JPH05303101A - カラー液晶表示素子 - Google Patents
カラー液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH05303101A JPH05303101A JP8676692A JP8676692A JPH05303101A JP H05303101 A JPH05303101 A JP H05303101A JP 8676692 A JP8676692 A JP 8676692A JP 8676692 A JP8676692 A JP 8676692A JP H05303101 A JPH05303101 A JP H05303101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- liquid crystal
- spacers
- filters
- grain size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液晶パネルのギャップの面内均一性を向上し、
コントラストの面内均一性を上げる。 【構成】液晶パネル製造時、Ｂの色フィルタ上のギャッ
プは粒径が小さく、かつ硬いＳｉＯ2 スペーサ１５で規
定し、Ｒ，Ｇの色フィルタ上のギャップは粒径が大き
く、かつ柔らかい樹脂スペーサ１６で規定する。
コントラストの面内均一性を上げる。 【構成】液晶パネル製造時、Ｂの色フィルタ上のギャッ
プは粒径が小さく、かつ硬いＳｉＯ2 スペーサ１５で規
定し、Ｒ，Ｇの色フィルタ上のギャップは粒径が大き
く、かつ柔らかい樹脂スペーサ１６で規定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶表示素子に
関し、特にギャップ均一性が向上する素子構造に関す
る。
関し、特にギャップ均一性が向上する素子構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】液晶素子は従来、直視型の表示素子とし
て精力的に研究開発が行われ、現在では液晶ＴＶ等に広
く用いられている。
て精力的に研究開発が行われ、現在では液晶ＴＶ等に広
く用いられている。
【０００３】図２にカラー液晶表示素子に用いられてい
る液晶素子の基本構成の断面図を示す。約０．２μｍの
段差を有するＲ，Ｇ，Ｂのカラーフィルタ１２，保護膜
１３及び対向電極１４を設けたカラーフィルタ基板１１
と、薄膜トランジスタ（ＴＦＴ）を設けたＴＦＴ基板１
８をセル厚調整用のＳｉＯ2 あるいは樹脂球のスペーサ
２５（例えば積水ファインケミカル製ミクロパール）及
び表示領域周辺をエポキシ系接着材１７を介して貼り合
わせ、この間隙に液晶１９を充填した構造となってい
る。
る液晶素子の基本構成の断面図を示す。約０．２μｍの
段差を有するＲ，Ｇ，Ｂのカラーフィルタ１２，保護膜
１３及び対向電極１４を設けたカラーフィルタ基板１１
と、薄膜トランジスタ（ＴＦＴ）を設けたＴＦＴ基板１
８をセル厚調整用のＳｉＯ2 あるいは樹脂球のスペーサ
２５（例えば積水ファインケミカル製ミクロパール）及
び表示領域周辺をエポキシ系接着材１７を介して貼り合
わせ、この間隙に液晶１９を充填した構造となってい
る。
【０００４】一般に液晶素子のギャップは色フィルタ中
で一番膜厚の厚いＢフィルタ上のスペーサによって決定
される。またパネル内のＢフィルタ上のスペーサが均一
に分布されていればパネルのギャップは均一となり品質
の安定した表示画面が得られる。
で一番膜厚の厚いＢフィルタ上のスペーサによって決定
される。またパネル内のＢフィルタ上のスペーサが均一
に分布されていればパネルのギャップは均一となり品質
の安定した表示画面が得られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
ペーサ散布方法では、Ｂの色フィルタ上にスペーサ材を
均一に散布することは不可能であり、そのためパネルギ
ャップの画面不均一が発生し、コントラストの画面不均
一等の表示品質の低下を招くという欠点があった。
ペーサ散布方法では、Ｂの色フィルタ上にスペーサ材を
均一に散布することは不可能であり、そのためパネルギ
ャップの画面不均一が発生し、コントラストの画面不均
一等の表示品質の低下を招くという欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、電極を有する
２枚の基板間に液晶を挾持する構造のカラー液晶表示素
子において、２枚の基板間のギャップを保持するための
スペーサ材として、粒径が小さく硬いスペーサ材と粒径
が大きく柔らかいスペーサ材を用いることにより各色毎
のギャップを正確に規定することを特徴とする。
２枚の基板間に液晶を挾持する構造のカラー液晶表示素
子において、２枚の基板間のギャップを保持するための
スペーサ材として、粒径が小さく硬いスペーサ材と粒径
が大きく柔らかいスペーサ材を用いることにより各色毎
のギャップを正確に規定することを特徴とする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例を示す概念図である。約
０．２μｍの段差を有するＲ，Ｇ，Ｂのカラーフィルタ
１２，約１μｍの膜厚を有する保護膜１３及び対向電極
１４を設けたカラーフィルタ基板１１上に、スペーサ材
として粒径５．５μｍのＳｉＯ2 スペーサ１５及び６．
８μｍの積水ファインケミカル製樹脂スペーサ（ミクロ
パール）１６を散布した。一方表示領域以外にエポキシ
系接着材１７を印刷したＴＦＴ基板１８をカラーフィル
