JPH0553121A - 液晶素子の製造方法 - Google Patents
液晶素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH0553121A JPH0553121A JP21255391A JP21255391A JPH0553121A JP H0553121 A JPH0553121 A JP H0553121A JP 21255391 A JP21255391 A JP 21255391A JP 21255391 A JP21255391 A JP 21255391A JP H0553121 A JPH0553121 A JP H0553121A
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- JP
- Japan
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- gap
- gap material
- substrate
- liquid crystal
- spacer
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】容器本体1内にTFT基板23を保持し、TF
T基板の信号線に電圧印加装置3により電圧を印加しな
がら、ギャップ材を吹出し管4から吹飛ばしゲートバス
ラインやドレインバスライン上に散布する。 【効果】画素上にギャップ調整用のギャップ材が散布さ
れないため、パネルの表示コントラストが向上する。
T基板の信号線に電圧印加装置3により電圧を印加しな
がら、ギャップ材を吹出し管4から吹飛ばしゲートバス
ラインやドレインバスライン上に散布する。 【効果】画素上にギャップ調整用のギャップ材が散布さ
れないため、パネルの表示コントラストが向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶素子の製造方法に
関し、特にスペーサ散布方法に関する。
関し、特にスペーサ散布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶素子は従来、直視型の表示素子とし
て精力的に研究開発が行われ、現在では液晶TV等に広
く用いられている。
て精力的に研究開発が行われ、現在では液晶TV等に広
く用いられている。
【0003】図2にカラー液晶TVに用いられる液晶素
子の基本構成の断面図を示す。R,G,Bのカラーフィ
ルタ24、保護膜22及び対向電極25を設けたカラー
フィルタ基板21と、薄膜トランジスタ(TFT)を設
けた他方のガラス基板(TFT基板)23を、セル厚調
整用のガラスファイバー等のスペーサ28と、エポキシ
系接着層等を介して貼り合わせ、この基板間の間隙に液
晶26を充填した構造となっている。TFTをスイッチ
ング素子として各画素の液晶26をオン,オフして画像
の表示を行う。一般に、図2に示す液晶素子では、図3
に示すように、液晶がスイッチングする各画素部31以
外のTFT配線領域等は、バックライト27(図2参
照)からのもれ光を遮蔽する目的で、カラーフィルタ側
に設けられたクロム膜等で遮光されている。
子の基本構成の断面図を示す。R,G,Bのカラーフィ
ルタ24、保護膜22及び対向電極25を設けたカラー
フィルタ基板21と、薄膜トランジスタ(TFT)を設
けた他方のガラス基板(TFT基板)23を、セル厚調
整用のガラスファイバー等のスペーサ28と、エポキシ
系接着層等を介して貼り合わせ、この基板間の間隙に液
晶26を充填した構造となっている。TFTをスイッチ
ング素子として各画素の液晶26をオン,オフして画像
の表示を行う。一般に、図2に示す液晶素子では、図3
に示すように、液晶がスイッチングする各画素部31以
外のTFT配線領域等は、バックライト27(図2参
照)からのもれ光を遮蔽する目的で、カラーフィルタ側
に設けられたクロム膜等で遮光されている。
【0004】一般に液晶パネルはセル厚調整用のSiO
2 やガラスファイバー等のスペーサをTFT基板あるい
はカラーフィルタ基板側に散布する。散布されたスペー
サは基板面上に均一に分散するため、画素上にもスペー
サが付着する。パネル化時この画素上のスペーサ部には
液晶が存在しないためノーマルブラック状態では電圧無
印加時、すなわちオフ状態で光が透過しコントラストが
低下する。そのためパネル内部のスペーサはできるだけ
少なくし、かつ画素上にスペーサが分散されないことが
望ましい。
2 やガラスファイバー等のスペーサをTFT基板あるい
はカラーフィルタ基板側に散布する。散布されたスペー
サは基板面上に均一に分散するため、画素上にもスペー
サが付着する。パネル化時この画素上のスペーサ部には
液晶が存在しないためノーマルブラック状態では電圧無
印加時、すなわちオフ状態で光が透過しコントラストが
低下する。そのためパネル内部のスペーサはできるだけ
少なくし、かつ画素上にスペーサが分散されないことが
望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スペーサ散布方法ではスペーサ材を選択的に散布するこ
とは不可能であり、またパネル面全体に亘ってセル厚を
均一に保つため一画素当たり数個のスペーサ材は必要で
あり、画素上にスペーサが全く無い状態を作ることは不
可能であった。
スペーサ散布方法ではスペーサ材を選択的に散布するこ
とは不可能であり、またパネル面全体に亘ってセル厚を
均一に保つため一画素当たり数個のスペーサ材は必要で
あり、画素上にスペーサが全く無い状態を作ることは不
可能であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極を有する
2枚の基板間に液晶を挟持する構造の液晶素子の製造方
法において、前記2枚の基板間のギャップを保持するた
めのスペーサを分散するに際し、散布する基板上に形成
された信号線に電圧を印加することを特徴とする。
2枚の基板間に液晶を挟持する構造の液晶素子の製造方
法において、前記2枚の基板間のギャップを保持するた
めのスペーサを分散するに際し、散布する基板上に形成
された信号線に電圧を印加することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す概念図で
ある。容器本体1内に図3に示したマトリクス配線を有
するTFT基板23が設置され、基板上のゲートバスラ
イン33上には電圧印加装置3を介し正の電圧が印加さ
れている。一方容器本体上部にはギャップ材吹出し口を
有した吹出し管4があり、ギャップ材投入口5からギャ
ップ材を入れる。ギャップ材吹出し管4はギャップ材を
吹飛ばすための圧縮空気に圧縮空気送出部6を通して接
続されている。更に吹出し管4とギャップ材投入口5の
間には圧縮空気をイオン化させるためのギャップ材帯電
部7が設けられている。
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す概念図で
ある。容器本体1内に図3に示したマトリクス配線を有
するTFT基板23が設置され、基板上のゲートバスラ
イン33上には電圧印加装置3を介し正の電圧が印加さ
れている。一方容器本体上部にはギャップ材吹出し口を
有した吹出し管4があり、ギャップ材投入口5からギャ
ップ材を入れる。ギャップ材吹出し管4はギャップ材を
吹飛ばすための圧縮空気に圧縮空気送出部6を通して接
続されている。更に吹出し管4とギャップ材投入口5の
間には圧縮空気をイオン化させるためのギャップ材帯電
部7が設けられている。
【0008】圧縮空気をギャップ材吹出し管に送出する
時に、ギャップ材帯電部を通しギャップ材を負電位に帯
電(イオン化)し基板上部より散布することにより正の
電圧が印加されたゲートバスライン33上にギャップ材
を集めることができる。
時に、ギャップ材帯電部を通しギャップ材を負電位に帯
電(イオン化)し基板上部より散布することにより正の
電圧が印加されたゲートバスライン33上にギャップ材
を集めることができる。
【0009】上述の実施例により基板上のギャップ材の
散布状態を顕微鏡により観察したところ、ギャップ材は
ゲートバスライン33上にのみ散布されており、画素上
には全く無いことが確認された。また、2枚の基板を貼
り合わせたセル状態でもセル全面に亘り均一なギャップ
が得られており、表示コントラストも向上することが確
認された。
散布状態を顕微鏡により観察したところ、ギャップ材は
ゲートバスライン33上にのみ散布されており、画素上
には全く無いことが確認された。また、2枚の基板を貼
り合わせたセル状態でもセル全面に亘り均一なギャップ
が得られており、表示コントラストも向上することが確
認された。
【0010】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図3に示したTFT基板上に設けられたドレインバ
スライン34上に電圧印加装置を介し正の電圧を印加し
た。一方スペーサ散布装置上部のギャップ材吹出し管か
らは第1の実施例と同様に負電位に帯電(イオン化)し
たギャップ材を散布した。本方法により基板上のギャッ
プ材散布状態を顕微鏡により観察したところ、ギャップ
材はドレインバスライン34上にのみ散布されており、
画素上には全く無いことが確認された。また、2枚の基
板を貼り合わせたセル状態でもセル全面に亘り均一なギ
ャップが得られており、表示コントラストも向上するこ
とが確認された。
る。図3に示したTFT基板上に設けられたドレインバ
スライン34上に電圧印加装置を介し正の電圧を印加し
た。一方スペーサ散布装置上部のギャップ材吹出し管か
らは第1の実施例と同様に負電位に帯電(イオン化)し
たギャップ材を散布した。本方法により基板上のギャッ
プ材散布状態を顕微鏡により観察したところ、ギャップ
材はドレインバスライン34上にのみ散布されており、
画素上には全く無いことが確認された。また、2枚の基
板を貼り合わせたセル状態でもセル全面に亘り均一なギ
ャップが得られており、表示コントラストも向上するこ
とが確認された。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
素上にギャップ調整用のスペーサが散布されないため、
パネルでの表示コントラストが向上する。
素上にギャップ調整用のスペーサが散布されないため、
パネルでの表示コントラストが向上する。
【図1】本発明の第1及び第2の実施例を説明するため
の概念図である。
の概念図である。
【図2】カラー液晶TVに用いる液晶素子の基本構成の
断面図である。
断面図である。
【図3】TFT基板の平面図である。
1 容器本体 3 電圧印加装置 4 ギャップ材吹出し管 5 ギャップ材投入口 6 圧縮空気送出部 7 ギャップ材帯電部 23 TFT基板 33 ゲートバスライン 34 ドレインバスライン
Claims (1)
- 【請求項1】 電極を有する2枚の基板間に液晶を挟持
する構造の液晶素子の製造方法において、前記2枚の基
板間のギャップを保持するためのスペーサを分散するに
際し、散布する基板上に形成された信号線に電圧を印加
