JPH11325346A - 配管用伸縮可撓性継手 - Google Patents
配管用伸縮可撓性継手Info
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- JPH11325346A JPH11325346A JP25907698A JP25907698A JPH11325346A JP H11325346 A JPH11325346 A JP H11325346A JP 25907698 A JP25907698 A JP 25907698A JP 25907698 A JP25907698 A JP 25907698A JP H11325346 A JPH11325346 A JP H11325346A
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- Japan
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- pipe
- peripheral surface
- elastic gasket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】現場作業性、止水性、引き抜け防止、伸縮性、
可撓性及び経済性等の課題を一挙に解決することが出来
ると共に、未熟練者にも容易に作業でき、更に主として
小口径の配管を対象とした構造がシンプルで、確実な作
業性と性能確認を可能とし、経済的な配管用伸縮可撓性
継手を提供する。 【解決手段】 伸縮可撓性継手1は、端末部を相互に突
き合わせたバイプ2の接続部2Xの外周面に、ゴム状弾
性体からなる伸縮可能な筒状の弾性ガスケット3を被嵌
させ、該弾性ガスケット3を左右一対の圧着部材4によ
り前記パイプ2の接続部2Xに向かって圧縮させると共
に、内径方向に膨出させて圧着させることにより、パイ
プ2の接続部2Xをシールするように構成してある。筒
状の弾性ガスケット3は、中央部に伸縮部3bを形成す
ると共に、両端内径部3cを前記パイプ2の外径Dより
も小さくした厚肉形状の圧縮代に形成し、外周部3dに
スリット5a入りの加締めソケット5が螺嵌されてい
る。
可撓性及び経済性等の課題を一挙に解決することが出来
ると共に、未熟練者にも容易に作業でき、更に主として
小口径の配管を対象とした構造がシンプルで、確実な作
業性と性能確認を可能とし、経済的な配管用伸縮可撓性
継手を提供する。 【解決手段】 伸縮可撓性継手1は、端末部を相互に突
き合わせたバイプ2の接続部2Xの外周面に、ゴム状弾
性体からなる伸縮可能な筒状の弾性ガスケット3を被嵌
させ、該弾性ガスケット3を左右一対の圧着部材4によ
り前記パイプ2の接続部2Xに向かって圧縮させると共
に、内径方向に膨出させて圧着させることにより、パイ
プ2の接続部2Xをシールするように構成してある。筒
状の弾性ガスケット3は、中央部に伸縮部3bを形成す
ると共に、両端内径部3cを前記パイプ2の外径Dより
も小さくした厚肉形状の圧縮代に形成し、外周部3dに
スリット5a入りの加締めソケット5が螺嵌されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管用伸縮可撓
性継手に係わり、更に詳しくは主として、液体または気
体等の流体用の小口径配管を対象として、その端末接続
部を水密的または気密的にシールして接続する配管用伸
縮可撓性継手に関するものである。
性継手に係わり、更に詳しくは主として、液体または気
体等の流体用の小口径配管を対象として、その端末接続
部を水密的または気密的にシールして接続する配管用伸
縮可撓性継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水道用配管等の主に小口径の一般
配管に使用される継手としては、例えば、フランジ式,
溶接式,ネジ込み式,拡管式,グリップ式,或いは、各
種カップリング式等、様々の継手が用いられている。
配管に使用される継手としては、例えば、フランジ式,
溶接式,ネジ込み式,拡管式,グリップ式,或いは、各
種カップリング式等、様々の継手が用いられている。
【発明が解決しようとする課題】然しながら、このよう
な従来の各種継手は、現場での作業性,シール性,伸縮
性,可撓性,経済性,等総合的に満足出来るものが無か
った。また、金属配管及び樹脂配管等の継手についても
同様であった。
な従来の各種継手は、現場での作業性,シール性,伸縮
性,可撓性,経済性,等総合的に満足出来るものが無か
った。また、金属配管及び樹脂配管等の継手についても
同様であった。
【0003】この発明は、かかる課題に着目して案出さ
れたもので、現場作業性、止水性、引き抜け防止、伸縮
性、可撓性及び経済性等の課題を一挙に解決することが
出来ると共に、未熟練者にも容易に作業でき、更に主と
して小口径の配管を対象とした構造がシンプルで、確実
な作業性と性能確認を可能とし、経済的な配管用伸縮可
撓性継手を提供することを目的とするものである。
れたもので、現場作業性、止水性、引き抜け防止、伸縮
性、可撓性及び経済性等の課題を一挙に解決することが
出来ると共に、未熟練者にも容易に作業でき、更に主と
して小口径の配管を対象とした構造がシンプルで、確実
な作業性と性能確認を可能とし、経済的な配管用伸縮可
撓性継手を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、端末部を相互に突き合わせたパイプの接続
部の両端外周面に、ゴム状弾性体からなる伸縮可能な筒
状の弾性ガスケットを被嵌させ、該弾性ガスケットを左
右一対の圧着部材により前記パイプの接続部に向かって
挿嵌して圧縮させると共に、内径方向に膨出させて密着
させることにより、パイプの接続部をシールするように