タ基板１１と貼り合わせオーブン内において加圧状態に
て加熱焼成し液晶パネルを製造した。
る。図１は本発明の一実施例を示す概念図である。約
０．２μｍの段差を有するＲ，Ｇ，Ｂのカラーフィルタ
１２，約１μｍの膜厚を有する保護膜１３及び対向電極
１４を設けたカラーフィルタ基板１１上に、スペーサ材
として粒径５．５μｍのＳｉＯ2 スペーサ１５及び６．
８μｍの積水ファインケミカル製樹脂スペーサ（ミクロ
パール）１６を散布した。一方表示領域以外にエポキシ
系接着材１７を印刷したＴＦＴ基板１８をカラーフィル
タ基板１１と貼り合わせオーブン内において加圧状態に
て加熱焼成し液晶パネルを製造した。
【０００８】Ｂフィルタ上のギャップは、散布された粒
径５．５μｍのＳｉＯ2 スペーサにより規定され、また
Ｇ，Ｒフィルタ上のギャップは樹脂スペーサが加圧され
ることで収縮しそれぞれ５．７，５．９μｍとなった。
一方、Ｂフィルタ上の樹脂スペーサは５．５μｍのＳｉ
Ｏ2 スペーサの粒径まで収縮しパネル面内においてギャ
ップ均一性が向上した。
径５．５μｍのＳｉＯ2 スペーサにより規定され、また
Ｇ，Ｒフィルタ上のギャップは樹脂スペーサが加圧され
ることで収縮しそれぞれ５．７，５．９μｍとなった。
一方、Ｂフィルタ上の樹脂スペーサは５．５μｍのＳｉ
Ｏ2 スペーサの粒径まで収縮しパネル面内においてギャ
ップ均一性が向上した。
【０００９】このようにして製造したカラー液晶表示素
子は、従来ギャップ不良率が５％発生していたが、本発
明によりギャップ不良率が０．５％へと大幅に低減し
た。
子は、従来ギャップ不良率が５％発生していたが、本発
明によりギャップ不良率が０．５％へと大幅に低減し
た。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ネル面内のギャップ均一性が向上し、ギャップ不良率が
低減しコントラストの面内不均一等の表示不良の発生は
大幅に低減した。
ネル面内のギャップ均一性が向上し、ギャップ不良率が
低減しコントラストの面内不均一等の表示不良の発生は
大幅に低減した。
【図１】本発明の一実施例を示す概念図である。
【図２】従来の一般的に液晶表示素子の断面図である。
１１ カラーフィルタ基板 １２ カラーフィルタ １３ 保護膜 １４ 対向電極 １５ ＳｉＯ2 スペーサ １６ 樹脂スペーサ １７ 接着材 １８ ＴＦＴ基板 １９ 液晶 ２５ スペーサ
Claims (1)
- 【請求項１】 電極を有する２枚の基板間に液晶を挾持
する構造のカラー液晶表示素子において、前記２枚の基
板間のギャップを保持するためのスペーサ材として粒径
が小さく固いスペーサ材と粒径が大きく柔らかいスペー
サ材を用いることを特徴とするカラー液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8676692A JPH05303101A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | カラー液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8676692A JPH05303101A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | カラー液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05303101A true JPH05303101A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=13895875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8676692A Withdrawn JPH05303101A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | カラー液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05303101A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101010403B1 (ko) * | 2003-04-24 | 2011-01-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 셀갭변동이 최소화된 액정표시소자 및 그 제조방법 |
| CN110286526A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-09-27 | 惠科股份有限公司 | 封装基板结构、显示面板以及显示装置 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP8676692A patent/JPH05303101A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101010403B1 (ko) * | 2003-04-24 | 2011-01-21 | 엘지디스플레이 주식회사 | 셀갭변동이 최소화된 액정표시소자 및 그 제조방법 |
| CN110286526A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-09-27 | 惠科股份有限公司 | 封装基板结构、显示面板以及显示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |