JPH0554485A - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JPH0554485A
JPH0554485A JP3210907A JP21090791A JPH0554485A JP H0554485 A JPH0554485 A JP H0554485A JP 3210907 A JP3210907 A JP 3210907A JP 21090791 A JP21090791 A JP 21090791A JP H0554485 A JPH0554485 A JP H0554485A
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JP
Japan
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tape
gain data
data
circuit
tape guide
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JP3210907A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kojima
俊明 児島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRの動作モードに対応したゲインデータ
を不揮発性メモリより読みだして、テープガイド装置の
駆動を行うと共に、実際に駆動を行っているときの有効
駆動電力データと電力コマンドが一致するようにゲイン
データを可変し、これを随時不揮発性メモリに記憶する
ことで、テープガイドの駆動電力を瞬時に変化させると
共に正確な制御を行うことができ、これにより良好なテ
ープ走行を実現し、良好な信号の記録や再生ができるよ
うにする。 【構成】 動作モードに応じた複数の利得データが記憶
されている不揮発性メモリ154と、テープガイド20
0を駆動したときの駆動状態に基いて有効駆動電力デー
タを演算する駆動電力演算回路155と、この有効駆動
電力データと動作モードとが一致するように利得データ
を変えて出力するゲインデータ制御回路153と、この
ゲインデータに基いてテープガイド200を駆動する駆
動回路156とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ・テープ
・レコーダ等に適用して好適な信号記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオ・テープ・レコーダ等の信号記録
再生装置に使用されるテープガイドは、大別すると回転
型と固定型とが挙げられる。
【0003】回転型には、テープに与える走行抵抗が少
ないといった特徴がある。しかしながら、例えば、使用
するベアリングの回転ムラがテープの走行ムラとなって
表れることや、回転ローラーの回転方向に対しテープの
走行方向が直角になっていないと、テープがローラーか
ら幅方向の力を受けること等の欠点があった。
【0004】特に後者の欠点においては、更に、テープ
が幅方向に移動して、テープのエッジを損傷することも
あった。従って、回転型のテープガイドを使用する場合
には、部品精度や組立精度が頗る高くなるようにしなけ
ればならなく、製造が困難であった。
【0005】一方、固定型はテープの走行が安定したも
のとなるが、テープの走行抵抗が大きいといった欠点が
あった。
【0006】このような理由により、固定型でしかもテ
ープの走行抵抗の小さいテープガイドが要望されてお
り、一例として、エアーガイドが挙げられる。このエア
ーガイドは、ガイド体の表面に設けた小孔よりエアーを
噴出し、テープを浮上させてテープの走行抵抗を減じる
方式である。
【0007】しかしながら、このエアーガイドを以てし
ても、エアー源としてコンプレッサーが必要となる等新
たな問題が生ずる。
【0008】このような欠点や問題を解消すべく、本出
願人は先に超音波を用いた超音波加振テープガイド装置
(特願平02−103627号)を提案している。この
超音波加振テープガイド装置では、固定型のテープ走行
の安定性を有しながら、テープの走行抵抗を減じること
ができるようになされている。
【0009】また、この超音波加振テープガイド装置は
高さ調節が可能とされている。以下、図4を参照して、
この超音波加振テープガイド装置について説明する。
【0010】この図4において、5は基台18に植立さ
れた主軸である。超音波加振子3が固着されたガイド部
材2は、支持突起7bを有する円筒状の真鍮製の支持軸
7により支持されている。
