JPH0554967B2 - - Google Patents

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JPH0554967B2
JPH0554967B2 JP8728087A JP8728087A JPH0554967B2 JP H0554967 B2 JPH0554967 B2 JP H0554967B2 JP 8728087 A JP8728087 A JP 8728087A JP 8728087 A JP8728087 A JP 8728087A JP H0554967 B2 JPH0554967 B2 JP H0554967B2
Authority
JP
Japan
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rice
temperature
pot
boiling
detection means
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8728087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63252112A (ja
Inventor
Wataru Matsumoto
Hiroaki Tsukahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、炊飯器に関するもので、特に炊飯
時の生炊き現象を解消するためのものである。
〔従来の技術〕
従来の炊飯器においては、マイクロコンピユー
タを備えて、釜の底部温度を検出する釜底温度セ
ンサによる検出温度が第4図に示す炊飯工程完了
点(T0=130℃)近辺に到達した時炊飯工程が完
了したと見做しその後むらし工程に自動的に移行
するようになされている。
しかして、このような炊飯工程からむらし工程
を経ることになり、米飯はβでんぷんからαでん
ぷんへと転移し、味の良い飯となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、従来の炊飯器においては、釜底温度
センサによる検出温度に基いて炊飯完了を検知し
ていたため、実際の釜内米飯温度に対応した制御
が行なわれていなかつた。第4図a,bは正常炊
飯時と異常炊飯時を対応して示す特性図で、第4
図aのように、釜内米飯温度が沸騰温度に至つた
後に釜底センサにより検出される釜底温度が炊飯
完了温度T=130℃に到達した場合は正常な炊飯
工程を経ることになるが、例えば、何等かの原因
で釜底温度センサに異物が付着したり、釜底と該
センサ間に隙間が生じたりしてセンサと釜とが不
完全な接触状態となつた場合は、第4図bに示す
ように、釜内米飯温度が沸騰温度に到達しない間
にセンサの検出による釜底温度が異常上昇して炊
飯工程完了温度に達することがあり、このような
場合には生炊き状態となる。
そこで、この発明は上記の如く従来例における
問題点を解消するためになされたもので、炊飯時
の生炊き現象を解消することができる炊飯器を提
供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る炊飯器は、加熱体によつて加熱
される釜の釜底温度が予め設定された炊飯工程完
了温度となつた時にその検出信号に基いて炊飯工
程からむらし工程に自動的に移行するよう上記加
熱体の加熱量を制御する加熱量制御手段を備えた
炊飯器において、釜底温度が設定温度となつた時
検出信号を送出する第1の炊飯完了検出手段と、
釜内米飯温度が沸騰温度に達した時検出信号を送
出する沸騰検出手段と、該沸騰検出後釜底温度が
上記第1の炊飯完了検出手段の設定温度より高い
設定温度となつた時検出信号と送出する第2の炊
飯完了検出手段とを備えると共に、上記加熱量制
御手段は、上記第1の炊飯完了検出手段からの検
出信号を受けて上記加熱体を一定時間オフさせた
後弱火加熱させ上記沸騰検出手段からの検出信号
の送出後上記第2の炊飯完了検出手段による検出
信号を受けた時炊飯工程完了を検知し、上記加熱
体をオフさせてむらし工程に移行するようにした
ものである。
〔作用〕
この発明の炊飯器によれば、沸騰検出手段によ
る釜内米飯温度の沸騰検出以前に第1の炊飯完了
検出手段によつて釜底温度が所定温度に達したこ
とを検出すると、異常状態時であると見做し、加
熱体を一定時間オフさせた後釜内米飯温度を沸騰
温度に至るよう弱火加熱させ、第2の炊飯完了検
出手段による検出信号を受けた時炊飯工程完了を
検知することにより、炊飯時の生炊きを防止す
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図に基いて説明す
る。第1図はこの発明による炊飯器の一実施例を
示す全体構成図で、この実施例は、釜1を底部か
ら加熱する加熱体2と、釜1の底部温度を検出す
る釜底センサ3と、釜内米飯の沸騰を検出する蓋
センサ4を設け、上記釜底センサ3の検出信号を
入力とする第1の炊飯完了検出手段5によつて予
め設定された炊飯完了温度例えばT1=120℃を検
出した時、検出信号を送出するようになされ、同
様に、釜底センサ3の検出信号を入力とする第2
の炊飯完了検出手段6によつて上記第1の炊飯完
了検出手段5の設定温度より高い設定温度例えば
T2=130℃を検出した時、検出信号を送出するよ
うになされ、また、蓋センサ4の検出信号を入力
とする沸騰検出手段7によつて釜内米飯の温度が
沸騰温度T0=100℃に達したことを検出したと
き、沸騰検出信号を送出するようになされてい
る。
しかして、8は加熱体2を制御する加熱量制御
手段を示し、この加熱量制御手段は、沸騰検出手
段による釜内米飯温度の沸騰検出以前に第1の炊
飯完了検出手段5によつて釜底温度が所定温度
(120℃)に達したことを検出すると、何等かの理
由で異常状態時となつたと判断し、釜内米飯の生
炊きを防止すべく、加熱体2を一定時間オフさせ
た後釜内米飯温度を沸騰温度に至るように弱火加
熱させ、沸騰検出手段7による沸騰検出後は、第
2の炊飯完了検出手段6による検出信号を受けた
時炊飯工程完了を検知し、加熱体2をオフさせて
むらし工程に移行するよう制御する。
さらに、第1図において、釜1は外箱9の底部