した配管用伸縮可撓性継手であって、前記筒状の弾性ガ
スケットは、中央部に伸縮部を形成すると共に、両端内
径部分を前記パイプの外径よりも小さくした肉厚形状の
圧縮代に形成し、前記左右一対の圧着部材は、前記弾性
ガスケットの両端外周部に螺嵌または挿嵌し、かつ周方
向に所定の間隔でスリットを設けると共に、外周面をネ
ジ溝形状に設けた断面略凹状の加締めソケット部材と、
この加締めソケット部材の外周面ネジ溝に螺嵌し、加締
めソケット部材のスリットを縮めながら弾性ガスケット
に締め込む筒状の断面略凹状の外側ソケット部材と、こ
の外側ソケット部材の外周面に、外周面を覆うキャップ
部材とで構成したことを要旨とするものである。尚、こ
の場合、前記加締めソケット部材と外側ソケット部材の
ネジ溝形状を波形とした場合は前記弾性ガスケットの両
端外周部にも同形状の波形のネジ溝形状を設けておくと
効果的である。
成するため、端末部を相互に突き合わせたパイプの接続
部の両端外周面に、ゴム状弾性体からなる伸縮可能な筒
状の弾性ガスケットを被嵌させ、該弾性ガスケットを左
右一対の圧着部材により前記パイプの接続部に向かって
挿嵌して圧縮させると共に、内径方向に膨出させて密着
させることにより、パイプの接続部をシールするように
した配管用伸縮可撓性継手であって、前記筒状の弾性ガ
スケットは、中央部に伸縮部を形成すると共に、両端内
径部分を前記パイプの外径よりも小さくした肉厚形状の
圧縮代に形成し、前記左右一対の圧着部材は、前記弾性
ガスケットの両端外周部に螺嵌または挿嵌し、かつ周方
向に所定の間隔でスリットを設けると共に、外周面をネ
ジ溝形状に設けた断面略凹状の加締めソケット部材と、
この加締めソケット部材の外周面ネジ溝に螺嵌し、加締
めソケット部材のスリットを縮めながら弾性ガスケット
に締め込む筒状の断面略凹状の外側ソケット部材と、こ
の外側ソケット部材の外周面に、外周面を覆うキャップ
部材とで構成したことを要旨とするものである。尚、こ
の場合、前記加締めソケット部材と外側ソケット部材の
ネジ溝形状を波形とした場合は前記弾性ガスケットの両
端外周部にも同形状の波形のネジ溝形状を設けておくと
効果的である。
【0005】また、この発明は、端末部を相互に突き合
わせたパイプの接続部の外周面に、ゴム状弾性体からな
る中央厚肉筒状の断面略台形状の弾性ガスケットを被嵌
させ、該弾性ガスケットの両端側に嵌着し、かつ外側面
にテーパ面を形成したリテーナを配設すると共に、弾性
ガスケット及び両リテーナを、片開きまたは二分割され
た断面凹状の一対のカップリングで挟持させ、この状態
でカップリングの端末部を締結部材により締め付けるこ
とにより、両リテーナを介して弾性ガスケットの中央部
を圧縮膨出させてパイプの接続部をシールするようにし
たことを要旨とするものである。
わせたパイプの接続部の外周面に、ゴム状弾性体からな
る中央厚肉筒状の断面略台形状の弾性ガスケットを被嵌
させ、該弾性ガスケットの両端側に嵌着し、かつ外側面
にテーパ面を形成したリテーナを配設すると共に、弾性
ガスケット及び両リテーナを、片開きまたは二分割され
た断面凹状の一対のカップリングで挟持させ、この状態
でカップリングの端末部を締結部材により締め付けるこ
とにより、両リテーナを介して弾性ガスケットの中央部
を圧縮膨出させてパイプの接続部をシールするようにし
たことを要旨とするものである。
【0006】更に、この発明はパイプ接続部近傍の外周
面に、断面略台形状の環状ガスケットのそれぞれを嵌合
し、環状ガスケット間のパイプ接続部の外周面に広角状
のフランジを両端に備えた筒状スリーブを挿通し、前記
環状ガスケットの外側にリテーナーを嵌着し、前記筒状
スリーブとリテーナーとで挟持された環状ガスケットの
外周面を、カップリングによって加締め、且つ、前記両
リテーナーの内径端部をパイプ外周面に固定手段を設け
て固定することを要旨としている。
面に、断面略台形状の環状ガスケットのそれぞれを嵌合
し、環状ガスケット間のパイプ接続部の外周面に広角状
のフランジを両端に備えた筒状スリーブを挿通し、前記
環状ガスケットの外側にリテーナーを嵌着し、前記筒状
スリーブとリテーナーとで挟持された環状ガスケットの
外周面を、カップリングによって加締め、且つ、前記両
リテーナーの内径端部をパイプ外周面に固定手段を設け
て固定することを要旨としている。
【0007】また、この発明は、上記のように構成さ
れ、特に小口径のパイプの端末部を水密的または気密的
にシールして接続する場合に、伸縮可能な筒状の弾性ガ
スケットをパイプの接続部の外周面に被嵌させ、該弾性
ガスケットを圧着部材により前記パイプの接続部に向か
って圧縮させると共に、内径方向に膨出させて圧着させ
ることにより、パイプの接続部をシールするもので、未
熟練者が現場においても確実に配管の継手作業を行うこ
とが出来ると共に、操作も簡単であるので作業性も良
く、更に継手部の止水性,引き抜け防止も確実に行うこ
とが出来、更に構造が簡単でシンプルな構成であるの
で、安価に製造出来ると共に、性能の確認も容易であ
り、経済的な配管の継手構造とすることが出来るもので
ある。
れ、特に小口径のパイプの端末部を水密的または気密的
にシールして接続する場合に、伸縮可能な筒状の弾性ガ
スケットをパイプの接続部の外周面に被嵌させ、該弾性
ガスケットを圧着部材により前記パイプの接続部に向か
って圧縮させると共に、内径方向に膨出させて圧着させ
ることにより、パイプの接続部をシールするもので、未
熟練者が現場においても確実に配管の継手作業を行うこ
とが出来ると共に、操作も簡単であるので作業性も良
く、更に継手部の止水性,引き抜け防止も確実に行うこ
とが出来、更に構造が簡単でシンプルな構成であるの
で、安価に製造出来ると共に、性能の確認も容易であ
