JPH0554598B2 - - Google Patents

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JPH0554598B2
JPH0554598B2 JP61101897A JP10189786A JPH0554598B2 JP H0554598 B2 JPH0554598 B2 JP H0554598B2 JP 61101897 A JP61101897 A JP 61101897A JP 10189786 A JP10189786 A JP 10189786A JP H0554598 B2 JPH0554598 B2 JP H0554598B2
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JP
Japan
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tip
seal
ring
protective sheath
sheath
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JP61101897A
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Claude Bucher
Andre Lagabe
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Pont a Mousson SA
Saint Gobain PAM SA
Original Assignee
Pont a Mousson SA
Saint Gobain PAM SA
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Publication date
Application filed by Pont a Mousson SA, Saint Gobain PAM SA filed Critical Pont a Mousson SA
Publication of JPS61256089A publication Critical patent/JPS61256089A/ja
Publication of JPH0554598B2 publication Critical patent/JPH0554598B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like
    • F16L59/18Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints
    • F16L59/185Adjustable joints, joints allowing movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16L59/182Joints with sleeve or socket

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Thermal Insulation (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Hydroponics (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、雄端部と嵌合口とを備えた鋳鉄管2
つを互いに接合するのに用いられ、管路の外の流
体に対するシールとして機能する継手に係わる。
本発明は長さの大部分に亘つて断熱フオーム材料
層からなる外部被覆に覆われ、且つこの層の外側
に流体の浸透を阻止する保護外装を備え、両端即
ち雄端部及び嵌合口の部分は前記外部被覆で覆わ
れないもので、高温水輸送管に使用される。
本発明はより特定的には前記断熱フオーム層の
破損を回避すべく、管路の外側の湿気が管の先端
部分を介してこの断熱層内に浸透するのを阻止す
るシールリングに係わる。
従来の技術 この種の断熱された管のシール継手の一例は仏
国特許FR−A第2445925号によつて既に知られて
いる。この公知継手では現在製造されている部材
しか使用されず、多少の角度的ズレ(傾斜)も可
能である。この公知継手はアスベストセメント製
剛質外側スリーブを含むが、このスリーブは断熱
材用保護外装と比べて比較的大きく隆起し、その
ため継手を嵌める場合又は地上で管を組立てる場
合に支障を来たし得る。更に、組立てられた複合
管の管状外装の2つの先端を被覆するこの剛性外
側スリーブには、断熱材層を外部の湿気から保護
するためにシールリングを(スリーブと外装との
間に)装入する必要がある。
米国特許第3563572号には、断熱材層を保護す
る剛性外装を備えた断熱金属管の伸縮自在複合シ
ール継手が開示されている。この継手では、弾性
シールキヤツプをかぶせた断熱材料製鎖錠用内側
剛性環状スリーブが外装に対する隆起なしに2つ
の複合管を接続せしめる。しかしながらこの種の
継手は嵌合口付鋳鉄管には使用できない上に、一
方の複合管を他方に対して傾斜させるのには適さ
ない。その第1の理由は前記鎖錠用剛性スリーブ
の挿置にあり、第2の理由はこの剛性スリーブが
断熱材層の横断方向環状表面にのみ当接すること
にある。即ち、鎖錠用剛性スリーブを断熱材層に
対して傾斜させると、前記横断方向支承が失わ
れ、その結果気密性が消失する危険、即ち外部の
湿気に対する断熱材層の保護が解除される危険が
生じる。軽く傾斜させた場合のこの危険は、前記
鎖錠用内側剛性スリーブと断熱材層を被覆する剛
性管状外装との間の径方向外側締付け又はたがの
取付けが全く不可能であるだけにより生じ易い。
発明の概要 そこで本出願人は、雄端部と嵌合口とを備え且
つ断熱用外側被覆で覆われた高温水輸送管2つを
接続するための継手であつて、管路の外の流体が
前記断熱材被覆内に浸透するのを阻止すると共
に、外側断熱材被覆及び鋳鉄管の熱膨張と、接続
すべき一方の管の他方の管に対する傾斜及び偏心
とを可能にし、接続すべきこれら2つの管の接合
部でのカロリー損失を最小限に抑え、且つ管状外
装より大幅に隆起する部分を有さないようなシー
ル継手の実現を目差すことにした。
そのために本発明は下記の如きシール継手を提
供する。本発明のシール継手は、次のような断熱
複合管即ち輸送流体の内部圧力に対し耐洩性ある
パツキンを挿入した状態で互いに入れ子式に接続
し得、各々が雄端部及び嵌合口付鋳鉄管からな
り、各鋳鉄管が熱絶縁材料製断熱材層によつて断
熱され、この断熱材層が雄端部と嵌合口のチユー
リツプ状先端部とを除いて各管の長さの大部分を
被覆し、この断熱材層自体も不浸透性管状保護外
装に覆われ、この断熱材層の各先端が鋳鉄管と保
護外装との間の環状スペースを気密的に閉塞する
エラストマ製シールリングによつて限定されるよ
うな断熱複合管2つの間で外部の流体に対するシ
ールの役割を果たし、これら複合管のうち一方の
管の断熱材層の一端で一方の鋳鉄管とその保護外
装との間の環状スペースを気密的に閉塞する前記
シールリングの1つが嵌合口の外側面に当接し且
つ嵌合口と保護外装との間で径方向に圧縮される
係止用突端部と、この突端部の長手方向延長部と
して嵌合口に当接しながら管状外装と同一のレベ
ルまで延在するシールボデイと、このシールボデ
イの長手方向延長部として隣接複合管の保護外装
の先端部に締付けによつて弾性的に押付けられる
被覆スカートとで構成されることを特徴とする。
他の特徴及び利点は、添付図面に基づく以下の
非限定具体例の説明で明らかにされよう。
具体例 第2図から明らかなように、雄端部5と嵌合口
6とを備えた鋳鉄管4からなる軸線XXの2つの
断熱複合管T1及びT2の接続に用いられる本発
明のシール継手は、雄端部5と嵌合口6との間で
径方向に圧縮され且つ管4の嵌合口6内に係止さ
れる凸部を備えた公知タイプのパツキンGと、管
4と外装との間のスペーサ1と、管4を被覆する
断熱材層の外装相互間の気密的接合を行なうため
の、例えば60゜〜70゜シヨアの硬度を有するエラス
トマ製シールリング2と、このシールリング2を
外装上に締付ける締付リング3とで構成される。
第1図により詳細に示されているように、各断
熱複合管T1,T2は130℃に達し得る温度の高
温水又は類似流体を輸送するための雄端部5及び
嵌合口6を備えた鋳鉄管4からなる。この鋳鉄管
4はポリウレタンフオームの如き断熱材からなる
外径Dの外側断熱材層7で被覆され、断熱材層7
自体は例えば高密度ポリエチレン外装からなる流
体不浸透性保護外装8に包囲される。この外装は
断熱材層7の外径Dに相当する内径を有する。第
2図に見られるように、保護外装8及び断熱材層
7は互いに嵌合された管4の各先端の近傍で切断
され、これら先端より先には延びない。また保護
外装8は、複合管T1,T2の各鋳鉄管4の長さ
L1より短く且つ断熱材層7の長さL3よりは長
い長さL2を有し、鋳鉄管4の雄端部5側で閉塞
シールリング9(管4と保護外装8との間)を越
えて断熱材層7から更に先へ軸方向に長さh1だ
け突出する。
従つて外装8は閉塞シールリング9を被覆する
ことになる。
断熱材層7は、従つて管T1,T2の各鋳鉄管
4の雄端部5側では外径Dのエラストマ製先端閉
塞リング9により先端部分が限定され、リング9
はこの位置での断熱材層7の径方向厚みに相当す
る厚みEを有し、且つ先端に平面状表面91を有
する。
この先端リング9の軸方向長さhは、鋳鉄管4
の雄端部5側の管T1,T2の先端で断熱材層7
の先端から更に長手方向に延びる保護外装8の突
出分の長さh1より短い。
また各複合管T1,T2は、嵌合口6側先端で
は断熱材層7の先端で嵌合口6と保護外装8との
間に挿入されたシールリング2を有する。
第3図により詳細に示したように、軸線XXを
持つエラストマ製のこのシールリング2は、子午
線断面で見て全体的に細長い形状を有し、台形状
子午線断面を持つボデイ10と、この部分の両側
の長手方向延長部たる係止突端部11及び被覆ス
カート12とで構成される。
前記ボデイ10は軸線XXを持つ外径Deの外側
円筒面13と、軸線XXに直交する2つの平面即
ちシヨルダ14及び15と、内側表面16とで規
定される。この内側表面16は円筒形、軽い円錐
台形又はその他の形状を有し得るが、そのプロフ
イルは嵌合口6の先端即ちフランジの外側表面1
7のプロフイルに合致する。
面13の直径Deは保護外装8の外径と同じか
それより大きく、面15の径方向高さは保護外装
8の厚みeと同じかそれより大きく、面15の内
径は保護外装8の内径Dに相当する。
ボデイ10の内側表面16からは係止用突端部
11が延びる。この突端部11は長手方向では面
16に連結する円錐台状内側面18により限定さ
れると共に、直線もしくは曲線子午線断面を有し
得る先端面19により限定される。内側表面18
のプロフイルは嵌合口6の末広形外側表面20の
プロフイルに合致する。
係止用突端部11は径方向では外側面21と内
側面22とによつて限定される。外側面21は軸
線XXを有する円筒面であり、ボデイ10の面1
5に連接し、保護外装8の内径に相当する直径D
を有する。
この外側面21は1つ以上の突出リツプもしく
は歯23を有する。その数は第3図の好ましい具
体例では2個である。これら突起の子午線断面は
三角形であり、その頂点レベルの直径は勿論面2
1の直径Dより大きい。
内側面22は嵌合口6の末広形外側面24のプ
ロフイルに合致する全体的に円錐台形のプロフイ
ルを有し、階段状のプロフイルを持つ複数の三角
形の突起25を有する。その数は第3図の好まし
い具体例では2個である。
外側リツプ23及び内側三角突起25は第3図
に示されているように、好ましくは先端部19側
ではなくボデイ10側に、軸線XXと直交する面
を有する。
このように、シールリング2のボデイ10及び
係止用突端部11の内側プロフイル、即ち面1
6,18及び22からなるプロフイルは嵌合口6
のチユーリツプ状に広がる外側プロフイル、即ち
面17,20及び24からなるプロフイルに合致
する。
ボデイ10の外側面13は軸線方向で係止突端
部11と逆の方向に延び、被覆スカート12の外
側面を構成する。このスカート12は内側ではボ
デイ10の横断方向面即ちシヨルダ14に連接す
る軸線XXの円筒面26によつて限定される。内
側面26はシヨルダ14とボデイ10とから最も
遠い先端に三角形の子午線断面を有する環状突起
27を複数個備える。その数は第3図の好ましい
具体例では6個である。
スカート12の内径Di即ち面26の直径は、
(D+2e)に等しい保護外装8の外径dより小さ
い。
要約すれば(第1図)、接続前の自由な状態の
複合管T1又はT2では、断熱材層7は鋳鉄管4
全体を被覆するのではなく、嵌合口6の一部分を
被覆するだけであり、雄端部5は被覆しない。保
護外装8は断熱材層7全体を被覆し、且つ長手方
向でこの層より先に突出する。断熱材層7は一端
が閉塞先端リング9によつて限定され、他端が嵌
合口6に当接するシールリング2の係止突端部1
1によつて限定される。また、被覆スカート12
は嵌合口6のフランジ17から軸方向へ張出すよ
うに、このフランジの先に十分長く延びる。
本発明の継手組立て及び機能 a 鋳鉄管4から複合管T1又はT2を形成する
方法(第1図) シールリング2の内側面16,18及び22を
嵌合口6の対応外側面17,20及び24に当接
させて、シールリング2を嵌合口6上に配置す
る。次いで先端閉塞リング9を配置した後、保護
外装8の内側面をリング2の係止用突端部11の
外側面21と先端閉塞リング9の外側円筒面とに
当接させる。保護外装8の先端はリング2のボデ
イ10の横断方向面15に当接する。その結果突
端部11の外側リツプ23及び内側突起25は
夫々保護外装8の内側面及び嵌合口6の外側面に
接して押しつぶされる(嵌合口6と外装8との間
での突端部11の径方向圧縮)。この状態で、未
配置の層7と外装8との間の気密性、並びに嵌合
口6と層7との間の気密性が得られると共に、突
起25及びリツプ23の軸線XXとの直交面によ
つて、係止用突端部11が複合管T1,T2から
外れることなく確実に保持されることになる。次
いで保護外装8に穴をあけた後、この穴を介して
外装8と鋳鉄管4との間のスペースに熱絶縁材料
を充填する(断熱材層7の形成)。次いで前記穴
を密封キヤツプで閉鎖する。これでいつでも現場
に配送できる断熱複合管T1,T2が完成する。
b 2つ複合管T1及びT2の間のシール継手の
形成(第2図及び第4図) 2つの半部材で構成されるか、又は1つの完全
リングを分割したもの或いはしないもので構成さ
れるスペーサ1を断熱材層7の先端閉塞リング9
の面91に当接させて、フランジのない方へ先端
5上に配置する。このスペーサ1はニトリルフオ
ーム又はネオプレーン(neoprene)フオームの
如き断熱材で形成される。スペーサ1の内径及び
外径は、鋳鉄管4の雄端部5と外装8との間の環
状スペースがこのスペーサによつて埋塞されるよ
うに決定される。従つてスペーサ1は断熱材層7
とほぼ同じ厚みを有する。これと同時に、スカー
ト12を管T2の保護外装8の方向へ外側に折り
返し(第4図)、外装8上に延在させる。次いで
パツキンGを嵌合口6内に設けられた収容部に配
