JPH08229291A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH08229291A
JPH08229291A JP7040712A JP4071295A JPH08229291A JP H08229291 A JPH08229291 A JP H08229291A JP 7040712 A JP7040712 A JP 7040712A JP 4071295 A JP4071295 A JP 4071295A JP H08229291 A JPH08229291 A JP H08229291A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
crystal panel
display
washing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP7040712A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Matsumoto
悟 松本
Kazutoshi Tani
和利 谷
Masahiro Imai
雅宏 今井
Nobuichi Nishimura
展一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/551,738 priority patent/US5694793A/en
Priority to TW084111596A priority patent/TW293855B/zh
Priority to CN951189433A priority patent/CN1065011C/zh
Priority to KR1019950043064A priority patent/KR100225279B1/ko
Publication of JPH08229291A publication Critical patent/JPH08229291A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯運転に関連した表示動作を行なうための
表示装置をNCAP液晶パネルにより構成したものにお
いて、周囲の明暗とは関係なく、明瞭な表示を行なう。 【構成】 操作パネル4にNCAP液晶パネル10を設
け、このNCAP液晶パネル10を支える受け板15に
遮光壁32を形成してその内側を照明室Aとする。照明
室Aの下面開口を塞ぐ回路基板16に発光ダイオード3
1を設けると共に、照明室A内に発光ダイオード31の
光をNCAP液晶パネル10に導く導光部材33を収納
する。また、NCAP液晶パネル10、回路基板16の
周りに防湿材17を充填して防湿する。NCAP液晶パ
ネル10の表示部が電圧印加により光透過状態になる
と、発光ダイオード31が点灯し、その光は導光部材3
3、光透過状態となった表示部を通って外部に放射され
る。このため、周囲が暗い状況下でも、表示部を明瞭に
視認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯運転に関連した表示
を行うための表示装置をNCAP液晶パネルを主体とし
て構成した洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば脱水兼用洗濯機では、洗い、すす
ぎ、脱水の各行程を順次実行することにより洗濯運転を
行うようになっており、また、標準的な洗濯コースを含
む複数の洗濯コースの中から所望のものを選択して自動
的に実行させ得る構成となっている。このような洗濯機
においては、複数の選択コースの種類表示や現在進行中
の行程表示などを行うための表示装置を、洗濯機本体に
配置された操作パネルに設けることが行なわれている。
この場合、上記表示装置は、発光ダイオードの組み合わ
せ或いは蛍光表示管の組み合わせにより構成したりする
ことが行なわれている。また、操作パネルには、上記表
示装置に近接した位置に洗濯コースの選択や洗い水位の
選択を行なうための操作スイッチが配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の発光ダイオード
や蛍光表示管による表示装置を設ける場合には、その表
示装置自体の厚み方向の寸法が比較的大きくなるという
事情がある。このため、操作パネルに表示装置用の大き
な設置スペースを必要とする。
【0004】このような問題を解消するために、最近、
表示装置を、NCAP(ネマチック曲線状整列位相)液
晶パネルの裏面に反射板を設けたものとして構成するこ
とが考えられている。NCAP液晶は、電圧が印加され
ていない状態では、入射光の散乱或いは吸収の少なくと
も一方の減少を生じて光の通過を抑制するように機能
し、電圧印加状態では、上記のような光の散乱或いは吸
収量が減少して光透過状態を呈するという性質のもので
ある。従って、NCAP液晶に電圧が印加された状態で
は、反射板により反射された光を外部から目視できるこ
ととなり、表示機能を果たすようになる。
【0005】しかしながら、NCAP液晶パネルは、上
述のようにNCAP液晶パネルに入射した外光を反射板
により反射することによって表示作用を呈するものであ
るから、周囲が暗い場合には、反射板による反射光量が
少なくなることから無表示状態と同じように見え、表示
装置としての機能が損なわれるという問題を生ずること
が予想される。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、NCAP液晶パネルを使用して表示装
置を構成しても、周囲の明暗とは関係なく、明瞭な表示
を行なうことができる洗濯機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、洗濯運転に関連した表示を行うための表
示装置を備えた洗濯機において、前記表示装置を電圧の
印加に応じて光透過状態を呈するNCAP液晶パネルに
より構成し、このNCAP液晶パネルの裏面側に自身が
発した光を光透過状態となったNCAP液晶パネルを通
して外部に放射する発光手段を設けたことを特徴とする
ものである(請求項1)。
【0008】この場合、発光手段は遮光壁により囲まれ
た照明室内に設けることができ(請求項2)、その遮光
壁の内面は光反射作用を呈するように構成することが好
ましい(請求項3)。
【0009】また、上記照明室内には発光手段の光をN
CAP液晶パネルに導く導光部材を配置することができ
る(請求項4)。更に、照明室のうちNCAP液晶パネ
ルとは反対側の開口を塞ぐ閉鎖部材と、照明室の外側に
充填される防湿材とを設け、照明室の周壁を構成する遮
光壁と閉鎖部材との間を防湿材の侵入防止構造とするこ
とができる(請求項5)。
【0010】NCAP液晶パネルの表面を覆うオーバー
レイを設けることができ、このオーバーレイにNCAP
液晶パネルが表示する内容を表すための印刷を施すこと
ができる(請求項6)。また、NCAP液晶パネルの裏
面には電圧の印加により光透過状態にされた部分にその
表面側から入射した外光を反射する反射部を設け、この
反射部にNCAP液晶パネルが表示する内容を表すため
のに印刷を施すこともできる(請求項7)。
【0011】また、NCAP液晶パネルに洗濯運転の進
行状況を表示する進行表示部を設け、この進行表示部の
裏面側に発光手段を配置する構成とすることができる
(請求項8)。この場合、進行表示部を洗濯運転の残り
時間を表示する残り時間表示部とすることができ(請求
項9)、また、進行表示部を洗濯運転の実行中の行程を
表示するための行程表示部とすることもできる(請求項
10)。
【0012】更に、NCAP液晶パネルの裏面に該NC
AP液晶パネルを介して操作されるスイッチ手段を設け
ると共に、NCAP液晶パネルにスイッチ手段の存在位
置を表示するスイッチ表示部を設け、このスイッチ表示
部の裏面側に発光手段を配置する構成とすることができ
る(請求項11)。
【0013】NCAP液晶パネルの表面を覆うオーバー
レイを設け、このオーバーレイの所定部位に蓄光剤を設
けたことができ(請求項12)、NCAP液晶パネルの
裏面に電圧の印加により光透過状態にされた部分にその
表面側から入射した外光を反射する反射部を設け、この
