JPH0553291U - サブラック構造 - Google Patents

サブラック構造

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Publication number
JPH0553291U
JPH0553291U JP10504291U JP10504291U JPH0553291U JP H0553291 U JPH0553291 U JP H0553291U JP 10504291 U JP10504291 U JP 10504291U JP 10504291 U JP10504291 U JP 10504291U JP H0553291 U JPH0553291 U JP H0553291U
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JP
Japan
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subrack
device function
function part
printed circuit
circuit board
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Pending
Application number
JP10504291U
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Inventor
晴彦 木藪
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観上の問題点、調整・保守性といった作業
上の問題点、熱放出上の問題点および性能安定上の問題
点を解決しながら、装置の小形化を計る。 【構成】 サブラック本体1内の前部に第1の装置機能
部14を、同じく後部に第2の装置機能部17をもち、
放熱フィン5などにより構成される回転部からなる上記
第1の装置機能部14は、サブラック本体1との接合部
分の一部に回転機構3を有し、前方に倒すことができる
ようにし、また、上記第2の装置機能部17はプリント
回路板を棚箱式に収容する構成になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器、とくに無線装置におけるサブラックの構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線装置などの電子機器では、装置の各機能部分は図3に示すように、 各種架に収容できるように設計された小型の筐体(サブラック)ごとに収納され ており、各サブラックは架に固定収容されていた。図3では一例として変復調部 サブラックAと高周波部サブラックBのみを示している。各サブラック内には各 種プリント回路基板などにより各種部品が実装されている。装置の調整保守を行 う際にはサブラックの左右側板のネジをゆるめ、上記側板をはずして行っていた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
現在、装置の小形化要求にともないサブラックが収容される架の大きさを半減 する必要が生じている。しかしながら、たとえば無線装置の高周波部および変復 調部の場合、上記構成の実装構造では装置の小形化に際し、 (1)サブラックの横幅寸法よび奥行寸法は、架に対する取付け上、および外 観上の問題より、特に理由が無いかぎり変更はできないので、小形化のためには 各サブラックの高さ寸法を小さくするか、複数の機能部分を一つのサブラックと してまとめるか、しか選択の余地はない。しかも一つのサブラックとしてまとめ るためには、調整・保守性を十分に考慮する必要がある。
【0004】 (2)高周波部においては、損失の大きい素子を多く搭載するため、冷却方法 を変更しないかぎりある程度の放熱フィンを必要とし、また、この放熱フィンは できるだけ外部に突出している必要がある。
【0005】 (3)変復調部においては、異常発振が生ずることを防止するため、プリント 回路基板内の回路はある程度直線的に入出力コネクタを離す必要があるためプリ ント回路基板はある程度の長さを必要とする。
【0006】 といった問題点があり、これらは同時には解決することができなかった。
【0007】 本考案は、以上述べた外観上の問題点、調整・保守性といった作業上の問題点 、熱放出上の問題点および性能安定上の問題点を解決し、小形化要求を満たす装 置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、電子機器、とくに無線装置におけるサブ ラックにおいて、同一サブラック内の前部に第1の装置機能部を、同じく後部に 第2の装置機能部をもち、上記第2の装置機能部は棚箱式にプリント回路板を収 容し、かつ、プリント回路板の長さを十分確保し、一方、上記第1の装置機能部 は、スイッチ・表示灯・テスト端子取付部、放熱フィン及び入出力コネクタ取付 部などを一体として固定した回転部により構成され、サブラックとの接合部分の 一部に回転機構を有し、回転部を前方に倒すことができるようにしたものである 。
【0009】
【作用】
本考案によれば、上記のように同一サブラック内の前部に第1の装置機能部を 、同じく後部に第2の装置機能部をもち、放熱フィンなどにより構成される回転 部からなる上記第1の装置機能部は、サブラックとの接合部分の一部に回転機構 を有し、前方に倒すことができるようにし、また、上記第2の装置機能部は棚箱 式にプリント回路板を収容し、かつ、プリント回路板の長さを十分確保したので 、先に述べた外観上の問題点、調整・保守性といった作業上の問題点、熱放出上 の問題点および性能安定上の問題点を解決でき、装置の小形化を果たすことがで きるのである。
【0010】
【実施例】
図2は、本考案の実施例を示す外観斜視図である。サブラック本体1に付属す る長ネジ2は架にサブラックを収容するとき固定するためのものである。蝶番3 はサブラック本体1とスイッチ・表示灯・テスト端子取付部6とを結んでいる。 このスイッチ・表示灯・テスト端子取付部6は、放熱フィン5及び高周波部外部 入出力コネクタ取付部4と一体として固定され回転部を形成しており、ツマミ付 きネジ7でサブラック本体1に固定される。
