JPH0554772A - ハイブリツドリレー - Google Patents

ハイブリツドリレー

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JPH0554772A
JPH0554772A JP3216880A JP21688091A JPH0554772A JP H0554772 A JPH0554772 A JP H0554772A JP 3216880 A JP3216880 A JP 3216880A JP 21688091 A JP21688091 A JP 21688091A JP H0554772 A JPH0554772 A JP H0554772A
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JP
Japan
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contact
circuit
switching means
triac
movable block
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Application number
JP3216880A
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English (en)
Inventor
Koji Tanaka
孝司 田中
Kiyoaki Kuzukawa
清明 葛川
Mitsuhiro Kawai
光弘 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コストの低いハイブリッドリレーを提供する。 【構成】3つの相回路(U)(V)(W)のうち、2回
路(U)(W)は、ホトトライアック51、出力用有接
点機構52、リーク電流遮断有接点機構52で構成する
が、1回路(V)を有接点機構52のみで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁石コイルにより
開閉される出力用有接点機構と半導体素子よりなるスイ
ッチング回路が電気的に互いに並列となるように配置さ
れて構成される三相用のハイブリッドリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】出力用有接点機構と半導体素子よりなる
スイッチング回路が並列接続される従来の三相用のハイ
ブリッドリレーとしては図7に示すものがある(特開昭
64−48340号)。ここに示すハイブリッドリレー
Hは、三相交流モータ58を動作制御しており、電源5
5と入力信号生成用のスイッチ56が接続されて入力信
号回路Xが、また、出力側に三相モータ58、交流電源
59が接続されて負荷回路Yが構成されている。ハイブ
リッドリレーHは、三相用の3回路U、V、Wを備え、
入力側は、電源55に入力信号生成用スイッチ56を介
して並列に接続される電磁石コイル7と、この電磁石コ
イル7に、並列に接続される補助有接点機構54と三個
のホトトライアック51の発光素子の直列回路が設けら
れている。回路Uは、発光素子53a、受光素子53b
及びトライアック60からなるホトトライアック51
と、抵抗とコンデンサの直列回路からなり、トライアッ
ク60に並列に接続されるアブソーバ回路57と、トラ
イアック60に直列に接続されるリーク電流遮断用の有
接点機構52と、この有接点機構52を介し、トライア
ック60に並列に接続される出力用有接点機構50とか
ら構成されている。回路V、回路Wも回路Uと全く同様
に構成されている。
【0003】以上のように構成されるハイブリッドリレ
ーHの動作を、負荷電流投入時について説明する。スイ
ッチ56がオンされると、電磁コイル7に電流が流れ、
これにより、先ず最小の接点間隔を持つ、リーク電流遮
断用有接点機構52がオンし、次に補助有接点機構54
がオンし、最後に最大の接点距離間隔を持つ、出力用有
接点機構50がオンする。
【0004】リーク電流遮断用接点機構52がオンする
とともに、補助有接点機構がオンすると、ホトトライア
ック51が動作して、トライアック60が導通して負荷
回路Yが導通状態となり、その後に出力用有接点機構5
0が接続される。そのため、出力用接点機構50の当接
時に、アークが発生することを防止できる。負荷電流遮
断時は、スイッチ56がオフされると、電磁石コイル7
の励磁が解除されるので、これにより接点間隔の大きい
順に、つまり出力用有接点機構50、補助有接点機構5
4、リーク電流有接点機構52の順でオフする。そのた