反射部に蓄光剤を設ける構成とすることもできる(請求
項13)。
【0014】
【作用】請求項1記載の洗濯機では、NCAP液晶パネ
ルに電圧が印加されて光透過状態となると、発光手段の
光がNCAP液晶パネルの裏面側から表面側に透過する
ので、周囲が暗い状況下でも表示装置による表示内容を
容易に確認することができる。請求項2記載の洗濯機で
は、発光手段が遮光壁により囲まれた照明室内に設けら
れているので、発光手段の光が照明室から外に漏れ出る
ことを防止できる。このため、NCAP液晶パネルを照
明するための光量の減少を防止することができる。
【0015】請求項3記載の洗濯機では、発光手段が発
した光は遮光壁で反射されるので、NCAP液晶パネル
をより明るく照明することができる。請求項4記載の洗
濯機では、発光手段の発する光は導光部材によりNCA
P液晶パネルに導かれるので、NCAP液晶パネルのう
ち発光手段により照明すべき部分の全体を均一に照明す
ることができる。また、遮光室の空間部分を導光部材に
より埋めることができ、いわゆる呼吸作用を防止する。
【0016】請求項5記載の洗濯機では、照明室の周り
に防湿材を充填する際、遮光壁と閉鎖部材との間が防湿
材の侵入防止構造にされているから、防湿材が照明室内
に侵入するおそれがない。請求項6記載の洗濯機では、
オーバーレイにNCAP液晶パネルによる表示の内容を
示すための印刷が施され、請求項7記載の洗濯機では、
反射部にNCAP液晶パネルによる表示の内容を示すた
めの印刷が施されているから、表示装置による表示内容
を容易に知ることができる。
【0017】請求項8記載の洗濯機では、発光手段が進
行表示部を照明するので、周囲が暗い状況下でも、洗濯
運転の進行状況を容易に確認できる。この場合、請求項
9記載の洗濯機では、進行表示部を残り時間表示部とし
たので、後どのくらいの時間で運転が終了するのか容易
に確認できる。また、請求項10記載の洗濯機では、進
行表示部を行程表示部としたことにより、洗濯運転の進
行状況が実行中の行程から具体的に把握できる。
【0018】請求項11記載の洗濯機では、発光手段は
スイッチ表示部を照明するので、周囲が暗い状況下で
も、スイッチ手段の存在位置を容易に確認でき、スイッ
チ手段の操作を間違いなく行なうことができる。請求項
12記載の洗濯機では、オーバーレイに蓄光剤が設けら
れ、請求項13記載の洗濯機では、反射部に蓄光剤が設
けられているので、周囲が暗い状況下で発光手段が発光
状態にない場合でも、スイッチ手段の存在位置などを比
較的容易に確認できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した第
1実施例につき図1〜図18を参照しながら説明する。
脱水兼用洗濯機の外観を示す図8において、洗濯機本体
を構成する外箱1の上部にプラスチック製のトップカバ
ー2が装着されており、このトップカバー2には図示し
ない洗濯物出し入れ口を開閉する二つ折り形の蓋3が開
閉可能に設けられていると共に、その前側に同じくプラ
スチック製の操作パネル4が取り付けられている。
【0020】上記操作パネル4には、図7にも示すよう
に、矩形状の表示装置5が該操作パネル4とほぼ面一な
状態で配設されていると共に、この表示装置5と隣接し
た位置に電源投入用の「入」スイッチ6、電源遮断用の
「切」スイッチ7およびパイロットランプとして機能す
る発光ダイオード8が同じく操作パネル4とほぼ面一な
状態で配設されている。更に、操作パネル4には、キー
スイッチ群を構成するスイッチ手段としての多数のメン
ブレンスイッチ9(図6参照)が前記表示装置5の裏面
側に位置するように設けられている。
【0021】ここで操作パネル4への表示装置5および
これに関連する構成部品の配設構成につき説明する。ま
ず、上記表示装置5は、NCAP(ネマチック曲線状整
列位相)液晶を利用することにより、可撓性を有した平
板状に構成されたもので、図6に模式的に示すような断
面構造となっている。すなわち、図6において、表示装
置5は、可撓性を有するNCAP液晶パネル10と、こ
のNCAP液晶パネル10の裏面に配置された同じく可
撓性を有する反射部としての反射板11を配置した構成
となっている。そして、反射板11の裏面側に前記メン
ブレンスイッチ9が添設されており、このメンブレンス
イッチ9はNCAP液晶パネル10を押圧することによ
り操作できるようになっている。ここで、上記NCAP
液晶パネル10は、個別電極を構成する透明電極膜10
aと共通電極を構成する透明電極膜10bとの間にNC
AP液晶材料10cを挟み込んだ形態となっており、反
射板11は半透明材料により形成されて光透過性を有し
ている。また、上記メンブレンスイッチ9は、補強のた
めにその裏側に金属薄板12が装着されている。
【0022】一方、前記操作パネル4には、矩形状のケ
ース部13が一体に形成されており、このケース部13
の上面開口は、操作パネル4の上面にいわゆるインサー
ト成形により一体化された透明シートからなるオーバー
レイ14により閉鎖されている。そして、前記メンブレ
ンスイッチ9を添設した表示装置5は表面(上面)の透
明電極膜10aをオーバーレイ14に透明接着剤により
接着するようにしてケース部12内に配置されている。
【0023】また、表示装置5の裏面(下面)側には、
受け部材としてのプラスチック製の受け板15が配置さ
れている。この受け板15は、下向きに突出する周囲壁
15aに間欠的に突設した突起15bをケース部13の
内周面に間欠的に形成された穴部13aに係合させるこ
とによって当該ケース部13の内側に固定され、表示装
置5をオーバーレイ14との間に挟み付けると共に、該
表示装置5を裏面側から受け支えた状態になっている。
そして、受け板15の下端部には、表示装置5を制御す
るための電子部品等を搭載した回路基板16が取り付け
られている。
【0024】上述のようにケース部13内に表示装置
5、受け板15,回路基板16を配置した状態で、当該
ケース部13内には例えばウレタン樹脂からなる防湿材
17が注入され、この防湿材17により表示装置5、回
路基板16を封じ込めてそれらの防湿を行なうようにし
ている。なお、前記トップカバー2に操作パネル4の下
方に位置するように形成されたケース部18には、洗濯
運転制御用の電子部品などが搭載された別の回路基板1
9が配置されており、この回路基板19も防湿材17に
封じ込められている。
【0025】さて、前述のように構成されたNCAP液
晶パネル10は、透明電極膜10aおよび10b間に電
圧が印加されていない定常状態では、例えば入射光の散
乱現象(適当な材料と組み合わせた場合には入射光の吸
収現象)を生じて光の通過を抑制するように機能してお
り、このときには反射板11での光反射量が減少してN
CAP液晶パネル10は暗い状態にある(以下、暗状態
という)。また、透明電極膜10aおよび10b間に電
圧が印加された状態では上記のような光の散乱量(或い
は吸収量)が減少するようになって光透過状態を呈する
ものであり、これにより反射板11での光反射量が増加
してNCAP液晶パネル10は電圧印加部分が明るくな
る(以下、明状態という)。
【0026】従って、表示装置5において、個別電極を
構成する個別電極膜10aを複数個設けて複数箇所に電
圧印加できるようにすることにより、複数種類の表示部
を構成してそれら表示部による表示動作(明状態にする
こと)を選択的に行ない得るようになる。具体的には、
本実施例の表示装置5には、洗濯運転に関連した複数種
類の表示動作を行なうために、図3に示すような複数種
類の表示部20〜30が設けられている。以下に、それ
ら各表示部20〜30について説明する。
【0027】(a)モード表示部20 洗濯運転を予め定められた自動コースで行なうか、或い
は洗い、すすぎ、脱水を個別にマニュアル設定した内容
で行なうかを選択可能であることを表示すると共に、そ
の選択のためのキースイッチの存在位置を示す機能を有
する。
【0028】このモード表示部20は、「今日の洗濯
は」の文字部分20a、その下の逆三角形部分20b、
その下の上下二段の五角形部分20cおよび20dとか
ら構成されており、上段の五角形部分20cの裏面側に