に設けられた支持体10によつて支持され釜内に
収納され、釜1と外箱9との間に釜1を加熱する
電気ヒータでなる加熱体2が設けられ、また支持
体10内に釜1の底部に密着するよう釜底センサ
3が設けられる。また、蓋センサ4は蓋11中央
部の釜内米飯との対向面に設けられて、米飯の沸
騰を直接検知するようになされている。なお、1
2と13は釜1内の米と水を示す。また、第1の
炊飯完了検出手段5〜加熱量制御手段8は、処理
プログラムを記憶したメモリ、釜底センサ3や蓋
センサ4からの検出信号及び図示しないスイツチ
等からの信号を入力する入力回路、この入力回路
に入力される信号に基いてプログラム処理によつ
て得られた出力信号すなわち加熱量制御信号を出
力回路を介して加熱体2に出力するためのCPU
を備えたマイクロコンピユータで構成される。
次に、上記装置の動作を第2図のフローチヤー
ト及び第3図に示す特性図を参照して説明する。
先ず、炊飯工程時、加熱体2を加熱量制御手段8
により強火加熱(ステツプS21)する。この強火
加熱によつて釜1内米飯温度が沸騰温度100℃に
達したことを蓋センサ4及び沸騰検出手段7によ
り検出(ステツプS22)すると(この時釜底セン
サ3により検出される釜底温度は110℃近辺に上
昇し平衡する)、次に、加熱体2を弱火加熱(ス
テツプS23)して蓋センサ4により検出される米
飯温度を100℃以上に継続維持すべく加熱体2を
制御する。
そして、米飯温度が沸騰温度に達した後、釜1
内水分の減少によつて釜底センサ3による検出温
度が上昇し炊飯工程完了点(例えばT2=130℃)
に達したことを第2の炊飯完了検出手段6により
検出すると(ステツプS24)、これを受ける加熱
量制御手段6は加熱体2をオフさせてむらし工程
(ステツプS25)に移行する。
これまでの加熱量制御は従来例と同様である。
しかして、加熱量制御手段8は、第3図に示す
ように、沸騰検出手段7による釜内米飯温度の沸
騰検出以前に第1の炊飯完了検出手段5によつて
釜底温度が所定温度(T1=120℃)に達したこと
を検出する(ステツプS26)と、何等かの理由で
異常状態時となつたと判断し、釜内米飯の生炊き
を防止すべく、加熱体2を一定時間(例えば3分
間)オフさせた(ステツプS27)後釜内米飯温度
を沸騰温度に至るように弱火加熱させ(ステツプ
S28)、沸騰検出手段7による沸騰検出後は、第
2の炊飯完了検出手段6による検出信号を受けた
時、すなわち釜底温度がT2=130℃となつたとき
炊飯工程完了を検知し、加熱体2をオフさせてむ
らし工程に移行するよう制御する(ステツプ
S25)ことにより炊飯時の生炊きを防止する。
なお、上記実施例において、加熱体2のオフ制
御及び弱火制御時は釜底温度を100℃近辺に平衡
させることが好ましく、このためのオフ時間及び
加熱量は適宜選択される。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、何らかの理
由で釜内米飯温度の沸騰検出以前に第1の炊飯完
了検出手段によつて釜底温度が所定温度に達した
ことを検出すると、異常状態時であると見做し、
加熱体を一定時間オフさせた後釜内米飯温度を沸
騰温度に至るよう弱火加熱させ、第2の炊飯完了
検出手段による検出信号を受けた時炊飯工程完了
を検知するので、炊飯時の生炊きを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
2図はその動作フローチヤート、第3図はこの発
明により得られる炊飯温度特性図、第4図a,b
は従来例における正常時と異常時の炊飯温度特性
図である。 図中、1は釜、2は加熱体、3は釜底センサ、
4は蓋センサ、5は第1の炊飯完了検出手段、6
は第2の炊飯完了検出手段、7は沸騰検出手段、
8は加熱量制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱体によつて加熱される釜の釜底温度が予
    め設定された炊飯工程完了温度となつた時にその
    検出信号に基いて炊飯工程からむらし工程に自動
    的に移行するよう上記加熱体の加熱量を制御する
    加熱量制御手段を備えた炊飯器において、釜底温
    度が設定温度となつた時検出信号を送出する第1
    の炊飯完了検出手段と、釜内米飯温度が沸騰温度
    に達した時検出信号を送出する沸騰検出手段と、
    該沸騰検出後釜底温度が上記第1の炊飯完了検出
    手段の設定温度より高い設定温度となつた時検出
    信号と送出する第2の炊飯完了検出手段とを備え
    ると共に、上記加熱量制御手段は、上記第1の炊
    飯完了検出手段からの検出信号を受けて上記加熱
    体を一定時間オフさせた後弱火加熱させ上記沸騰
    検出手段からの検出信号の送出後上記第2の炊飯
    完了検出手段による検出信号を受けた時炊飯工程
    完了を検知し、上記加熱体をオフさせてむらし工
    程に移行することを特徴とする炊飯器。 2 上記沸騰検出手段は、蓋中央部の釜内米飯と
    の対向面に設けられて沸騰蒸気の温度を検出する
    特許請求の範囲第1項記載の炊飯器。
JP8728087A 1987-04-09 1987-04-09 炊飯器 Granted JPS63252112A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8728087A JPS63252112A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 炊飯器

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JPS63252112A JPS63252112A (ja) 1988-10-19
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CN106388556B (zh) * 2016-10-21 2018-09-07 珠海格力电器股份有限公司 一种电饭锅加热温度控制方法、装置及电饭锅

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