JPH0552952A - 車輛用超音波検知器 - Google Patents

車輛用超音波検知器

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JPH0552952A
JPH0552952A JP3214031A JP21403191A JPH0552952A JP H0552952 A JPH0552952 A JP H0552952A JP 3214031 A JP3214031 A JP 3214031A JP 21403191 A JP21403191 A JP 21403191A JP H0552952 A JPH0552952 A JP H0552952A
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JP
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signal
microphone
snow
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JP3214031A
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Hajime Sasaki
肇 佐々木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輛走行時に発生する音により、マイクロホ
ン部に雪等が付着し、検知可能か不能かを判定する。 【構成】 マイクロホン部3からの信号を増幅する受波
増幅器4と、信号を処理する演算制御部1を設ける。マ
イクロホン部3に雪等が付着し、検知不能となった場
合、演算制御部1には残響波のみ入力される。車輛走行
中で、検知可能な場合、送波による残響波、例えばガー
ドレール等の障害物からの反射波、風切り音等車輛が走
行することにより発生する音の信号が演算制御部1に入
力される。車輛を走行させた時、マイクロホン部3に雪
等の付着がなく、検知可能であればある一定時間中に
は、残響波以外の信号がある。しかし、マイクロホン部
3に雪等が付着した場合、車輛走行中であるにもかかわ
らず、受波増幅器4からの出力は残響波以外の信号は見
られない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車のコー
ナー部等に取り付け、超音波信号を送受波して、障害物
の有無を検知する車輛用超音波検知器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波検知器を自動車に取り付け
た時、マイクロホン部の雪等の付着による検知不能か否
かを判定するのに、自動車に超音波の反射体を設け、そ
の反射体からの反射波の有無により検知不能か否かを判
定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、自動車に超音波検知器を設ける必要があり、
デザイン上の制約となる部分が考えられ、また、反射体
に雪等が付着し、超音波を反射しない場合、超音波検知
器が検知可能であるにもかかわらず、検知不能と報知し
てしまうというおそれがある。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、車輛走行時に発生する音により、マイクロホン
部に雪等が付着し、検知可能か不能かを判定することを
目的とした車輛用超音波検知器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輛に取り付
けられ、マイクロホン部により超音波信号を送受波し
て、障害物の有無を検知する車輛用超音波検知器におい
て、車輛走行時に自車輛から発生する音を検知し、マイ
クロホン部に雪等が付着し、検知不可能か否かを判定す
る判定手段を備えたものである。
【0006】また、請求項2では、自車輛以外で発生す
る音にて検知不可能か否かを判定する判定手段を備えて
いる。更に、請求項3では、予め設定した車速以上の風
切り音を受信した場合に検知動作を停止させる制御手段
を備えている。
【0007】
【作用】而して、走行時に自車輛から発生する音を利用
していることで、超音波反射体が不要となり、また、高
い信頼性で検知動作が不能か否かを判定して報知するこ
とができる。また、請求項2では、走行時に自車輛以外
から発生する音を利用していることで、超音波反射体が
不要となり、また、高い信頼性で検知動作が不能か否か
を判定して報知することができ、また、反射体を設ける
等、別の手段で検知不能と判定した時のリセット信号と
して自車輛以外からの音信号を利用でき、より使い易い
装置とすることができる。
【0008】更に、請求項3では、風切り音により、車
速を判定していることで、車速信号を取り出すための作
業や、信号線が不要となり、誤作動を防ぐことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は超音波検知器のブロック図を示し、マイク
ロコンピュータからなる演算制御部1は、超音波信号と
なる電気信号を送受信し、障害物を検知した時は報知す
るものである。送波増幅器2は、演算制御部1より送ら
れた信号を増幅してマイクロホン部3に加えるものであ
り、マイクロホン部3により超音波信号が送波され、同
時に障害物からの反射波を受波する。マイクロホン部3
で受信された信号は受波増幅器4で増幅されて演算制御
部1に入力される。
【0010】図2は受波増幅器4の出力信号を示してお
り、同図(a)は超音波検知器が物体を検知している時
であり、a1 は送波による残響波であり、a2 は障害物
等物体からの反射波である。図2(b)は、超音波検知
器のマイクロホン部3に雪等が付着し、検知不能となっ
た場合であり、bは送波による残響波で、残響波b以外
の信号は見られない。
【0011】図2(c)は車輛走行中で、検知可能な場
合であり、c1 は送波による残響波、c2 は例えばガー
ドレール等の障害物からの反射波、c3 は風切り音等車
輛が走行することにより発生する音の信号である。尚、
車輛の走行時に発生する音として、上記の風切り音の他
に、雨等のハネ上げ音、タイヤと路面との接触音、チェ
ーン装着時の発生音がある。
【0012】而して、超音波検知器の機能を働かせ、車
輛を走行させた時、マイクロホン部3に雪等の付着がな
く、検知可能であるならば、図2(c)のように、ある
一定時間中twには、残響波c1 以外の信号c2 ,c3
があるはずである。ところが、マイクロホン部3に雪等
が付着した場合、車輛走行中であるにもかかわらず、受
波増幅器4からの出力は図2(b)のように残響波b以
外の信号は見られない。そこで、車輛走行中に図2
(b)のように残響波bのみが存在する信号が観測され
た場合、演算制御部1では、超音波検知器の使用者に検
知不能である旨、警告を与え、注意を促すようにしてい
る。
【0013】すなわち、車輛走行時に発生する音に対応
した信号が受信された場合は、超音波検知器は検知可能
であり、車輛走行時に発生する音に対応した信号が受信
されず、残響波bのみが受信された場合は、超音波検知
器は検知不能であると判定するものである。尚、演算制
御部1にて判定手段を構成している。 (実施例2)本実施例は、車輛を走行させて移動すると
き、自車輛以外で発生する音、例えば、オートバイの排
気音、バス,トラックのブレーキ音等により、超音波検
知器のマイクロホン部に雪等が付着し、検知不可能にな
っているか否かを判定するようにしたものである。尚、
回路構成は図1の場合と同様であるが、演算制御部1に
おける処理方法を異ならせている。
【0014】図3は受波増幅器4の出力信号を示し、同
図(a)は超音波検知器のマイクロホン部3に雪等が付
着し、検知不能となった場合であり、送波による残響波
a以外の信号は受信されない。図3(b)は、車輛走行
中における受波増幅器4の出力信号であり、b0 は送波
による残響波であり、b1 ,b2 ,b3 はオートバイの
排気音、バス,トラックのブレーキ音等、自車輛以外で
発生した音に対応する信号である。
【0015】図3(c)は超音波検知器が正常に動作し
て、障害物等物体を検知している場合であり、c0 は送
波による残響波、c1 は物体からの反射波を示してい
る。而して、超音波検知器のマイクロホン部3に雪等が
付着し、検知不能になった時(その判定は、例えば、反
射体からのあるべき反射波c1 が観られない時)より、
車輛を走行させると、マイクロホン部3に雪等が付着し
ている間は、図3(a)に示すように送波による残響波
aしか観測されない。
【0016】ところが、走行中、マイクロホン部3に付
着していた雪等がなくなり、検知可能状態となると、一
定時間tw中は、オートバイの排気音等の音に対応した
信号b1 〜b3 が観られる。この時、演算制御部1は検
知可能状態であると判定し、検知不能モード(例えば、
その旨を表示)から抜け出す。このように、自車輛以外
で発生した音を、検知不能から回復したか否かを判定す
るリセット信号として利用できる。
【0017】(実施例3)ところで、超音波検知器を自
動車に取り付けた時、車輛の速さを判定するのに自動車
から車速信号を超音波検知器に取り入れる必要がある。
しかしながら、上記の方法では、自動車から車速信号を
取り出すのに、信号線が必要であり、また、車速信号を
取り出せるターミナルは、通常インパネの裏側にあり、
その作業が手間のかかるものである。
【0018】そこで、本実施例では、車輛走行時に発生
する風切り音により車速を判定するようにして、車速信
号を取り出す作業等をなくすようにしたものである。
尚、回路構成は図1と同じであり、演算制御部1の処理
方法を異ならせている。図4は受波増幅器4から演算制
御部1への受波信号を示しており、同図(a)は、車輛
停止中において、障害物からの受波信号がない場合であ
り、残響波aのみが観測される。図4(b)は、車輛停
止中で、障害物からの受波信号b2 がある場合で、ま
た、b1 は残響波である。
【0019】図4(c)は、車輛走行中の場合であり、
(d)は超音波検知器の機能を停止した場合である。車
