JPH055220Y2 - - Google Patents

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JPH055220Y2
JPH055220Y2 JP12072087U JP12072087U JPH055220Y2 JP H055220 Y2 JPH055220 Y2 JP H055220Y2 JP 12072087 U JP12072087 U JP 12072087U JP 12072087 U JP12072087 U JP 12072087U JP H055220 Y2 JPH055220 Y2 JP H055220Y2
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exhaust pipe
exhaust
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separator
muffler
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、排気装置に係り、特にマフラ本体に
挿入される排気管の支持を工夫した排気装置に関
する。
〔従来の技術〕
第6図は従来の車輌の排気装置を示し、この排
気装置はエンジン側から延びる第1排気管31
と、スパークアレスタであつて排気を大気に放出
する第2排気管32と、これらの排気管31,3
2の間に配置されたマフラ本体33とを含んで構
成されている。第1排気管31の後部31Aにフ
ロントプレート34、セパレータ35を溶接し、
さらにセパレータ35に第2排気管32の先部3
2Aを溶接した後、これらをマフラ本体33の内
部に入れ、フロントプレート34、セパレータ3
5をマフラ本体33に溶接するとともに、第2排
気管32の後部に嵌合溶接したバツクプレート3
6をマフラ本体33の端部に溶接する。
これにより第1排気管31はフロントプレート
34とセパレータ35とで支持され、第2排気管
32はセパレータ35とバツクプレート36とで
支持される。また第1排気管31の後部31Aと
第2排気管32の先部32Aはマフラ本体33の
内部の消音のための膨張室37に挿入され、この
膨張室37はセパレータ35に設けられた小孔に
より連通する第1室37A、第2室37Bからな
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の従来装置によると、第1、第2排気管3
1,32のマフラ本体33への取り付けのために
フロントプレート34、セパレータ35、バツク
プレート36を必要とし、部品点数が多いため、
製造コストが高くなるという問題があつた。
また、セパレータ35はプレート状であるた
め、消音時に異音すなわちビビリ音が発生するお
それがあるという問題があつた。
本考案の目的は、部品点数の削減により製造コ
ストの低減化を図ることができ、また異音の発生
を防止できる排気装置を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案に係る排気装置は、エンジン側
から延びる第1排気管と、排気を大気に放出する
第2排気管と、これらの排気管の間に配置され、
内部の膨張室に第1排気管の後部および第2排気
管の先部が挿入されたマフラ本体とを含んで構成
された排気装置において、第1、第2排気管のう
ち少なくともいずれか一方の排気管の胴部を前記
マフラ本体の端部に固着するとともに、この排気
管の端部を前記マフラ本体の内面壁に固着したこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
これにより第1、第2排気管のうち少なくとも
一方の排気管は胴部と端部とでマフラ本体に支持
され、このためフロントプレートまたはバツクプ
レート、あるいはこれらの両方を省略できるよう
になつて部品点数を削減でき、またこの排気管は
マフラ本体に直接取り付けられるため、異音の発
生が防止される。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例に係る排気装置1が適
用された車輌を示し、この車輌は小型自動四輪車
である。第2図は排気装置1の全体を示し、第1
図のエンジン2から三次元的に屈曲して延びる第
1排気管3は複数の管の連結により構成され、か
つその外周面に排気装置1を車体フレームに結合
するための金具4が設けられる。また、第3図の
通り第1排気管3のマフラ本体5内部に挿入され
る後部3Aには小孔6,7が形成されている。
マフラ本体5の後部5Aは絞り加工により後方
へ径が次第に縮小する絞り部となつており、この
後部5Aの後端にはスパークアレスタである第2
排気管8を挿入できる大きさの開口9が設けられ
る。第2排気管8の小径の先部8Aが斜めにマフ
ラ本体5の内部に挿入されたときにこの先部8A
の端部8Bが接触するマフラ本体5の位置には、
第4図で拡大して示す通り孔10が設けられる。
第5図の通りセパレータ11には開口12,1
3が形成され、本実施例ではこれらの開口12,
13は連通している。開口12は第1排気管3の
後部3Aを嵌入するためのものであり、開口13
は第2排気管8の先部8Aを嵌入するためのもの
である。開口12は第1排気管3の後部3Aが密
嵌される大きさになつているが、開口13は第2
排気管8の先部8Aよりも大きく、これら8A,
13の間に隙間14ができるようになつている。
セパレータ11が挿入されるマフラ本体5の位置
には孔15が設けられ、この孔15はマフラ本体
5の円周方向に複数設けられる。
次に排気装置1の組み立てについて説明する。
第3図の通り第1排気管3の後部3Aにカツプ