【0011】超音波加振子3は、多数の圧電セラミック
板間に正電極及び負電極が、正電極が一方の面に配され
た正極板に電気的に接続され、負電極が他方の面に配さ
れた負極板に電気的に接続されて交互に配されて構成さ
れた圧電セラミック素子の一端面に、絶縁部材が取り付
けられ、更にこの圧電セラミック素子の他端面に固着面
が形成されて構成される。
【0012】この超音波加振子3の正極板には正極側リ
ード線3aが接続され、この超音波加振子3の負極板に
は負極側リード線3bが接続される。
【0013】この超音波加振子3の固着面は圧電セラミ
ック素子の一端部分がガイド部材2の径に対応して形成
された曲面で、この固着面がガイド部材2の外周面と当
接、接着される。
【0014】さて、下及び上フランジ9及び10は支持
軸7の上下端部に当接するように配置され、ガイド部材
2に巻き付けられるテープのエッジ部をガイドする役目
を果たすようにされる。
【0015】主軸5は下及び上フランジ9及び10並び
に支持軸7を挿通するように構成される。6は支持軸7
の上端部の内周に嵌合されると共に主軸5の端部に形成
されたねじ23に螺合される高さ調整ねじである。
【0016】8は取り付け部材で、この取り付け部材8
の上部に上フランジ10が取り付けねじ15により固定
され、この取り付け部材8の下部に下フランジ9が固定
ピン22及び24にて固定されている。図5に示すよう
に、取り付け部材8の素子収容部8aは両側に側壁8b
を残した直方体の孔を形成することにより構成され、そ
の両側壁8bにはストッパ嵌合孔8cが形成されてい
る。
【0017】このストッパ嵌合孔8cには、ゴムからな
る円盤状のストッパ39の係止突起39aが嵌合され、
このストッパ39にて超音波加振子3が挟持されること
によって、ガイド部材2の回転が阻止されている。
【0018】取り付け部材8は、下及び上フランジ9及
び10を平行に保ち、その間隔をガイド部材2の長さよ
り0.1mm程大きく保つ役目を果たしている。
【0019】図4に示すように、下フランジ9及びベー
ス18間の主軸5の外周に配設されたコイルばね35の
偏倚力にて下フランジ9が上方向に押されるようになさ
れている。ベース18にはピン挿入孔20が形成され、
この挿入孔20には、下フランジ9下面に植立された固
定ピン22が挿入されている。
【0020】このような構成において、高さ調整ねじ6
が回転されると、コイルばね35の偏倚力により、ま
た、この偏倚力に坑してガイド部材2の高さが調整でき
るようになされている。
【0021】図6は、超音波加振子3に交流電圧を印加
し、ガイド部材2に発生する定在波振動の状態を線X−
Xで切って展開して表示したものである。この図24に
示すように、点線N−Nは節の部分であり、この線上で
は振幅がゼロとなっている。ガイド部材2の端面より節
の位置までの距離をnとすると、支持突起7bの軸方向
の位置はガイド部材2の端面よりnの距離に設けられ
る。
【0022】図7は、上述の超音波加振テープガイド装
置1が搭載されたビデオ・テープ・レコーダのテープ案
内装置64に、テープカセット41が載置された状態を
示している。
【0023】この図7において、40はテープ案内装置
64のベース、42及び43は夫々S(供給)及びT
(巻取り)リール(以下、夫々Sリール及びTリールと
称することとする)、44、45、48、49及び50
は夫々所定位置に配されたガイド、46はキャプスタ
ン、47は例えば音声信号等の記録再生ヘッド、51は
消去ヘッドである。
【0024】41aはカセット41に設けられた凹部で
ある。57及び58はテープカセット41の内部に配さ
れたガイドで、このガイド57及び58は、テープカセ
ット41の凹部41aの前面を覆う如く、テープ59を
案内するようになされている。
【0025】テープ59によって覆う如くなされた凹部
41aの内部には、超音波加振テープガイド装置1、ピ
ンチローラー65、スライダーガイド60及び61が夫
々配されている。
【0026】53及び54は夫々ストッパーで、このス
トッパー53及び54はスライダーガイド60及び61
を夫々回転ヘッド52に対する位置決めを行うために設
けられている。55及び56は夫々ストッパー53及び
54に取り付けられたコネクタ部で、このコネクタ部5
5及び56は夫々端子ピン55a及び56aを有し、ス
ライダーガイド60及び61に夫々ビデオ・テープ・レ
コーダー本体70よりの交流電圧を供給するために設け
られている。
【0027】図8は、図7に示した状態より、テープカ
セット41よりテープ59が引き出され、回転ヘッド5
2に巻き付けられ、記録及び再生が可能とされた状態を
示している。
【0028】即ち、この図8においては、図7の状態に