り、経済的な配管の継手構造とすることが出来るもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。図1は、この発明の第1実施
形態を示す配管用の伸縮可撓性継手1の一部切欠した全
体斜視図で、図2はパイプ2の接続部2Xに組付けた伸
縮可撓性継手1の断面図(図右側)と、組付け前の分解
図(図左側)を示し、前記伸縮可撓性継手1は、端末部
を相互に突き合わせたパイプ2の接続部2Xの外周面
に、ゴム状弾性体からなる伸縮可能な筒状の外周面3d
を波形に設けた弾性ガスケット3を被嵌させたもので、
該弾性ガスケット3を左右一対の鋼製又は樹脂製の圧着
部材4により前記パイプ2の接続部2Xに向かって圧縮
させると共に、内径方向に膨出させて圧着させることに
より、パイプ2の接続部2Xをシールするように構成し
ている。
明の実施形態を説明する。図1は、この発明の第1実施
形態を示す配管用の伸縮可撓性継手1の一部切欠した全
体斜視図で、図2はパイプ2の接続部2Xに組付けた伸
縮可撓性継手1の断面図(図右側)と、組付け前の分解
図(図左側)を示し、前記伸縮可撓性継手1は、端末部
を相互に突き合わせたパイプ2の接続部2Xの外周面
に、ゴム状弾性体からなる伸縮可能な筒状の外周面3d
を波形に設けた弾性ガスケット3を被嵌させたもので、
該弾性ガスケット3を左右一対の鋼製又は樹脂製の圧着
部材4により前記パイプ2の接続部2Xに向かって圧縮
させると共に、内径方向に膨出させて圧着させることに
より、パイプ2の接続部2Xをシールするように構成し
ている。
【0009】前記筒状の弾性ガスケット3は、中央部に
内部に空洞部3aを形成した伸縮部3bを形成すると共
に、両端内径部3cを前記パイプ2の外径Dと同径若し
くは小さくした肉厚形状の圧縮代に形成してあり、図2
の両端筒部表面部3dは、波形のネジ溝に形成されてい
るが他にネジ溝または平滑とすることも出来る。
内部に空洞部3aを形成した伸縮部3bを形成すると共
に、両端内径部3cを前記パイプ2の外径Dと同径若し
くは小さくした肉厚形状の圧縮代に形成してあり、図2
の両端筒部表面部3dは、波形のネジ溝に形成されてい
るが他にネジ溝または平滑とすることも出来る。
【0010】また、筒状の弾性ガスケット3の長さは、
パイプ2の端末部から所定の長さに覆い、かつ内径方向
に膨出させて圧着させた際に確実にシールし得る長さに
形成することが好ましく、パイプ2の外径等により任意
に設定できるものである。前記左右一対の圧着部材4
は、図2及び図3に示すように、波形または表面ネジ等
のネジ溝5b形状に設けると共に、周方向に所定の間隔
でスリット5aを設けて断面略凹状の加締めソケット部
材5を前記弾性ガスケット3の両端外周部3dに螺嵌ま
たは挿嵌し、且つ、この加締めソケット部材5の外周面
ネジ溝5bに螺嵌し、加締めソケット部材5のスリット
5aを縮めながら締め込んで弾性ガスケット3をパイプ
2の外周面に圧着させる筒状で断面略凹状の外側ソケッ
ト部材6と、更に、この外側ソケット部材6の外周面
に、両端外周面にネジ部7aを設けた筒状のケーシング
部材7と、このケーシング部材7のネジ部7aに螺嵌
し、外周面を覆うキャップ部材8とで構成されている。
尚、図3の加締めソケット部材5及び外側ソケット部材
6は表面ネジ形状の圧着部材を分解して示したものであ
る。
パイプ2の端末部から所定の長さに覆い、かつ内径方向
に膨出させて圧着させた際に確実にシールし得る長さに
形成することが好ましく、パイプ2の外径等により任意
に設定できるものである。前記左右一対の圧着部材4
は、図2及び図3に示すように、波形または表面ネジ等
のネジ溝5b形状に設けると共に、周方向に所定の間隔
でスリット5aを設けて断面略凹状の加締めソケット部
材5を前記弾性ガスケット3の両端外周部3dに螺嵌ま
たは挿嵌し、且つ、この加締めソケット部材5の外周面
ネジ溝5bに螺嵌し、加締めソケット部材5のスリット
5aを縮めながら締め込んで弾性ガスケット3をパイプ
2の外周面に圧着させる筒状で断面略凹状の外側ソケッ
ト部材6と、更に、この外側ソケット部材6の外周面
に、両端外周面にネジ部7aを設けた筒状のケーシング
部材7と、このケーシング部材7のネジ部7aに螺嵌
し、外周面を覆うキャップ部材8とで構成されている。
尚、図3の加締めソケット部材5及び外側ソケット部材
6は表面ネジ形状の圧着部材を分解して示したものであ
る。
【0011】また、この発明の実施形態では、継ぎ手の
抜け防止を図るために、加締めソケット部材5の非挿入
側端面に、前記弾性ガスケット3の端面に当接する内径
方向に折り曲げられたフランジ部5cを一体的に形成
し、このフランジ部5cには、周方向に所定の間隔でス
リット5dが形成されている。即ち、加締めソケット部
材5の外方向となる端部の内径方向に折り曲げられたフ
ランジ部5cを形成し、このフランジ部5cの先端内径
部を配管外周部に角度をもって接触して設けると共に、
フランジ部5cにスリット5dを設けてこのスリット5
dを外側ソケット部材6の内フランジ6aで回転しなが
ら押しつけることによって内径先端エッジ部5xをパイ
プ2外周部に食い込みを図って固定手段として構成して
いる。
抜け防止を図るために、加締めソケット部材5の非挿入
側端面に、前記弾性ガスケット3の端面に当接する内径
方向に折り曲げられたフランジ部5cを一体的に形成
し、このフランジ部5cには、周方向に所定の間隔でス
リット5dが形成されている。即ち、加締めソケット部
材5の外方向となる端部の内径方向に折り曲げられたフ
ランジ部5cを形成し、このフランジ部5cの先端内径
部を配管外周部に角度をもって接触して設けると共に、
フランジ部5cにスリット5dを設けてこのスリット5
dを外側ソケット部材6の内フランジ6aで回転しなが
