JPH055352A - 床板支持装置 - Google Patents

床板支持装置

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Publication number
JPH055352A
JPH055352A JP18197091A JP18197091A JPH055352A JP H055352 A JPH055352 A JP H055352A JP 18197091 A JP18197091 A JP 18197091A JP 18197091 A JP18197091 A JP 18197091A JP H055352 A JPH055352 A JP H055352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor board
floor
floor plate
upper seat
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP18197091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Abe
正紀 阿部
Kenji Inaba
健司 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP18197091A priority Critical patent/JPH055352A/ja
Publication of JPH055352A publication Critical patent/JPH055352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は床板支持装置に関し、高さ調整用雄
ねじの螺合部の改良に係るものである。 【構成】 穿孔14を有する床板12と、この床板12
の裏側より穿孔内に雌ねじ15を刻設した筒部17を挿
入して固定した上受座16と、当該雌ねじ15に螺合さ
れて高さ調節可能とした雄ねじ13と、よりなる床板支
持装置であって、床板接面及び/又は床板穿孔内面に向
って上受座16に外れ防止突起21を形成し、床板面及
び/又は穿孔内面に対して押圧して前記突起を喰い込ま
せたことを特徴とする床板支持装置。 【効果】 上受座を釘、ビス或いは接着剤を使用するこ
となくこれを固定し、上受座の床板からの脱落防止する
と共に、雄ねじの回動と共動しないようにする。即ち、
釘やビス等の部品を使用することなく簡単に上受座を固
定でき、固定に対する作業性もよく、又、そのための工
数もかからず、その利用価値は高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床板支持装置に関し、特
に言えば、高さ調整用雄ねじの螺合部の改良に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンクリ−トスラブ上に床板
を敷設するに際し、高さ調整を可能とした床板をもって
構成することが行われており、近年になり集合住宅やオ
フィスフロア−にこれが広く使用されるようになってき
た。
【0003】図1は、その代表的な床板支持装置の例を
示す一部切り欠き側面図である。即ち、コンクリ−トス
ラブ1上に床板2を所定の高さを保って敷設するに際
し、床板2をまずコンクリ−トスラブ1上に並べ、しか
る後、ドライバ−等によって雄ねじ3の頭部を回動させ
て所定の高さを得るものとなっている。このため、床板
2には予めドライバ−等の回動部材が挿通される穿孔4
を穿設すると共に、これに合せて雌ねじ5を刻設した上
受座6を床板2の下側に固定する必要がある。一般に
は、図例のように上受座6に備えられた筒体7を嵌め込
んで固定することとなる。尚、図中、8はコンクリ−ト
スラブ1と接する防振ゴムであり、この防振ゴム8は中
空となっていて、この中空部に上受座6と同様に雌ねじ
9を刻設した下受座10が固設してある。
【0004】
【発明が解決すべき課題】以上のような床板支持装置に
あって、上受座6は床板2に対し、釘或いはビスによっ
て固定しており、場合によっては、この両者間に接着剤
をもって固定していた。しかるに、床板2に対する上受
座6の現場での固定にあっては、充分な作業スペ−スも
なく、又、作業現場での工数もかかることとなり、余り
好ましいことではなく、更に、部品点数が多くなること
等からコストアップの要因ともなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するために、特に上受座と床板との固定法を改良し
たものであって、部品数も少なく、かつ、コストも低減
した手段を開発したものである。即ち、本発明の構成
は、穿孔を有する床板と、この床板の裏側より穿孔内に
雌ねじを刻設した筒部を挿入して固定した上受座と、当
該雌ねじに螺合されて高さ調節可能とした雄ねじと、よ
りなる床板支持装置であって、床板接面及び/又は床板
穿孔内面に向って上受座に外れ防止突起を形成し、床板
面及び/又は穿孔内面に対して押圧して前記突起を喰い
込ませたことを特徴とする床板支持装置であって、特
に、上受座に備えられた筒部の外周に、輪状突起を形成
した床板支持装置にかかるものである。
【0006】
【作用】本発明の特徴を一口で言えば、床板面に対向す
る上受座の面に、押圧によって喰い込ませる突起を形成
したものであって、例えば、床板に設けた穿孔内に嵌り
込む、上受座に設けた筒部の外周表面に、輪状の突起を
形成して穿孔内に押し込むものであり、この突起が穿孔
内面に喰い込むことによって上受座の脱落がなくなり、
しかも雄ねじの回動に追随することなく床板に固定され
ることとなるのである。又、上受座の平面部に尖頭状の
突起を形成した場合には、床板の穿孔の周囲にこの突起
がアイスピック状につきささり、上受座を床板に固定す
ることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて更に詳細に説明
する。図2は、本発明の第1実施例の床板支持装置の一
部切断分解図である。図中、11はコンクリ−トスラブ
であって、この上に床板12を所定の高さを保って敷設
する。13は上下に逆ねじを形成した雄ねじであって、
この頭部にはドライバ−回動溝が形成されている。そし
て、床板12には少なくとも3つ以上、通常は4つ又は
6つのドライバ−が挿通される穿孔14が形成されてい
る。そしてこの穿孔14内に、上受座16の筒体17を
嵌め込んで固定することとなる。勿論、この筒体17及
び上受座16には、雄ねじ13が螺合される雌ねじ15
が刻設されている。図において、18は防振ゴムであ