め、トライアック60が導通する負荷Yの通電時に出力
用有接点機構50がオフされるので、その際のアーク発
生は防止される。また、最後にリーク電流遮断用有接点
機構52が切り離されるが、その時は補助有接点機構5
4の切り離しにより、すでにオライアック60がオフ状
態となって負荷回路Yに殆ど電流の流れない状態となっ
ているので、やはり、その際にもアークが発生すること
はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の三相用
のハイブリッドリレーは、出力用有接点機構のオン時と
オフ時のアーク発生を防止し得るが、接点機構が非常に
多く、そのうち3回路が半導体素子よりなるスイッチン
グ回路が有接点機構の3回路と各々並列に配置されてい
る。つまり、このハイブリッドリレーは、接点機構と半
導体素子よりなるスイッチング回路が各々3回路必要で
あり、部品点数が多くなり、コストが高くなるという問
題がある。
【0006】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、部品点数をできるだけ少なくし、コス
トの低いハイブリッドリレーを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明のハイ
ブリッドリレーは、電磁石コイルにより開閉される半導
体素子よりなる第1のスイッチング手段と、この第1の
スイッチング手段に直列に接続され、前記電磁コイルに
より開閉される有接点の第2のスイッチング手段と、こ
の第1及び第2のスイッチング手段に並列に接続され、
前記電磁石コイルにより開閉され前記第2のスイッチン
グ手段より遅く閉じられ、早く開かれる出力用有接点の
第3のスイッチング手段とで構成される第1回路と、前
記電磁石コイルにより前記第2のスイッチング手段と同
タイミングで開閉され、出力を開閉するスイッチング手
段を有する第2回路と、前記第1回路と同一構成の第3
回路と、前記電磁石コイルにより、前記3のスイッチン
グ手段より早く閉じられ、遅く開かれ、その開閉に応じ
て前記第1のスイッチング手段を開閉する第4のスイッ
チング手段とから構成されている。
【0008】このハイブリッドリレーでは、電磁石コイ
ルの通電により、先ず第1回路、第3回路の有接点の第
2のスイッチング手段と第2回路の有接点スイッチング
手段がオンされ、次に第4のスイッチング手段がオンさ
れ、これに応じて第1のスイッチング手段である半導体
素子がオンされ、その後に出力用第3の有接点スイッチ
ング手段がオンする。この出力用の第3の有接点スイッ
チング手段がオンする際には、すでに負荷電流が流れて
いるので接点アークが生じることはない。電磁石コイル
への電流がオフされ、負荷遮断がなされる場合には、逆
に、第3、第4、第2の順でスイッチング手段がオフさ
れるので、出力用の第3の有接点スイッチング手段の接
点にやはりアークが生じない。
【0009】このハイブリッドリレーでは、第2の回路
が出力を開閉する有接点スイッチング手段のみなので、
全体構成を安価に実現できる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示す三相用
のハイブリッドリレーの平面図、図2はその縦断面図で
ある。図において、1はケーシングであり、ケーシング
1内は水平方向の仕切り壁2、3により上下方向におい
て3段に仕切られており、下スペース4内にヨーク5、
鉄心6、コイル7、スプール8からなる電磁石9が設け
られ、さらにその鉄心6の端面に相対するように可動体
10が設けられている。中スペース内11には図3に示
すような可動ユニット12が設けられている。
【0011】可動ユニット12は基部13と長辺部14
とからなるL型の第1可動ブロック15と、その第1可
動ブロック15の長辺部14上に載置されて設けられて
いる第2可動ブロック16とからなっている。第1可動
ブロック15、第2可動ブロック16の位置決めは、上
下方向においては上記仕切り壁2、3によってなされ、
側方向においては所定間隔をおいて中スペース11内に
可動ユニット12に対して直交方向に設けられたそれぞ
れのバリア壁17の端部により行われている。また第1
可動ブロック15、第2可動ブロック16は、第1可動
ブロック15の基部13と逆側の位置にケーシング1間
に装着されたコイルバネ18、19それぞれにより押圧
され、通常は矢印A方向に付勢されている。
【0012】第1可動ブロック15の基部13の上部に
は上方に突出する棒状の目印体20が一体に設けられて
おり、下部には仕切り壁3を通して突出する上記可動体
10の上端の操作部21の嵌合する嵌合部22が設けら
