JPH0554795U - 窓装置 - Google Patents
窓装置Info
- Publication number
- JPH0554795U JPH0554795U JP10751091U JP10751091U JPH0554795U JP H0554795 U JPH0554795 U JP H0554795U JP 10751091 U JP10751091 U JP 10751091U JP 10751091 U JP10751091 U JP 10751091U JP H0554795 U JPH0554795 U JP H0554795U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- window body
- window
- storage space
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
- Blinds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮光特性変更の自由度を高め、しかも正確な
遮光を行う。 【構成】 窓装置1は、内部に液体貯留スペース3aを
有する透光性の窓本体3と、液体貯留スペース3aに液
体を供給排出するポンプ24,27及び電磁弁22,3
2及び排水用配管31とを有している
遮光を行う。 【構成】 窓装置1は、内部に液体貯留スペース3aを
有する透光性の窓本体3と、液体貯留スペース3aに液
体を供給排出するポンプ24,27及び電磁弁22,3
2及び排水用配管31とを有している
Description
【0001】
本考案は、窓装置に関する。
【0002】
ホテルやカフェテラス等において、ガラス開口面を有する装飾性が重視された 窓が設けられている。このような窓の多くには、光や視線を遮るのを目的とした ブラインドが設けられる。ブラインドは、通常、窓縁の上端部に取り付けられ、 窓面内側に沿って下方に延ばされる。
【0003】
前記従来のブラインドでは、窓の内側に垂れ下がった状態で使用されるため、 邪魔になることがある。また、送風等によってブラインドが揺れ、正常な遮光が 行われにくい場合がある。しかも、従来の構成では、遮光程度を変更する際の自 由度が低い。
【0004】 本考案の目的は、遮光特性の変更の自由度を高め、しかも正確な遮光を行うこ とにある。
【0005】
本考案に係る窓装置は、内部に液体貯留スペースを有する透光性の窓本体と、 前記液体貯留スペースに液体を供給する液体供給手段と、前記液体貯留スペース から液体を排出する液体排出手段とを備えている。
【0006】
本考案に係る窓装置では、液体供給手段により窓本体の液体貯溜スペースに液 体が貯留される。ここでは、液体を着色しておくことにより、その液体の層によ って遮光効果が達成される。遮光を停止する際には、窓本体内部から液体が排出 される。
【0007】 ここでは、供給する液体の色及び着色程度を変更することにより遮光特性を自 在に変更できる。また、窓本体内に液体が貯溜される構成であるため、ブライン ドが邪魔になるという従来の不具合は生じず、正確な遮光が行える。
【0008】
図1に、本考案の一実施例が採用された窓装置1を示す。図において、窓装置 1は、建築物の壁に固定するためのフレーム2と、フレーム2内に設けられた窓 本体3とを備えている。フレーム2の前面下部には、動作開始の指示等の各種入 力を行うためのキーボード4と、入力された内容等を表示するための液晶表示部 5とが配置されている。
【0009】 窓本体3には、図2に示すように、所定の間隔を隔てて平行に配置されたガラ ス板11a,11bが設けられており、ガラス板11a,11b間の空間が液体 貯溜スペース3aとなっている。この液体貯溜スペース3aは、パッキング14 ,15等により密閉状態となっている。ガラス板11a,11bの下端には、図 示しない液体通路を有するトレイ12が配置されている。
【0010】 液体貯溜スペース3a内に露出したフレーム2の内壁面2aには、液面レベル を検出するための上部センサ16と下部センサ17とが配置されている。また、 フレーム2の下部には、後述するポンプ,タンク,配管及び制御部が配置されて いる(図2の二点鎖線)。 次に、図3を参照し、液体の供給及び排出手段について説明する。窓本体3の 下部に設けられたトレイ12には、後述する各種の配管21,23,26,31 の一端が接続されている。配管21は、電磁弁22を介して一般の水道管に接続 されている。配管23は、ポンプ24を介してタンク25に接続されている。配 管26は、ポンプ27を介してタンク28に接続されている。配管31は、電磁 弁32を介して排水系に接続されている。ポンプ24,27は、回転方向を変え ることにより、液体を順送及び逆送可能な扱きポンプ等で構成されている。
【0011】 窓本体3の図右側には、隔壁32によって設けられたオーバーフロー槽33が 配置され、オーバーフロー排水管34の一端がその下部に接続されている。オー バーフロー排水管34の他端は、排水系に接続されている。 窓装置1は、図3に示すような制御部40を有している。制御部40は、CP U、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを備えている。制御部40 には、キーボード4と、液晶表示部5と、上部レベルセンサ16と、下部レベル センサ17とが接続されている。さらに、制御部40には、ポンプ24,27の 駆動部と、電磁弁22,32の駆動部とが接続されている。