置した後、管T1を管T2内に挿入する。管T1
の鋳鉄管4の雄端部5を、スペーサ1の未だ自由
な側方面が嵌合口6の先端部分61と接触してこ
れに押付けられるまで、管T2の鋳鉄管4の嵌合
口6内に導入する。このようにして2つの管T1
及びT2が定位置に配置されたら、スカート12
を元のように伸ばして内側面26を管T1の保護
外装8の外側面に当接させ、それよつてこの外側
面を被覆する。外装8の外側面とスカート12の
内側面との間には粘着剤を挿入してもよい。内側
面26の直径が外装8の外径より小さいため、ス
カートは当然保護外装8に押付けられ、従つて突
起27が圧縮される。次いでこのスカート12を
保護外装8上に更に完壁に押付けるべく、このス
カートの先端を突起27支持ゾーンの真上から締
付リング3によつて締付ける。このリングは例え
ばゴム輪からなり、保護外装8の外径より小さい
直径を有する。
これで継手の組立てが完了する。
c 高温水の輸送 前述の如く接合した特定数の複合管T1,T2
で構成される管路は作動時に、130℃に達し得る
高温の水又は類似流体を輸送する。その結果断熱
材層7と、保護外装8と、鋳鉄管4とに長手方向
膨張が生じる。この膨張は弾性先端リング9と嵌
合口6先端部分との間のスペーサ1を軸線方向で
圧縮せしめる。逆に管路内の高温水の流れが止ま
ると、又はこの管路が空になると、断熱材層7、
外装8及び鋳鉄管4が長手方向で収縮し、圧縮か
ら解放されたスペーサ1が嵌合口6の先端部分と
先端リング9の面91とに当接したまま元の大き
さに戻る。
このスペーサ1の存在によつて、先端リング9
の面91と嵌合口6の先端部分61との間のスペ
ースは常に断熱材で満たされていることになり、
そのためこのスペース内での凝縮が回避されると
共に、互に接続された管T1及びT2間の熱的連
続性が維持され、管路内に高温水を流した時の断
熱材層7及び保護外装8の膨張も可能になる。
一方、管路の外の流体に対する気密性がシール
リング2と管T1,T2の長手方向円錐台形面1
7,20及び24との径方向接触によつて確保さ
れ、軸線XXに直角な平面との接触によるもので
はないため、この気密性が軸線XXに直角な面の
単なる接触又は締付けによつて得られ、従つて径
方向締付けが不可能な場合と異なり、シールリン
グ2の内側面16,18及び22を各複合管T
1,T2の鋳鉄管4の嵌合口6の対応外側面1
7,20,24に対して径方向に効果的に締付け
ることができる。
管路の外の流体に対する気密性はまた、外側で
締付けられることも保護外装8で被覆されること
もなく、一種の弾性たわみヒンジの役割を果たし
得るボデイ10を有するエラストマ製の単純なシ
ールリング2によつて確保される。ボデイ10の
前述の如き機能は互いに接続された管T1,T2
相互間の数度の角度的ズレと、これら2つの管の
間の最大偏心とを可能にする(第5図)。この軽
い傾斜又は偏心はリング2のボデイ10のみに作
用し、係止用突端部11と嵌合口6及び外装8と
の間の気密的接合と、被覆スカート12及び外装
8間の気密的接合とを変化させることはない。
リング9と嵌合口6の先端部分との間で軸方向
楔の役割を果たすスペーサ1の存在により、管T
2内への管T1の挿入は軸方向で限定され、その
ため外装8の先端がリング2と接触することはな
く、従つて外装8が軸方向で圧縮されてしわを生
じたり又は破損される事態が回避される。
このように、部分11の面21と外装8の内側
面との間、並びにスカート12の面26と外装8
の外側面との間に気密性が確保されるため、管路
の外側から湿気が入つてリング1に接することは
全くなく、従つて断熱材層7の先端部分からこの
断熱層内に浸透することもあり得ない。
一変形例として、スペーサリング1は省略して
もよい。その場合には雄端部5に印をつけて、パ
ツキンGを貫通する嵌合口6内への雄端部5の軸
方向挿入を制限するように監視する。
また、シールリング2は工場で管T1及びT2
に載置されるため、断熱材層7を保護する外部流
体に対するシール手段を備えた状態で管T1,T
2(第1図)を現場に運ぶことができる。あとは
スペーサ1を任意に挿入するだけで、2つの管T
1,T2を気密的に連結し得る。従つて本発明の
シールリング2及びシール継手は、現場で断熱管
に管路外部の流体に対する十分な気密性を与える
極めて簡単な手段を構成することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシールリングを備えた断熱管
の長手方向部分断面図、第2図は本発明のシール
継手を示す長手方向部分断面図、第3図は本発明
のシールリングの子午線部分断面図、第4図は本
発明のシール継手の組立てを示す長手方向部分断
面図、第5図は接続すべき管の一方を他方に対し
て最大限に偏心させ且つ最大限に傾斜させた時の
本発明のシール継手の長手方向断面図である。 T1,T2……断熱複合管、4……鋳鉄管、5
……雄端部、6……嵌合口、G……パツキン、1
……スペーサ、2……シールリング、3……締付
リング、7……断熱材層、8……保護外装、9…