配置されたメンブレンスイッチスイッチ9はマニュアル
用キースイッチ9aに設定されていると共に、下段の五
角形部分20dの裏面側に配置されたメンブレンスイッ
チスイッチ9は全自動用キースイッチ9bに設定されて
いる。
【0029】そして、前記オーバーレイ14の表面に
は、図4に示すように、上記「今日の洗濯は」の文字部
分20aに重ねて「今日の洗濯は」の文字14-1、逆三
角形部分20bおよび五角形部分20c,20dにはこ
れを囲むように三角形および五角形の縁枠14-2〜14
-4が印刷され、更に縁枠14-3および14-4の内側には
「マニュアル」および「全自動」の文字14-5および1
4-6が印刷されている。
【0030】このモード表示部20は、「入」スイッチ
6が操作されて電源投入状態になると明状態になされ、
全自動用キースイッチ9aおよびマニュアル用キースイ
ッチ9bのいずれかが選択されると、「全自動」および
「マニュアル」を示す五角形部分20cおよび20dの
うち、選択された側は明状態のままを維持するも、非選
択側は暗状態に戻るようになっている。
【0031】(b)全自動コース表示部21 上記モード表示部20のうち、下段の五角形部分20d
を押圧し、全自動用キースイッチ9aを操作して自動コ
ースモードを選択した場合、複数の洗濯コース(標準、
強力、手洗い、オールシャワー、毛布、槽洗浄)のいず
れかを選択可能であることを表示するため、およびコー
スを選択するキースイッチの存在位置を示すためのもの
である。
【0032】この全自動コース表示部21は、前記モー
ド表示部20の右側に近接して設けられ、上段の「標
準」、「強力」、「手洗い」の各文字部分21a〜21
cと、下段の「オールシャワー」、「毛布」、「槽洗
浄」の各文字部分21d〜21fと、それら各文字部分
21a〜21fの右側の四角形部分21g〜21lと、
「オールシャワー」、「毛布」、「槽洗浄」の各文字部
分21d〜21fの下の「コースを選択」の文字部分2
1mおよびこの文字部分21mの左右の帯状部分21n
とから構成されている。そして、各四角形部分21g〜
21lの裏面側に配置されたメンブレンスイッチ9は各
コースを個別に選択するためのコース選択用キースイッ
チ9c〜9hに設定されている。
【0033】そして、オーバーレイ14の表面には、図
4に示すように、各文字部分21a〜21fと四角形部
分21g〜21lとを一対一の関係をもって区画するた
めの四角形の格子枠14-7、各文字部分21a〜21
f、21mに重ねて「標準」、「強力」、「手洗い」、
「オールシャワー」、「毛布」、「槽洗浄」、「コース
を選択」の各文字14-8〜14-14 、帯上部分21nの
縁枠14-15 が印刷されている。
【0034】このコース表示部21は、前記全自動用キ
ースイッチ9bにより全自動コースが選択されると明状
態となる。そして、四角形部分21g〜21lのいずれ
かを押圧してキースイッチ9c〜9hのいずれかを操作
すると、その操作により選択されたコースの文字部分お
よび四角形部分だけが明状態のままとされ、他は暗状態
に戻される。
【0035】(c)マニュアル表示部22 前記マニュアル用キースイッチ9aによりマニュアル設
定を選択した場合、洗い、すすぎ、脱水を所望に応じて
設定し、且つ洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定可
能であることを表示するため、その設定のためのキース
イッチの存在位置を表示するため、およびそれらキース
イッチにより設定された内容を表示するためのものであ
る。ここで、本実施例では、洗い、すすぎ、脱水を選択
し、且つ洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定するキ
ースイッチを、それぞれ標準、強力、手洗いの各コース
選択用キースイッチ9c〜9eが兼用するように構成さ
れている。
【0036】このマニュアル表示部22は、オーバーレ
イ14に印刷された格子枠の上方に位置して設けられた
「個別に設定」の文字部分22aと、この文字部分22
aの下部左側、中央、右側に設けられた洗い時間、すす
ぎ回数、脱水時間をその単位と共に表示する数字部分2
2b〜22dと、全自動コース表示部21の「標準」、
「強力」、「手洗い」の各文字部分21a〜21cの上
に設けられた「洗い」、「すすぎ」、「脱水」の文字部
分22e〜22gと、洗い、すすぎ、脱水を選択し、洗
い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定するための標準、
強力、手洗いの各コース選択用キースイッチ9c〜9e
の位置を示す前記四角形部分21g〜21iとから構成
されている。
【0037】このマニュアル表示部22は、前記マニュ
アル用キースイッチ9aが操作されると「個別に設定」
の文字部分22a、「洗い」、「すすぎ」、「脱水」の
文字部分22e〜22g、四角形部分21g〜21iが
明状態となる。そして、マニュアル用キースイッチ9a
の操作により標準、強力、手洗いの各コース選択用キー
スイッチ9c〜9eが洗い時間設定機能、すすぎ回数設
定機能、脱水時間設定機能を備えるようになるので、洗
いとその時間を設定すべく標準コース選択用キースイッ
チ9cを操作すると、その操作回数に応じた時間が数字
部分22bに明状態で表示され、すすぎとその回数を設
定すべく強力コース選択用キースイッチ9dを操作する
と、その操作回数に応じたすすぎ回数が数字部分22c
に明状態で表示され、脱水とその時間を設定すべく手洗
いコース選択用キースイッチ9eを操作すると、その操
作回数に応じた時間が数字部分22dに明状態で表示さ
れるようになっている。
【0038】(d)運転用スイッチ表示部23 洗濯運転の開始および一時停止を指令するためのキース
イッチの位置を表示するためのもので、表示装置5の左
側に矩形状に設けられている。この運転用スイッチ表示
部23の裏面側に配置されたメンブレンスイッチ9は、
スタート用キースイッチ9iとして設定されている。そ
して、オーバーレイ14の表面には、図4に示すよう
に、運転用スイッチ表示部23を囲む四角形の縁枠14
-16 、この縁枠14-16 内に「スタート/一時停止」の
文字14-17 が印刷されている。この運転用スイッチ表
示部23は、「入」スイッチ6が操作されて電源投入状
態になると明状態にされ、洗濯運転が終了すると暗状態
に戻されるようになっている。
【0039】(e)行程表示部24 洗いから脱水までの各行程の動作を表示すると共に、現
在進行中の動作表示を行なうものであり、洗濯運転の進
行状況を表示する進行表示部として機能する。また、本
実施例では、この行程表示部24は、洗いの強弱、すす
ぎの入念度、脱水の強弱をマニュアルで設定するための
キースイッチの存在位置を示すものとしても機能する。
【0040】この行程表示部24は、前記運転用スイッ
チ表示部23の下側から時計回り方向に並べられた各種
形状の第1〜第9部分24a〜24iから構成されてお
り、第2部分24b、第7部分24g、第9部分24i
の裏側に配置されたメンブレンスイッチ9は、洗いの強
弱設定機能を備えた洗い強弱選択用キースイッチ9j、
通常すすぎで行なうか入念すすぎで行なうかを選択する
入念すすぎ選択用キースイッチ9k、脱水の強弱を選択
する脱水強弱選択用キースイッチ9lに設定されてい
る。そして、前記オーバーレイ14の表面には、図4に
示すように、第1〜第9部分24a〜24iを囲む縁枠
14-18 〜14-26 と、これら各縁枠14-18 〜14-2
6 の内側に第1〜第9部分24a〜24iが表示するの
内容を表すための「給」、「洗い」、「排」、「脱」、
「シャワー」、「給」、「すすぎ」、「排」、「脱水」
の文字14-27 〜14-35 が印刷されている。
【0041】この進行表示部23は、「入」スイッチ6
が操作されて電源投入状態になると、全て明状態とな
り、スタート用キースイッチ9iが操作されて洗濯運転
が開始されると、部分24a〜24iのうち、その洗濯
運転が行なう動作に対応する部分が明状態のままとなっ
て他は暗状態に戻り、以後、実行中にある動作を表示す
る部分は明状態と暗状態を繰り返す点滅状態となり、そ
の動作の終了と共に当該動作を示す部分は暗状態にな