【0012】 本実施例の窓装置1は、制御部40によって制御され、以下に説明するように 動作する。なお、図4〜図6はその制御フローチャートである。 まず、フレーム2の下部に配置されたタンク25に、たとえば青色系の濃色液 体Aを充填する。また、タンク28に、たとえば黄色系の淡色液体Bを充填する 。
【0013】 窓装置1の制御部では、まず図4のステップS1において、ポンプ24,27 及び電磁弁22,32をOFFにし、また基本的な動作順序及び動作時刻をセッ トする等の初期設定がなされる。次に、ステップS2ではオペレーターによって 設定キーが押されたか否か、またステップS3では開始キーが押されたか否かを 判断する。いずれのキーも押されていない場合には、ステップS6に移行して他 の処理を行った後に、ステップS2に戻る。
【0014】 条件設定を行うために設定キーが押された場合には、プログラムはステップS 2からステップS4に移行する。ステップS4では、ポンプ24,27及び電磁 弁22,32の動作時刻(後述するタイマー1,2)等の設定がなされる。ステ ップS4での処理が終わればメインルーチンに戻る。 ブラインド動作を開始するために開始キーが押された場合には、プログラムは ステップS3からステップS5に移行し、図5及び図6に示す動作サブルーチン を実行する。
【0015】 図5のステップS10では、ステップS4で設定された動作工程から最初の処 理工程を読み出す。次に、ステップS20では、読み込んだ動作工程から、供給 する液体がタンク25内の液体か否かを判断する。判断がNoであれば、ステッ プS30に移行し、供給する液体がタンク28内の液体か否かを判断する。判断 がNoであれば、図6のステップS40に移行し、供給する液体が水道水か否か を判断する。判断がNoであれば、読み込んだ動作工程が「動作終了」であるか 否かをステップS50で判断する。判断がNoであれば、図5のステップS10 に戻り、次の動作工程を読み出す。
【0016】 ステップS10で読み出した動作工程が、タンク25からの液体供給を意味し ていた場合には、プログラムはステップS20からステップS21に移行する。 ステップS21では、ポンプ24を順送方向に駆動する。次に、ステップS22 では、液体Aが窓本体3内の上部レベルセンサ16の位置まで充填されたか否か を判断する。ステップS22において上部レベルセンサ16がON状態になった と判断されれば、ステップS23に移行してポンプ24を停止する。この結果、 窓本体3には濃色の液体Aが充填された状態となり、ブラインドとして機能する 。
【0017】 次に、ステップS24において、図4のステップS4で設定されたタイマー1 の設定時刻まで待機状態に入る。タイマー1が設定時刻になると、ステップS2 5に移行し、ポンプ24を逆送方向で駆動する。これにより、窓本体3内の液体 Aがタンク25に戻される。ステップS26では、窓本体3内に充填された液体 Aがタンク25に全て戻された否かを、下部レベルセンサ17を基準に判断する 。液体Aがタンク25に戻されれば、ステップS27に移行し、ポンプ24を停 止する。そして、ステップS10に移行し、次の動作工程を読み出す。
【0018】 ステップS10で読み出した動作工程が、タンク28からの液体供給を意味し ていた場合には、プログラムはステップS30からステップS31に移行する。 ステップS31では、ポンプ27を順送方向に駆動する。次に、ステップS32 では、液体Bが窓本体3内の上部レベルセンサ16の位置まで充填されたか否か を判断する。ステップS32において上部レベルセンサ16がON状態になった と判断されれば、ステップS33に移行してポンプ27を停止する。この結果、 窓本体3には淡色の液体Bが充填された状態となり、ブラインドとして機能する 。
【0019】 次に、ステップS34において、図4のステップS4で設定されたタイマー2 の設定時刻まで待機状態に入る。タイマー2が設定時刻になると、ステップS3 5に移行し、ポンプ27を逆送方向で駆動する。これにより、窓本体3内の液体 Bがタンク28に戻される。ステップS36では、窓本体3内に充填された液体 Bがタンク28に全て戻された否かを、下部レベルセンサ17を基準に判断する 。液体Bがタンク28に戻されれば、ステップS37に移行し、ポンプ27を停 止する。そして、ステップS10に移行し、次に動作工程を読み出す。
【0020】 ステップS10で読み出した動作工程が、水の供給を意味していた場合には、 プログラムは図6のステップS40からステップS41に移行する。この水の供 給は、窓本体3内を洗浄する際に指定される。 ステップS41では、電磁弁22を開く。次に、ステップS42では、水が窓 本体3内の上部レベルセンサ16の位置まで充填されたか否かを判断する。ステ ップS42において上部レベルセンサ16がON状態になったと判断されれば、 ステップS43に移行して電磁弁22を閉じ、電磁弁32を開ける。これにより 、窓本体3内の水が排出される。ステップS44では、窓本体3内に充填された 水が排出された否かを、下部レベルセンサ17を基準に判断する。水の排出が完 了すれば、ステップS45に移行し、電磁弁32を閉じる。そして、ステップS 10に移行し、次の動作工程を読み出す。