おいて、スライダーガイド60及び61、超音波加振テ
ープガイド装置1、ピンチローラー65が夫々所定の位
置まで移動せしめられ、回転ヘッド52に対してテープ
59が巻き付けられた状態(ローディング状態)を示し
ている。
【0029】この場合、スライダーガイド60及び61
は、夫々に設けられた位置決めピン60a及び61aが
夫々ストッパー53及び54に設けたV字状部53a及
び54aに当接して位置決めされる如くなされている。
【0030】超音波加振テープガイド装置1がこの図8
に示す位置に移動すると共に、ピンチローラー65がキ
ャプスタン46に対向する位置に移動する。この状態に
おいて、テープ案内装置64は記録や再生が可能な状態
となる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオ・テ
ープ・レコーダのような信号記録再生装置には、定常の
走行モードの他に変速再生、早送り、巻戻し等の各種モ
ードが存在するが、従来においては、これらのモードに
対応してテープガイド装置1の超音波加振子3に供給す
る電力を変化させることを行ってはいなかった。
【0032】超音波加振子3でガイド部材2を加振し
て、テープ及びガイド部材2間の摩擦を低減する場合、
テープの走行速度が或程度低速の場合は小さい電力で大
きい低摩擦係数化効果が得られるが、或程度高速(例え
ば500mm/sec)でテープを走行させるモードの
場合、空気の巻き込み等により、超音波加振子3を駆動
しなくとも摩擦係数は低くなる。
【0033】従って、テープの走行速度、即ち、テープ
の走行モードに応じて超音波加振子3を駆動する電力を
変えないと駆動効率は良いとはいえない。
【0034】しかしながら、テープの走行モード、即
ち、信号記録再生装置のモードに応じて駆動電力を変え
るようにすると、正確な制御を行うことが困難となる。
【0035】従って、良好なテープ走行を効率良く行
い、これにより良好な信号の記録や再生を行うことがで
きない不都合があった。
【0036】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、テープガイドの駆動電力を瞬時に変化させると共に
正確な制御を行うことができ、これにより良好なテープ
走行を実現し、良好な信号の記録や再生を行うことので
きる信号記録再生装置を提案しようとするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明信号記録再生装置
は例えば図1〜図3に示す如く、動作モードに応じてテ
ープの速度が所定に制御されるようにして成ると共に、
テープをガイドするテープガイド部材として超音波加振
型のテープガイド200を用いるようにして成り、テー
プに信号を記録及び/または再生するようにした信号記
録再生装置において、動作モードに応じた複数の利得デ
ータが記憶されている不揮発性メモリ154と、超音波
加振型のテープガイド200を駆動したときの駆動状態
に基いて駆動電力データを演算する演算回路155と、
演算回路155により得られた駆動電力データと動作モ
ードとに基いた利得データを出力する利得制御回路15
3と、この利得制御回路153よりの利得データに基い
てテープガイド200を駆動する駆動回路156とを有
し、動作モードに応じて不揮発性メモリ154より読み
だした利得データを駆動回路156に供給してテープガ
イド200を駆動させるようにすると共に、演算回路1
55よりの駆動電力データ及び動作モードに基いて得た
利得データを不揮発性メモリ154に記憶するようにし
たものである。
【0038】
【作用】上述せる本発明によれば、動作モードに応じて
不揮発性メモリ154より読みだした利得データを駆動
回路156に供給してテープガイド200を駆動させる
ようにすると共に、演算回路155よりの駆動電力デー
タ及び動作モードに基いて得た利得データを不揮発性メ
モリ154に記憶するようにしたので、テープガイドの
駆動電力を瞬時に変化させると共に正確な制御を行うこ
とができ、これにより良好なテープ走行を実現し、良好
な信号の記録や再生を行うことができる。
【0039】
【実施例】以下に、図1〜図3を参照して本発明信号記
録再生装置の一実施例について詳細に説明する。図2及
び図3は本発明信号記録再生装置をビデオ・テープ・レ
コーダに適用した一実施例を示す。
【0040】この図2において、図7と対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0041】この図2は、ビデオ・テープ・レコーダの
テープ案内装置64に、テープカセット41が載置され