る。
【0042】(f)お好み調節表示部25 洗いの強弱、すすぎの入念度、脱水の強弱をマニュアル
で設定可能であることを表示すると共に、その設定を可
能にするキースイッチの位置、そのキースイッチにより
設定された内容を表示するためのものである。
【0043】このお好み調節表示部25は、表示装置5
の左上部に設けられた「お好み調節」の文字部分25
a、進行表示部24の「洗い」動作を示す第2部分24
bの左側の「強」および「弱」の各文字表示25bおよ
び25c、「すすぎ」動作を示す第7部分24gの上側
に設けられた「もっと念入り」の文字部分25d、「脱
水」動作を示す第9部分24iの右側に設けられた
「強」および「弱」の各文字部分25eおよび25fと
から構成されており、「お好み調節」の文字部分25a
の裏面側に配置されたメンブレンスイッチ9は、お好み
調節用キースイッチ9mに設定されている。
【0044】このお好み調節表示部25は、「入」スイ
ッチ6が操作されて電源投入状態になると「お好み調
節」の文字部分25aだけが明状態となる。この状態
で、「お好み調節」の文字部分25aを押圧してお好み
調節用キースイッチ9jを操作すると、前記洗い強弱選
択用キースイッチ9j、入念すすぎ選択用キースイッチ
9k、脱水強弱選択用キースイッチ9lの機能が有効化
される。そして、洗い強弱選択用キースイッチ9jによ
り洗いの強弱を選択すると、「強」および「弱」の各文
字表示25bおよび25cのうち選択された側が明状態
となる。また、念入りすすぎ選択用キースイッチ9kを
操作すると、通常すすぎと念入りすすぎとが交互に選択
され、念入りすすぎが選択されると、「もっと念入り」
の文字部分25dが明状態となり、脱水強弱選択用キー
スイッチ9gにより脱水の強弱を選択すると、「強」お
よび「弱」の各文字部分25eおよび25fのうち選択
された側が明状態となる。そして、スタート用キースイ
ッチ9iを操作すると、「お好み調節」の文字部分25
aは暗状態に戻る。
【0045】(g)動作表示部26 洗いからすすぎを経て脱水までの各行程において、現在
進行中の動作を図形表示するためのもので、行程表示部
24に囲まれた部分に設けられている。この動作表示部
26も洗濯運転の進行状況を表示する進行表示部、具体
的には行程で表示する行程表示部として機能する。
【0046】この動作表示部26は、洗濯槽兼脱水槽を
示す回転槽部分26a、この回転槽部分26aの内側の
洗濯物部分26b、回転槽部分26aへの洗剤投入を示
す洗剤カップ部分26c、回転槽部分26aへの給水を
示す水道の蛇口部分26d、洗剤で洗い中に発生する泡
を示す泡部分26e、回転槽への給水水位を4本の水位
線26f〜26i、排水弁を示す逆三角形の弁部分26
j、脱水中に回転槽から放出される水滴を示す水滴部分
26kとからなる。
【0047】(h)水位設定用スイッチ表示部27 回転槽への給水水位をマニュアルで設定できることを示
すと共に、その水位設定のためのキースイッチの存在位
置を示すためのもので、動作表示部26の右横の「水
位」の文字部分27a、その上下両側の三角形部分27
bおよび逆三角形部分27cから構成され、それら三角
形部分27bおよび逆三角形部分27cの裏面側に配置
されたメンブレンスイッチ9は、水位設定機能を備えた
水位上げ用キースイッチ9n、水位下げ用キースイッチ
9oに設定されている。
【0048】この水位設定用スイッチ表示部27は、
「入」スイッチ6を操作して電源投入状態にすると明状
態となり、この状態で前記お好み調節用キースイッチ9
mを操作すると水位上げ用キースイッチ9n、水位下げ
用キースイッチ9oが有効化される。そして、水位上げ
用キースイッチ9nを操作すると、その都度設定水位が
一段ずつ高くなり、逆に水位下げ用キースイッチ9oを
操作すると、その都度設定水位が一段ずつ低くなり、そ
の設定水位は第2行程表示部26の4本の水位線26f
〜26iのうちいずれかが明状態となることにより表示
される。
【0049】(i)残り時間表示部28 洗濯運転の残り時間を表示することにより、洗濯運転の
進行状況を表示するためのものであり、この残り時間表
示部28も洗濯運転の進行状況を表示する進行表示部と
して機能する。この残り時間表示部28は、2桁で表さ
れるの数字部分28aとその単位を示す「分」の文字部
分28bとから構成されている。
【0050】この残り時間表示部28は、また洗い行程
開始時に行なわれる洗濯物の重量検出により投入すべき
洗剤量を洗剤カップの杯数で示すようになっており、数
字部分28aの右横には「洗剤量杯」の文字部分28c
が設けられている。この残り時間表示部28は、洗剤量
表示のときには、数字部分28aと「洗剤量杯」の文字
部分28cが明状態となり、残り時間表示を行なうとき
には、数字部分28aと「分」の文字部分28bが明状
態となる。
【0051】(j)予約表示部29 洗濯運転の予約を行ない得ることを表示すると共に、そ
のためのキースイッチの存在位置を表示するためのもの
である。この予約表示部29は、残り時間表示部28の
右横に設けられたほぼ台形の部分29aと、時計回り方
向に順に並べられた4個のほぼ長方形部分29b〜29
eとからなり、予約スイッチ部分29aに対応するメン
ブレンスイッチスイッチ9には、予約用キースイッチ9
pが設定されている。なお、予約時間とは、予約した時
間後に洗濯運転が終了する時間である。
【0052】そして、オーバーレイ14の表面には、図
4に示すように、台形部分29a,長方形部分29b〜
29eを囲む縁枠14-36 〜14-40 、台形部分29a
の縁枠14-36 の内側に「予約」の文字14-41 、各長
方形部分29b〜29eの縁枠14-37 〜14-40 内側
に「12」、「9」、「6」、「3」の数字14-42〜
14-45 がそれぞれ印刷されている。
【0053】この予約表示部29は、「入」スイッチ6
の操作により電源投入状態になると台形部分29aが明
状態となり、予約用キースイッチ9pを操作して予約時
間を設定すると、長方形部分29b〜29eのうち設定
された予約時間に対応する予約時間部分が明状態とな
る。その後、3時間経過する度に明状態の長方形部分が
時計回り方向側に移るようになっている。
【0054】(k)指示表示部30 進行表示部24が進行状況を表示していることを示す
「進行表示」の文字部分30aと、スタート用キースイ
ッチ9iを操作すると、コース選択するまでもなく自動
的に標準コースでの洗濯運転が行なわれることを示す
「おまかせ」の文字部分30bと、この「おまかせ」の
文字部分30bの下の三角形部分30cとからなる。そ
して、オーバーレイ14の表面には、図4に示すよう
に、「おまかせ」の文字部分30bに重ねて「おまか
せ」の文字14-46 と、三角形部分30cを囲む縁枠1
4-47 とが印刷されている。
【0055】この指示表示部30は、「入」スイッチ6
が操作されて電源投入状態になると、「進行表示」の文
字部分30aは暗状態、「おまかせ」の文字部分30b
および三角形部分30cは明状態となる。そして、スタ
ート用キースイッチ9cが操作されると、「おまかせ」
の文字部分30bおよび三角形部分30cは暗状態とな
り、「進行表示」の文字部分30aが明状態となる。
【0056】しかして、前記オーバーレイ14に印刷さ
れた文字、枠14-1〜14-38 は蓄光剤が含有されたイ
ンクにより印刷されている。この蓄光剤は、例えば根本
特殊化学株式会社製の「N夜光」と称される蓄光性蛍光
体からなるもので、塗装厚さを150ミクロンにし、こ
れに500ルックス(40Wの蛍光灯で1〜1.5m位
の距離の明るさ)の光を10分間照射した場合、視認可
能時間が8時間という性能のものである。
【0057】一方、前記表示装置5のうち前記マニュア
ル表示部22の各数字部分22b〜22d、動作表示部
26および残り時間表示部28を裏側から照明するため
の発光手段としての発光ダイオード31が設けられてい
る。この場合、発光ダイオード31は、マニュアル表示
部26の各数字部分22b〜22d、残り時間表示部2
9にはそれぞれ1個、動作表示部26には2個設けられ
ている。なお、動作表示部26に発光ダイオード31を
2個設ける理由は、動作表示部26の面積が広いからで
ある。
【0058】ここで、マニュアル表示部22の3つの数
字部分22b〜22d、動作表示部26および残り時間
表示部28の裏側への発光ダイオード31の配置形態に
つき、図1を参照して説明する。なお、図1は動作表示
部26の裏側の発光ダイオード31の配置形態を示すも
のであるが、マニュアル表示部22の3つの各数字部分
22b〜22d、残り時間表示部28への発光ダイオー
ド31の配置形態は動作表示部26と発光ダイオード3
1の数が1個であるところが異なる他は同様であるの
で、図示は省略する。
【0059】図1において、受け板15のうち動作表示
部26に対応する部位には、当該部位を囲むようにして
矩形状の遮光壁32が下向きに一体に突出形成されてい
る。この遮光壁32の内側は上下両面が開口された照明
室Aとされていて、該照明室Aの上面開口は前記NCA
P液晶パネル10によって塞がれ、下面開口は回路基板
16によって塞がれている。そして、照明室Aの上下両
開口のうち、NCAP液晶パネル10とは反対側の開口
である下面開口を塞ぐ閉鎖部材として機能する回路基板
16の上面には、照明室A内に臨む2個の発光ダイオー
ド31が搭載されている。
【0060】上記照明室A内には、例えば透明アクリル
からなる導光部材33が収納配置されており、この導光
部材33により発光ダイオード31から発せられた光が
動作表示部26の全体に均一にガイドされる。なお、導
光部材33の下面部には、発光ダイオード31を収容す
る凹部33aが形成されている。また、遮光壁32の内
周面は鏡面状に或いはメッキが施されていて導光部材3
3の周側面から漏れ出る光を動作表示部26側に向けて
反射するようにしている。この場合、遮光壁32は、そ
の内周面が斜め上向きになるように、下方に向かって照
明室Aの内方側に傾斜するように形成されていて動作表
示部26側への光反射が効率良く行なわれるようにして
いる。ちなみに、この遮光壁36の傾きは例えば6mm
下がると1mm照明室A側に入り込むような傾きに設定
することが動作表示部26側に向けての光反射のために
好ましい。
【0061】また、この実施例では遮光壁34の下端面
を平坦に形成して図2に示すように下端面を回路基板1
6の上面に当接若しくは間隙を生じてもその間隙が液密
状態にできる程度の0.1〜0.2mm以下の極く小さ
なものとなるように設定することにより、遮光壁34の
下端と回路基板16との間を防湿材17の侵入防止構造
にし、照明室Aの外側に充填される防湿材17の注入時
にその防湿材17の原液が照明室A内に侵入することの
ないようにしている。
【0062】次に上記構成の作用を標準コースを選択し
て洗濯運転を行なう場合を例にとって図10〜図18を
参照しながら説明する。なお、全自動の各コースにおい
て実行される行程の動作内容、各動作時における給水弁
の開放のための通電、撹拌翼および回転槽駆動用のモー
タの正転側通電時および逆転側通電、排水弁の開放のた
めの通電のタイミングをそれぞれ図9に示す(図9で斜
線部分が実行動作、通電期間を示す)。
【0063】まず、標準コースは図9に示すように、重
量検知、給水、洗いの各動作を順に行う洗い行程、排
水、脱水、シャワーすすぎからなる第1回すすぎ、ため
すすぎからなる第2回すすぎを順に行なうすすぎ行程、
排水、脱水の動作を順に行なう脱水行程からなる。ここ
で、シャワーすすぎとは、回転槽内に注水して洗濯物に
清水をしみこませた後、脱水を行なうもので、注水、脱
水が2回繰り返えされる。また、ためすすぎは、給水と
すすぎ動作とからなり、回転槽内に水を溜めた状態です
すぎを行なうものである。
【0064】(a)標準コース選択 「入」スイッチ6を操作して電源投入状態にし、モード
表示部20の「全自動」と印刷表示されている側の五角
形部分20dを押圧して全自動用キースイッチ9bを操
作する。すると、モード表示部20のうち、「マニュア
ル」側の五角形部分20cが明状態から暗状態に切り替
わると共に、全自動コース表示部21の部分21a〜2
1nの全てが明状態となる。そこで、全自動コース表示
部21の「標準」の文字部分21aの右横の四角形部分
21gを押圧して標準コース洗濯用キースイッチ9cを
操作して標準コースを選択する。
【0065】この標準コースを選択した状態では、モー
ド表示部20のうち「今日の洗濯は」の文字部分20
a、三角形部分20bおよび全自動側の五角形部分20
dが明状態にある他、運転用スイッチ表示部23、行程
表示部24の各部分24a〜24iの全て、指示表示部
30の「おまかせ」の文字部分30b、三角形部分30
cが明状態にある。また、お好み調節表示部25の「お
好み調節」の文字部分25a、水位設定用スイッチ表示
部27の各部分27a〜27cの全てが明状態にあり、
マニュアル操作によって洗いの強弱、すすぎの入念度、
脱水の強弱、回転槽への給水水位が設定可能であること
を表示している。なお、スタート用キースイッチ9iを
操作することで標準コースを選択するようにしても良
い。
【0066】(b)運転開始 この状態で標準コースでの運転を開始すべく、運転用ス
イッチ表示部23を押圧してスタート用キースイッチ9
iを操作すると、洗濯運転が開始される。このとき、モ
ード表示部20の「今日の洗濯は」の文字部分20a、
三角形部分20b、お好み調節表示部25の「お好み調
節」の文字部分25a、水位設定用スイッチ表示部27
の各部分27a〜27cの全てが暗状態に切り替わる。
これと共に、指示表示部30の「おまかせ」の文字部分
30b、三角形部分30cが暗状態に切り替えられ、代
わって「進行表示」の文字部分30bが暗状態から明状
態に切り替えられる。更に、動作表示部26の回転槽部
分26a、洗濯物部分26bが暗状態から明状態に切り
替えられると共に、動作表示部26の裏側の発光ダイオ
ード31が点灯される。
【0067】この発光ダイオード31が発する光は、導
光部材33に導かれて動作表示部26の全体を半透明の
反射板11を介して裏面側から照明する。このとき、導
光部材33の周囲面から漏れ出た光は遮光壁32の内面
により動作表示部26に向け反射されて導光部材33に
より動作表示部26へと導かれる。なお、この動作表示
部26の発光ダイオード31は洗濯運転の終了まで点灯
状態を維持する。
【0068】(c)重量検知 標準コースでの洗濯運転が開始されると、まず重量(布
量)検知動作が行なわれる。この重量検知動作は、モー
タにより撹拌翼を回転させ、その時のモータの負荷を検
出するセンサーからの信号に基づき制御手段としての図
示しないマイクロコンピュータが実行するものである。
【0069】そして、この重量検知動作により検知した
重量に基づき、水位、洗濯運転時間が設定されると共
に、洗剤量が決定される。すると、残り時間表示部28
の裏側の発光ダイオード31が点灯すると共に該残り時
間表示部28の数字部分28aと「洗剤量杯」の文字部
分28cが明状態となって決定された洗剤量に対応した
洗剤のカップ数を表示する。なお、残り時間表示部28
の発光ダイオード31は洗濯運転終了後に「切」スイッ
チ7が操作されて電源遮断状態となるまで点灯状態を維
持する。これと共に、動作表示部26の洗剤カップ部分
26cが明状態となって使用者に洗剤の投入を促す。そ
こで、使用者は残り時間表示部29に示されたカップ数
の洗剤を回転槽内に投入する。
【0070】(d)洗い行程での給水 さて、重量検知が終了すると、給水が開始される。この
給水動作の開始と共に、動作表示部26の洗剤カップ部
分26cは暗状態となる。そして、図10に示すよう
に、蛇口部分26dおよび行程表示部24の「給」の文
字14-27 が印刷された第1部分24aが明状態と暗状
態とを繰り返すいわゆる点滅状態になって現在進行中の
動作が給水動作であることを表示する。なお、図10〜
図18では、斜線部分が点滅状態にあることを示してい
る。
【0071】一方、給水動作の開始と共に、残り時間表
示部28の数字部分28aが先の重量検出によって設定
した洗濯運転時間を表示するように切り替わると共に、
「洗剤量杯」の文字部分28cが暗状態、「分」の文字
部分28bが明状態に切り替えられて洗濯運転の残り時
間を表示する状態となる。なお、図10では洗濯運転時
間(残り時間)が29分に設定された場合を示してお