【0011】 この様にサブラック本体1と上記回転部とが固定されると、上記回転部の剛性 により、サブラック全体の強度が高められることになる。取手8は持ち運び用で あり、サブラック本体1に固定されている。ステ−9はサブラック本体側取付部 10と回転部側取付部12とをステ−中間回転部11を介して結んでおり、回転 部を開放した際にはステ−9は一直線に伸びた状態となり、回転部の最大開放角 度を決定する。また回転部を収容した場合には、ステ−9は上記ステ−中間回転 部11で折れ曲がった状態で収容され、サブラックを架に収容した時には、回転 部の重量を支えている。ステ−案内板13は、ステ−9が長尺かつ薄形のために 変形しないように支えているものである。本実施例では、ステ−9及びステ−案 内板13はサブラックの左右両側に取り付けられている。
【0012】 図1は本考案の一実施例を示す斜視図で、回転部を開放した状態を示す。上記 回転部の裏側には、シールドケースに収められた高周波部プリント回路板14と 、スイッチ・表示灯・テスト端子アッセンブリ15が取り付けてある。サブラッ ク本体1の内部には、変復調部プリント回路板17が、変復調部ガイドレール1 8によって案内され、棚箱式に複数枚収容され、ツマミ付きネジ19により固定 されている。インターフェース板16は、変復調部と高周波部との間の信号の行 き来を介する部分であり、サブラック本体1内部に固定されている。
【0013】 ツマミ付きネジ7をゆるめ、手前方向に引くことにより回転部は開放し、各種 の調整・保守が可能となる。開放時には調整が微妙で取りはずしが性能に影響す る高周波部プリント回路板14は、ほぼ水平となるように設定されている。一方 、変復調部プリント回路板17はツマミ付きネジ19をゆるめることによりサブ ラック本体1より取り出すことができるが、この際、高周波部プリント回路板1 4に干渉することはない。また、信号の帰還による異常発振が生ずることを防止 するために、入出力コネクタは上下に十分離して設けられている。放熱フィン5 の最大長さは従来と同様な寸法を確保してあり、これは蝶番3の取付寸法及び回 転部固定のためのツマミ付きネジ7に要する寸法で決定されている。
【0014】 なお、本考案によるサブラック構造は、無線装置の高周波部および変復調部を 収容する上記実施例に限定されるものではない。
【0015】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば電子機器、とくに無線装置におけ るサブラックにおいて、(1)同一サブラック内の前部に第1の装置機能部を、 同じく後部に第2の装置機能部をもち、上記第1の装置機能部は、サブラックと の接合部分の一部に回転機構を有し、上記第1の装置機能部を前方に倒し、かつ ほぼ水平状態に保つことができるようにし、一方上記の第2の装置機能部は棚箱 式としてあるため、装置の調整・保守を容易に行うことができる、(2)放熱フ ィンを回転部の構造材とすることにより、従来と同様の長さが確保でき、部品点 数も減少でき、かつ剛性も加えることができる、(3)変復調部プリント回路板 の長さを十分に確保できるので、入出力コネクタをある程度直線的に離して設置 することができるので、信号の帰還による異常発振が生ずることを防止すること ができる、といった効果が期待できる。
【0016】 上記(1)および(3)の効果は放熱フィンを必要としない装置の場合にも適 用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における回転部を開放した状態
を示す斜視図
【図2】本考案の実施例を示す外観斜視図
【図3】従来のサブラック構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 サブラック本体 3 蝶番 4 高周波部外部入出力コネクタ 5 放熱フィン 6 スイッチ・表示灯・テスト端子取付部 9 ステ− 13 ステ−案内板 14 高周波部プリント回路板(シールドケース入
り) 17 変復調部プリント回路板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器のサブラックにおいて、 同一サブラック内の前部に第1の装置機能部を、後部に
    第2の装置機能部をもち、上記第1の装置機能部の機構
    部分は、前方に倒すことができるように上記第2の装置
    機能部と回転機構を介して接合され、上記第2の装置機
    能部は棚箱式にプリント回路板を収容することを特徴と
    するサブラック構造。
  2. 【請求項2】 第1の装置機能部をほぼ水平に停止させ
    る保持機構を設けたことを特徴とする請求項1のサブラ
    ック構造。
  3. 【請求項3】 第1の装置機能部の機構部分は、放熱フ
    ィンをその構造材とすることを特徴とする請求項1のサ
    ブラック構造。
JP10504291U 1991-12-19 1991-12-19 サブラック構造 Pending JPH0553291U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10504291U JPH0553291U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 サブラック構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10504291U JPH0553291U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 サブラック構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0553291U true JPH0553291U (ja) 1993-07-13

Family

ID=14396952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10504291U Pending JPH0553291U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 サブラック構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0553291U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002094271A (ja) * 2000-09-11 2002-03-29 Toyo Commun Equip Co Ltd サブラックの支持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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