れている。また基部13の上部、さらには基部13から
長辺部14にかけて合計5個の可動接点装着開口23が
設けられており、その左端より2つ目の開口23(図2
のF参照)を除いて、それぞれの内部に両端を外方に突
出するように可動片24がバネ25で押圧されるように
して取り付けられている。それら可動片24のそれぞれ
の折曲された両端には接点26が取り付けられている。
【0013】第2可動ブロック16にも可動接点装着開
口27が3個設けられており、この装着開口27それぞ
れの内部にも両端に接点28の取り付けられた可動片2
9がバネ30で押圧されるようにして取り付けられてい
る。第2可動ブロック16の装着開口27それぞれは上
記第1可動ブロック15の長辺部14の3個の装着開口
23と同水平位置に位置し、したがってその内部に設け
られる可動片29も対応する装着開口23の可動片24
と同水平位置に位置している。
【0014】中スペース11内の可動ユニット12の両
側には上記それぞれの可動片24、29に対応するよう
に、多数本の接点31が取り付けられた固定片32が立
設されている。ただし、開口23より可動片24が突設
されていない開口23に対応する位置の固定片32に
は、接点が設けられていない(図3のF参照)。上記の
第1可動ブロック15と、第2可動ブロック16の同水
平位置に位置する装着開口23、27に装着された一対
の可動片24、29には1対の固定片32が対応する構
成となっていて、それら固定片32は途中が折曲部33
とされ、その折曲部33の上下位置に、上記した例外を
除いて接点31、31がそれぞれ取り付けられている。
折曲部33を備える故に上記の接点31の方が下部の接
点31より対応する可動片32に近接し、したがって接
点の離間状態における接点26と接点31間の接点間隔
距離D1 は接点28と接点31間の接点間隔距離D2
り大きくなるように構成されている。
【0015】また第1可動ブロック15の基部13の上
部の装着開口23に設けられた可動片24と固定片32
の接点26と接点31間の接点間隔距離D3は、上記接
点間隔距離D1 と接点間隔距離D2 の中間の長さにされ
ており、すなわちそれら接点間隔距離の関係はD2 <D
3 <D1 とされている。基部13の下部装着開口23に
設けられた可動片24と固定片31における接点26と
接点31間の接点間隔距離D4 は上記接点間隔距離D1
とほぼ等しく構成されている。
【0016】また、第2可動ブロック16の下部に設け
られた装着凹部34には、図4に示すようにストップピ
ン35が装着されている。ストップピン35はバネ36
により一側方に突出するように付勢された状態に設けら
れている。これに対し第1可動ブロック15のストップ
ピン35の近傍にはカム部37が突出して一体に設けら
れており、ストップピン35の先端部とカム部37との
相対する側は互いに面接触可能なテーパ面とされてい
る。さらに上記ストップピン35のカム部37に対応す
る上記バリア壁17の先端部には係止部38が一体に設
けられている。
【0017】上スペース39内にはプリント基板40が
設けられており、このプリント基板40上には、ホトト
ライアックやアプソーバ回路等が設けられている。ケー
シング1の上面の両端には、5対の端子台41が設けら
れており、第2可動ブロック16に相対する3対の端子
台41には第2可動ブロック16に相対する固定片32
からのリード体42が、それら端子台41に隣接する1
対の端子台41には第1可動ブロック15の基部13の
下部装着開口23に装着される可動片24に対応する固
定片32からのリード体42が、さらに残る1対の端子
台41にはコイル7からのリード線が接続される。上記
3対の端子台41は負荷側への接続部となり、それらに
隣接する1対の端子台41はモニタ機構への接続部とな
り、残る1対の端子台41はコイル7への入力信号制御
部への接続部となっている。
【0018】図5は、実施例ハイブリッドリレーの電気
的接続を示す回路図である。この実施例ハイブリッドリ
レーHの入力側には、図7のものと同様に、電源55
と、入力信号発生スイッチ56の直列回路が接続されて
入力回路Xを、また出力側には三相モータ58と、三相
交流電源59が接続されて負荷回路Yが構成されてい
る。また、このハイブリッドリレーHは、電源55に、
入力信号発生スイッチ56を介して並列に接続される電
磁石コイル7と、この電磁石コイル7に、並列に接続さ
れる補助有接点機構(第4のスイッチング手段)54
と、ホトトライアック51の発光素子の直列回路が設け
られ、三相用の負荷を開閉するために、3つの回路U、