り、以後、残り時間表示部28は1分経過毎に数字部分
28aの表示数を1ずつ減少させて表示するようにな
る。
【0072】(e)洗い 回転槽の水位が重量検知により設定された水位、例えば
最高水位まで上昇すると、給水動作を終了し、洗い動作
に移る。すると、図11に示すように、進行表示部24
の「給」の文字14-27 が印刷された第1部分24aが
暗状態になると共に、「洗い」の文字14-28 が印刷さ
れた第2部分24b、動作表示部26の洗濯物部分26
b、最高水位線26i、泡部分26eが点滅状態になっ
て洗い動作中にあることを表示する。この洗い動作開始
時の状態では、残り時間表示部28は、残り時間が25
分であることを示している。
【0073】(f)すすぎ行程の排水 洗い動作を終了すると、排水が行なわれる。すると、図
12に示すように、行程表示部24の「洗い」の文字1
4-28 が印刷された第2部分24bは暗状態になり、
「排」の文字1429が印刷された第3部分24cが点滅
状態となる。また、動作表示部26の水位線26iは暗
状態となり、その代わりに弁部分26jが点滅状態にな
って排水動作実行中を表示する。この排水開始時の状態
では、残り時間表示部28は、残り時間が21分である
ことを示している。
【0074】(g)脱水 排水を終了すると、次に脱水が行なわれる。このとき、
図13に示すように、行程表示部24の「排」の文字1
4-29 が印刷された第4部分24d、動作表示部26の
弁部分26jが暗状態となって排水が終了したことを表
示すると共に、行程表示部23の「脱」14-30 の文字
が印刷された第5部分24e、動作表示部26の洗濯物
部分26b、水滴部分26kが点滅状態となり脱水中に
あることを表示する。この脱水開始時の状態では、残り
時間表示部28は、残り時間が20分であることを示し
ている。
【0075】(h)シャワーすすぎ 脱水を終了すると、シャワーすすぎに移る。すると、図
14に示すように、行程表示部24の「脱」の文字14
-30 が印刷された第4部分24dが暗状態となって脱水
が終了したことを表示すると共に、行程表示部24の
「シャワー」の文字14-31 が印刷された第5部分24
e、動作表示部26の洗濯物部分26b、蛇口部分26
d、水滴部分26kが点滅状態となり、シャワーすすぎ
中にあることを表示する。このとき、残り時間表示部2
8は、洗濯運転の残り時間が19分であることを表示し
ている。
【0076】(i)給水 シャワーすすぎを終了すると、次に回転槽内に水をため
るための給水が行なわれる。すると、図15に示すよう
に、行程表示部24の「シャワー」の文字14-31 が印
刷された第5部分24e、動作表示部26の水滴部分2
6kが暗状態となってシャワーすすぎが終了したことを
表示すると共に、行程表示部24の「給」の文字14-3
2 が印刷された第6部分24f、動作表示部26の蛇口
部分26dが点滅状態となり、給水動作中にあることを
表示する。このとき、残り時間表示部28は、洗濯運転
の残り時間が14分であることを表示している。
【0077】(j)ためすすぎ 回転槽内に設定水位まで水がためられると、給水が終了
し、ためすすぎに移行する。すると、図16に示すよう
に、行程表示部24の「給」の文字14-32 が印刷され
た第6部分24f、動作表示部26の蛇口部分26dが
暗状態に切り替えられると共に、行程表示部24の「す
すぎ」の文字14-33 が印刷された第7部分24g、動
作表示部26の洗濯物部分26b、水位線26iが点滅
状態になり、ためすすぎ中にあることを表示する。この
とき、残り時間表示部28は、洗濯運転の残り時間が1
0分であることを表示している。
【0078】(k)脱水行程の排水 ためすすぎが終了すると、排水が行なわれる。すると、
図17に示すように、行程表示部24の「すすぎ」の文
字14-33 が印刷され第7部分24g、動作表示部26
の水位線26iが暗状態となると共に、行程表示部24
の「排」の文字14-34 が印刷された第8部分24h、
動作表示部26の弁部分26jが点滅状態となって排水
動作中にあることを表示する。このとき、残り時間表示
部28は、洗濯運転の残り時間が8分であることを表示
している。
【0079】(l)脱水 排水が終了すると、脱水に移行する。すると、図18に
示すように、行程表示部24の「排」の文字14-34 が
印刷された第8部分24h、動作表示部26の排水弁部
分26jが暗状態となると共に、行程表示部24の
「脱」の文字14-35 が印刷された第9部分24i、動
作表示部26の洗濯物部分26b、水滴部分26kが点
滅状態となって脱水中にあることを表示する。このと
き、残り時間表示部28は、洗濯運転の残り時間が4分
であることを表示している。
【0080】(m)終了 脱水が終了すると、標準コースでの洗濯運転が終了した
こととなり、行程表示部24の「脱」の文字14-35 が
印刷された第9部分24i、動作表示部26の回転槽部
分26a、洗濯物部分26b、水滴部分26kは暗状態
(行程表示部24、動作表示部26は全て暗状態)にな
ると共に、ブザーによって洗濯運転の終了を報知する。
このとき、モード表示部20の「全自動」の文字が印刷
された五角形部分20d、全自動コース表示部21の
「標準」の文字部分21a、その右横の標準コース選択
用キースイッチ9cの位置を表示する四角形部分21g
が明状態のままにされると共に、残り時間表示部28が
「0分」を明状態で表示したままの状態となる。そし
て、「切」スイッチ7を操作して電源を絶つと、明状態
にあった部分が暗状態に復する。
【0081】ちなみに、洗濯運転を行なうに当たって、
マニュアル用キースイッチ9aを操作して、洗い、すす
ぎ、脱水を個別に選択すると、マニュアル表示部22の
各数字部分22b〜22dが明状態になるが、このとき
同時にそれら数字部分22b〜22dの裏側に配置され
た発光ダイオード31が点灯して数字部分22b〜22
dを照明するものである。
【0082】このように本実施例によれば、マニュアル
表示部22の各数字部分22b〜22d、動作表示部2
6、残り時間表示部28の裏側に発光ダイオード31を
配置したので、数字部分22b〜22d、動作表示部2
6、残り時間表示部28の表示動作時(光透過状態にな
る時)に発光ダイオード31の光はそれらを通して外部
に放射されるようになる。このため、周囲が暗く、反射
板11の反射光では不完全な明状態にしかなり得ない場
合であっても、マニュアル表示部22の各数字部分22
b〜22dにより表示された洗い時間、すすぎ回数、脱
水時間、動作表示部26により表示された実行中の洗濯
動作の図形、残り時間表示部28により表示された残り
時間は発光ダイオード31の光によって明るく照明され
るので、それらによる表示内容を明瞭且つ容易に確認す
ることができる。
【0083】この場合、発光ダイオード31は、遮光壁
32により囲まれた照明室A内に配置されているので、
発光ダイオード31の光が照明すべき部分以外のところ
に漏れ出ることがなく、また、遮光壁32の内面は反射
作用を呈して発光ダイオード31の光を数字部分22b
〜22d、動作表示部26、残り時間表示部28に反射
することができるので、それら数字部分22b〜22
d、動作表示部26、残り時間表示部28の照明光量が
増加し、より明瞭な表示を行なうことができる。
【0084】しかも、照明室A内には導光部材33が配
置されているので、発光ダイオード31の光をこの導光
部材33によりガイドして各数字部分22b〜22d、
動作表示部26、残り時間表示部28を全体に均一に照
明することができる。このため、各数字部分22b〜2
2d、動作表示部26、残り時間表示部28に局部的な
明るい箇所が生じたり、暗い箇所が生じたりするおそれ
がない。その上、照明室A内のほとんどが導光部材33
によって占められるので、照明室A内の空間部分が極く
少なくなり、このため、照明室A内の空気が気温の変化
に伴って膨脹収縮を繰り返すことにより、いわゆる呼吸
作用が生じて外部の湿気が微小隙間を通って照明室A内
に侵入するという不具合の発生を防止でき、表示装置
5、回路基板16の防湿をより完全なものとすることが
できる。
【0085】また、遮光壁32は回路基板16に接触
し、或いは液密を保持できる微小隙間しか存在しない構