た状態を示している。
【0042】この図2において、40はテープ案内装置
64のベース、42及び43は夫々S(供給)及びT
(巻取り)リール(以下、夫々Sリール及びTリールと
称することとする)、44、45、48、49及び50
は夫々所定位置に配されたガイド、46はキャプスタ
ン、47は例えば音声信号等の記録再生ヘッド、51は
消去ヘッドである。
【0043】41aはカセット41に設けられた凹部で
ある。57及び58はテープカセット41の内部に配さ
れたガイドで、このガイド57及び58は、テープカセ
ット41の凹部41aの前面を覆う如く、テープ59を
案内するようになされている。
【0044】テープ59によって覆う如くなされた凹部
41aの内部には、テープガイド装置本体200、ピン
チローラー65、スライダーガイド60及び61が夫々
配されている。
【0045】53及び54は夫々ストッパーで、このス
トッパー53及び54はスライダーガイド60及び61
を夫々回転ヘッド52に対する位置決めを行うために設
けられている。
【0046】55及び56は夫々ストッパー53及び5
4に取り付けられたコネクタ部で、このコネクタ部55
及び56は夫々端子ピン55a及び56aを有し、スラ
イダーガイド60及び61に夫々ビデオ・テープ・レコ
ーダー本体300よりの交流電圧を供給するために設け
られている。
【0047】また、このビデオ・テープ・レコーダ30
0は、制御部100、駆動部109及び検出部500、
再生信号や記録信号を処理したり、各種操作スイッチ等
の操作による信号処理や制御を行う信号処理部600や
図示を省略した各種駆動機構等から構成される。
【0048】制御部100はビデオ・テープ・レコーダ
300の各種制御、検出部500は角度検出器116s
及び116tよりの検出信号等によるテープテンション
の検出等各種検出を夫々行う。
【0049】尚、駆動部109については図1を参照し
て詳しく後述する。
【0050】図3は、図2に示した状態より、テープカ
セット41よりテープ59が引き出され、回転ヘッド5
2に巻き付けられ、記録及び再生が可能とされた状態を
示している。
【0051】即ち、この図3においては、図2の状態に
おいて、スライダーガイド60及び61、テープガイド
装置本体200、ピンチローラー65が夫々所定の位置
まで移動せしめられ、回転ヘッド52に対してテープ5
9が巻き付けられた状態(ローディング状態)を示して
いる。
【0052】尚、テープガイド装置本体200は、図1
に示すように、テープガイド114に超音波加振子11
3を取り付けた構造とする。
【0053】この場合、スライダーガイド60及び61
は、夫々に設けられた位置決めピン60a及び61aが
夫々ストッパー53及び54に設けたV字状部53a及
び54aに当接して位置決めされる如くなされている。
【0054】テープガイド装置本体200がこの図3に
示す位置に移動すると共に、ピンチローラー65がキャ
プスタン46に対向する位置に移動する。この状態にお
いて、テープ案内装置64は記録や再生が可能な状態と
なる。
【0055】図1は上述のテープガイド装置本体200
を駆動する駆動部109の構成を示し、以下これについ
て説明する。
【0056】この図1において、150は例えば上述の
信号処理部600よりのビデオ・テープ・レコーダ30
0のモード、例えば通常の再生モード、変速再生モード
等のモードを示す信号の供給される入力端子で、この入
力端子150よりのモード信号がシステムコントローラ
151に供給される。
【0057】このシステムコントローラ151は、入力
端子150よりのモード信号に基いて、電力コマンド
(モードに応じた電力データ等)を発生し、この電力コ
マンドをメモリ選択回路152及びゲインデータ制御回
路153に夫々供給する。
【0058】このメモリ選択回路152は、システムコ
ントローラ151よりの電力コマンドに基いてその可動
接点152gを複数の固定接点152a、152b、・
・・152fの内何れかに接続する。
【0059】これにより、不揮発性メモリ群(例えばE
EPROM、バックアップ電源付きRAM等)154を
構成する各メモリ154a、154b、・・・154f
よりの、モードに対応したゲインデータ(例えば100
mW、200mW、400mW、600mW、800m
W、1000mW等)が読みだされ、この読みだされた
ゲインデータがゲインデータ制御回路153に供給され
る。
【0060】このゲインデータ制御回路153は、シス
テムコントローラ151よりの電力コマンド及び後述す
る駆動電力演算回路155よりの電力データが一致する
ようにゲインデータを可変し、このゲインデータを駆動