ら押しつけることによって内径先端エッジ部5xをパイ
プ2外周部に食い込みを図って固定手段として構成して
いる。
【0012】また、図5(a),(b),(c)は、こ
の発明の伸縮可撓性継手1とパイプ2の固定手段とし
て、前記スリット5dによる方式の他の具体例を示した
もので、(a)のようにパイプ2の一部に係止用の突起
S1を設けた拡管式、(b)の溝付け部S2に割りリン
グSxを用いて係止する方式、更に(c)に示す溝付け
部S2に直接的に加締めソケット部材5のエッジ5xを
落とし込む方法、或いは、図示していないが食い込み輪
を用いる方法等が考えられる。更に、弾性ガスケット3
をパイプ2の端部外周部に圧入する際、弾性ガスケット
3の内周部にプライマーを潤滑材として塗布し、圧入を
容易にすると同時に接着効果を持たせることも可能であ
る。若しくは、前記方法と組み合わせること等も可能で
ある。
の発明の伸縮可撓性継手1とパイプ2の固定手段とし
て、前記スリット5dによる方式の他の具体例を示した
もので、(a)のようにパイプ2の一部に係止用の突起
S1を設けた拡管式、(b)の溝付け部S2に割りリン
グSxを用いて係止する方式、更に(c)に示す溝付け
部S2に直接的に加締めソケット部材5のエッジ5xを
落とし込む方法、或いは、図示していないが食い込み輪
を用いる方法等が考えられる。更に、弾性ガスケット3
をパイプ2の端部外周部に圧入する際、弾性ガスケット
3の内周部にプライマーを潤滑材として塗布し、圧入を
容易にすると同時に接着効果を持たせることも可能であ
る。若しくは、前記方法と組み合わせること等も可能で
ある。
【0013】なお、上記の第1実施形態では、外側ソケ
ット部材6の外周面に、筒状のケーシング部材7を介在
させてキャップ部材8により外周面を覆う構成としてあ
るがこの実施形態に限定されず、例えば、図4(a),
(b),(c)に示すように筒状のケーシング部材7を
用いずにキャップ部材8の端末部にネジ部8aを形成
し、このキャップ部材8の端末部を重合させると共にネ
ジ部8a同志を螺嵌させて外周面を覆う構成としたり、
またキャップ部材8の端末部にフランジ8bを設けてボ
ルト等の締結部材8cにより締め付け固定するように構
成することも可能である。
ット部材6の外周面に、筒状のケーシング部材7を介在
させてキャップ部材8により外周面を覆う構成としてあ
るがこの実施形態に限定されず、例えば、図4(a),
(b),(c)に示すように筒状のケーシング部材7を
用いずにキャップ部材8の端末部にネジ部8aを形成
し、このキャップ部材8の端末部を重合させると共にネ
ジ部8a同志を螺嵌させて外周面を覆う構成としたり、
またキャップ部材8の端末部にフランジ8bを設けてボ
ルト等の締結部材8cにより締め付け固定するように構
成することも可能である。
【0014】この発明の第1実施形態は上記のように構
成され、パイプ2の接続部2Xの外周面に、中央部内部
に空洞部3aを形成した伸縮部3bを形成すると共に、
両端内径部3cを前記パイプ2の外径Dよりも小さくし
た、若しくは、外径部3dをも大とした肉厚形状の圧縮
代に形成した筒状の弾性ガスケット3を予め被嵌させ
る。そして、この弾性ガスケット3の両端外周部3d
に、周方向に所定の間隔でスリット5aを設けた断面略
凹状の加締めソケット部材5を螺嵌又は挿嵌し、加締め
ソケット部材5のスリット5a即ち外周径が圧縮代分だ
け拡大された状態としておく。又は、事前に弾性ガスケ
ット3の両端外周部に加締めソケット部材5を重合して
おくことも出来る。
成され、パイプ2の接続部2Xの外周面に、中央部内部
に空洞部3aを形成した伸縮部3bを形成すると共に、
両端内径部3cを前記パイプ2の外径Dよりも小さくし
た、若しくは、外径部3dをも大とした肉厚形状の圧縮
代に形成した筒状の弾性ガスケット3を予め被嵌させ
る。そして、この弾性ガスケット3の両端外周部3d
に、周方向に所定の間隔でスリット5aを設けた断面略
凹状の加締めソケット部材5を螺嵌又は挿嵌し、加締め
ソケット部材5のスリット5a即ち外周径が圧縮代分だ
け拡大された状態としておく。又は、事前に弾性ガスケ
ット3の両端外周部に加締めソケット部材5を重合して
おくことも出来る。
【0015】その後、加締めソケット部材5の外周面ネ
ジ溝5bに筒状の外側ソケット部材6を螺嵌してスリッ
ト5aを縮めながら弾性ガスケット3を締め込んで内径
部3cをパイプ2の外周面に蜜着させ、且つ、加締めソ
ケット部材5または外側ソケット部材6のフランジ部5
c、6a端部でパイプ2の外周面に固定手段を講じてい
る。更に、外側ソケット部材6の外周面に、両端外周面
にネジ部7aを設けた筒状のケーシング部材7を被嵌さ
せてケーシング部材7のネジ部7aにキャップ部材8を
螺嵌させることにより外周面を覆うものである。なお、
このように、パイプ状ケーシング部材7は、ルーズ状に
挿通されているもので、如何なる配管の膨張係数による
伸縮も極めて容易に吸収出来るように構成される。或い
は、図7及び図8に示す如く、前記パイプ状ケーシング
部材7とキャップ部材8を兼ねた、片開き又は二分割さ
れたカツプリング11a、11bを外側ソケット部材6
の外周面に用いることも出来る。
ジ溝5bに筒状の外側ソケット部材6を螺嵌してスリッ
ト5aを縮めながら弾性ガスケット3を締め込んで内径
部3cをパイプ2の外周面に蜜着させ、且つ、加締めソ
ケット部材5または外側ソケット部材6のフランジ部5
c、6a端部でパイプ2の外周面に固定手段を講じてい
る。更に、外側ソケット部材6の外周面に、両端外周面
にネジ部7aを設けた筒状のケーシング部材7を被嵌さ
せてケーシング部材7のネジ部7aにキャップ部材8を
螺嵌させることにより外周面を覆うものである。なお、
このように、パイプ状ケーシング部材7は、ルーズ状に
挿通されているもので、如何なる配管の膨張係数による