造とされているので、防湿材17の注入時に該防湿材1
7が照明室A内に侵入するおそれがなく、発光ダイオー
ド31と表示装置5との間が防湿材17により遮られて
照明不能となることを防止できる。
【0086】ところで、各種キースイッチの操作時、選
択運転中に使用者が表示装置5から最も知りたい事項
は、マニュアル設定で洗い時間や脱水時間を何分に設定
したか、すすぎ回数を何回に設定したかであり、また洗
濯運転はどの行程のどの動作を実行していて後どの位の
時間で運転を終了するのかという事項である。このこと
に関し、本実施例では、マニュアル表示部22の各数字
部分22b〜22d、動作表示部26、残り時間表示部
28の裏側に発光ダイオード31を配置したので、周囲
が暗い環境下にあっても、それらを明瞭且つ容易に知る
ことができる。
【0087】また、オーバーレイ14には、図4に示す
ような縁枠、文字、数字等の標章14-1〜14-47 が印
刷されているので、表示部20〜30が何を表示するの
か、その表示内容をより明確に知ることができる。この
場合、その印刷された標章14-1〜14-47 には、蓄光
剤が含まれているので、周囲が暗い状態でもそれら印刷
表示部分14-1〜14-47 が自身で発光することによ
り、表示部20〜30の表示内容を暗い環境下でも明瞭
且つ容易に視認することができる。
【0088】更に、本実施例では、表示装置5の裏面側
にメンブレンスイッチ9を設けて各種のキースイッチ9
a〜9pとして機能させるように構成したので、それら
キースイッチ9a〜9pをNCAP液晶パネル10を押
圧することにより操作できる。このため、表示装置の近
傍にキースイッチ群を設けていた従来とは異なり、操作
パネル4に占める表示装置5の面積を大きくすることが
でき、これにより視認性を高めることができる。
【0089】以上のことから、本実施例は、周囲が暗い
状況下であっても、特に使用者が洗濯運転に関し最も知
りたい事項、具体的にはマニュアル設定した洗い時間、
脱水時間、すすぎ回数、現在実行中の洗濯動作、洗濯運
転の残り時間等の表示については、発光ダイオード31
が発する光により、各種キースイッチ9a〜9pの位置
等の表示については、蓄光剤が発する光により、容易に
視認できるようにしたものということができる。
【0090】図19および図20は照明室Aの周囲壁で
ある遮光壁32と回路基板16との間の防湿材侵入防止
構造のそれぞれ異なる他の例を示す第2および第3の各
実施例を示す。図19に示す本発明の第2実施例は、遮
光壁32の下端部を断面V字形に形成すると共に、回路
基板16の上面に遮光壁32のV字形部32aが嵌合す
るV字溝16aを形成し、それらV字形部32aとV字
溝16aとの嵌合により防湿材17の侵入防止を行なう
ものである。また、図20に示す本発明の第3実施例
は、遮光壁32の先端部に例えばゴム製のパッキン34
を嵌合し、このパッキン34を回路基板16に押し当て
ることによって防湿材17の侵入防止を行なうようにし
たものである。
【0091】図21は本発明の第4実施例を示すもの
で、これはNCAP液晶パネル10の裏面側にスイッチ
手段として透明プラスチック等の透明材料からなる補強
板35により補強された透明なメンブレンスイッチ36
を設け、発光手段としての発光ダイオード37をメンブ
レンスイッチ36の裏面側に配置したものである。
【0092】このように構成することにより、表示装置
5のうち、そのメンブレンスイッチ36により構成され
る各種キースイッチ9a〜9pを裏面側に配置した部
分、すなわち図3におけるモード表示部20の五角形部
分20c,20d、全自動コース表示部21の四角形部
分21g〜21l、運転用スイッチ表示部23、行程表
示部24の第2,7,9部分24b,24g,24i、
お好み調節表示部分25の「お好み調節」の文字部分2
5a、水位調節用スイッチ表示部27の両三角部分27
b,27c、予約表示部29の台形部分29aを発光ダ
イオード37により照明することができ、暗い環境下で
も各種のキースイッチ9a〜9pの存在位置を明確且つ
容易に知ることができ、操作間違いを生ずるおそれがな
くなる。
【0093】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、次のような変更または拡
張が可能である。オーバーレイ14に印刷された枠、文
字、数字等の標章14-1〜14-47 は反射板11に印刷
しても良く、このようにした場合には、各表示部20〜
30のうち、明状態になった部分の標章だけが見えるの
で、他の標章と間違えることがない。
【0094】表示部20〜30を裏面側から発光ダイオ
ードで照明する場合には、反射板11は設けなくとも良
い。洗い行程初期にモータの負荷から洗濯物の重量を検
出するマイクロコンピュータは重量(布量)検出手段を
構成するものであり、同時にマイクロコンピュータはそ
の検出重量から洗剤量を設定する洗剤量設定手段および
洗濯時間を設定する洗濯時間設定手段としても機能する
ものであるが、重量検出は使用者が目分量で行ない、こ
れをマイクロコンピュータにキースイッチにより入力す
るものであっても良い。また、二槽式洗濯機に適用して
も良い。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の洗濯
機では、NCAP液晶パネルの裏面側に発光手段を設け
る構成としたことにより、NCAP液晶パネルが電圧印
加により光透過状態になると、発光手段の光がNCAP
液晶パネルを透過するので、周囲が暗い状況下でも表示
装置による表示内容を容易に確認することができる。
【0096】請求項2記載の洗濯機では、発光手段が遮
光壁により囲まれた照明室内に設けられているので、発
光手段の光が照明室から外に漏れ出ることを防止でき、
NCAP液晶パネルを照明するための光量の減少を防止
することができる。請求項3記載の洗濯機では、遮光壁
の内面が光反射作用を呈することから、発光手段が発し
た光は遮光壁でNCAP液晶パネル側に反射されるよう
になるので、NCAP液晶パネルをより明るく照明する
ことができる。
【0097】請求項4記載の洗濯機では、照明室内に導
光部材を設けたことにより、発光手段の発する光は導光
部材によりNCAP液晶パネルに導かれるので、NCA
P液晶パネルのうち発光手段により照明すべき部分の全
体を均一に照明することができる。また、照明室内のほ
とんどが導光部材により占められるので、照明室内の空
気が呼吸作用を呈して外部の湿気が照明室内に侵入する
ことを防止できる。
【0098】請求項5記載の洗濯機では、照明室の周り
に防湿材を充填する際、遮光壁と閉鎖部材との間が防湿
材の侵入防止構造にされているから、防湿材が照明室内
に侵入するおそれがなく、発光手段の光が防湿材により
遮られるおそれがない。請求項6記載の洗濯機では、オ
ーバーレイにNCAP液晶パネルによる表示の内容を示
すための印刷が施され、請求項7記載の洗濯機では、反
射部に同様の印刷が施されているから、表示装置の表示
内容を容易に認識することができる。
【0099】請求項8記載の洗濯機では、発光手段が進
行表示部を照明するので、周囲が暗い状況下でも、洗濯
運転の進行状況を容易に確認できる。この場合、請求項
9記載の洗濯機では、進行表示部を残り時間表示部とし
たことにより、後どのくらいの時間で洗濯運転を終了す
るのか容易に確認でき、また請求項10記載の洗濯機で
は、進行表示部を行程表示部としたことにより、洗濯運
転の進行状況が実行中の行程から具体的に把握できる。
【0100】請求項11記載の洗濯機では、発光手段は
スイッチ表示部を照明するので、周囲が暗い状況下で
も、スイッチ手段の存在位置を容易に確認でき、操作間
違いをするおそれがない。請求項12記載の洗濯機で
は、オーバーレイに蓄光剤が設けられているので、周囲
が暗い場合でも、蓄光剤の発する光により表示装置の表
示の内容等を容易に認識できる。請求項13記載の洗濯
機では、反射部に蓄光剤が設けられているので、液晶パ
ネルが光透過状態になると蓄光剤の光を目視できるよう
になり、周囲が暗い状況下でも他の表示と見誤るおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】防湿材の侵入防止構造を示す部分断面図