回路156に供給すると共に、このゲインデータを現在
メモリ選択回路152によって接続されているメモリ1
54a、154b、・・・154fに記憶せしめる。
【0061】駆動回路156は、例えば正弦波発振回路
及び電流制御型増幅回路等より構成され、ゲインデータ
153よりのゲインデータにより正弦波信号を発生し、
これを電流増幅した後にテープガイド装置本体200の
超音波加振子113に供給する。
【0062】またこの駆動回路156は、このときの駆
動電圧データ、駆動電流データ、電圧/電流の位相デー
タを駆動電力演算回路155に供給する。
【0063】この駆動電力演算回路155は、駆動回路
156よりの駆動電力データ、駆動電流データ及び電圧
/電流の位相データに基いて演算を行い、有効電力PU
を求め、この求めた電力データをゲインデータ制御回路
153に供給する。
【0064】この駆動電力演算回路における演算は次の
ようになされる。即ち、駆動実効電圧(駆動電圧)をU
Vとし、駆動実効電流をUIとし、電圧/電流の位相をU
Pとすると、有効電力PUはPU=UV×UI×cosUPと
なる。
【0065】次に動作を説明する。
【0066】先ず、図2及び図3において説明したビデ
オ・テープ・レコーダ本体300が操作され、或モード
(通常の再生や変速再生等)となると、信号処理部60
0よりのモード信号が入力端子150を介してシステム
コントローラ151に供給される。
【0067】そしてこのシステムコントローラ151は
供給されたモード信号に応じて電力コマンドをメモリ選
択回路152及びゲインデータ制御回路153に夫々供
給する。
【0068】メモリ選択回路152はシステムコントロ
ーラ151よりの電力コマンドが供給されると、可動接
点152gをこの電力コマンドに対応した固定接点15
2a、152b、・・・152fに接続する。
【0069】かくすると、システムコントローラ151
よりの電力コマンドに対応したゲインデータが記憶され
ているメモリ154a、154b、・・・154fより
ゲインデータがメモリ選択回路152を介してゲインデ
ータ制御回路153に供給される。
【0070】一方、ゲインデータ制御回路153は、メ
モリ154a、154b、・・・154fより供給され
たゲインデータを駆動回路156に供給する。
【0071】駆動回路156はゲインデータ制御回路1
53よりのゲインデータに基いた電力でテープガイド装
置200を駆動すると共に、駆動電圧データ、駆動電流
データ及び電圧/電流の位相データを駆動電力演算回路
155に供給する。
【0072】駆動電力演算回路155は、駆動回路15
6よりの駆動電圧データ、駆動電流データ及び電圧/電
流の位相データに基いて演算を行い、有効電力データを
得、この有効電力データをゲインデータ制御回路153
に供給する。
【0073】そしてゲインデータ制御回路153は駆動
電力演算回路155よりの有効電力データ及びシステム
コントローラ151よりの電力コマンドが一致するよう
にゲインデータ変化させ、このゲインデータを駆動回路
156に供給すると共に、メモリ選択回路152により
選択されているメモリ154a、154b、・・・15
4fに書き込み制御信号及びメモリ選択回路152を介
してゲインデータを供給して新たなゲインデータを記憶
する。
【0074】そして、以降上述の動作が繰り返され、ゲ
インデータ制御回路153により駆動電力演算回路15
5よりの有効電力データ及びシステムコントローラ15
1よりの電力コマンドが一致するようにゲインデータが
変化せしめられると共に、常に新たなゲインデータが現
在メモリ選択回路152により選択されているメモリ1
54a、154b、・・・154fに書き込まれる。
【0075】このような状態でビデオ・テープ・レコー
ダ本体300が他の操作により他のモードとなった場合
には、信号処理部600より入力端子150を介してモ
ード信号がシステムコントローラ151に供給される。
【0076】かくすると、システムコントローラ151
により電力コマンドがメモリ選択回路152及びゲイン
データ制御回路153に夫々供給され、メモリ選択回路
152により電力コマンドに対応したゲインデータが記
憶されているメモリ154a、154b、・・・154
fが選択され、この選択されたメモリ154a、154
b、・・・154fからゲインデータが読みだされ、こ
の読みだされたゲインデータがゲインデータ制御回路1
53に供給される。
【0077】従って、例えばあるモードに対応する10
0mWのゲインデータが記憶されているメモリ154a
がメモリ選択回路152により選択され、このメモリ1
54aからゲインデータが読みだされている場合に、現
