JPH0552812U - 光偏向器の回転多面鏡 - Google Patents

光偏向器の回転多面鏡

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Publication number
JPH0552812U
JPH0552812U JP11033791U JP11033791U JPH0552812U JP H0552812 U JPH0552812 U JP H0552812U JP 11033791 U JP11033791 U JP 11033791U JP 11033791 U JP11033791 U JP 11033791U JP H0552812 U JPH0552812 U JP H0552812U
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JP
Japan
Prior art keywords
polygon mirror
hub
rotary polygon
optical deflector
pressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11033791U
Other languages
English (en)
Inventor
一行 橋本
Original Assignee
コパル電子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by コパル電子株式会社 filed Critical コパル電子株式会社
Priority to JP11033791U priority Critical patent/JPH0552812U/ja
Publication of JPH0552812U publication Critical patent/JPH0552812U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光偏向器において、回転多面鏡をハブへ固定
後の動的アンバランスを容易に除去し、且つ組立容易な
高性能の回転多面鏡をうる。 【構成】 ハブ16上に回転多面鏡14を搭載し、ハブ
16の外筒部16bに環状係止溝8を穿設し、この溝8
へハブの外筒部16bの上方より嵌挿移動してきた押え
ばね2の一端に設けた突起部4bを係着し、押えばね2
の押圧腕部4の他方の自由端に形成した折曲部4aの湾
曲部4cで、押えばね2の弾性押圧力により、回転多面
鏡14をハブ16に押圧固定し、湾曲部4aに動的アン
バランス調整用おもり10を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この出願の考案は、光偏向器の回転多面鏡に関する。特に回転多面鏡の固定機 構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より光偏向器の回転多面鏡を固定する機構として種々のものがあった。 第1の構成は図3に図示するもので、ハブ16の筒状部16aの外周に嵌着し た回転多面鏡14をハブ16の突出腕部16a上に載置し、この回転多面鏡14 をハブ16に固定するために、回転多面鏡上に配設したドーナツ状弾性体24を ハブ16の筒状部16bの開口部を蔽うように設けた断面コ字状の板ばね26で 押圧していた。この場合ハブ外筒部16aに溝部を設け、この溝に板ばね26の 突起部に係着することもできる。この様にハブ16に固定した回転多面鏡14は 、図示してないがロータの回転により、ハブ16が回転多面鏡14と共に回転す ると、ハブ16は固定軸18に設けた軸受20に支承されて固定軸18の周りを 回転する。前述のように、回転多面鏡14の回転の際、外部よりのビームがその 鏡面14aに入射、反射して走査されるものである。尚符号22は固定軸18の 頭部に設けた軸受20を係止するための止め輪である。 第2の構成は図4に図示のようなもので、ドーナツ状弾性体24を断面コ字状 の板ばね28で回転多面鏡14の上面へ押圧し、板ばね28をハブ16の筒状部 16bに装着した止め輪30で係止する。又第3の構成は図5に図示のようなも ので、回転軸19の外周に固定したハブ16の外周面16cと水平突出腕16a との間に配設した回転多面鏡14上を、ハブ16の上面16d上に広がるように 配設した板ばね32で押圧し、この板ばね32を固定軸18の上部外周部に設け た止め輪34で係止している。
【0003】
【考案の解決すべき課題】
前述の従来例の光偏向器の回転多面鏡固定機構には、次のような問題点があっ た。すなわち、 (1)前述の従来例における第1、第2、第3のいずれの構成においても、回転 多面鏡をハブへ固定した後、回転多面鏡回転時に動的アンバランス量が残り、回 転多面鏡が回転する際に、不要の振動を発生したり、回転多面鏡の面倒れを起こ したり、軸受の寿命の悪化につながる。 (2)又いずれの構成においても、回転多面鏡の固定用部品を多く必要とし、そ れらの組立作業が複雑である。例えば第1の構成では、ドーナツ状弾性部材と板 ばねの2部品、第2の構成ではドーナツ状弾性部材と板ばねと止め輪の3部品、 第3の構成では板ばねと止め輪の2部品を採用している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案においては、前述の課題を解決するための手段を提供するもので 、以下その手段について説明する。 ハブ16上に搭載した回転多面鏡14をハブ16と共に回転自在となし、回転 多面鏡14の鏡面14aに入、反射するビームを走査する光偏向器において、ハ ブ筒状部16b外周に環状の係止溝8を穿設し、この係止溝8へ係着可能な突起 部4bを一端部に具え、他方の自由端を折曲部4aとなした押圧腕部4を放射状 に設けた押えばね2をハブ外筒部16bへ係着し、前記押圧腕部4の折曲部4a の湾曲部4cで回転多面鏡14上を押圧してなる光偏向器の回転多面鏡で、前記 押えばね2の押圧腕部4の折曲部4aの湾曲部4cに動的アンバランス調整用お もり10を取り付けてなるものである。
【0005】
【作用】
ハブの筒状部外周に設けた環状係止溝へ押えばねの押圧腕部の一端部に形成し た突起部を係着するように押えばねをハブに組み付けると、押圧腕部の自由端に 形成した折曲部の湾曲部が回転多面鏡の上面を押圧するので、回転多面鏡はハブ にぬけ落ちないように固定される。
【0006】
【実施例】 以下本考案に係る光偏向器の回転多面鏡の固定機構の実施例を説明する。図1 (A)、(B)において、回転多面鏡14はハブ16の筒状部16bへ嵌挿して ハブ16の水平突出腕16a上に載置する。回転多面鏡14をハブ16へ固定す るための部材は、押えばね2を採用している。押えばね2はハブ筒状部16bの 外周より放射状に形成した複数の押え腕4よりなる。これらの押え腕4の外側自 由端は上方へ折り曲げた折曲部4aと内側端に形成した突起部4bを具えている 。又ハブ筒状部16bの外周に環状係止溝8を形成する。回転多面鏡14をハブ 16に固定するためには、押えばね2を上方よりハブ16の筒状部16bの外周 へ嵌挿し、押えばね2の押圧腕部4の一端部の突起部4bをハブ外筒部16bに 設けた環状係止溝8に係着すると、前記押圧腕部4の自由端に形成した折曲部4 aの湾曲部4cが押えばね2の圧力により回転多面鏡14の上面を押圧して、回 転多面鏡14をハブ16に動かないように固定する。この様にして放射状に設け た押圧腕部4を有する押えばね2により回転多面鏡14は容易にハブ16に固定 することが可能である。更に押えばね2の押圧腕部4の折曲部4aの内側にアン バランス調整用おもり10を取り付ければ、容易に動的アンバランスを除去でき る。
【0007】
【効果】
本考案によれば、放射状に形成した複数の押圧腕部を有する押えばねの端部突 起部をハブ外筒部に穿設した環状係止溝へ係着して、押えばねの圧力で、押圧腕 部の折曲部に形成した湾曲部を介して、回転多面鏡をハブへ動かないように取り 付けることができるから、少数の部品を採用して光偏向器の回転多面鏡を容易に ハブへ組み付けるものであると共に前記湾曲部にアンバランス調整用おもりを設 けるか又は湾曲部の形状に変化を持たせることにより、回転多面鏡の動的アンバ ランスを除去するから、回転中の回転多面鏡の面倒れや不要の振動を防止し回転 多面鏡の性能向上に役立つ等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案に係る固定機構を具えた光偏向
器の回転多面鏡の略線平面図。(B)は(A)のB−B
の線に沿った略線断面図。
【図2】(A)は本考案に係る押えばねの斜視図。
(B)はハブ外筒部の斜視図。
【図3】従来例の固定機構を具えた光偏向器の回転多面
鏡の断面図。
【図4】従来例の固定機構を具えた光偏向器の回転多面
鏡の断面図。
【図5】従来例の固定機構を具えた光偏向器の回転多面
鏡の断面図。
【符号の説明】
2 押えばね 4 押圧腕部 4a 折曲部 4b 突起部 4c 湾曲部 8 係止溝(環状) 10 アンバランス調整用おもり 14 回転多面鏡 16 ハブ 16a 水平突出腕 16b 筒状部 16c 外周面 18 軸(固定) 20 軸受