輛停止中では、図4(a)(b)に示すように、受波増
幅器4から演算制御部1への受波信号が観測される。車
輛の速度を上げると、図4(c)に示すように、送波に
よる信号c1 (残響波)、風切り音による受波信号c2
が受信される。さらに速度を上げると、c2 の風切り音
による受波信号の数が増えることになる。
【0020】図4(c)の場合、風切り音による受波信
号か、障害物による受波信号かの判別は困難で、速度を
上げたまま、超音波検知器を働かせていては、誤作動す
るおそれがある。そこで、演算制御部1で、受波増幅器
4からの受波信号をある一定期間tw監視し、予め定め
ておいた受波信号c2 の数以上の受波信号が演算制御部
1に入力された時は、演算制御部1はその送波を停止さ
せ、誤作動を防ぐ、その時の受波信号が図4(d)のよ
うになる。
【0021】また、車速が低下し、上記一定期間twに
おける受波信号c2の数が設定数以下になると、演算制
御部1は再び送波を始め、通常の動作になる。尚、演算
制御部1にて制御手段を構成している。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように、車輛に取り付け
られ、マイクロホン部により超音波信号を送受波して、
障害物の有無を検知する車輛用超音波検知器において、
車輛走行時に自車輛から発生する音を検知し、マイクロ
ホン部に雪等が付着し、検知不可能か否かを判定する判
定手段を備えたものであるから、走行時に自車輛から発
生する音を利用していることで、超音波反射体が不要と
なり、また、高い信頼性で検知動作が不能か否かを判定
して報知することができる効果を奏するものである。
【0023】また、請求項2では、自車輛以外で発生す
る音にて検知不可能か否かを判定する判定手段を備えて
いるから、走行時に自車輛以外から発生する音を利用し
ていることで、超音波反射体が不要となり、また、高い
信頼性で検知動作が不能か否かを判定して報知すること
ができ、また、反射体を設ける等、別の手段で検知不能
と判定した時のリセット信号として自車輛以外からの音
信号を利用でき、より使い易い装置とすることができる
効果を奏するものである。
【0024】更に、請求項3では、予め設定した車速以
上の風切り音を受信した場合に検知動作を停止させる制
御手段を備えているから、風切り音により、車速を判定
していることで、車速信号を取り出すための作業や、信
号線が不要となり、誤作動を防ぐことができる効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】同上の動作波形図である。
【図3】実施例2の動作波形図である。
【図4】実施例3の動作波形図である。
【符号の説明】
1 演算制御部 3 マイクロホン部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛に取り付けられ、マイクロホン部に
    より超音波信号を送受波して、障害物の有無を検知する
    車輛用超音波検知器において、車輛走行時に自車輛から
    発生する音を検知し、マイクロホン部に雪等が付着し、
    検知不可能か否かを判定する判定手段を備えたことを特
    徴とする車輛用超音波検知器。
  2. 【請求項2】 自車輛以外で発生する音にて検知不可能
    か否かを判定する判定手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の車輛用超音波検知器。
  3. 【請求項3】 予め設定した車速以上の風切り音を受信
    した場合に検知動作を停止させる制御手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の車輛用超音波検知器。
JP3214031A 1991-08-27 1991-08-27 車輛用超音波検知器 Expired - Lifetime JP3056844B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002131428A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Mitsubishi Electric Corp 超音波障害物検出装置
US7271880B2 (en) 2003-06-20 2007-09-18 Denso Corporation Object recognition apparatus designed to detect adhesion of dirt to radar

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002131428A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Mitsubishi Electric Corp 超音波障害物検出装置
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Effective date: 20000328