【図3】オーバーレイと共に示す表示装置の平面図
【図4】オーバーレイの印刷内容を示すオーバーレイの
平面図
【図5】図1とは異なる部分の縦断側面図
【図6】表示装置およびメンブレンスイッチの断面構造
を概略的に示す図
【図7】操作パネルの平面図
【図8】脱水兼用洗濯機の斜視図
【図9】全自動コースの実行内容と各部の通断電状態を
示すタイムチャート
【図10】標準コースの洗い行程における給水動作時の
表示装置の表示内容を示す平面図
【図11】同洗い動作時の図10相当図
【図12】同すすぎ行程における排水動作時の図10相
当図
【図13】同脱水動作時の図10相当図
【図14】同シャワーすすぎ動作時の図10相当図
【図15】同ためすすぎ前の給水動作時の図10相当図
【図16】同ためすすぎ時の図10相当図
【図17】同脱水行程における排水動作時の図10相当
【図18】同脱水動作時の図10相当図
【図19】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図20】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図21】本発明の第4実施例を示す要部の縦断面図
【符号の説明】
4は操作パネル、5は表示装置、9はメンブレンスイッ
チスイッチ、9a〜9pは各種キースイッチ(スイッチ
手段)、10はNCAP液晶パネル、11は反射板(反
射部)、14はオーバーレイ、14-1〜14-47 は印刷
された標章、15は受け板(受け部材)、16は回路基
板(閉鎖部材)、17は防湿材、20はモード表示部、
21は全自動コース表示部、22はマニュアル表示部、
23は運転用スイッチ表示部、24は行程表示部(進行
表示部)、25はお好み調節表示部、26は動作表示部
(進行表示部)、27は水位設定用スイッチ表示部、2
9は動作表示部(進行表示部)、30は指示表示部、3
1は発光ダイオード(発光手段)、32は遮光壁、33
は導光部材、36はメンブレンスイッチ、37は発光ダ
イオード(発光手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 雅宏 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 西村 展一 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯運転に関連した表示を行うための表
    示装置を備えた洗濯機において、 前記表示装置を電圧の印加に応じて光透過状態を呈する
    NCAP液晶パネルにより構成し、このNCAP液晶パ
    ネルの裏面側に自身が発した光を光透過状態となったN
    CAP液晶パネルを通して外部に放射する発光手段を設
    けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 発光手段は遮光壁により囲まれた照明室
    内に設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗
    濯機。
  3. 【請求項3】 遮光壁の内面は光反射作用を呈すること
    を特徴とする請求項2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 照明室内には発光手段の光をNCAP液
    晶パネルに導く導光部材が配置されていることを特徴と
    する請求項2または3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 照明室のうちNCAP液晶パネルとは反
    対側の開口を塞ぐ閉鎖部材と、照明室の外側に充填され
    る防湿材とを備え、照明室の周壁を構成する遮光壁と閉
    鎖部材との間は防湿材の侵入防止構造とされていること
    を特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の洗濯
    機。
  6. 【請求項6】 NCAP液晶パネルの表面を覆うオーバ
    ーレイが設けられ、このオーバーレイにNCAP液晶パ
    ネルが表示する内容を表すための印刷が施されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の洗
    濯機。
  7. 【請求項7】 NCAP液晶パネルの裏面には電圧の印
    加により光透過状態にされた部分にその表面側から入射
    した外光を反射する反射部が設けられ、この反射部にN
    CAP液晶パネルが表示する内容を表すための印刷が施
    されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 NCAP液晶パネルには洗濯運転の進行
    状況を表示する進行表示部が設けられ、発光手段はこの
    進行表示部の裏面側に配置されていることを特徴とする
    請求項1ないし7のいずれかに記載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 進行表示部は洗濯運転の残り時間を表示
    する残り時間表示部であることを特徴とする請求項8記
    載の洗濯機。
  10. 【請求項10】 進行表示部は洗濯運転の実行中の行程
    を表示するための行程表示部であることを特徴とする請
    求項8記載の洗濯機。
  11. 【請求項11】 NCAP液晶パネルの裏面に設けら
    れ、該NCAP液晶パネルを介して操作されるスイッチ
    手段と、NCAP液晶パネルに設けられ、前記スイッチ
    手段の存在位置を表示するスイッチ表示部とを備え、発
    光手段は当該スイッチ表示部の裏面側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載
    の洗濯機。
  12. 【請求項12】 NCAP液晶パネルの表面を覆うオー
    バーレイが設けられ、このオーバーレイの所定部位に蓄
    光剤を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  13. 【請求項13】 NCAP液晶パネルの裏面には電圧の
    印加により光透過状態にされた部分にその表面側から入
    射した外光を反射する反射部が設けられ、この反射部の
    所定部位に蓄光剤を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の洗濯機。
JP7040712A 1994-11-18 1995-02-28 洗濯機 Pending JPH08229291A (ja)

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US08/551,738 US5694793A (en) 1994-11-18 1995-11-01 Washing machine with operation panel including display device and operation switches
TW084111596A TW293855B (ja) 1994-11-18 1995-11-02
CN951189433A CN1065011C (zh) 1994-11-18 1995-11-17 洗衣机
KR1019950043064A KR100225279B1 (ko) 1994-11-18 1995-11-18 세탁기

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095531A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
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WO2014041799A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 パナソニック株式会社 洗濯機
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