在のモードが他の或モード(対応するゲインデータが例
えば1000mW)に切り換わっても、この他の或モー
ドに対応する例えば1000mWのゲインデータが記憶
されているメモリ154fが選択され、このメモリ15
4fから読みだされた例えば1000mWのゲインデー
タがゲインデータ制御回路153に供給される。
【0078】従って、或モードから他の或モードに移行
する際のレスポンスを良好とすることができる。
【0079】また、各メモリ154a、154b、・・
・154fには種々のモードに対応したゲインデータが
予め記憶され、選択された場合にゲインデータ制御回路
153によりデータの更新が随時なされているので、テ
ープガイド装置本体200の経時変化や温度によって必
要なゲイン変わった場合においても正確に対応すること
ができ、常にテープガイド装置200本体を良好に駆動
することができると共に、ビデオ・テープ・レコーダに
おける信号の記録や再生を良好に行うことができる。
【0080】尚、本発明は上述の実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
取り得ることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、動作モードに
応じて不揮発性メモリより読みだした利得データを駆動
回路に供給してテープガイドを駆動させるようにすると
共に、演算回路よりの駆動電力データ及び動作モードに
基いて得た利得データを不揮発性メモリに記憶するよう
にしたので、テープガイドの駆動電力を瞬時に変化させ
ると共に正確な制御を行うことができ、これにより良好
なテープ走行を実現し、良好な信号の記録や再生を行う
ことができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明信号記録再生装置の一実施例の要部を示
す構成図である。
【図2】本発明信号記録再生装置の一実施例を示す構成
図である。
【図3】本発明信号記録再生装置の一実施例を示す構成
図である。
【図4】従来のテープガイド装置の例を示す断面図であ
る。
【図5】従来のテープガイド装置の例を示す上面図であ
る。
【図6】従来のテープガイド装置の例の説明に供するグ
ラフである。
【図7】従来の信号記録再生装置の説明に供するビデオ
・テープ・レコーダにテープガイド装置を搭載した例を
示す線図である。
【図8】従来の信号記録再生装置の説明に供するビデオ
・テープ・レコーダにテープガイド装置を搭載した例を
示す線図である。
【符号の説明】
151 システムコントローラ 152 メモリ選択回路 153 ゲインデータ制御回路 154 不揮発性メモリ 155 駆動電力演算回路 156 駆動回路 200 テープガイド装置本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作モードに応じてテープの速度が所定
    に制御されるようにして成ると共に、上記テープをガイ
    ドするテープガイド部材として超音波加振型のテープガ
    イドを用いるようにして成り、上記テープに信号を記録
    及び/または再生するようにした信号記録再生装置にお
    いて、 上記動作モードに応じた複数の利得データが記憶されて
    いる不揮発性メモリと、 上記超音波加振型のテープガイドを駆動したときの駆動
    状態に基いて駆動電力データを演算する演算回路と、 上記演算回路により得られた駆動電力データと上記動作
    モードとに基いた利得データを出力する利得制御回路
    と、 該利得制御回路よりの利得データに基いて上記テープガ
    イドを駆動する駆動回路とを有し、 上記動作モードに応じて上記不揮発性メモリより読みだ
    した利得データを上記駆動回路に供給して上記テープガ
    イドを駆動させるようにすると共に、上記演算回路より
    の駆動電力データ及び上記動作モードに基いて得た利得
    データを上記不揮発性メモリに記憶するようにしたこと
    を特徴とする信号記録再生装置。
JP3210907A 1991-08-22 1991-08-22 信号記録再生装置 Pending JPH0554485A (ja)

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JP3210907A JPH0554485A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 信号記録再生装置

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