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ上に搭載した回転多面鏡をハブと共
    に回転自在となし、回転多面鏡の鏡面に入、反射するビ
    ームを走査する光偏向器において、ハブ筒状部外周に環
    状の係止溝を穿設し、この係止溝へ係着可能な突起部を
    一端部に具え、他方の自由端を折曲部となした押圧腕部
    を放射状に設けた押えばねをハブ外筒部へ係着し、前記
    押圧腕部の折曲部の湾曲部で回転多面鏡上を押圧し回転
    多面鏡をハブへ固定してなる光偏向器の回転多面鏡。
  2. 【請求項2】 前記押えばねの押圧腕部の折曲部の湾曲
    部に動的アンバランス調整用おもりを取り付けてなる請
    求項1記載の光偏向器の回転多面鏡。
JP11033791U 1991-12-16 1991-12-16 光偏向器の回転多面鏡 Pending JPH0552812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11033791U JPH0552812U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 光偏向器の回転多面鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11033791U JPH0552812U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 光偏向器の回転多面鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0552812U true JPH0552812U (ja) 1993-07-13

Family

ID=14533200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11033791U Pending JPH0552812U (ja) 1991-12-16 1991-12-16 光偏向器の回転多面鏡

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JP (1) JPH0552812U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114488517A (zh) * 2017-03-31 2022-05-13 美蓓亚三美株式会社 套筒、弹簧以及电机的组装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS643814B2 (ja) * 1983-02-09 1989-01-23 Seiko Epson Corp

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980707