V、Wを備える点で、従来のハイブリッドリレーと同様
である。回路Uは、発光素子53a、受光素子53b及
びトライアック60からなるホトトライアック(第1の
スイッチング手段)51と、抵抗とコンデンサの直列回
路からなり、トライアック60に並列に接続されるアブ
ソーバ回路57と、トライアック60に直列に接続され
るリーク電流遮断用の有接点機構(第2のスイッチング
手段)52と、この有接点機構52を介し、トライアッ
ク60に並列に接続される出力用有接点機構(第3のス
イッチング手段)50とから構成されている。回路Wも
回路Uと全く同様に構成されている。この点も、従来の
ハイブリッドリレーと同様である。
【0019】この実施例ハイブリッドリレーHの最も特
徴とするところは、回路Vの構成にある。回路Vは、回
路U及び回路Vの備えるホトトライアック51、アブソ
ーバ回路57、出力接点用有接点機構50を備えず、回
路U及び回路Wのリーク電流遮断用有接点機構52に相
当する有接点機構52を備えるのみであり、この有接点
機構の一端を三相モータ58に、他端を三相交流電源5
9に接続している。
【0020】次に、この実施例ハイブリッドリレーの動
作について説明する。 (負荷電流投入時)スイッチ56がONされると、電磁
石9のコイル7が励磁され、可動体10は鉄心6に引き
付けられて矢印方向Bに回動し、操作点21が嵌合部2
2に嵌合しているので第1可動ブロック15は矢印C方
向にバネ18の付勢力に抗して押圧移動され、第2可動
ブロック16も第1可動ブロック15に押圧されてバネ
19の付勢力に抗して矢印C方向に移動する。そしてま
ず最小の接点間隔距離D2 であるリーク電流遮断用有接
点機構52の接点28と接点31とが当接し、次に接点
間隔距離D3 の補助有接点機構54の接点26と接点3
1とが当接し、最後に最大の接点間隔距離D1 の出力用
有接点機構50の接点26と接点31と、接点間隔距離
4 の有接点機構の接点26と接点31とがそれぞれ当
接する。
【0021】リーク電流遮断用有接点機構52がオンす
ると、V回路の相は、三相交流電源39と三相モータ5
8が接続されるが、1相のみの接続なので、負荷電流は
流れない。しかし、上記のようにリーク電流遮断用有接
点機構52が接続されるとともに補助有接点機構54が
接続されるとU回路及びW回路の接続によりホトトライ
アック51が動作してトライアック60が導通して負荷
回路Yが通電状態となり、その後出力用有接点機構50
が接続されるのでその接点26と接点31の当接時にア
ークが発生することが防止される。リーク電流遮断用有
接点機構52の接点26と接点31の当接によりU回路
及びW回路の受光素子53の若干のリーク電流は流れる
が、その量は微小であるのでその際にアークが発生する
ことはない。
【0022】上記のように出力用有接点機構50それぞ
れの接続がなされることにより対応する端子台41に接
続される三相交流モータ58の作動がなされ、また接点
間隔距離D4 の接点機構の接点26と接点31との接続
により対応する端子台41に接続されるモニタランプ等
が点灯する。また上記の第1可動ブロック15の移動の
状況が目印体20により容易に外部から確認されるよう
になっている。
【0023】上記の第2可動ブロック16の移動の際に
は、図4の(A)に示すようにストップピン35が係止
部38にテーパ面において当接するが、テーパ面となっ
ている故に第2可動ブロック16がさらに押圧されるこ
とにより、図4の(B)に示すようにストップピン35
はバネ36力に抗して装着凹部34内に押し込められ、
係止部38部分を通過した位置においてバネ36力によ
り再び側方に突出する状態となる。 (負荷電流遮断時)スイッチ56がOFFされると、コ
イル7の励磁が解除されて鉄心6の引き付け力がなくな
り、可動体10の操作部21により第1可動ブロック1
5の押圧力も解除される。したがって第1可動ブロック
15と第2可動ブロック16とはバネ18、19により
押し戻される。この時、第1可動ブロック15はスムー
ズに戻り移動するが、第2可動ブロック16は、図4の
(C)に示すように、ストップピン35が係止部38に
係止することにより停止状態に維持される。そして第1
可動ブロック15が移動してそのカム部37のテーパ面
がストップピン35のテーパ面を押圧してストップピン
35を押し下げた状態においてストップピン35の係止
部38への係止が解除され、第2可動ブロック16も戻
り移動を行う。
【0024】そしてこの場合は、負荷電流の投入時とは
逆に、U回路とW回路の最大の接点間隔距離D1の出力
用有接点機構50の接点26と接点31と、接点間隔距