伸縮も極めて容易に吸収出来るように構成される。或い
は、図7及び図8に示す如く、前記パイプ状ケーシング
部材7とキャップ部材8を兼ねた、片開き又は二分割さ
れたカツプリング11a、11bを外側ソケット部材6
の外周面に用いることも出来る。
【0016】以上のような方法により組付けることで、
熟練度も不要で現場作業が出来、最終の現場合わせによ
る長さ調整も容易で、かつシール性も高く、伸縮及び可
撓性も有り、更に継ぎ手自身が経済性にも大変優れたも
のであり、同時に、従来工法と比べ作業効率を大幅向上
させることが可能である。また、本継ぎ手は金属管の他
膨張係数が大の樹脂管にも共用可能である。
熟練度も不要で現場作業が出来、最終の現場合わせによ
る長さ調整も容易で、かつシール性も高く、伸縮及び可
撓性も有り、更に継ぎ手自身が経済性にも大変優れたも
のであり、同時に、従来工法と比べ作業効率を大幅向上
させることが可能である。また、本継ぎ手は金属管の他
膨張係数が大の樹脂管にも共用可能である。
【0017】次に、図6はこの発明の第2実施形態を示
す配管用伸縮可撓性継手の組付けた状態の半断面図を示
し、この実施形態は、両端筒部に圧縮代を設け、中央部
に伸縮部3bを設けた筒状弾性ガスケット3の外周面3
dに、鋼製又は樹脂製のベローズ状の筒状の加締めソケ
ット部材9を挿嵌し、この加締めソケット部材9は、長
手方向中央部を蛇腹状9aに形成すると共に、その両端
部9bにネジ部を波形(図6図示)または表面ネジ形状
に設け、且つ、この両端部9bのネジ部周方向に一定の
間隔でスリット9dを入れ、更に、その先端部を内径方
向に折り曲げてスリット9d入りの内フランジ9cを設
けている。
す配管用伸縮可撓性継手の組付けた状態の半断面図を示
し、この実施形態は、両端筒部に圧縮代を設け、中央部
に伸縮部3bを設けた筒状弾性ガスケット3の外周面3
dに、鋼製又は樹脂製のベローズ状の筒状の加締めソケ
ット部材9を挿嵌し、この加締めソケット部材9は、長
手方向中央部を蛇腹状9aに形成すると共に、その両端
部9bにネジ部を波形(図6図示)または表面ネジ形状
に設け、且つ、この両端部9bのネジ部周方向に一定の
間隔でスリット9dを入れ、更に、その先端部を内径方
向に折り曲げてスリット9d入りの内フランジ9cを設
けている。
【0018】即ち、弾性ガスケット3の外部全面に、鋼
製又は樹脂製の加締めソケット部材9を螺嵌させて両者
を重合し、これをパイプ2の接続部2Xに圧入してガス
ケット3の外周面3dとソケット部材9の両端部9bの
スリット9d部の径を拡大しておき、この両端外部から
鋼製又は樹脂製の螺嵌用外側ソケット部材10を回転挿
入して加締め、弾性ガスケット3の内径部をパイプ2の
外周部に蜜着させて封止する構造となっている。
製又は樹脂製の加締めソケット部材9を螺嵌させて両者
を重合し、これをパイプ2の接続部2Xに圧入してガス
ケット3の外周面3dとソケット部材9の両端部9bの
スリット9d部の径を拡大しておき、この両端外部から
鋼製又は樹脂製の螺嵌用外側ソケット部材10を回転挿
入して加締め、弾性ガスケット3の内径部をパイプ2の
外周部に蜜着させて封止する構造となっている。
【0019】また、前記ベローズ状の加締めソケット部
材9の両端部のスリット9d入りの内フランジ9cを、
外側ソケット部材10の内フランジ10aによって加締
めてパイプ外周面に固定するように構成されている。ま
た、上述した他の固定手段と組み合わせる事も出来る。
なお、その他の構成及び作用は上記第1実施形態と同様
なので同一符号を付して説明は省略する。
材9の両端部のスリット9d入りの内フランジ9cを、
外側ソケット部材10の内フランジ10aによって加締
めてパイプ外周面に固定するように構成されている。ま
た、上述した他の固定手段と組み合わせる事も出来る。
なお、その他の構成及び作用は上記第1実施形態と同様
なので同一符号を付して説明は省略する。
【0020】次に、図9は、この発明の第3実施形態を
示し、この実施形態は、断面略台形状の環状弾性ガスケ
ット3を挟持させる片開きまたは二分割された断面凹状
の一対のカップリング11a,11bを示したものであ
る。即ち、図9の片開き式のカップリング11aは、、
端末部を相互に突き合わせたパイプ2の接続部2Xの外
周面に、ゴム状弾性体からなる中央厚肉筒状の弾性ガス
ケット3を被嵌させ、該弾性ガスケット3の両端側に嵌
着し、かつ外側面にテーパ面12Xを形成した左右一対
のリテーナ12a,12bを配設すると共に、弾性ガス
ケット3及び両リテーナ12a,12bを断面凹状の一
対のカップリング11aで挟持させるように構成したも
のである。
示し、この実施形態は、断面略台形状の環状弾性ガスケ
ット3を挟持させる片開きまたは二分割された断面凹状
の一対のカップリング11a,11bを示したものであ
る。即ち、図9の片開き式のカップリング11aは、、
端末部を相互に突き合わせたパイプ2の接続部2Xの外
周面に、ゴム状弾性体からなる中央厚肉筒状の弾性ガス
ケット3を被嵌させ、該弾性ガスケット3の両端側に嵌
着し、かつ外側面にテーパ面12Xを形成した左右一対
のリテーナ12a,12bを配設すると共に、弾性ガス
ケット3及び両リテーナ12a,12bを断面凹状の一
対のカップリング11aで挟持させるように構成したも
のである。
【0021】そして、この状態でカップリング11aの
端末部を締結部材13により締め付けることにより、両
リテーナ12a,12bを介して弾性ガスケット3の中
央部を内径方向に圧縮膨出させてパイプ2の接続部2X
をシールするものである。また、前記カップリング11
aの側面フランジ14内径部に、図9に示すように前記
パイプ2の表面に食い込む凹凸部14aを形成し、固定
手段とすることもでき、或いは、前記リテーナ12a,