することを特徴とする液晶素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21255391A JPH0553121A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 液晶素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21255391A JPH0553121A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 液晶素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553121A true JPH0553121A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16624596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21255391A Pending JPH0553121A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 液晶素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553121A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999022269A1 (fr) | 1997-10-27 | 1999-05-06 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Appareil de vaporisation de microparticules, procede de vaporisation a l'aide de cet appareil et procede de fabrication d'un affichage a cristaux liquides |
US6423385B1 (en) | 1999-02-25 | 2002-07-23 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display devices |
US6577373B1 (en) | 1997-06-13 | 2003-06-10 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
US7223817B2 (en) | 1998-09-02 | 2007-05-29 | Kaneka Corporation | Polymer, processes for producing polymer and composition |
EP1898253A2 (en) * | 2006-09-08 | 2008-03-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Spacer spraying method and liquid crystal display manufactured by the same |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP21255391A patent/JPH0553121A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6577373B1 (en) | 1997-06-13 | 2003-06-10 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Liquid crystal display and method of manufacturing the same |
WO1999022269A1 (fr) | 1997-10-27 | 1999-05-06 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Appareil de vaporisation de microparticules, procede de vaporisation a l'aide de cet appareil et procede de fabrication d'un affichage a cristaux liquides |
US7223817B2 (en) | 1998-09-02 | 2007-05-29 | Kaneka Corporation | Polymer, processes for producing polymer and composition |
US6423385B1 (en) | 1999-02-25 | 2002-07-23 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display devices |
US7297377B2 (en) | 1999-02-25 | 2007-11-20 | Hitachi, Ltd. | Liquid crystal display devices |
EP1898253A2 (en) * | 2006-09-08 | 2008-03-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Spacer spraying method and liquid crystal display manufactured by the same |
EP1898253A3 (en) * | 2006-09-08 | 2008-05-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Spacer spraying method and liquid crystal display manufactured by the same |
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