離D4の接点機構の接点26と接点31とがまず切り離
され、次に接点間隔距離D3 の補助有接点機構54の接
点26と接点31とが切り離され、最後に最小の接点間
隔距離D2 であるリーク電流遮断用有接点機構52の接
点28と接点31とが切り離される。
【0025】そして、トライアック60が導通している
負荷回路Yの通電時にU回路とW回路の出力用有接点機
構50が切り離されるので、その際のアーク発生は防止
される。また、最後にリーク電流遮断用有接点機構52
が切り離されるが、補助有接点機構54の切り離しによ
りすでにトライアック60が非導通状態となって負荷回
路Yに殆ど電流の流れない状態となっているので、やは
りその際にもアークが発生することはない。
【0026】とくに上記構成のものでは、第2可動ブロ
ック16に戻り動作を、ストップピン35の働きにより
遅らせる構成としているので、トライアック60の補助
有接点機構54の切り離し後における導通保持時間が長
くて非導通になるのが遅れても、リーク電流遮断用有接
点機構52の切り離しは上記のストップピン35により
さらに遅延され、トライアック60が非導通となった状
態において確実になされる構造となっている。
【0027】なお、上記実施例では、V相回路は、リー
ク電流遮断用に対応する有接点52のみとしたが、これ
と並列に有接点50を入れても差し支えない。また、補
助有接点機構に代わるスイッチング手段としてタイマ等
を用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、三相のうち1相分は
他の相回路が導通する前に導通し、他の相回路の半導体
素子がオープンになる有接点スイッチング手段を設ける
のみなので、接点アークをなくし、長寿命を確保し得る
という機能を満足し、しかも半導体素子回路1個分を省
略できるので、全体としてのコストダウンを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例ハイブリッドリレーの内部構
成を示す平面図である。
【図2】同実施例ハイブリッドリレーの可動ユニットの
内部構成を示す縦断面図である。
【図3】同実施例ハイブリッドリレーの可動ユニットの
斜視図である。
【図4】同実施例ハイブリッドリレーのストップピンの
動作を説明するための平面図である。
【図5】同実施例ハイブリッドリレーの回路図である。
【図6】同実施例ハイブリッドリレーの動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図7】従来のハイブリッドリレーの回路図である。
【符号の説明】
7 電磁石コイル 50 出力用有接点機構 51 ホトトライアック 52 リーク遮断用有接点機構 54 補助有接点機構 60 トライアック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁石コイルにより開閉される半導体素子
    よりなる第1のスイッチング手段と、この第1のスイッ
    チング手段に直列に接続され、前記電磁コイルにより開
    閉される有接点の第2のスイッチング手段と、この第1
    及び第2のスイッチング手段に並列に接続され、前記電
    磁石コイルにより開閉され、前記第2のスイッチング手
    段より遅く閉じられ、早く開かれる出力用有接点の第3
    のスイッチング手段とで構成される第1回路と、 前記電磁石コイルにより前記第2のスイッチング手段と
    同タイミングで開閉され、出力を開閉するスイッチング
    手段を有する第2回路と、 前記第1回路と同一構成の第3回路と、 前記電磁石コイルにより、前記3のスイッチング手段よ
    り早く閉じられ、遅く開かれ、その開閉に応じて前記第
    1のスイッチング手段を開閉する第4のスイッチング手
    段と、からなることを特徴とするハイブリッドリレー。
JP3216880A 1991-08-28 1991-08-28 ハイブリツドリレー Pending JPH0554772A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100817332B1 (ko) * 2006-10-19 2008-03-27 대성전기공업 주식회사 엘씨디아이형 누설전류 차단기
US9966212B2 (en) 2012-12-21 2018-05-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Blinking device

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