…先端閉塞リング、10……シールボデイ、11
……係止突端部、12……被覆スカート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 輸送流体の内部圧力に対し耐洩性あるパツキ
    ンを挿入した状態で互いに入れ子式に接続され
    得、各々が雄端部と嵌合口とを備えた鋳鉄管で構
    成され、各鋳鉄管が熱絶縁材料製断熱材層で断熱
    され、この断熱材層が前記雄端部と嵌合口のチユ
    ーリツプ状先端部とを除いて各鋳鉄管の長さの大
    部分を被覆し、この断熱材層も不浸透性管状保護
    外装によつて被覆され、この断熱材層の各先端が
    前記鋳鉄管と前記保護外装との間の環状スペース
    を気密的に閉塞するエラストマ製シールリングで
    限定されるような2つの断熱複合管の間で外部流
    体に対するシールの役割を果たす継手であつて、
    これら複合管のうちの一方の管の断熱材層の一端
    で一方の鋳鉄管とその管状保護外装との間の環状
    スペースを気密的に閉塞する前記シールリングの
    一方が、嵌合口の外側面に当接し且つ嵌合口と保
    護外装との間で径方向に圧縮される係止突端部
    と、この係止突端部の長手方向延長部として嵌合
    口に当接しながら前記管状保護外装と同一のレベ
    ルまで延びるシールボデイと、このシールボデイ
    の長手方向延長部として隣接複合管の環状外装の
    先端に締付により弾性的に押付けられる被覆スカ
    ートとで構成されることを特徴とするシール継
    手。 2 前記一方のシールリングのシールボデイが保
    護外装の外側面と同一レベルの外側円筒面と、保
    護外装の厚みに相当する径方向高さを有する外側
    シヨルダとを含み、保護外装の先端部分が前記シ
    ヨルダに当接し、このシヨルダが前記シールボデ
    イの外側円筒面と前記係止突端部の外側円筒面と
    に連接する一方で、シールボデイ及び係止突端部
    が夫々互いの延長部として嵌合口の外側円錐台形
    面に合致し、径方向圧縮によつてこの円錐台形面
    上に押付けられる内側円錐台形面を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシール
    継手。 3 前記一方のシールリングの係止突端部が外側
    では外側円筒面上に突出する複数の三角形のリツ
    プ又は歯を有し、内側では内側円錐台面上に突出
    する段階の段のプロフイルを持つ複数の三角形の
    リツプ又は歯を備え、これらリツプ又は歯が該シ
    ールリングの軸線と直交する面を前記シールボデ
    イ側に有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のシール継手。 4 前記一方のシールリングの一部分をなす被覆
    スカートが先端近傍で内側面上に複数の環状三角
    突起を備え、隣接複合管の管状外装がこのスカー
    トで被覆されると、前記突起がこの外装の外側面
    によつて押しつぶされるようになつていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシール
    継手。 5 前記被覆スカートが締付リングにより隣接複
    合管の外装上に押付けられることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記載
    のシール継手。 6 一方の複合管を他方の複合管に対して角度的
    にずらすと、前記一方のシールリングのシールボ
    デイが一種の弾性たわみヒンジとして機能するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシ
    ール継手。 7 断熱材層を一端で限定すべく雄端部上に載置
    された先端リングと、嵌合口の先端部との間に、
    熱絶縁材料製スペーサリングが挿置されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシール
    継手。
JP61101897A 1985-05-03 1986-05-01 雄端部と嵌合口とを備えた2つの断熱管の接続に用いられ、管路外部の流体に対するシ−ルの役割を果たす継手 Granted JPS61256089A (ja)

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FR8506898A FR2581437B1 (fr) 1985-05-03 1985-05-03 Joint d'etancheite aux fluides exterieurs a une canalisation pour la jonction de deux tuyaux a bout male et emboitement calorifuges

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