【0021】 ステップS50において、動作の終了であると判断されたときには、プログラ ムは図4のメインルーチンに戻る。 このように、本実施例では、遮光特性の異なる複数の液体を供給・排出するこ とにより、窓本体3の透過光量を変化させて、ブラインドの作用を発揮させ得る 。また、窓本体3に供給する着色液体の交換の間に水道水を供給排出することに より窓本体3の内面を洗浄できる。
【0022】 〔他の実施例〕 前記実施例では、窓本体3に複数種の液体を交互に供給する構成を示したが、 それに限られることはなく、たとえば、混合されずかつ比重の異なる複数の液体 を窓本体3に同時に供給し、窓本体3上部と下部とで透光量が異なるブラインド 機能を発揮させる構成としてもよい。
【0023】
本考案においては、透光性の窓本体内部に液体を供給、排出する構成としたの で、液体の色及び着色程度を変更することにより遮光特性を自在に変更できる。 また、窓本体内に液体が貯溜される構成であるため、ブラインドが邪魔になると いう従来の不具合は生じず、正確な遮光が行える。
【図1】本考案の一実施例としての窓装置の正面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】配管系統を合わせて表示した制御部のブロック
図。
図。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】その制御フローチャート。
【図6】その制御フローチャート。
1 窓装置 3 窓本体 3a 液体貯留スペース 24,27 ポンプ 25,28 タンク 22,32 電磁弁
Claims (1)
- 【請求項1】内部に液体貯留スペースを有する透光性の
窓本体と、 前記液体貯留スペースに液体を供給する液体供給手段
と、 前記液体貯留スペースから液体を排出する液体排出手段
と、 を備えた窓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10751091U JPH0554795U (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10751091U JPH0554795U (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 窓装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554795U true JPH0554795U (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14461033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10751091U Pending JPH0554795U (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 窓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0554795U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030063879A (ko) * | 2002-01-24 | 2003-07-31 | 주식회사 한국하우톤 | 이중 유리창 장치 |
KR101326880B1 (ko) * | 2012-04-06 | 2013-11-13 | 윤희 | 이중 유리창 장치 |
KR101391929B1 (ko) * | 2012-03-02 | 2014-05-12 | 김동현 | 차광 조절 기능을 갖는 친환경 창호장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347393A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遮光可能な窓ガラス |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP10751091U patent/JPH0554795U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347393A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遮光可能な窓ガラス |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
KR20030063879A (ko) * | 2002-01-24 | 2003-07-31 | 주식회사 한국하우톤 | 이중 유리창 장치 |
KR101391929B1 (ko) * | 2012-03-02 | 2014-05-12 | 김동현 | 차광 조절 기능을 갖는 친환경 창호장치 |
KR101326880B1 (ko) * | 2012-04-06 | 2013-11-13 | 윤희 | 이중 유리창 장치 |
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