でオゾン濃度と捕集効率がそこそこ良く、銀電極の磨耗量も実用上使える程度に抑えられることが判った。
5 荷電部
6 放電極
6C 銀又は銀合金製パイプで造った放電用針電極
6H,6K ステンレス材又はタングステン材で造った芯材
6R 銀又は銀合金製のパイプ
7 集塵部
10 高電圧電源部
14 重畳高電圧生成部
6 放電極
6C 銀又は銀合金製パイプで造った放電用針電極
6H,6K ステンレス材又はタングステン材で造った芯材
6R 銀又は銀合金製のパイプ
7 集塵部
10 高電圧電源部
14 重畳高電圧生成部
Claims (7)
- 高電圧電源部からの高電圧の印加によって発生するコロナ放電により、気流中のダスト又はミスト等の粒子を帯電させる荷電部と、帯電されたダスト又はミスト等の粒子を捕集する集塵部とから成る電気集塵機において、
上記荷電部の放電極を、銀又は銀合金を用いて構成したことを特徴とする電気集塵機用高電圧荷電装置。 - 前記高電圧電源部から前記荷電部へ高電圧を印加するに当たって、荷電部の放電極側がプラス極となるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電気集塵機用高電圧荷電装置。
- 前記高電圧電源部に、前記荷電部に印加する直流電圧に対して、時間経過とともに増減変化する交番波形電圧を重畳して重畳高電圧を生成する重畳高電圧生成部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気集塵機用高電圧荷電装置。
- 前記重畳高電圧生成部によって生成される重畳高電圧が、コロナ放電可能な最小値に設定された直流電圧と、時間経過とともに増減変化する交番波形電圧とを重畳して生成され、且つ、当該重畳高電圧のピーク電圧が閃絡電圧未満に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の電気集塵機用高電圧荷電装置。
- 前記重畳高電圧のピーク電圧値に対する前記交番波形電圧の構成比率を、20〜50%として構成したことを特徴とする請求項4に記載の電気集塵機用高電圧荷電装置。
- 前記荷電部の放電極を、銀又は銀合金で造った細長いパイプの内部に、ステンレス材又はタングステン材で造った芯材を挿入して構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電気集塵機用高電圧荷電装置。
- 前記荷電部の放電極を、樹脂材、ガラス材或いはセラミック材等の絶縁材料を用いて細長い棒状に造った絶縁体の周面長手方向に、銀又は銀合金製のワイヤーを螺旋状に巻き付けて構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電気集塵機用高電圧荷電装置。
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