り、コンクリ−トスラブ11に接して置かれ、このゴム
18は中空状をなし、ここに雌ねじ19を刻設した下受
座20が固設される。
【0008】さて、この例にあっては、筒体17の外周
表面に、輪状の突起21が段状に複数形成されたもので
あって、この筒体17を床板12の穿孔14内に押圧挿
入するものであって、この突起21が穿孔14の内表面
に喰い込むことによって、上受座16が固定されること
になるのである。
【0009】図3は、この喰い込み状態を示す、床板1
2と上受座16との断面図である。
【0010】図4は、本発明の第2実施例に用いられる
上受座36の一部切断斜視図であって、この上受座36
に形成された筒体37の外周表面には、筒体37の軸方
向に列状をなした尖頭突起31が形成された例である。
これも前例と同様に突起31が穿孔14内表面に喰い込
むことになる。この場合、尖頭突起31が筒体37の軸
方向に列状に形成されているので、床板12の穿孔14
内に筒体37が挿入された際、効果的に筒体37が固定
され、ドライバ−の回動と共動することはなくなるので
ある。
【0011】図5は、本発明の第3実施例に用いられる
上受座46の斜視図であって、筒体47の外周表面に
は、輪状の突起21を段状に形成すると共に、筒体47
の立上がり部に、くさび状突起41を併設したものであ
り、このため、床板12の穿孔14内に筒体47が挿入
された際、効果的に上受座46が固定され、ドライバ−
の回動と共動することはなくなるのである。
【0012】図6は、本発明の第4実施例に用いられる
上受座56の斜視図であって、この場合には筒体57の
外周表面はストレ−トな円筒であるが、上受座56の床
板12との接面にあって、尖頭突起51を多数立設した
ものであって、床板12の穿孔14の周囲にこの尖頭突
起51がつきささり、上受座56が床板に固定されるこ
ととなる。
【0013】尚、図示はしないが、これらの各実施例の
突起を適宜組合せることによって、更に強固に固定され
る上受座を構成することができることは勿論である。
又、床板の穿孔部と筒体とは、円形のものとは限定され
ず、例えば四角状のものであってもよく、更には穿孔部
を楕円形となして脱落を更に防止する工夫もとられ得
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の通り、床支持装置の上受
座の固定にあって、釘、ビス或いは接着剤を使用するこ
となくこれを固定するものであって、上受座の床板から
の脱落防止すると共に、雄ねじの回動と共動しないよう
に構成されたものである。即ち、釘やビス等の部品を使
用することなく簡単に上受座を固定でき、固定に対する
作業性もよく、又、そのための工数もかからず、その利
用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の床板支持装置の一例を示す一部切
り欠き側面図である。
【図2】図2は本発明の第1実施例の床板支持装置の一
部切断分解図である。
【図3】図3は図2の床板支持装置の床板と上受座との
断面図である。
【図4】図4は本発明の第2実施例の上受座の一部切断
斜視図である。
【図5】図5は本発明の第3実施例の上受座の斜視図で
ある。
【図6】図6は本発明の第4実施例の上受座の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1‥‥コンクリ−トスラブ 2‥‥床板 3‥‥雄ねじ 4‥‥穿孔 5‥‥雌ねじ 6‥‥上受座 7‥‥筒体 8‥‥防振ゴム 9‥‥雌ねじ 10‥‥下受座 11‥‥コンクリ−トスラブ 12‥‥床板 13‥‥雄ねじ 14‥‥穿孔 15‥‥雌ねじ 16‥‥上受座 17‥‥筒体 18‥‥防振ゴム 19‥‥雌ねじ 20‥‥下受座 21‥‥突起 31‥‥尖頭突起 36‥‥上受座 37‥‥筒体 41‥‥くさび状突起 46‥‥上受座 47‥‥筒体 51‥‥尖頭突起 56‥‥上受座 57‥‥筒体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 穿孔を有する床板と、この床板の裏側よ
    り穿孔内に雌ねじを刻設した筒部を挿入して固定した上
    受座と、当該雌ねじに螺合されて高さ調節可能とした雄
    ねじと、よりなる床板支持装置であって、床板接面及び
    /又は床板穿孔内面に向って上受座に外れ防止突起を形
    成し、床板面及び/又は穿孔内面に対して押圧して前記
    突起を喰い込ませたことを特徴とする床板支持装置。 【請求項2】 上受座に備えられた筒部の外周に、輪状
    突起を形成した請求項第1項記載の床板支持装置。
JP18197091A 1991-06-25 1991-06-25 床板支持装置 Pending JPH055352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18197091A JPH055352A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 床板支持装置

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JP18197091A JPH055352A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 床板支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH055352A true JPH055352A (ja) 1993-01-14

Family

ID=16110051

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18197091A Pending JPH055352A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 床板支持装置

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JP (1) JPH055352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102019309B1 (ko) * 2018-11-09 2019-09-06 이소연 복합구조재료를 이용한 건축용 단열방수패널

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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