状のフロントプレート16を嵌合し、次いで後部
3Aとの間で振動吸収部材を保持するカバー部材
17を後部3Aに被せ、さらにセパレータ11を
前記開口12において後部3Aに嵌合する。これ
ら16,17,11を後部3Aに溶接した後、マ
フラ本体5の内部に挿入し、フロントプレート1
6をマフラ本体5の前端に溶接するとともに、セ
パレータ11をマフラ本体5の外部から前記孔1
5によるプラグ溶接でマフラ本体5に溶接する。
ついで、第2排気管8の先部8Aをマフラ本体
5の後端開口9からマフラ本体5の内部に斜めに
挿入し、この先部8Aをセパレータ11の前記開
口13に嵌入する。この後、第2排気管8の大径
の胴部8Cを開口9に溶接するとともに、先部8
Aの端部8Bをマフラ本体5の外部から前記孔1
0によるプラグ溶接でマフラ本体5に溶接する。
これによりこの端部8Bはマフラ本体5の内周壁
に固着されることになる。
以上により第1排気管3の後部3Aと第2排気
管8の先部8Aはマフラ本体5の内部の膨張室1
8に挿入配置されたものとなり、これらの排気管
3,8の端部は第5図で示すセパレータ11の小
孔19および前記隙間14により連通した膨張室
18の第1室18A、第2室18Bに臨むことに
なる。
なお、第2排気管8の軸線はマフラ本体5に対
し傾くことになるが、第3図図示の通り第1排気
管3を第2排気管8と平行にして第1排気管3の
軸線もマフラ本体5に対し傾けることにより、こ
れらの排気管3,8をマフラ本体5に有効に配置
できる。
以上において、第2排気管8は端部8Bと胴部
8Cとにおいてマフラ本体5に支持されたものと
なつており、従来技術のバツクプレートが使用さ
れていないため、部品点数の削減により製造コス
トを低減できる。また、第2排気管8の先部8A
とセパレータ11との間には隙間14があり、従
来技術のように第2排気管8はセパレータ11を
介してマフラ本体5に取り付けられているのでは
なく、筒状のマフラ本体5に直接取り付けられて
いるため、消音時に異音が発生するのを防止でき
る。
さらに、バツクプレートが不要になるためバツ
クプレートをマフラ本体に溶接する作業を省略で
き、また第2排気管8をセパレータ11に溶接す
る作業も不要となつて端部8Bをプラグ溶接でマ
フラ本体5に固着すればよいため、全体として溶
接作業が簡単になり、作業効率の向上を達成でき
る。
本実施例では第2排気管8をマフラ本体5に直
接取り付けるようにしたが、前記カバー部材17
を使用しないときには、これを第1排気管につい
て行うことも可能であり、この場合にはフロント
プレート16が不要部品となる。また第1、第2
排気管3,8の両方をマフラ本体5に直接取り付
けるようにしてもよく、この場合にはフロントプ
レート16とバツクプレートの両方が不要部品と
なる。なお、このようにした場合にはマフラ本体
の前後部が絞り部となるが、マフラ本体を前後の
分割品で構成することにより、前後部の絞り部の
成形およびマフラ本体内部へのセパレータの配置
を有効に行なえる。また本考案はセパレータのな
い排気装置にも適用でき、さらに本考案は自動四
輪車だけではなく、自動二輪車、自動三輪車の排
気装置にも適用できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、部品点数の削減により製造コ
ストを低減できるようになり、また異音の発生を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る排気装置が使用された車
輌の斜視図、第2図は排気装置の全体を示す図、
第3図はマフラ本体の内部を示す断面図、第4図
は第3図の一部拡大図、第5図は第3図の−
線断面図、第6図は従来例を示す第3図と同様の
図である。 1……排気装置、2……エンジン、3……第1
排気管、3A……後部、5……マフラ本体、8…
…第2排気管、8A……先部、8B……端部、8
C……胴部、10,15……孔、11……セパレ
ータ、14……隙間、16……フロントプレー
ト、18……膨張室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン側から延びる第1排気管と、排気を大
    気に放出する第2排気管と、これらの排気管の間
    に配置され、内部の膨張室に第1排気管の後部お
    よび第2排気管の先部が挿入されたマフラ本体と
    を含んで構成された排気装置において、第1、第
    2排気管のうち少なくともいずれか一方の排気管
    の胴部を前記マフラ本体の端部に固着するととも
    に、この排気管の端部を前記マフラ本体の内面壁
    に固着したことを特徴とする排気装置。
JP12072087U 1987-08-06 1987-08-06 Expired - Lifetime JPH055220Y2 (ja)

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JP12072087U JPH055220Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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JP12072087U JPH055220Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6425418U JPS6425418U (ja) 1989-02-13
JPH055220Y2 true JPH055220Y2 (ja) 1993-02-10

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