12bの内径部に、図11に示すように放射状のスリッ
ト15を設けることも可能である。
端末部を締結部材13により締め付けることにより、両
リテーナ12a,12bを介して弾性ガスケット3の中
央部を内径方向に圧縮膨出させてパイプ2の接続部2X
をシールするものである。また、前記カップリング11
aの側面フランジ14内径部に、図9に示すように前記
パイプ2の表面に食い込む凹凸部14aを形成し、固定
手段とすることもでき、或いは、前記リテーナ12a,
12bの内径部に、図11に示すように放射状のスリッ
ト15を設けることも可能である。
【0022】また、上記二分割された断面凹状の一対の
カップリング11b(図8参照)を用いて、同様な構成
とすることも可能である。
カップリング11b(図8参照)を用いて、同様な構成
とすることも可能である。
【0023】図12は、この発明の第4実施形態を示
し、この実施形態は、前記断面略台形状の環状弾性ガス
ケット3の長手方向の中央部に、断面略V字状の環状溝
16を形成して、接続した二つの断面略台形状の環状弾
性ガスケット3形式に設けて、この環状溝16にリング
部材17を嵌合し、更に、これをパイプ2の接続部2X
に被嵌させ,弾性ガスケット3の両側面から左右一対の
リテーナ18a,18bを嵌着し,これを筒状カップリ
ング19を用いて左右の弾性ガスケット3を軸方向に圧
縮させ、前記リング部材17によってそれぞれの中央部
を圧縮膨出させてパイプ2の接続部2Xをシールするよ
うに構成されたものである。なお、この場合、必ずしも
前記弾性ガスケット3の断面形状を台形状に拘るもので
はない。また、前記筒状カップリング19の他に,片開
きまたは二分割された断面凹状の一対のカップリング1
1a,11bを用いて同様の目的を達することが出来
る。また、固定手段としては上述した固定手段を用いる
事が出来る。
し、この実施形態は、前記断面略台形状の環状弾性ガス
ケット3の長手方向の中央部に、断面略V字状の環状溝
16を形成して、接続した二つの断面略台形状の環状弾
性ガスケット3形式に設けて、この環状溝16にリング
部材17を嵌合し、更に、これをパイプ2の接続部2X
に被嵌させ,弾性ガスケット3の両側面から左右一対の
リテーナ18a,18bを嵌着し,これを筒状カップリ
ング19を用いて左右の弾性ガスケット3を軸方向に圧
縮させ、前記リング部材17によってそれぞれの中央部
を圧縮膨出させてパイプ2の接続部2Xをシールするよ
うに構成されたものである。なお、この場合、必ずしも
前記弾性ガスケット3の断面形状を台形状に拘るもので
はない。また、前記筒状カップリング19の他に,片開
きまたは二分割された断面凹状の一対のカップリング1
1a,11bを用いて同様の目的を達することが出来
る。また、固定手段としては上述した固定手段を用いる
事が出来る。
【0024】なお、その他の構成及び作用は上記第1実
施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
また図13は、この発明の第5実施形態を示し、この実
施形態は、パイプ2の接続部近傍の外周面に、断面略台
形状の環状ガスケット20a,20bをそれぞれ嵌合
し、この環状ガスケット20a,20b間のパイプ接続
部2Xの外周面に広角状のフランジ21aを両端に備え
た筒状スリーブ21を挿通し、前記環状ガスケット20
a,20bの外側にリテーナー22を嵌着し、前記筒状
スリーブ21とリテーナー22とで挟持された環状ガス
ケット20a,20bの外周面を、カップリング23を
介して加締め、且つ、リテーナー22の内フランジ内径
部とパイプ2の外周部との固定手段を設けて固定するこ
とを要旨としている。なお、その他の構成及び作用は上
記第1実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省
略する。
施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
また図13は、この発明の第5実施形態を示し、この実
施形態は、パイプ2の接続部近傍の外周面に、断面略台
形状の環状ガスケット20a,20bをそれぞれ嵌合
し、この環状ガスケット20a,20b間のパイプ接続
部2Xの外周面に広角状のフランジ21aを両端に備え
た筒状スリーブ21を挿通し、前記環状ガスケット20
a,20bの外側にリテーナー22を嵌着し、前記筒状
スリーブ21とリテーナー22とで挟持された環状ガス
ケット20a,20bの外周面を、カップリング23を
介して加締め、且つ、リテーナー22の内フランジ内径
部とパイプ2の外周部との固定手段を設けて固定するこ
とを要旨としている。なお、その他の構成及び作用は上
記第1実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省
略する。
【0025】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、以下のような優れた効果を奏するものである。 .継手構造がシンプルで、かつ、単純な組み立て式の
為、管の長さを所定の長さに切断することにより、他の
機具による複雑な加工は不要で、作業手順に基づいた各
部品の組み立て後、ネジ込み作業またはボルトを締め付
け固定するだけで、確実な配管作業を行うことが出来
る。 .継手とパイプとの固定手段を、従来工法と組み合わ
せることによって多種多様な配管継ぎ手工法を確立する
ことが出来、従って、現場配管作業が未熟練作業者でも
可能である。 .金属管の他、膨張係数の大きい樹脂管にも共通して
使用可能である。 .コストが極めて低廉である。 .シール性を高める為に、接着剤又は目地材を併用す
ることも可能である。
で、以下のような優れた効果を奏するものである。 .継手構造がシンプルで、かつ、単純な組み立て式の
為、管の長さを所定の長さに切断することにより、他の
機具による複雑な加工は不要で、作業手順に基づいた各
部品の組み立て後、ネジ込み作業またはボルトを締め付
け固定するだけで、確実な配管作業を行うことが出来
る。 .継手とパイプとの固定手段を、従来工法と組み合わ
せることによって多種多様な配管継ぎ手工法を確立する
ことが出来、従って、現場配管作業が未熟練作業者でも
可能である。 .金属管の他、膨張係数の大きい樹脂管にも共通して
使用可能である。 .コストが極めて低廉である。 .シール性を高める為に、接着剤又は目地材を併用す
ることも可能である。
【図1】この発明の第1実施形態を示す配管用の伸縮可
撓性継手の一部切欠した全体斜視図である。
撓性継手の一部切欠した全体斜視図である。
【図2】この発明の第1実施形態におけるパイプの接続
部に組付けた伸縮可撓性継手の断面図(図右側)と、組
付け前の分解図(図左側)とを組み合わせた図である。
部に組付けた伸縮可撓性継手の断面図(図右側)と、組
付け前の分解図(図左側)とを組み合わせた図である。
【図3】この発明の第1実施形態における左右一対の表
面ネジ式圧着手段の分解斜視図である。
面ネジ式圧着手段の分解斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は、筒状のケーシング部材を用
いずにキャップ部材により締め付け固定する手段を示す
実施例である。
いずにキャップ部材により締め付け固定する手段を示す
実施例である。
【図5】(a)〜(c)は、この発明の伸縮可撓性継手
とパイプの固定手段として具体例を示した実施例であ
る。
とパイプの固定手段として具体例を示した実施例であ
る。
【図6】この発明の第2実施形態を示す配管用伸縮可撓
性継手の組付けた状態の半断面図である。
性継手の組付けた状態の半断面図である。
【図7】この発明の第1実施形態に用いる片開き方式の
カップリング示す側面図である。
カップリング示す側面図である。
【図8】同第1実施形態に用いる二分割されたカップリ
ングを示す側面図である。
ングを示す側面図である。
【図9】第3実施形態の片開き方式のカップリングの組
付け工程を示す斜視図である。
付け工程を示す斜視図である。
【図10】同第3実施形態の片開き方式のカップリング
の下部半断面図である。
の下部半断面図である。
【図11】同第3実施形態の片開き方式のカップリング
の一部切欠した側面図である。
の一部切欠した側面図である。
【図12】第4実施形態を筒状カップリングを用いて示
す上部半断面図である。
す上部半断面図である。
【図13】この発明の第5実施形態を示す配管用伸縮可
撓性継手の組付けた状態の断面図である。
撓性継手の組付けた状態の断面図である。
1A 伸縮可撓性継手 2 パイプ 2X 接続部 3 弾性ガスケッ
ト 3a 空洞部 3b 伸縮部 3c 両端内径部 3d 両端筒部表面
部 3x 圧縮代 4 圧着部材 5 加締めソケット部材 5a スリット 5b 外周面ネジ溝 5c フランジ部 5d スリット 5x エッジ 6 外側ソケット部材 6a 内部フランジ 7 ケーシング部材 7a ネジ部 8 キャップ部材 8a ネジ部 8b フランジ 8c 締結部材 S1 突起 S2 溝付け部 Sx 割りリング 9 ベローズ状加
締めソケット部材 9a 蛇腹状中央部 9b 両端部 9c 内フランジ 9d 放射線状スリ
ット 10 外側ソケット部材 10a 内フランジ 11a,11b カップリング 12a,12b リテ
ーナ 13 締結部材 14 フランジ 14a凹凸部 15 スリット 16 環状溝 17 リング部材 18a,18b リテーナ 19 筒状カップリ
ング 20a,20b 環状ガスケット 21 筒状スリーブ 21a 広角状のフランジ 22 リテーナー 23 カップリング D パイプの外径
ト 3a 空洞部 3b 伸縮部 3c 両端内径部 3d 両端筒部表面
部 3x 圧縮代 4 圧着部材 5 加締めソケット部材 5a スリット 5b 外周面ネジ溝 5c フランジ部 5d スリット 5x エッジ 6 外側ソケット部材 6a 内部フランジ 7 ケーシング部材 7a ネジ部 8 キャップ部材 8a ネジ部 8b フランジ 8c 締結部材 S1 突起 S2 溝付け部 Sx 割りリング 9 ベローズ状加
締めソケット部材 9a 蛇腹状中央部 9b 両端部 9c 内フランジ 9d 放射線状スリ
ット 10 外側ソケット部材 10a 内フランジ 11a,11b カップリング 12a,12b リテ
ーナ 13 締結部材 14 フランジ 14a凹凸部 15 スリット 16 環状溝 17 リング部材 18a,18b リテーナ 19 筒状カップリ
ング 20a,20b 環状ガスケット 21 筒状スリーブ 21a 広角状のフランジ 22 リテーナー 23 カップリング D パイプの外径
Claims (9)
- 【請求項1】 端末部を相互に突き合わせたパイプの接
続部の外周面に、ゴム状弾性体からなる伸縮可能な筒状
の弾性ガスケットを被嵌させ、該弾性ガスケットを左右
一対の圧着部材により前記パイプの接続部に向かって圧
縮させると共に、内径方向に膨出させて蜜着させること
により、パイプの接続部をシールするようにした配管用
伸縮可撓性継手であって、前記筒状の弾性ガスケット
は、中央部に伸縮部を形成すると共に、両端内径部分を
前記パイプの外径よりも少なくとも同径以下に小さくし
た肉厚形状の圧縮代に形成し、前記左右一対の圧着部材
は、前記弾性ガスケットの両端外周部に螺嵌又は挿嵌
し、かつ周方向に所定の間隔でスリットを設けると共
に、外周面をネジ溝形状に設けた断面略凹状の加締めソ
ケット部材と、この加締めソケット部材の外周面ネジ溝
に螺嵌し、加締めソケット部材のスリットを縮めながら
弾性ガスケットに締め込む筒状の断面略凹状の外側ソケ
ット部材と、この外側ソケット部材の外周面に、外周面
を覆うキャップ部材とで構成したことを特徴とする配管
用伸縮可撓性継手。 - 【請求項2】 前記加締めソケット部材の非挿入側端面
に、前記弾性ガスケットの端面に当接する内径方向に折
り曲げられたフランジ部を一体的に形成すると共に、該
フランジ部に、周方向に所定の間隔でスリットを形成し
た請求項1に記載の配管用伸縮可撓性継手。 - 【請求項3】 前記外側ソケット部材の外周面に、両端
外周面にネジ部を設けた筒状のケーシング部材を設け、
このケーシング部材のネジ部に螺嵌するキャップを設け
た請求項1または2に記載の配管用伸縮可撓性継手。 - 【請求項4】 前記中央部に伸縮部を形成し、両端筒部
に圧縮代を設けた弾性ガスケットの外周面に、ベローズ
状の筒状の加締めソケット部材を挿嵌し、このベローズ
状の筒状の加締めソケット部材は、長手方向中央部を蛇
腹状に形成すると共に、その両端筒部にネジ部を形成
し、且つ、周方向に所定の間隔でスリットを設けた形状
とし、これを筒状の断面略凹状の外側ソケット部材によ
って締め込むように形成された請求項1に記載の配管用
伸縮可撓性継手。 - 【請求項5】 端末部を相互に突き合わせたパイプの接
続部外周面の両端に跨がって、ゴム状弾性体からなる厚
肉筒状の断面略台形状の環状ガスケットを被嵌させ、該
弾性ガスケットの両側に嵌着し、かつ外側面にテーパ面
を形成した断面略凹状のリテーナを配設すると共に、弾
性ガスケットに嵌着した両リテーナを片開き又は二分割
された断面略凹状の一対のカップリングで挟持させ、こ
の状態でカップリングの端末部を締結部材により締め付
けることにより、両リテーナを介して弾性ガスケットの
中央部を圧縮膨出させてパイプの接続部をシールするよ
うにしたことを特徴とする配管用伸縮可撓性継手。 - 【請求項6】 前記カップリングの側面フランジ内径部
に、前記パイプの表面に食い込む凹凸部を形成した請求
項5に記載の配管用伸縮可撓性継手。 - 【請求項7】 前記リテーナの内径部に、放射状のスリ
ットを設けた請求項5または6に記載の配管用伸縮可撓
性継手。 - 【請求項8】 前記弾性ガスケットの外周軸方向の中央
部に断面略V字状の環状溝を設けて、内径部で接続する
断面略台形状の二つの環状弾性ガスケットを形成し、前
記環状溝にリング部材を嵌合し、外部に左右一対の前記
リテーナを嵌着して介し、筒状カップリング材又は、片
開きまたは二つ割りカップリングで締め付けることによ
り、それぞれの環状弾性ガスケットの中央部を圧縮膨出
させてパイプの接続部をシールするようにした請求項
5,6または7に記載の配管用伸縮可撓性継手。 - 【請求項9】 パイプ接続部近傍の外周面に、断面略台
形状の環状ガスケットをそれぞれ嵌合し、前記環状ガス
ケット間のパイプ接続部の外周面に広角状のフランジを
両端に備えた筒状スリーブを挿通して前記環状ガスケッ
トの内側に当接し、外側にリテーナーを嵌着し、前記筒
状スリーブとリテーナーとで挟持された環状ガスケット
の外周面を、カップリングを介して加締め、且つ、前記
両リテーナーの内径端部をパイプ外周面に固定手段を設
けて固定したことを特徴とする配管用伸縮可撓性継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25907698A JPH11325346A (ja) | 1998-03-09 | 1998-08-11 | 配管用伸縮可撓性継手 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9804298 | 1998-03-09 | ||
JP10-98042 | 1998-03-09 | ||
JP25907698A JPH11325346A (ja) | 1998-03-09 | 1998-08-11 | 配管用伸縮可撓性継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325346A true JPH11325346A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=26439231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25907698A Pending JPH11325346A (ja) | 1998-03-09 | 1998-08-11 | 配管用伸縮可撓性継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11325346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008530465A (ja) * | 2005-02-10 | 2008-08-07 | ブリーズ−トルカ・プロダクツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | ガスケットを備えた中心リブを有するパイプクランプ |
-
1998
- 1998-08-11 JP JP25907698A patent/JPH11325346A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008530465A (ja) * | 2005-02-10 | 2008-08-07 | ブリーズ−トルカ・プロダクツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | ガスケットを備えた中心リブを有するパイプクランプ |
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